印刷業界初、AI校正システムを開発。AIによる校正支援でチラシ制作コストを大幅削減
[18/10/05]
提供元:PRTIMES
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商品画像や掲載価格の間違いをAIが発見
方正株式会社(東京都文京区 代表取締役社長 管祥紅 以下「方正」)と青山商事株式会社のグループ企業である株式会社アスコン(広島県福山市 代表取締役社長 中原貴裕 以下「アスコン」)は共同で、AIを利用したチラシ校正支援システムを開発した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35497/3/resize/d35497-3-879549-0.jpg ]
概要
スーパーやドラッグストアの折込チラシの制作過程において、発注側と受注する制作会社側で何度も校正のやり取りが発生するが、全制作工程のうちかなり大きな時間を要している。しかしながら、大量の変更指示を漏れなく反映することは難しく、通年で見ればミスをゼロにすることはできていない。ミスが発生すると大きく信頼を損ない、場合によってはペネルティを課せられるケースもある。
今回開発したAI校正システムは、チラシ原稿の文字データと制作結果の画像データをAIが自動識別・比較することで校正モレの箇所を発見するもの。校正に掛かる時間とミスを大幅に軽減でき、制作効率と品質が向上する。既にアスコンのチラシ制作現場で実運用検証段階に入っており、労務削減による制作コストダウンとミスの削減を期待する。
方正・アスコンの2社では、今後AI学習を継続することによって校正精度を高め、全国の印刷会社や制作会社が利用できる校正支援サービスを共同で運営する計画であり、サービスモデルを想定した特許の出願を2社共同で済ませている。方正では今後、今回の校正AIをはじめこれまで培った他のAI技術も応用したソリューション実績を広く展開したい考え。
本システム開発の背景
アスコンは、大手から中小までのスーパーマーケットやドラッグストアなど小売業を数多く顧客にもち、チラシ制作・印刷や店内プロモーションの支援を行っている。方正とアスコンは長年協力関係にあり、小売業向けの特売情報・コンテンツの管理システムを共同開発した実績を持つ。
通常、折込チラシの制作は、発注主であるスーパーやドラッグストアとアスコンなどの制作会社の間で3回~5回の校正やり取りがある。その際、発注主からは最新の価格情報などの商品情報がエクセルなどで提供され、制作会社側はそれを変更反映し、PDFで校正データとして発注主に戻す。
店舗数の多いチェーンストアでは、競合店との関係や地域性などから、同じ掲載商品でも店舗ごとに価格が異なる場合があり、大手のチェーンストアでは、同日に折り込むチラシのバリエーション(版数)が数十種類にも及ぶことがある。制作オペレータは、訂正原稿と最新の制作データを目視で照らし合わせながら変更作業を行い、校閲などのチェックも当然行っているが、訂正モレがゼロにはならない。
また競合店との競争上、発注主から最後に入稿される、特に商品価格の変更などの訂正原稿が「責了」(制作側が責任をもって変更・修正しなければならない)の場合、指示通りに訂正・変更されないまま印刷物を製造し、チラシが各家庭に折り込まれる事故があると、制作会社は発注主からペナルティを課される場合もあり、アスコンにとって大きな経営課題であった。
方正では、中国湖北省武漢市にあるグループ会社でIoT・ビッグデータ・AIに関する研究開発を行っており、大手電機メーカーの物流効率を向上させた実績などを持っている。
今回のAI校正システムは、アスコンの経営課題を解決するために昨年から共同で開発に取り組んできたものであり、チラシ制作で利用している実際の運用データを用いPOC(Proof of Concept・概念実証)を繰り返すことで実現した。
方正株式会社の概要
本社所在地:東京都文京区後楽2-3-19 住友不動産飯田橋ビル4号館
代表者:代表取締役社長 管 祥紅
電話番号:03-5803-6600(代表)
URL:https://www.founder.co.jp
本件についての問い合わせ先:
Mail: pr@founder.co.jp
株式会社アスコンの概要
本社所在地:広島県福山市港町1-15-27
代表者:代表取締役社長 中原 貴裕
電話番号:03-6849-5062(代表)
URL:http://www.ascon.co.jp
本件についての問い合わせ先:
