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有田焼、世界最大級のインテリア&デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に集大成となる3回目の出展!日本を代表するトップクリエイターとのコラボレーション作品も展示 ほか

有田焼創業400年事業「ARITA EPISODE 2」オフィシャルニュースレター 【2016年3月号】

佐賀県では、フランス・パリで年に2回開催される世界最大級のインテリア&デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」*への出展を通じて、欧州の市場開拓を目指す『ARITA 400 project』を推進しています。当プロジェクトでは、世界で活躍する工業デザイナーの奥山清行氏をプロデューサーに迎えて、産地の8事業者とともに2014年から2016年にかけて計3回の出展を行い、有田焼のリブランディングと販路開拓に取り組んでいます。






Topics 1 『ARITA 400 project』


世界最大級のインテリア&デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に集大成となる3回目の出展!
日本を代表するトップクリエイターとのコラボレーション作品も展示

佐賀県では、フランス・パリで年に2回開催される世界最大級のインテリア&デザイン国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」*への出展を通じて、欧州の市場開拓を目指す『ARITA 400 project』を推進しています。当プロジェクトでは、世界で活躍する工業デザイナーの奥山清行氏をプロデューサーに迎えて、産地の8事業者とともに2014年から2016年にかけて計3回の出展を行い、有田焼のリブランディングと販路開拓に取り組んでいます。

*「メゾン・エ・オブジェ」とは…
毎年1月と9月に開催。世界中から家具、装飾品、テーブルウェアなどを扱う3,000社が出展し、80,000人を超える業界関係者が来場するライフスタイルのトレンド発信源。


? 「ARITA 400project」(メゾン・エ・オブジェ出展)の集大成!
過去2回の出展経験をもとにブラッシュアップされた約400点の有田焼が来場者を魅了!


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佐賀県は、2016年1月22日から26日までの5日間、『ARITA 400 project』の集大成として、「メゾン・エ・オブジェ」に3回目の出展を行いました。参加する8つの事業者が、過去2回の出展で得た評価をもとにブラッシュアップした製品群約400点で臨み、世界へ向けて有田焼の真髄と革新を発信。類まれなクオリティと美しさはブースを訪れた来場者を魅了。テロの影響により来場者は例年よりも少なかったようですが、会期中、数多くの商談が交わされました。また、初日に開催した佐賀県主催のレセプションでは山口祥義 佐賀県知事がスピーチし、400年の歴史を振り返りながら、今なお挑戦し進化を続ける有田焼をアピールしました。参加したメディアからは「最近、ARITAの名前をよく聞く。皆、いいイメージでとらえている」、バイヤーからは「伝統的なものを残しつつ、新たなものに挑戦している姿がよくわかる」等、高い評価を獲得。世界ブランドからのオファーや長期的な取引に発展しそうな引き合いもあり、海外での市場開拓に向けた新たな一歩として、過去2回の出展経験を活かした、3回目の「メゾン・エ・オブジェ」出展は着実な成果を上げました。今後、ARITA400 projectでは、日本国内でも出展された製品や作品を見たいという声にこたえ、首都圏及び佐賀県内での帰国展を企画するとともに、出展の成果を活かし、有田焼のリブランディングと市場開拓に向け、更なるチャレンジを続けます。

? 日本を代表するトップクリエイターとのコラボレーションによる意欲作も特別展示!

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集大成となる今回の出展では、当プロジェクトのプロデューサー奥山清行氏にゲストクリエイター3名(北野武氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏)を加えた4名のクリエイターが、参加8事業者とのコラボレーションによって特別に制作した有田焼の展示も行いました。形にするにあたって技術的に難しいデザインもありましたが、窯元の職人たちに脈々と受け継がれてきた高い技量と最新の技術が、具現化を可能にしました。展示2日目にブース前で開催されたカンファレンスには、山口祥義 佐賀県知事、奥山清行氏、佐藤可士和氏が登壇。メディアを含む多くの来場者が詰めかけました。来場者からは、海外でも名高い4名とのコラボ作品に対して「どのクリエイターのデザインもエレガントで美しい」といった声が多数聞かれ、高い注目を集める展示となりました。

