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【介護施設で働く介護スタッフに聞いた!】約9割が「ケアマネジメントサイクル」の重要性を理解している一方で、半数以上が「効果的に働けていない」と痛感

〜さらに、72.4%は「職場でのコミュニケーションが困難で転職を検討した経験あり」〜

 医療介護福祉分野においてDX推進を支援する株式会社ヘルステクノロジー(本社:福島県南相馬市、代表取締役:和泉 逸平)は、介護業務の実務に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■対象者:介護施設に勤める介護スタッフ501名

本文中の「ケアマネジメントサイクル」とは、ご利用者様の現在の生活状況や健康状態、目標を含めた介護計画の策定、実施、評価を行う介護保険制度における基本概念です。




調査サマリー


[画像1: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-fb891f83d6a6140456a9-0.jpg ]


調査概要


調査概要:介護業務の実務に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年2月9日〜同年2月13日
有効回答:介護業務が好きな介護スタッフ501名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

介護スタッフの約半数が、「勤務先の働く環境が適正化されていない」と回答


 「Q1.あなたの介護現場では、働く環境が適正化されていると思いますか。」(n=501)と質問したところ、「あまりそう思わない」が35.9%、「全くそう思わない」が12.2%という回答となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-fdef3f23de7a049f6f2a-0.jpg ]


働く環境が適正化されていない理由、「スタッフの入れ替わりが激しい」「勤務時間や業務内容にばらつきがある」など


 Q1で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方に、「Q2.働く環境が適正化されていると思わない理由を教えてください。(複数回答)」(n=241)と質問したところ、「スタッフの入れ替わりが激しいから」が51.9%、「勤務時間や業務内容にばらつきがあるから」が49.8%、「現場の役割分担が明確化されていないから」が46.5%という回答となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-d5355a5b43c15eed0d27-0.jpg ]

・その他:11.2%
 ー46歳:人が足りない
 ー59歳:各人の知識、技能が足りない
 ー57歳:施設に入る売り上げの上限がきまっているから
 ー38歳:慢性的な人員不足
 ー40歳:古い考えをもとに支援が進められる傾向にあるため
 ー47歳:人員不足

約9割が、介護現場で「ケアマネジメントサイクル」を回しながら効果的に働くことを重要視


 「Q3.介護現場でケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働くことは重要だと思いますか。」(n=501)と質問したところ、「非常にそう思う」が35.7%、「ややそう思う」が51.3%という回答となりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-ac94bf8cf4f36561bef1-0.jpg ]


半数以上から、「ケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けていない」の声


 「Q4.あなたの介護現場では、ケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けていると思いますか。」(n=501)と質問したところ、「あまりそう思わない」が39.1%、「全くそう思わない」が11.4%という回答となりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-cdd85cc01f665bdfc8e6-0.jpg ]


その理由、「業務を振り返るための時間がない」「ケアマネジメントサイクルの重要性をマネジメント層が理解できていない」が上位


 Q4で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と回答した方に、「Q5.介護現場で、ケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=253)と質問したところ、「業務を振り返るための時間がないから」が58.9%、「ケアマネジメントサイクルの重要性をマネジメント層が理解できていないから」が39.1%、「改善のために業務の取り組み方を変更するハードルが高いから」が39.1%という回答となりました。
[画像6: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-5bcbcb9301cfcb47ed78-0.jpg ]

・その他:3.2%
 ー59歳:各人の取組みが弱い
 ー46歳:施設の中ではできることが限られているので通常のケアマネジメントとは考え方が違うから
 ー53歳:一人一人の意識が低いから
 ー52歳:職員の能力格差があるから
 ー57歳:人手不足
 ー35歳:誰も知識を有して無いから

「人手不足」や「他職種との連携不足」などの理由も


 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、介護現場でケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けていない理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=247)と質問したところ、「人手不足のため」や「他職種との連携が取れてない」など160の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・55歳:人手不足のため。
・40歳:定型業務で精いっぱいであるため。
・57歳:環境が整備されていない。
・35歳:スタッフそれぞれが自身のやり方を押し通しているから。ケアの統一が出来ていないから。
・50歳:他職種との連携が取れてない。
・32歳:指導と教育ができていない。
・40歳:職員間のコミュニケーション不足。

