ダムタイプが新作日本初公開、坂本龍一参加の新作も。アーティゾン美術館「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap」展、12月23日[金]チケット発売
[22/12/21]
提供元:PRTIMES
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アーティゾン美術館(東京・京橋)は、2023年2月25日[土] - 5月14日[日]の間、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプの新作《2022》を再構築し、《2022: remap》として日本初公開する体感型の展覧会「第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap」を開催します。坂本龍一を迎えた新作も公開。また本展のウェブ予約チケットを、12月23日[金] から販売開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-65d83a33eedcd67594dd-0.png ]
第59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(主催:国際交流基金)の日本館展示に選出されたのは、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプ。1984 年の結成時から一貫して、身体とテクノロジーの関係を独自な方法で舞台作品やインスタレーションに織り込んできた彼女/彼らは、坂本龍一を新たなメンバーに迎え、ヴェネチアで新作《2022》を発表しました。「ポスト・トゥルース」時代におけるコミュニケーションの方法や世界を知覚する方法について思考を促す本作を、帰国展として再構成してご紹介します。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展とは、イタリア、ヴェネチアの各所を会場とし、2年に一度開催される現代美術の国際展です。1895年から120年以上の歴史を重ね、今なお大きな影響力を持っています。公益財団法人石橋財団は、近年、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示への支援を行っています。また、財団創設者である石橋正二郎が、1956年に個人として日本館の建設贈を行った経緯から、2014 年の日本館リニューアルに際して、石橋財団は改修を提案し、工事費用を寄付しました。このようなつながりから、石橋財団アーティゾン美術館は 2020 年の開館を機に、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展における日本館展示の成果を広く日本国内でもご紹介するため、帰国展を開催しています。
見どころ
1.新作《2022》を再構築して、《2022: remap》として日本初公開
第 59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示で発表された新作《2022》を、単純に再現展示するのではなく、アーティゾン美術館 6 階展示室の空間に《2022: remap》として再配置します。ヴェネチア・ビエンナーレという各国ナショナル・パヴィリオンが立ち並ぶなかで、今日の地政学的境界、あるいは国境を越えて共通のインフラとなっているインターネット空間を基調としたコミュニケーションのあり方に問いを投げかけた《2022》を、サイト・スペシフィックに再構成し展示します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-2b5dc4bf5d0a53ed5d08-2.jpg ]
2.坂本龍一を迎えての新作
2000 年代後半より幾度となく高谷史郎と作品を作り続けてきた坂本龍一が、初めてダムタイプメンバーとして作品の制作に関わりました。坂本が本作のために新たに制作したサウンドトラックに加え、坂本の呼びかけにより世界各地でフィールドレコーディングされた音が、ダムタイプの視覚言語を通じて、その場に立って各人が耳を澄ませることの意味、機械を通じた知覚のあり方を浮き上がらせます。また 1850 年代の地理の教科書から引用された普遍的な質問のテキストが、独自のレーザー装置で壁に投影されたり、坂本の友人たち(デヴィッド・シルヴィアンやカヒミ・カリィら)による朗読の音声によって周囲を取り囲み、見えるか見えないか聴こえるか聴こえないかの境界線上で表現されます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-811f6d212c34d0ea6436-1.jpg ]
3.これまでのダムタイプを凝縮して体感
1980 年代中盤より映像、音、機械装置、空間の先進的な組み合わせによって、驚くべき速さで更新されていくテクノロジーと身体の関係に、都度鋭い問いを投げかけてきたダムタイプ。彼/彼女らのインスタレーション作品はパフォーマンス作品と連動し、《2022》も、18 年ぶりの新作パフォーマンス《2020》と関係しています。かつ、本展で紹介する《2022: remap》では、過去作《Playback》で使用したターンテーブルや、《TRACE/REACT II》の表現言語が新たに交わり、それ以前のヴィジュアル/サウンド表現が組み合わされつつも更新される、ダムタイプの創造性や関心を感じられます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-66493ea8ca3d162f73df-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-4d83e5ec8c94e9aeb084-4.jpg ]
アーティストプロフィール
ダムタイプ
ビジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラム、音楽、ダンス、デザインなど、様々な分野の複数のアーティストによって構成されるグループ。1984 年の活動開始以来、集団による共同制作の可能性を探る独自の活動を続けてきました。特定のディレクターをおかず、プロジェクト毎に参加メンバーが変化するなど、ヒエラルキーの無いフラットでゆるやかなコラボレーションによる制作活動は、既成のジャンルにとらわれない、あらゆる表現の形態を横断するマルチメディア・アートとして内外で紹介されています。これまでに発表した作品は、メルボルン国際芸術フェスティバル、香港藝術節、バービカン・センター(ロンドン)、新国立劇場(東京)、国際モダンダンス・フェスティバル(ソウル)、リヨン現代美術館、アテネ・コンサートホール、シンガポール芸術祭、シカゴ現代美術館、アムステルダム市立劇場など、世界中のフェスティバルや美術館で数多く上演/展示されています。2018 年には、個展「DUMB TYPE ¦ ACTIONS + REFLECTIONS」が、ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)で、その後 2019 年から 2020 年にかけて東京都現代美術館で開催されました。2020 年 3 月には、新作パフォーマンス《2020》をロームシアター京都で制作。2022 年 5 月 6 日から 9 月 11 日までハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)で個展が開催されました。
