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AIメディカルサービスがSoftBank Vision Fund 2をリード投資家とするシリーズCラウンドで日本企業への投資として最大規模の総額80億円を調達

〜日本の医療AI開発企業としては初の投資事例〜

株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役 CEO:多田 智裕、以下「AIM」)は、SoftBank Vision Fund 2をリード投資家とし、既存投資家のグロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL, LLC.、インキュベイトファンドが参加するシリーズCラウンドにおける、総額80億円の資金調達を発表致します。SoftBank Vision Fund(以下「SVF」)は世界最大級のテクノロジーファンドで、AI関連企業への投資を行なっており、その設立から2021年末までの累計投資額は1,296億ドル1です。今回の資金調達により、AIMはAIを活用した内視鏡診断支援システム(以下「内視鏡AI」)を全世界に展開すると共に、内視鏡AIのクラウドプラットフォーム構築を加速させます。




[画像1: https://prtimes.jp/i/49025/6/resize/d49025-6-3619110571163f320a08-1.jpg ]




■ AIMのミッション

がん患者の年間死亡者数の内、約30%が消化管のがんで亡くなっています。この数値は、日本および世界において最も大きい数値になります。がんは早期に発見できれば大概は完治可能ですが、発見が遅れると命にかかわります。内視鏡検査は早い段階で消化管のがんを確定診断できる唯一の検査です。AIMはAIを活用することで、検査精度の向上やがんの早期発見を促し、世界中の患者の命を救うことを目指しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/49025/6/resize/d49025-6-d0622f85fdeeb36d1fbb-0.jpg ]




■ 内視鏡医療の日本のポジション

内視鏡医療において、日本は発祥の地であり、世界をリードしております。そのため、日本に蓄積されているデータは、質・量ともに世界の最高水準を誇ります。したがって、日本の内視鏡医の英知を集めて開発された内視鏡AIは、世界市場で十分に勝負できるポテンシャルをもっています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/49025/6/resize/d49025-6-3a2a0ec21fcb84791925-2.jpg ]




■ ソフトバンクグループとの協業

今回の資金調達に伴い、AIMはソフトバンクグループの協力を得て、日本の内視鏡医の英知が結集した内視鏡AIを全世界に展開してまいります。そして更なる未来に向けて、当初はオンプレミスで展開する内視鏡AIを、将来的にクラウドプラットフォームとして展開してまいります。内視鏡AIのクラウド化が実現できれば、世界中の誰もが最先端の内視鏡医療を受けることが可能になり、早期がんの発見、死亡者の減少が期待できます。

●内視鏡AIの世界展開

[画像4: https://prtimes.jp/i/49025/6/resize/d49025-6-9abdc50349e431ed328d-3.jpg ]


●本資金調達によるAIMの方針
1.グローバル事業の加速化
 →米国・アジア等における医療機関との共同研究および製品開発の推進
 →グローバル展開を推進するタレント・エンジニアの獲得
2.世界の消化器がんを撲滅するクラウドプラットフォームの実現
 →全世界の内視鏡室とAIをクラウド上で連携するプラットフォームを構築


■ SoftBank Investment Advisers マネージングパートナー 松井健太郎氏 コメント

AIMが掲げる、「世界をリードする日本の内視鏡医療の更なる高度化」、「世界中のガン患者の尊い命を救う」、という崇高なビジョンに大いに共感します。全国の有力病院と業界KOLの協力を得て構築された同社の画像認識ソフトウエアは、他の追随を許さない精度を誇ると同時に、世界を舞台に活躍することが期待される同社の強みです。SVFは、ソフトバンクグループ企業と共に、AIMの成長の加速と世界展開に貢献したいと考えています。


■ ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 今井康之氏 コメント

AIM様とは、昨年5Gを活用した実証実験を共同で実施しました²。今回のSoftBank Vision Fund 2からの出資をもって、今後さらに両社のパートナーシップを深めて日本の医療DXを推進していきたいと考えています。AIMの多田CEOは、未来構想として、複数の内視鏡室をネットワークでつないで世界最高水準の内視鏡医療をどこでも受けられるようにするクラウドプラットフォームの構築を掲げており、ソフトバンクはこの構想に深く共感しています。AIM様とソフトバンクの協業により、この構想が実現に近づき、内視鏡医療の発展によって世界中の患者が救われることを期待しています。


■ グロービス・キャピタル・パートナーズ ディレクター 福島智史氏 コメント

多田CEO率いるAIMがより強力なサポーターを得て日本から世界に本格的に進出できることを嬉しく思います。AIMが築く日本発・世界初のテクノロジーがグローバルに多くの患者様の命を救う未来に強い自信と使命感をもって、これまで以上にサポートさせて頂きます。


■ WiL, LLC. 共同創業者ジェネラルパートナー 松本真尚氏 コメント

AIMが日本に閉じない医療問題や課題に同社の技術(テクノロジー)で解決していくことは、世界をリードしている「日本」の内視鏡医療全体にも更に先進的な発展をもたらせるものと思っています。そして、同社が掲げる「世界の患者を救いたい」は実現すると確信しています。前回に続き、今回もご支援できることを嬉しく思います。


■ インキュベイトファンド ジェネラルパートナー 村田祐介氏 コメント

AIMが世界展開に向けて号砲を鳴らしました。
世界中の多くの患者の命を救うことになると思います。
本ラウンドが少しでもその実現までの時間軸を短縮する結果になることを祈念しています。


■ AIメディカルサービス 代表取締役CEO 多田智裕 コメント

日本は消化器内視鏡医療機器発祥の地であり、日本、オリンパス・フジフィルム・ペンタックスの日本3社で軟性消化器内視鏡は日本メーカーが世界シェア98%を占めています。日本の消化器内視鏡医師の技術は世界トップクラスで、質の高い内視鏡検査が日本国内で年間1700万件以上行われています。そのため、日本の内視鏡AIは質量ともに世界最高水準の教師データから作られる新たなグローバルイノベーションです。

私どもはがん研有明病院をはじめとする国内の100以上のトップ医療機関と共同研究を行い、世界で初めてピロリ胃炎鑑別AI、胃癌検出AI、食道がん検出AIの研究開発に成功するなど、世界初の論文を数十本発表しており世界の内視鏡AIの研究開発の世界のトップランナーです。日本発のイノベーションである内視鏡AIをソフトバンク様の後押しを受けて世界展開することができれば、全世界の内視鏡医療の発展に貢献できるとともに、早期発見できるがんの数を大幅に増やし世界の多くの患者の命を救うことができると確信しています。今回の大型調達により、活躍するステージを世界レベルに上げることができました。これからも常に進歩と絶え間ない改善を続け世界に羽ばたいてまいリます。


■ AIメディカルサービスについて

AIMは「世界の患者を救う〜内視鏡AIでがん見逃しゼロへ〜」をミッションに設立された、医療AIスタートアップ企業です。内視鏡医療は日本が最先端であり、世界最高の質・量のデータが蓄積されております。中でも、AIMは100施設以上の医療施設と共同研究・製品開発を進めています。当社は内視鏡AIを医療現場にいち早くお届けすることで、がんの見逃しを減らし、世界の患者を救うことを目指しています。

会社概要  ――――――――――――――――――――――――――――――
会社名 :株式会社AIメディカルサービス
所在地 :〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目18-1 HarezaTower11F
代表者 :多田智裕
設立 :2017年9月1日
事業 :内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)の開発



¹ 設立から2021年12月までのSVF1とSVF2の累計投資額
(ソフトバンクグループ株式会社2022年3月期第3四半期投資家向け説明会資料から引用)
² 関連プレスリリース:内視鏡AIの5G実証実験を実施しました https://www.ai-ms.com/20210326/468/
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