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インパクト・ファイナンス実践の知識・スキルを習得する2023年インパクト・アナリスト研修「基礎編」「実践編」を5月より開講

社会課題解決や価値創造に向けた意思のある金融機関を対象とした社会的・環境的インパクトを意図するインパクト・ファイナンス※1の実践を学ぶ研修

一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(本社:東京都渋谷区、代表理事:今田克司。以下、当法人)は、国際交流基金との協働事業として、2022年より、社会課題解決や価値創造に向けた意思がある資金提供者を対象に、インパクト・アナリスト研修「基礎編」「実践編」を実施しています。2年目の開催となる2023年は、2022年の実施内容を踏まえて更なるブラッシュアップした内容により、インパクト・ファイナンスの総合的な基礎知識を学ぶ「基礎編」を5月より、米国イニシアチブImpact Frontiersとのコンテンツ連携によるインパクト・ファイナンスの実践的なスキルを習得する「実践編」を7月より開講いたします。
【URL】https://analyst.simi.or.jp/




[画像1: https://prtimes.jp/i/92187/8/resize/d92187-8-c5634fb072f4384c6c80-0.png ]


1. インパクト・アナリスト研修の概要
昨今、グローバル・国内において社会的・環境的課題がますます深刻化・多様化・複雑化する中で、環境・社会・ガバナンスに配慮した ESG 投資は、世界全体の運用資産の 3 分の 1 を占めるまで主流化・成長しつつあるといわれます。より社会課題解決への意図を重視するインパクト投資市場も黎明期から成長期に移行し始めており、国内のインパクト投資残高は約1兆3,204億円にのぼります※2。これらの背景を踏まえ、当法人は、国際交流基金との協働事業として、2022年より、社会課題解決や価値創造に向けた意思のある資金提供者を対象とした研修プログラムの「インパクト・アナリスト研修」を実施しています。本研修は、インパクト・ファイナンス及びインパクト測定・マネジメント(Impact Measurement & Management:IMM)の総合的な基礎知識を学ぶ「基礎編」と、インパクト・ファイナンスを実行するためのより実践的な知識や模擬的経験を得る「実践編」、そして特定のテーマについて深掘りして学ぶ単発の研修「選択講座」から構成されます。


2. インパクト・アナリスト研修「基礎編」のご案内
「基礎編」では、インパクト・ファイナンスの取り組みを第一線で実践・推進する講師陣による、動画講座やライブ講義、グループワークなどを通して、インパクト・ファイナンス及びIMMに関する基礎理解を得て、インパクト・アナリストに求められる社会的インパクト※3の扱い方を学びます。

【「基礎編」の特徴】


受講者はインパクト・ファイナンスおよびIMMの実践向けた問いを立て、動画講座、ライブ講義、最終課題を通じて、問いへの答えを言語化していきます。
動画講座や事前課題により研修内容に関する基礎知識を習得した上で、ライブ講義における講師とのディスカッションや他の受講者とのグループディスカッションを通じて、研修内容への理解を深めていきます。
投融資だけではなく、助成財団・コミュニティ財団等も対象にしており、分野・テーマを超えた学び合いがあります。
各回終了後に任意参加で実施するネットワーキングルームや、昨年の研修修了生から成るアルムナイコミュニティにおけるセミクローズドな勉強会などを通じて、国内でインパクト・ファイナンスを推進・実施する方々とのネットワークを構築することができます。



3. インパクト・アナリスト研修「実践編」のご案内
「実践編」では、既にインパクト・ファイナンスにおける基礎的な知識を習得し、インパクト・ファイナンス及びIMMをすでに実践しており研鑽を志向する、あるいは直近でかつ具体的に実践のご予定がある資金提供者を対象に、基礎レベルから実践レベルへのステップアップを支援する研修です。北米・欧州・アジア等でインパクト投資家のネットワーク形成やインパクト・ファイナンスの推進を行う米国のイニシアチブ Impact Frontiers とのコンテンツ連携により実施される全6回の講義を通して、実践を想定したケーススタディと実例に触れ、ご自身の専門とされる金融活動の中でIMMを正しく実践するための模擬的経験やヒントを得ることで、実務レベルでの理解とスキルを高めていきます。

【「実践編」の特徴】


全6回の講義を通じて、受講者は自身がおかれている状況・環境におけるアクションプラン(最終課題)を策定していくことを目指します。
米国Impact Frontiersとのコンテンツ提携により、実務レベルでの活用を見据えた研修プログラムを、日本語および英語で提供します。
トピックごとに海外の最新事例をケーススタディとして取り扱うほか、米国においてインパクト・ファイナンスを推進する方々との意見・情報交換の場も予定しており、国内外におけるインパクト・ファイナンス実務者とのネットワークを構築することができます。
2022年に「実践編」を受講したアルムナイを中心に、メンター制度を設け、受講者自身がおかれている状況におけるアクションプラン(最終課題)の構築をサポートします。