72.4%が、「職場でのコミュニケーションの困難さ」を理由に転職を検討


 「Q7.介護現場で職場(上司・同僚・部下)でのコミュニケーションの困難さが理由で、転職を検討したことはありますか。」(n=501)と質問したところ、「何度もある」が23.3%、「数回程度ある」が36.3%、「一度だけある」12.8%という回答となりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-29217f16cd9879e1151b-0.jpg ]


効果的に働く上で職場に求めること、「評価基準や人員配置の見直し」が58.5%で最多


 「Q8.効果的に働く上で、お勤め先の会社に求めることを教えてください。(複数回答)」(n=501)と質問したところ、「評価基準や人員配置の見直し」が58.5%、「効果的な働き方やマネジメントに対する理解」が52.7%、「データや根拠に基づく業務管理」が34.7%という回答となりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-6636a37fa78903e03749-0.jpg ]

・その他:3.6%
 ー57歳:賃金を上げること
 ー52歳:管理者の能力
 ー61歳:人員を増やして余裕のあるケアが出来る環境が必要
 ー57歳:システムの見直し
 ー54歳:質の向上

「人員の補充」や「職員の教育」などの声も


 Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、効果的に働く上でお勤め先の会社に求めることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=464)と質問したところ、「人員の補充」や「職員の教育」など284の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・43歳:風通しが良い風土。
・44歳:給料アップ。
・44歳:業務の効率化。
・51歳:人員の補充。
・41歳:福利厚生の充実。
・54歳:職員の教育。
・33歳:上司の働き方の見直し。

まとめ


 今回は、介護施設に勤める介護スタッフ501名を対象に、介護業務の実務に関する実態調査を実施しました。

 まず、勤務先の働く環境について、約半数が「適正化されていない」と感じており、その理由については、「スタッフの入れ替わりが激しいから」(51.9%)、「勤務時間や業務内容にばらつきがあるから」(49.8%)が上位になりました。また、約9割が、介護現場で「ケアマネジメントサイクル」を回しながら効果的に働くことを重要視している一方で、半数以上が、「ケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けていない」と回答しています。その理由としては、「業務を振り返るための時間がないから」(58.9%)、「ケアマネジメントサイクルの重要性をマネジメント層が理解できていないから」(39.1%)などが挙げられました。さらに、72.4%が、「職場でのコミュニケーションが困難」なことを理由に転職を検討したことがあり、効果的に働く上で職場に求めることとしては、「評価基準や人員配置の見直し」が58.5%で最多となっています。

 今回の調査では、介護現場における働く環境の実態が明らかになりました。ケアマネジメントサイクルの重要性が広く認識されているものの、ケアマネジメントサイクルを回しながら効果的に働けている介護現場は限られるようです。深刻な人材不足など介護現場は様々な課題を抱えていますが、これらの課題は、質の高い介護サービスの提供を妨げ、最終的には利用者に影響を及ぼす可能性があります。適正な人員配置を実現し、介護スタッフの働く環境を整備するためには、最新技術の導入も含めた解決策を検討することが必要ではないでしょうか。

介護施設の運営課題を解決する!医療介護福祉分野のDX推進なら「株式会社ヘルステクノロジー」


[画像9: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-da5ac60730e3c542028d-0.jpg ]



[画像10: https://prtimes.jp/i/139613/3/resize/d139613-3-d05ed7687b02124d34cd-0.jpg ]

株式会社ヘルステクノロジーでは、下記3ステップのようなDX認定を活用した現場改善によって、持続可能な介護施設経営のお手伝いをします。

【NexusBaceDX 3 STEP】
STEP1:改善可能性を可視化
STEP2:事業所内のデジタル人材の育成
STEP3:DX認定(DXの準備を整える)

これらのステップを通じて、介護施設におけるデジタルツインを構築し、持続可能な介護施設運営を実現していきます。
詳しくはこちら:https://htf.jp/
FTcare-iTOS ケアマネジメントサイクルを活用した業務時間分析システム:
https://htf.jp/page-529/page-554

会社概要


会社名 :株式会社ヘルステクノロジー
設立  :2016年5月26日
代表者 :代表取締役 和泉 逸平
所在地 :〒979-2162 福島県南相馬市小高区飯崎字南原65−1
事業内容:ロボット製品製造企業、介護用具製造事業
URL  :https://htf.jp
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