プロジェクトメンバー
高谷史郎、坂本龍一、古舘健、濱哲史、白木良、南琢也、原摩利彦、泊博雅、空里香、高谷桜子
声: David Sylvian、竹内真里亜、カヒミ・カリィ、ニキ
フィールド・レコーディング (2022 年 Haus der Kunst の「ダムタイプ展」で展示された、坂本龍一ディレクションによるインスタレーション《Playback》のために録音された音源):
YAN Jun(北京)、Crosby BOLANI(ケープタウン)、Apichatpong WEERASETHAKUL(チェンマイ)、Kali MALONE & Stephen O’MALLEY(ラ・トゥール=ド=ペ)、Mukul PATEL(ロンドン)、John WARWICKER (メルボルン)、Martin HERNANDEZ(メキシコシティ)、Giuseppe LA SPADA(エトナ火山)、Damian LENTINI(ミュンヘン)、Alec FELLMAN(ニューヨーク)、Andri Snær MAGNASON & Kaśka PALUCH(レイキャビク)、Jaques MORELENBAUM(リオデジャネイロ)、Atom Heart(サンティアゴ)、CHENG Chou (台北市)、Nima MASSALI(テヘラン)、オノセイゲン(東京)
開催概要
展覧会名: 第 59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap
主 催: 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、独立行政法人国際交流基金
会 場: アーティゾン美術館 6 階展示室
会 期: 2023 年 2 月 25 日[土] - 5 月 14 日[日]
開館時間: 10:00ー18:00(5 月 5 日を除く金曜日は 20:00 まで) *入館は閉館の 30 分前まで
休 館 日 : 月曜日
入館料(税込): 日時指定予約制(2022年12月23日[金]よりウェブ予約開始)
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売)1,500 円、学生無料(要ウェブ予約)
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/dumbtype/
*当日チケット(窓口販売)はウェブ予約枠に空きがある場合に販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧頂けます。
同時開催
アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ(5 階展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙(4 階展示室)
アーティゾン美術館について
[画像6: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-d97e9223326af3546a9d-5.jpg ]
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館は、1952年に創設されたブリヂストン美術館を前身とし、2020年1月18日(土)に開館しました。旧美術館と同じ東京・京橋の地に、約2倍の展示面積と最新の設備を伴い、さらに古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げ、美術の多彩な楽しみを提供します。
https://www.artizon.museum/
[画像1: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-65d83a33eedcd67594dd-0.png ]
第59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(主催:国際交流基金)の日本館展示に選出されたのは、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプ。1984 年の結成時から一貫して、身体とテクノロジーの関係を独自な方法で舞台作品やインスタレーションに織り込んできた彼女/彼らは、坂本龍一を新たなメンバーに迎え、ヴェネチアで新作《2022》を発表しました。「ポスト・トゥルース」時代におけるコミュニケーションの方法や世界を知覚する方法について思考を促す本作を、帰国展として再構成してご紹介します。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展とは、イタリア、ヴェネチアの各所を会場とし、2年に一度開催される現代美術の国際展です。1895年から120年以上の歴史を重ね、今なお大きな影響力を持っています。公益財団法人石橋財団は、近年、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示への支援を行っています。また、財団創設者である石橋正二郎が、1956年に個人として日本館の建設贈を行った経緯から、2014 年の日本館リニューアルに際して、石橋財団は改修を提案し、工事費用を寄付しました。このようなつながりから、石橋財団アーティゾン美術館は 2020 年の開館を機に、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展における日本館展示の成果を広く日本国内でもご紹介するため、帰国展を開催しています。
見どころ
1.新作《2022》を再構築して、《2022: remap》として日本初公開
第 59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示で発表された新作《2022》を、単純に再現展示するのではなく、アーティゾン美術館 6 階展示室の空間に《2022: remap》として再配置します。ヴェネチア・ビエンナーレという各国ナショナル・パヴィリオンが立ち並ぶなかで、今日の地政学的境界、あるいは国境を越えて共通のインフラとなっているインターネット空間を基調としたコミュニケーションのあり方に問いを投げかけた《2022》を、サイト・スペシフィックに再構成し展示します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-2b5dc4bf5d0a53ed5d08-2.jpg ]
2.坂本龍一を迎えての新作