【Impact Frontiersについて】
Impact Frontiersは、インパクト投資を志す投資家がともに学び、インパクト投資
[画像2: https://prtimes.jp/i/92187/8/resize/d92187-8-d7e51bfab54d23d016da-1.png ]

市場を協働で形成していくことを目指し、北米・欧州・アジアなどにおいて、インパクト投資及びIMMの実践支援や研修事業、投資家ネットワークの形成等を行うイニシアチブです。もともとは財務とインパクトを統合した「インパクト・フロンティア」を模索する12のインパクト投資家の協働事業としてスタート。後に2,000以上のインパクト投資機関や標準化団体が賛同するインパクト投資推進のためのグローバル・ネットワークであるImpact Management Project(IMP)と統合し、インパクト投資及びIMMに関する知見を提供してきました。2021年のIMPの発展的解消(一部は Impact Management Platform としてリニューアル)にともない、現在はImpact Frontiersとして、IMPによって開発されたリソースや知見をインパクト投資家へグローバルで幅広く提供しています。
【URL】https://impactfrontiers.org/


4. 「基礎編」「実践編」の実施概要

【「基礎編」の実施概要】
名 称:インパクト・アナリスト研修 「基礎編」
期 間:2023年5月24日(水)〜 6月21日(水)
構 成:動画講座4本(各回60分程度)およびライブ講義4回(各回150分)
会 場:オンラインにて開催(Zoom等のオンライン会議システムを使用)
対 象:社会課題解決や価値創造に向けた意思のある資金提供者(金融・投資機関、助成財団、コミュニティ財 
     団など)に所属し、IMMの専門能力を身につけることを志向する方。
定 員:20名(予定)※別途、受講料減免枠を若干名設けます。
受講料:一般価格/99,000円(税込)
申 込:受講申込書を2023年4月24日(月)23:59までに提出

【「実践編」の実施概要】
名 称:インパクト・アナリスト研修 「実践編」
開催日:2023年7月20日(木)〜 9月28日(木)
構 成:全6回(各回3時間)の講義
会 場:オンラインにて開催(Zoom等のオンライン会議システムを使用)
対 象:社会課題解決や価値創造に向けた意思がある金融・投資機関などの資金提供者に所属し、インパクト・
     ファイナンスの基礎的な知識を習得した上で、インパクト・ファイナンス及びIMMをすでに実践してい
     る方。あるいは、直近でかつ具体的に実践のご予定がある方。
定 員:16名(予定)
受講料:一般価格/121,000円(税込)※「基礎編」同時申込および「基礎編」修了者
    一般価格/176,000円(税込)※「実践編」のみ申込・受講
    ※今回は「基礎編」との同時申込の受講者のみを募集いたします。
言 語:講義における主な使用言語は日本語ですが、講義の一部及び主な講義資料では英語を使用します。
申 込:受講申込書を2023年4月24日(月)23:59までに提出

主 催:一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
     本研修事業は国際交流基金との協働事業として実施しています。
後 援:GSG(The Global Steering Group for Impact Investment)国内諮問委員会

※1 「適切なリスクリターンを確保しながら、環境、社会、経済へのインパクトを意図して取り組むもの」を示す(参考:環境省 ESG金融ハイレベル・パネル ポジティブインパクトファイナンスタスクフォース(2022)「インパクトファイナンスの基本的考え方」)
※2 Global Steering Group for Impact Investment (GSG) 国内諮問委員会(2022)「日本におけるインパクト投資の現状と課題 2021」
※3 「短期、長期の変化を含め、当該事業や活動の結果として生じた社会的、環境的なアウトカム」(参考:内閣府「社会的インパクト評価の推進に向けて」(平成28年3月)およびSIMI「社会的インパクト・マネジメント・ガイドライン Ver2 (2021)」


一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブについて
一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(通称:SIMI)は、
[画像3: https://prtimes.jp/i/92187/8/resize/d92187-8-4b0568c309c8a1e25993-2.jpg ]

「社会的インパクト・マネジメントが実装され、社会課題解決や社会価値創造が行われている社会」をビジョンとし、多様な立場の人々が一緒になって社会的インパクトを生みだす活動を推進していくために、社会的インパクト・マネジメントの普及促進に取り組む団体です。2016年に前身である「社会的インパクト評価イニシアチブ」を発足し、2020年に法人化しました。当法人は、社会的インパクト・マネジメントがより多くの組織・個人が取り入れることが出来るよう実践ツールの開発、また海外の知見を日本に取り入れ、日本の実践知をグローバルにインプットするためにネットワーク構築、人材育成などに取組んでいます。

【会社概要】
法人名:一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ
所在地:東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 YAZAWAビル3階
代表者:今田克司
設立:2020年10月
URL:https://simi.or.jp/
事業内容:営利/非営利事業者問わず、実施事業の社会的インパクトの向上を目指す活動である「社会的インパクト・マネジメント」の普及促進を担う一般財団法人。社会的インパクト・マネジメントに関する知見の集積と高度化(人材育成、基盤整備、普及啓発等)を行っています。
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