Mail: info@ascon.co.jp
[画像2: https://prtimes.jp/i/35497/3/resize/d35497-3-915888-1.jpg ]
方正株式会社(東京都文京区 代表取締役社長 管祥紅 以下「方正」)と青山商事株式会社のグループ企業である株式会社アスコン(広島県福山市 代表取締役社長 中原貴裕 以下「アスコン」)は共同で、AIを利用したチラシ校正支援システムを開発した。
[画像1: https://prtimes.jp/i/35497/3/resize/d35497-3-879549-0.jpg ]
概要
スーパーやドラッグストアの折込チラシの制作過程において、発注側と受注する制作会社側で何度も校正のやり取りが発生するが、全制作工程のうちかなり大きな時間を要している。しかしながら、大量の変更指示を漏れなく反映することは難しく、通年で見ればミスをゼロにすることはできていない。ミスが発生すると大きく信頼を損ない、場合によってはペネルティを課せられるケースもある。
今回開発したAI校正システムは、チラシ原稿の文字データと制作結果の画像データをAIが自動識別・比較することで校正モレの箇所を発見するもの。校正に掛かる時間とミスを大幅に軽減でき、制作効率と品質が向上する。既にアスコンのチラシ制作現場で実運用検証段階に入っており、労務削減による制作コストダウンとミスの削減を期待する。
方正・アスコンの2社では、今後AI学習を継続することによって校正精度を高め、全国の印刷会社や制作会社が利用できる校正支援サービスを共同で運営する計画であり、サービスモデルを想定した特許の出願を2社共同で済ませている。方正では今後、今回の校正AIをはじめこれまで培った他のAI技術も応用したソリューション実績を広く展開したい考え。
本システム開発の背景
アスコンは、大手から中小までのスーパーマーケットやドラッグストアなど小売業を数多く顧客にもち、チラシ制作・印刷や店内プロモーションの支援を行っている。方正とアスコンは長年協力関係にあり、小売業向けの特売情報・コンテンツの管理システムを共同開発した実績を持つ。
通常、折込チラシの制作は、発注主であるスーパーやドラッグストアとアスコンなどの制作会社の間で3回~5回の校正やり取りがある。その際、発注主からは最新の価格情報などの商品情報がエクセルなどで提供され、制作会社側はそれを変更反映し、PDFで校正データとして発注主に戻す。
店舗数の多いチェーンストアでは、競合店との関係や地域性などから、同じ掲載商品でも店舗ごとに価格が異なる場合があり、大手のチェーンストアでは、同日に折り込むチラシのバリエーション(版数)が数十種類にも及ぶことがある。制作オペレータは、訂正原稿と最新の制作データを目視で照らし合わせながら変更作業を行い、校閲などのチェックも当然行っているが、訂正モレがゼロにはならない。
また競合店との競争上、発注主から最後に入稿される、特に商品価格の変更などの訂正原稿が「責了」(制作側が責任をもって変更・修正しなければならない)の場合、指示通りに訂正・変更されないまま印刷物を製造し、チラシが各家庭に折り込まれる事故があると、制作会社は発注主からペナルティを課される場合もあり、アスコンにとって大きな経営課題であった。
方正では、中国湖北省武漢市にあるグループ会社でIoT・ビッグデータ・AIに関する研究開発を行っており、大手電機メーカーの物流効率を向上させた実績などを持っている。
今回のAI校正システムは、アスコンの経営課題を解決するために昨年から共同で開発に取り組んできたものであり、チラシ制作で利用している実際の運用データを用いPOC(Proof of Concept・概念実証)を繰り返すことで実現した。
方正株式会社の概要
本社所在地:東京都文京区後楽2-3-19 住友不動産飯田橋ビル4号館
代表者:代表取締役社長 管 祥紅
電話番号:03-5803-6600(代表)
URL:https://www.founder.co.jp
本件についての問い合わせ先:
Mail: pr@founder.co.jp
株式会社アスコンの概要
本社所在地:広島県福山市港町1-15-27
代表者:代表取締役社長 中原 貴裕
電話番号:03-6849-5062(代表)
URL:http://www.ascon.co.jp
本件についての問い合わせ先:
Mail: info@ascon.co.jp
[画像2: https://prtimes.jp/i/35497/3/resize/d35497-3-915888-1.jpg ]