2000 年代後半より幾度となく高谷史郎と作品を作り続けてきた坂本龍一が、初めてダムタイプメンバーとして作品の制作に関わりました。坂本が本作のために新たに制作したサウンドトラックに加え、坂本の呼びかけにより世界各地でフィールドレコーディングされた音が、ダムタイプの視覚言語を通じて、その場に立って各人が耳を澄ませることの意味、機械を通じた知覚のあり方を浮き上がらせます。また 1850 年代の地理の教科書から引用された普遍的な質問のテキストが、独自のレーザー装置で壁に投影されたり、坂本の友人たち(デヴィッド・シルヴィアンやカヒミ・カリィら)による朗読の音声によって周囲を取り囲み、見えるか見えないか聴こえるか聴こえないかの境界線上で表現されます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-811f6d212c34d0ea6436-1.jpg ]
3.これまでのダムタイプを凝縮して体感
1980 年代中盤より映像、音、機械装置、空間の先進的な組み合わせによって、驚くべき速さで更新されていくテクノロジーと身体の関係に、都度鋭い問いを投げかけてきたダムタイプ。彼/彼女らのインスタレーション作品はパフォーマンス作品と連動し、《2022》も、18 年ぶりの新作パフォーマンス《2020》と関係しています。かつ、本展で紹介する《2022: remap》では、過去作《Playback》で使用したターンテーブルや、《TRACE/REACT II》の表現言語が新たに交わり、それ以前のヴィジュアル/サウンド表現が組み合わされつつも更新される、ダムタイプの創造性や関心を感じられます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-66493ea8ca3d162f73df-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-4d83e5ec8c94e9aeb084-4.jpg ]
アーティストプロフィール
ダムタイプ
ビジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラム、音楽、ダンス、デザインなど、様々な分野の複数のアーティストによって構成されるグループ。1984 年の活動開始以来、集団による共同制作の可能性を探る独自の活動を続けてきました。特定のディレクターをおかず、プロジェクト毎に参加メンバーが変化するなど、ヒエラルキーの無いフラットでゆるやかなコラボレーションによる制作活動は、既成のジャンルにとらわれない、あらゆる表現の形態を横断するマルチメディア・アートとして内外で紹介されています。これまでに発表した作品は、メルボルン国際芸術フェスティバル、香港藝術節、バービカン・センター(ロンドン)、新国立劇場(東京)、国際モダンダンス・フェスティバル(ソウル)、リヨン現代美術館、アテネ・コンサートホール、シンガポール芸術祭、シカゴ現代美術館、アムステルダム市立劇場など、世界中のフェスティバルや美術館で数多く上演/展示されています。2018 年には、個展「DUMB TYPE ¦ ACTIONS + REFLECTIONS」が、ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)で、その後 2019 年から 2020 年にかけて東京都現代美術館で開催されました。2020 年 3 月には、新作パフォーマンス《2020》をロームシアター京都で制作。2022 年 5 月 6 日から 9 月 11 日までハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)で個展が開催されました。
プロジェクトメンバー
高谷史郎、坂本龍一、古舘健、濱哲史、白木良、南琢也、原摩利彦、泊博雅、空里香、高谷桜子
声: David Sylvian、竹内真里亜、カヒミ・カリィ、ニキ
フィールド・レコーディング (2022 年 Haus der Kunst の「ダムタイプ展」で展示された、坂本龍一ディレクションによるインスタレーション《Playback》のために録音された音源):
YAN Jun(北京)、Crosby BOLANI(ケープタウン)、Apichatpong WEERASETHAKUL(チェンマイ)、Kali MALONE & Stephen O’MALLEY(ラ・トゥール=ド=ペ)、Mukul PATEL(ロンドン)、John WARWICKER (メルボルン)、Martin HERNANDEZ(メキシコシティ)、Giuseppe LA SPADA(エトナ火山)、Damian LENTINI(ミュンヘン)、Alec FELLMAN(ニューヨーク)、Andri Snær MAGNASON & Kaśka PALUCH(レイキャビク)、Jaques MORELENBAUM(リオデジャネイロ)、Atom Heart(サンティアゴ)、CHENG Chou (台北市)、Nima MASSALI(テヘラン)、オノセイゲン(東京)
開催概要
展覧会名: 第 59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap
主 催: 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、独立行政法人国際交流基金
会 場: アーティゾン美術館 6 階展示室
会 期: 2023 年 2 月 25 日[土] - 5 月 14 日[日]
開館時間: 10:00ー18:00(5 月 5 日を除く金曜日は 20:00 まで) *入館は閉館の 30 分前まで
休 館 日 : 月曜日
入館料(税込): 日時指定予約制(2022年12月23日[金]よりウェブ予約開始)
ウェブ予約チケット 1,200 円、当日チケット(窓口販売)1,500 円、学生無料(要ウェブ予約)
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://www.artizon.museum/exhibition_sp/dumbtype/
*当日チケット(窓口販売)はウェブ予約枠に空きがある場合に販売します。
*中学生以下の方はウェブ予約不要です。
*この料金で同時開催の展覧会を全てご覧頂けます。
同時開催
アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ(5 階展示室)
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 画家の手紙(4 階展示室)
アーティゾン美術館について
[画像6: https://prtimes.jp/i/50596/11/resize/d50596-11-d97e9223326af3546a9d-5.jpg ]
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館は、1952年に創設されたブリヂストン美術館を前身とし、2020年1月18日(土)に開館しました。旧美術館と同じ東京・京橋の地に、約2倍の展示面積と最新の設備を伴い、さらに古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、そして現代美術まで視野を広げ、美術の多彩な楽しみを提供します。
https://www.artizon.museum/