尾木ママ×日本香堂、シルバーウィークを前に共同検証〜『子ども達の「供養経験」と「やさしさ」の関係性』調査〜
[15/09/11]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
墓参り・仏壇参りで 子どもの「やさしさ」に有意差!
薫香トップメーカーの株式会社 日本香堂(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小仲 正克)では、シルバーウィークにより例年以上に多くの帰省・墓参が見込まれる2015年 秋のお彼岸を前に、このたび全国の中学・高校生1,236名を対象に『子ども達の「供養経験」と「やさしさ」の関係性』調査を実施。その結果概要を発表しました。
[画像: http://prtimes.jp/i/15399/1/resize/d15399-1-686900-1.jpg ]
本調査は、尾木ママこと教育評論家・尾木直樹氏が、長年にわたる〈いじめ問題〉の調査研究の中から得た洞察、すなわち『供養行為に対する子ども達の経験頻度と彼等のやさしさの度合には強い関係性があるはず』との仮説を聞きつけ、当社が共同検証を申し入れたことに始まり、尾木氏の指導・監修の下、設計・実施が進められたものです。
調査の結果に対して、尾木氏からは、『教科書や口頭だけの「徳目」的な道徳教育の強調よりも、具体的に祈る「行為」の力の方が、確実に子どもたちのなかにコンパッション(やさしさ・思いやり)を醸成し、高めることを暗示している』とのコメントが寄せられています。
【調査概要】
■ 調査対象 : 全国 中学1年生〜高校3年生
(12〜18 歳)の男女生徒 1,236名
■ 調査時期 : 2015年8月
■ 調査方法 : インターネット調査
※保護者・本人双方の同意および保護者の影響が入らない
本人単独による回答環境の担保を条件に徴募・実施。
【調査結果サマリー】
《供養行為の実態》
1.中高生の墓参り頻度…3人に2人は 『年1回』以上と習慣化
●『年に2回以上』30%、『年に1回』35%と、少なくとも年1回は墓参りに
行くのを習慣としている中高生は、3人に2人(65%)と大勢を占める。【図1】
2.仏壇に接してのお参りは…『毎回』が4割、『時々』が4割弱
●自宅に仏壇のある層の「ほぼ毎日」と非保有層の「(祖父母・親類宅へ)行くたびに必ず」
の仏壇参りを括った『毎回』群は全体の41%を占め、『時々』の37%、
『しない』の21%を押さえての多数派に。【図2】
《他者へのコンパッション(やさしさ・思いやり) 自己評価》
3.他人のトラブルから距離を置く…冷淡な自分を否めない多くの中高生
●〈他者への冷淡さ〉に関する中高生の自己評価では、過半数が他人のトラブルから
距離をおき、身を遠ざけようとする自分のクールな内面を否定しきれず。 【図3】
4.同伴者・相談者までは踏み込めない…行為乏しき中高生の“やさしさ”
●〈他者への理解・共感〉に関する中高生の自己評価では、「弱者への寄り添い」や
「親身な相談」等、積極的な援助行動には大多数の中高生が尻込みの観。 【図4】
《供養頻度とコンパッション(やさしさ・思いやり)の関係性》
5.墓参り「年1回以上」か、それ未満か…両群間で〈他者へのコンパッション〉に統計
学的有意差
●墓参頻度別の2群間で比較した〈他者への冷淡さ〉否定率と〈他者への理解・共感〉
肯定率に統計学的有意とされる多くの差を確認。 【図5・6】
6.仏壇参り「毎回」か、それ未満か…両者間でも〈他者へのコンパッション〉に統計学的
有意差
●仏壇と接する機会あるたび習慣的に合掌・礼拝する『毎回』群とその他2群との間で
比較した〈他者への冷淡さ〉否定率と〈他者への理解・共感〉肯定率に、統計学的有意
とされる多くの差を確認。【図7・8】
7.習慣的な行為を通じて意識化・内面化される「供養の理由」…子ども達のコンパッション醸成
につながる可能性も
●墓参「年1回以上」と仏壇礼拝「毎回」の群はいずれも他群に比べ、多項目にわたり
「供養の理由」をより肯定的に捉える傾向に。【図9・10】
コンパッション (Compassion) とは…
近年、神経科学や心理学、心理セラピー等の分野において注目を集めつつある概念であり、
