Elastic Stack 7.2をリリース
[19/07/04]
提供元:PRTIMES
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2018年10月、NYSE(ニューヨーク証券取引所)に上場し、 Elasticsearch/Logstash/Kibanaなどオープンソースプロジェクトを開発・支援する Elastic(本社:オランダ/アムステルダム、代表取締役:Shay Banon)は、データを検索・分析・可視化するオープンソースのソリューション「Elastic Stack7.2」を一般公開しました。
今回のアップデートでは、セキュリティユースケース向けのデータ統合、一般的なホストやネットワークセキュリティのワークフローで調査やトリアージ作業を最適化するKibana専用アプリケーションを含むセキュリティ分析機能“Elastic SIEM”を追加、さらなる機能向上を実現しています。
Elastic SIEMの登場
ここ数年で、企業のセキュリティ担当者はあらゆる脅威からシステム/データを守るためにElastic Stackを、セキュリティ分析や脅威ハンティング、SIEMに利用しています。これはElastic Stackが、必要とされる速度やスケーラビリティを提供しているためです。最初に着手したのがデータの収集や正規化。AuditbeatやWinlogbeatでホストベースのセキュリティデータの種類を拡充してきました。システムのイベント、プロセスの開始、インストールされているパッケージといった情報となります。また、Bro/ZeekやSuricataとの統合により、ネットワークベースのデータ収集範囲も拡充しました。
今回の「Elastic Stack7.2」では、さらに多くのイベントへの対応も追加されています。Cisco ASAやPalo Altoファイアウォールといったデータソースへのサポートも追加されました。
ユーザーに、これらすべてのデータを最大限活用してもらうために、18ヶ月をかけて、
Elastic Common Schema(ECS)を開発しました。ECSは拡張可能なマッピング仕様で、様々なデータソースを元にしたデータを共通データとして分析可能にします。
7.0から、サポートしている統合は、それぞれのコミュニティと関わりながら、ECSを利用するようになりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45213/5/resize/d45213-5-940249-0.png ]
Elasticは、ユーザーにコンスタントなリリースと安定した価値をお届けするべく、日々スピーディに尽力しています。今回の発表は"SIEMはこうあるべき"というElasticのビジョンを実現する大きな最初の一歩となります。Elastic SIEMはホストやネットワークベースデータ、潜在的な問題を調査するための簡単なワークフロー機能のために専用のUIを提供します。Elastic SIEMが、セキュリティ分析、脅威ハンティング、これまでのSIEMとしてといった用途でElastic Stackを利用しているユーザーや、また、組織を脅威から保護するためにElastic Stackを利用し始めている、役立つと信じています。ただ、これは始まりの第一歩です。
Elastic App Search セルフマネージド版をリリース
Elastic App Searchにより、開発者は数分でカスタマー、ユーザー向けの検索エクスペリエンスを提供可能となります。これまでは、クラウドベースのソリューションとしてのみ利用できましたが、今後はダウンロードして、無料で利用いただけます。デプロイの選択肢ができました。
もちろん、マネージドもこれまで通り、Elastic Cloud App Searchとしてお使いいただけます。もし、ご自身のデータセンターやラップトップ、火星までの宇宙船などでもご利用いただけます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45213/5/resize/d45213-5-273967-1.png ]
Elastic <3s observability: ログ、メトリック、トレースなどをまとめる
「Elastic Stack7.2」のリリースは、可観測性の領域でさらに改善しています。システムやサービス、アプリケーションの健全性に関するすべてのデータをより簡単に把握できるようになっています(データとは、ログ、メトリック、死活監視データ、そしてトレースです)。
Elastic APM は大きく改善しています。待望のElastic .NET Agentがベータ版になり、ブラウザベースのRUM(リアルユーザー監視) Agent がシンブルページアプリケーションをサポートし、問題発見の時に役立つエージェントベースのメトリックも収集できるようになりました。
インフラメトリックの側面では、Metrics Explorerがリリースされました。これにより、最も重要なインフラメトリックを素早く可視化し、Infra Appのなかで、一般的なタグやグラフのグルーピング機能を利用して操作できます。ダッシュボードで利用可能なチャート作成も可能です。
ElasticはKubernetesにも注目しています。急速に進化するクラウドネイティブのエコシステムの可視化にも取り組んでいます。オープンソースのNATSメッセージングシステム、
CoreDNS、CRI-Oフォーマットのコンテナログの監視を含むKubernetesやコンテナの
モニタリングについても対応しました。
関連情報として、Elastic Cloud on Kubernetesを既にリリースしています。これにより、Elastic StackをKubernetesでデプロイしての操作を可能にしました。
詳細はこちら
● リリースの詳細について、「Elastic Stack 7.2」ブログでご紹介しています
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-stack-7-2-0-released
「Elastic SIEM」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/introducing-elastic-siem
「Elastic App Search:セルフマネージド版」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-app-search-7-2-0-released
「APMの.NET対応やKubernetes監視機能、Metrics Explorerの登場」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-observability-update-7-2-0
Elasticについて
全文検索エンジンを提供する企業、ElasticはElastic Stack(Elasticsearch、Kibana、Beats、Logstashの製品群)の開発元です。検索、ログ、セキュリティ、分析などのユースケースで大規模データをリアルタイムに処理するサービスを、オンプレミスとSaaSで提供しています。