> 北野武氏(映画監督)
北野氏コメント:
「作品を見た人がそれぞれに感想や何か感じてもらえればそれでいいと思っている。日本の伝統工芸の異素材同士が組み合わさったら面白いのではないか?こんな形の磁器があったら面白いのではないか?そういった思いつくままの発想で絵を描いてみた。たくさん描いた絵を有田の皆さんが見て、それぞれの事業者が絵を見て感じたままに形にしてもらった。それぞれの事業者の捉え方が作品に出てくるのがおもしろい。」

[画像5: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-763606-5.jpg ]



[画像6: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-274907-6.jpg ]


> 隈研吾氏(建築家)
隈氏コメント:
「作品名は、『波』。土にどこまで軽い表情を持たせられるかが課題であった。シェル状の器をフレームの集合体に置換し、器に軽やかさを与えることを目指した。今回デザインした器は、その実現に当たってかなり技術的に難しいものであったと思うが、コンピューターをベースとした最新技術と、伝統に裏付けられた高い技量が実現を可能としてくれた。有田は、長い伝統を持ちながら、常にそれを超える挑戦をしている。」

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[画像8: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-559376-8.jpg ]



> 佐藤可士和氏(アートディレクター/クリエイティブディレクター)
佐藤氏コメント:
「今回のコラボレーションにあたっては、有田焼の持つ歴史、伝統、特徴的な技法や色を活かしながら、力強くも繊細で、インパクトのある仕上がりとなるよう、デザインバイアクシデントとデザインバイロジックの相反する方法を取り入れた。革新と伝統、偶然と必然、過去と未来、混沌と清寂、永遠と束の間、など相反する要素を内包した13の作品のコンセプトは『Dessimilar』(差違)である。」

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> 奥山清行氏(工業デザイナー / KEN OKUYAMA DESIGN 代表)
奥山氏コメント:
「いつもメゾン・エ・オブジェでは、派手なものが多いが、このブースではあえてシンプルなものにした。400年の歴史を踏まえ、次の時代を見据えたものにしたかった。自分の作品は、他の3人のクリエイターとはタイプが違う。毎日の生活に使えるデイリーライフのものを作った。買うこともできる。」

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? 『ARITA 400 project』 ― 参加事業者
プロジェクト参加 8事業者(窯元・商社)
ARITA PORCELAIN LAB(有田町:代表 松本哲氏)
株式会社 カマチ陶舗(武雄市:代表 蒲地勝氏)
株式会社 キハラ(有田町:代表 木原長正氏)*
株式会社 源右衛門窯(有田町:代表 金子昌司氏)
224porcelain(嬉野市:代表 辻諭氏)
有限会社 畑萬陶苑(伊万里市:代表 畑石眞二氏)
深川製磁 株式会社(有田町:代表 深川一太氏)
有限会社 李荘窯業所(有田町:代表 寺内信二氏)
※「*」は商社

プロデューサー
奥山清行氏(工業デザイナー / KEN OKUYAMA DESIGN 代表)

ゲストクリエイター
北野武氏(映画監督)
隈研吾氏(建築家)
佐藤可士和氏(アートディレクター/クリエイティブディレクター)

? プロジェクトWEBサイト
プロジェクトや商品等の詳しい内容につきましては、WEBサイト(http://arita400project.jp/ja/)をご覧ください。



Topics 2 プロユースプロジェクト 『ARITA×NOBUプロジェクト』

世界展開に向けた商品開発および販売体制の構築を目指し、世界的トップシェフ・松久信幸氏と協業!
窯元7社・商社2社が松久氏と共同開発した新製品10アイテムを「NOBUロンドン」にて発表

佐賀県は、世界を舞台に活躍するトップシェフや料理業界の関係者と連携し、一流の料理人が使用する“プロユース食器”を開発して、有田焼の新たな需要を喚起・拡大する「プロユースプロジェクト」を展開しています。本プロジェクトの一環として、世界5大陸でレストランを運営する国際的な日本料理シェフである松久信幸氏(通称「NOBU」)の協力のもと、有田焼の世界展開に向けた商品開発および販売体制の構築を目指す『ARITA×NOBUプロジェクト』を推進してきました。
2016年2月、イギリス・ロンドンの旗艦レストラン「NOBUロンドン」にて、有田焼の窯元7社と商社2社による合同チーム「ARITA PLUS」が松久氏と共同開発した新製品「ARITA×NOBU」シリーズ、10アイテムの発表を行いました。
松久氏の自由な発想と斬新なアイデアを、各窯元で長年培われた匠の技が具現化。有田焼伝統の赤絵を施した四点盛り皿やリム付き洋皿、呉須の青が印象的な酒器など、完成度の高い10製品が仕上がりました。発表イベントに参加したバイヤーやメディアからは、「400年も続くモノづくりはイギリスにはない。有田焼には時代を超えた魅力がある」「新しいことにチャレンジする姿勢が素晴らしい」と高い評価を得ました。

