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地域の特性や素材を活かした新しい福島の価値創造・新規ビジネスの発起地域協働型プロジェクト「ふくしまACTION12」を始動

ふくしまみらいチャレンジプロジェクト福島県被災12市町村の事業者の販路開拓、新ビジネス創出を支援

経済産業省委託事業「平成30年度地域経済産業活性化対策委託費(6次産業化等へ向けた事業者間マッチング等支援事業)」の取り組みとして、2016年6月に発足した「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」が3年目を迎えるにあたり、福島県の事業者同士が協働することで新しいビジネスが創出される関係や体制の構築を支援するプロジェクト「ふくしまACTION12」を始動いたします。
※本プロジェクトの運営は、株式会社ジェイアール東日本企画が、受託し行っています。




▼「ふくしまACTION12」立ち上げの背景
「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、2016年の6月のプロジェクト開始以降、福島相双地域の約160の事業者の新たな販路開拓やビジネスの創出を支援しています。今後、各事業者が自律的な事業継続・拡大を図っていくためには、販路拡大に必要な人脈・ネットワーク、マーケットに対する知識、消費者の観点からの商品開発やデザインなど、対応力が求められます。そこで、「ふくしまACTION12」において、プロジェクトに参加する事業者同士を結ぶことで、自律的な対応力の向上を図り、ひいては新規ビジネスの展開が図られることを目標に始動します。
▼「ふくしまACTION12」概要
「ふくしまACTION12」では、地域の事業者同士が連携して新しい“マッチングが起きる”、“ビジネスが起きる”ためのイノベーション拠点をつくります。イノベーションの拠点となるコミュニティをつくり、地域商社やバイヤープロダクトデザイナー等を、事業者同士をつなぐリソースとして提供しつつ、地域連携の強化を推進することで、新たな商品・販路開拓や地域プロデューサー・リーダーの育成を後押しします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36191/1/resize/d36191-1-117492-0.jpg ]


▼「ふくしまACTION12」シンボルロゴデザイン
メガホンのアイコンがみんなを呼ぶ「声」と新たなイノベーションによる「モノ・コト」を発信・拡散していくイメージをデザインしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/36191/1/resize/d36191-1-467240-1.jpg ]


▼「ふくしまACTION12」第一回 南相馬市(コミュニティ拠点:川口商店)開催概要
6次化の現場から見える売れる商品とは?〜地方発信の魅力を探る〜
福島県内で様々なチャレンジをしている事業家を招き、今ある地域課題をどのように捉え・考え、どのように次のステップに繋げているのかを伺います。1社では立ち向かうことが難しい“時代を生き抜くための工夫”を、経験からお話いただきます。その後、参加の事業者の方々に、専門家、地域プレイヤー、地域商社、外部ブレーンを交えながらワークショップを実施します。事業者同士が連携しながら売れる商品とは何かをディスカッションして、実際に南相馬市の新たなご当地商品の開発の可能性を探ります。

〇プログラム
1. 喜多方グローバル倶楽部トークライブ「喜多方から海外へ!地元企業だからできること」
2. トークセッション/テーマは「共感と自信」
3. 売れる商品へ!商品解剖術ワークショップ/ワークショップ
4. 発表会

〇登壇者
経済産業省(ご挨拶予定)
喜多方グローバル倶楽部代表者:株式会社おくや 代表取締役 松?健太郎氏

〇参加者最大30名
ふくしまみらいチャレンジプロジェクトに参加する事業者に加え、専門家、地域プレイヤー、地域商社、外部ブレーン

〇日時/会場
8月18日(土)15:00〜
川口商店:福島県南相馬市原町区本町3-21 TEL:0244-41-9108

〇喜多方グローバル倶楽部の活動
喜多方グローバル倶楽部とは、地元企業の若手五人衆が発足したプロジェクトチーム。喜多方市は喜多方ラーメンや日本酒で、全国屈指の知名度があります。その強力なイメージの定着が、逆に新たな地域ブランドや産業が生まれてもかき消されてしまう現状があります。彼らの活動は、地域ブランド商品に止まらず、喜多方の観光にその活動の幅を広げ、今では様々な大学や企業と連携し、インバウンド対策も狙う新しい活動に発展しています。

▼「ふくしまACTION12」プロジェクトリーダー 佐藤哲也氏 プロフィール

[画像3: https://prtimes.jp/i/36191/1/resize/d36191-1-845575-2.jpg ]

1974年生まれ 須賀川市出身。2011年ヘルベチカデザイン株式会社を設立し、現在では、郡山、代官山、日本橋の3エリアを拠点に活動する。震災後、一次産業のブランディングや、多くの企業のクリエイティブを担い、地方の魅力を発信している。
事例としては「石川町 大野農園」「福島ユナイテッドFC」「キリン絆プロジェクト/COOL AGRI、相双漁協」などが挙げられる。2018年6月には、町づくり会社一般社団法人ブルーバード(郡山市)を立ち上げ代表を務める。
〇佐藤哲也氏の思い
ふくしまみらいチャレンジプロジェクトで様々な事業者の方々のお話を聞いて、販路拡大に必要な人脈・ネットワーク、マーケットに対する知識、消費者の観点からの商品開発やデザインなど、個々の事業者での課題の解決が難しい現状がありました。
「ふくしまACTION12」では、事業者さん同士の連携を深めるお手伝いをさせていただくことが、課題解決と、事業の拡大、自走に向けた一つの手段となればと考えています。思い立った時にいつでも相談できる「地元の地域商社のお兄さん」や、パッケージデザインの相談を電話一本で解決してくれる「デザイナーの友達」など、近くに仲間がいることで、その地域らしさを持ったコミュニティが生まれていきます。
私たちが支援するのは、生活圏の半径3km以内に頼れる友人がいる状況を作ることです。それが地域の価値であり理想実現に向けた重要な一歩になると思います。
まずは、「ふくしまACTION12」 という地域内のプラットホームを立ち上げ、地域の人と人の交流を活発化させるエネルギーを溜める事を、第一の目標に掲げています。
第二の目標は、その交流からお互いを認め合い、理解し合うことで一体感を生み出していくことです。この地域に住んでいる住人だからこそ、分かり合える「思い」を共有し、シビックプライドの醸成をしていきます。
第三の目標は、お互いの特長や個性の理解が深まった事から生まれる「新しいアクション」を作ることです。
彼らならではの「熱源」を作り、みんなで育てていく素地をつくります。
全ての復興は、人の「熱量」で未来が決まります。事業者の支援に関わる全ての方達の思いと、地域で頑張る人たちとがシンクロして、みんなの「熱量」を形にしていく為の「アクション」が、我々「ふくしまACTION12」チームの思いです。
※「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」とは
経済産業省の委託事業「平成30年度地域経済産業活性化対策委託費(6次産業化等へ向けた事業者間マッチング等支援事業)」の取り組みとして2016年6月に発足した「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、避難指示などの対象となった福島県被災12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村および飯舘村)の事業者を対象に、福島相双復興官民合同チームと連携して、自社商品の改良・開発、テスト販売や商談などの販路開拓機会の提供、流通対策や商談力向上のセミナーなど様々な支援を行っています。
※本プロジェクトの運営は、株式会社ジェイアール東日本企画が、受託し行っています。
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