※Elastic、および関連するロゴとマークは、Elastic N.V.及びその関連会社の商標または登録商標です。その他の企業名と製品名は、所有者の商標である可能性があります。
今回のアップデートでは、セキュリティユースケース向けのデータ統合、一般的なホストやネットワークセキュリティのワークフローで調査やトリアージ作業を最適化するKibana専用アプリケーションを含むセキュリティ分析機能“Elastic SIEM”を追加、さらなる機能向上を実現しています。
Elastic SIEMの登場
ここ数年で、企業のセキュリティ担当者はあらゆる脅威からシステム/データを守るためにElastic Stackを、セキュリティ分析や脅威ハンティング、SIEMに利用しています。これはElastic Stackが、必要とされる速度やスケーラビリティを提供しているためです。最初に着手したのがデータの収集や正規化。AuditbeatやWinlogbeatでホストベースのセキュリティデータの種類を拡充してきました。システムのイベント、プロセスの開始、インストールされているパッケージといった情報となります。また、Bro/ZeekやSuricataとの統合により、ネットワークベースのデータ収集範囲も拡充しました。
今回の「Elastic Stack7.2」では、さらに多くのイベントへの対応も追加されています。Cisco ASAやPalo Altoファイアウォールといったデータソースへのサポートも追加されました。
ユーザーに、これらすべてのデータを最大限活用してもらうために、18ヶ月をかけて、
Elastic Common Schema(ECS)を開発しました。ECSは拡張可能なマッピング仕様で、様々なデータソースを元にしたデータを共通データとして分析可能にします。
7.0から、サポートしている統合は、それぞれのコミュニティと関わりながら、ECSを利用するようになりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45213/5/resize/d45213-5-940249-0.png ]
Elasticは、ユーザーにコンスタントなリリースと安定した価値をお届けするべく、日々スピーディに尽力しています。今回の発表は"SIEMはこうあるべき"というElasticのビジョンを実現する大きな最初の一歩となります。Elastic SIEMはホストやネットワークベースデータ、潜在的な問題を調査するための簡単なワークフロー機能のために専用のUIを提供します。Elastic SIEMが、セキュリティ分析、脅威ハンティング、これまでのSIEMとしてといった用途でElastic Stackを利用しているユーザーや、また、組織を脅威から保護するためにElastic Stackを利用し始めている、役立つと信じています。ただ、これは始まりの第一歩です。
Elastic App Search セルフマネージド版をリリース
Elastic App Searchにより、開発者は数分でカスタマー、ユーザー向けの検索エクスペリエンスを提供可能となります。これまでは、クラウドベースのソリューションとしてのみ利用できましたが、今後はダウンロードして、無料で利用いただけます。デプロイの選択肢ができました。
もちろん、マネージドもこれまで通り、Elastic Cloud App Searchとしてお使いいただけます。もし、ご自身のデータセンターやラップトップ、火星までの宇宙船などでもご利用いただけます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45213/5/resize/d45213-5-273967-1.png ]
Elastic <3s observability: ログ、メトリック、トレースなどをまとめる
「Elastic Stack7.2」のリリースは、可観測性の領域でさらに改善しています。システムやサービス、アプリケーションの健全性に関するすべてのデータをより簡単に把握できるようになっています(データとは、ログ、メトリック、死活監視データ、そしてトレースです)。
Elastic APM は大きく改善しています。待望のElastic .NET Agentがベータ版になり、ブラウザベースのRUM(リアルユーザー監視) Agent がシンブルページアプリケーションをサポートし、問題発見の時に役立つエージェントベースのメトリックも収集できるようになりました。
インフラメトリックの側面では、Metrics Explorerがリリースされました。これにより、最も重要なインフラメトリックを素早く可視化し、Infra Appのなかで、一般的なタグやグラフのグルーピング機能を利用して操作できます。ダッシュボードで利用可能なチャート作成も可能です。
ElasticはKubernetesにも注目しています。急速に進化するクラウドネイティブのエコシステムの可視化にも取り組んでいます。オープンソースのNATSメッセージングシステム、
CoreDNS、CRI-Oフォーマットのコンテナログの監視を含むKubernetesやコンテナの
モニタリングについても対応しました。
関連情報として、Elastic Cloud on Kubernetesを既にリリースしています。これにより、Elastic StackをKubernetesでデプロイしての操作を可能にしました。
詳細はこちら
● リリースの詳細について、「Elastic Stack 7.2」ブログでご紹介しています
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-stack-7-2-0-released
「Elastic SIEM」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/introducing-elastic-siem
「Elastic App Search:セルフマネージド版」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-app-search-7-2-0-released
「APMの.NET対応やKubernetes監視機能、Metrics Explorerの登場」ブログ
https://www.elastic.co/jp/blog/elastic-observability-update-7-2-0
Elasticについて
全文検索エンジンを提供する企業、ElasticはElastic Stack(Elasticsearch、Kibana、Beats、Logstashの製品群)の開発元です。検索、ログ、セキュリティ、分析などのユースケースで大規模データをリアルタイムに処理するサービスを、オンプレミスとSaaSで提供しています。
※Elastic、および関連するロゴとマークは、Elastic N.V.及びその関連会社の商標または登録商標です。その他の企業名と製品名は、所有者の商標である可能性があります。