[画像13: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-596292-13.jpg ]


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佐賀県では、今後も松久氏をはじめとしたトップシェフや世界中の料理関係者と連携を図り、“プロユース食器”としての有田焼を発信することで、新たな需要を喚起する「プロユースプロジェクト」を推進していきます。

? 「ARITA×NOBU」シリーズ


[画像16: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-799915-16.jpg ]


? 『ARITA×NOBUプロジェクト』 ― 参加事業者
プロジェクト参加 9事業者(窯元・商社)
有限会社 吉右ヱ門製陶所(有田町:代表 原田吉晴氏)
末村窯業 有限会社(有田町:代表 末村安孝氏)
株式会社 徳幸(有田町:代表 徳永弘幸氏)
株式会社 原重製陶所(有田町:代表 原田重嗣氏)
株式会社 福珠陶苑(有田町:代表 福田雅夫氏)
有限会社 やま平窯元(有田町:代表 山本博文氏)
有限会社 李荘窯業所(有田町:代表 寺内信二氏)
株式会社 貴好人(有田町:代表 尾崎彰宣氏)*
株式会社 松華堂(有田町:代表 池田郁子)*
※「*」は商社

松久 信幸 氏 プロフィール
1949年 埼玉県生まれ。寿司職人として東京「松栄鮨」で7年間修業した後、ペルー、アルゼンチン、アラスカでのレストランの経験を経て、1987年、ビバリーヒルズに「Matsuhisa」を開店。ハリウッドの著名人たちを魅了し人気店へ。開店から7年後、俳優ロバート・デ・ニーロの誘いに応え、94年8月に「NOBU New York」を開店。2000年には、デザイナーのアルマーニとパートナーシップを組み「NOBU Milan」をオープン。今も世界中から出店のオファーが絶えない世界5大陸で40店舗以上のレストランやホテルを経営するオーナーシェフ。フード業界でも全米ベストシェフ10人(Food&Wine紙)や全米「味」部門1位(Zagat Survey)、2005年には「TIME」紙の“ASIA’s Heroes”に選ばれた。映画やコマーシャルの出演などフード業界外でも活躍の場を広げている。

? プロジェクトWEBサイト
詳細情報は、「ARITA×NOBUプロジェクト」の特設サイト(http://matsuhisa-japan.com/aritanobu/)をご覧ください。



Information 有田焼の魅力を再発見!セレクトショップ『THE COVER NIPPON - 有田焼400年特集』

概要:
売場や見せ方を工夫することで有田焼の潜在的な魅力を引き出し、国内市場の活性化を狙うプロジェクト『ARITA Revitalization』。
本プロジェクトの一環として、東京・ミッドタウンのセレクトショップ 「THE COVER NIPPON」にて、年間を通じて有田焼をフィーチャーしていきます。毎月テーマを設けて “今”の有田焼を紹介。3月は『春の訪れ』をテーマに、有田焼に描かれた「春」をお楽しみいただきます。
[画像17: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-499423-17.jpg ]

会期: 2016年1月2日(土)〜年末 ※毎月テーマを設けて、有田焼の魅力を紹介
会場: THE COVER NIPPON TEL:03-5413-0658(東京ミッドタウン ガレリア3F)
時間: 11:00〜21:00 (定休日は東京ミッドタウンに準じます)
URL: http://www.thecovernippon.jp/



有田焼創業400年事業 「ARITA EPISODE 2」 について

日本初の磁器として、佐賀県が世界に誇る有田焼は、2016年(平成28年)に創業400年を迎えました。佐賀県では、これを機に、有田焼発展の礎となった400年の歴史を「EPISODE 1」と位置づけて区切りをつけ、新しい有田の物語を綴る全17プロジェクト「ARITA EPISODE 2」に取り組んでいます。この節目の年、つぎの100年へむけて、有田焼が大きな第一歩を踏み出します。
? URL:http://arita-episode2.jp/
[画像18: http://prtimes.jp/i/15304/7/resize/d15304-7-167210-18.jpg ]
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