日本語でいう「やさしさ」や「思いやり」に該当し、学術的には「自己そして他者の苦しみを取り
除こうとする深い慈しみを伴った感受性」と定義される。
詳細は、添付ファイルをご覧ください。
薫香トップメーカーの株式会社 日本香堂(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小仲 正克)では、シルバーウィークにより例年以上に多くの帰省・墓参が見込まれる2015年 秋のお彼岸を前に、このたび全国の中学・高校生1,236名を対象に『子ども達の「供養経験」と「やさしさ」の関係性』調査を実施。その結果概要を発表しました。
[画像: http://prtimes.jp/i/15399/1/resize/d15399-1-686900-1.jpg ]
本調査は、尾木ママこと教育評論家・尾木直樹氏が、長年にわたる〈いじめ問題〉の調査研究の中から得た洞察、すなわち『供養行為に対する子ども達の経験頻度と彼等のやさしさの度合には強い関係性があるはず』との仮説を聞きつけ、当社が共同検証を申し入れたことに始まり、尾木氏の指導・監修の下、設計・実施が進められたものです。
調査の結果に対して、尾木氏からは、『教科書や口頭だけの「徳目」的な道徳教育の強調よりも、具体的に祈る「行為」の力の方が、確実に子どもたちのなかにコンパッション(やさしさ・思いやり)を醸成し、高めることを暗示している』とのコメントが寄せられています。
【調査概要】
■ 調査対象 : 全国 中学1年生〜高校3年生
(12〜18 歳)の男女生徒 1,236名
■ 調査時期 : 2015年8月
■ 調査方法 : インターネット調査
※保護者・本人双方の同意および保護者の影響が入らない
本人単独による回答環境の担保を条件に徴募・実施。
【調査結果サマリー】
《供養行為の実態》
1.中高生の墓参り頻度…3人に2人は 『年1回』以上と習慣化
●『年に2回以上』30%、『年に1回』35%と、少なくとも年1回は墓参りに
行くのを習慣としている中高生は、3人に2人(65%)と大勢を占める。【図1】
2.仏壇に接してのお参りは…『毎回』が4割、『時々』が4割弱
●自宅に仏壇のある層の「ほぼ毎日」と非保有層の「(祖父母・親類宅へ)行くたびに必ず」
の仏壇参りを括った『毎回』群は全体の41%を占め、『時々』の37%、
『しない』の21%を押さえての多数派に。【図2】
《他者へのコンパッション(やさしさ・思いやり) 自己評価》
3.他人のトラブルから距離を置く…冷淡な自分を否めない多くの中高生
●〈他者への冷淡さ〉に関する中高生の自己評価では、過半数が他人のトラブルから
距離をおき、身を遠ざけようとする自分のクールな内面を否定しきれず。 【図3】
4.同伴者・相談者までは踏み込めない…行為乏しき中高生の“やさしさ”
●〈他者への理解・共感〉に関する中高生の自己評価では、「弱者への寄り添い」や
「親身な相談」等、積極的な援助行動には大多数の中高生が尻込みの観。 【図4】
《供養頻度とコンパッション(やさしさ・思いやり)の関係性》
5.墓参り「年1回以上」か、それ未満か…両群間で〈他者へのコンパッション〉に統計
学的有意差
●墓参頻度別の2群間で比較した〈他者への冷淡さ〉否定率と〈他者への理解・共感〉
肯定率に統計学的有意とされる多くの差を確認。 【図5・6】
6.仏壇参り「毎回」か、それ未満か…両者間でも〈他者へのコンパッション〉に統計学的
有意差
●仏壇と接する機会あるたび習慣的に合掌・礼拝する『毎回』群とその他2群との間で
比較した〈他者への冷淡さ〉否定率と〈他者への理解・共感〉肯定率に、統計学的有意
とされる多くの差を確認。【図7・8】
7.習慣的な行為を通じて意識化・内面化される「供養の理由」…子ども達のコンパッション醸成
につながる可能性も
●墓参「年1回以上」と仏壇礼拝「毎回」の群はいずれも他群に比べ、多項目にわたり
「供養の理由」をより肯定的に捉える傾向に。【図9・10】
コンパッション (Compassion) とは…
近年、神経科学や心理学、心理セラピー等の分野において注目を集めつつある概念であり、
日本語でいう「やさしさ」や「思いやり」に該当し、学術的には「自己そして他者の苦しみを取り
除こうとする深い慈しみを伴った感受性」と定義される。
詳細は、添付ファイルをご覧ください。