EPSとクロエが被験者リクルートメントで戦略的協力関係を構築。被験者募集を加速化。
[16/07/06]
提供元:PRTIMES
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〜 医薬品開発の臨床開発分野をリードします 〜
イーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 代表執行役員社長:田中 尚、以下EPS)と日本初の被験者リクルートメントに特化したコンサルティングCROの株式会社クロエ(本社:東京都豊島区、代表取締役:安藤 昌、以下 クロエ)は、被験者リクルートメント業務において日本でいち早く戦略的な協力関係を構築致しました。CRO業務の日本国内最大手のひとつであるEPSが、日本初のPRO(Patient Recruitment Organization)であるクロエとの協力関係を構築することにより、クロエの多様な被験者リクルートメントノウハウを活用し、臨床試験の期間短縮とコストの最適化を実現させることで、医薬品開発に貢献します。
背景:
臨床試験の遅れは世界的に問題となっており、開発遅延の理由の7割が被験者募集の遅れが原因といわれています。開発遅延はそれに伴う費用の増大だけでなく、新しい医薬品が患者さまにいち早く届けられないなどの問題もはらんでおり、その問題を解決するために、近年特に海外の製薬企業やCROsではPRO機能、患者ネットワーク、関連IT技術の活用が増え、被験者募集等に特化したサービス提供会社であるPatient Recruitment Organizationも増えております。
一方、製薬企業各社は、アンメットメディカルニーズの高いがんと中枢神経を重点分野・領域に挙げる企業が多く、同領域の開発が激しさを増しています。がん領域においては免疫チェックポイント阻害剤の開発が激化し、同領域のがん種の試験が競合するなど症例の確保が難しくなってきています。中枢神経領域ではアルツハイマー型認知症など早期診断が可能な検査法が確立されつつあり、特に軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment : MCI)を対象とした新薬開発が活発化してきていますが、医療機関には対象となる被験者が通院することがないため、今後被験者募集が必要となることが想定されています。
EPSとクロエの戦略的協力関係:
EPSのモニタリングは、がん領域、中枢神経領域、内分泌/代謝領域の順に受託実績が多く、特に近年では、がん領域と中枢神経領域の受託実績が増加しており、重点領域と位置づけています。今後、更に増加することが予想されるアンメットメディカルニーズに応えていくことも重要です。がん領域では競合する同領域のがん種試験に対して被験者募集で差別化が図れ、また被験者募集の難易度の高いアンメットメディカルニーズや小児を対象とした試験では、症例確保の確実性を高められます。さらに国内では慢性的なCRA不足が起きており、それを改善するために多症例の実施が可能な施設への症例集積化も可能となります。この為、EPSは効率良く専門的に被験者リクルートメントを実施出来るクロエと戦略的協力関係を構築することに致しました。
またクロエはこの関係によって、EPSが実施するがん領域や中枢神経領域の臨床試験情報を多くの患者さまに提供する機会を得ることで、治療の一環としての治験を日本国内に広めることが可能となります。生命に直接影響を与えるがん領域と、大きな社会問題となっている認知症の予防的治療が期待される試験の被験者募集は、社会的貢献度が特に高いと考えており、クロエとしても今後の事業の中心としていた事より両社の思いが一致し、今回の戦略的協力関係を構築するに至りました。これにより、多くの製薬企業に対して治験ビジネスの効率化と更なる高い付加価値の提供が可能となります。
【イーピーエス株式会社について】
1991年に臨床試験データのソフトウェア開発・販売会社として創業以来、データマネジメント、統計解析をはじめとして、モニタリング等の開発業務全般、さらには製造販売後調査支援にいたるまでフルアウトソーシングサービスを提供。さまざまな専門スキルを持ったスタッフが、CRO業務全般をトータルにサポートしています。
詳しくは公式サイト(http://www.eps.co.jp)をご覧ください。
【株式会社クロエについて】
日本の治験にかかるスピードを向上すべく、被験者の募集に特化した形でビジネスをスタート。日本の新薬開発は、改善傾向にあるもののドラッグラグという言葉に象徴されるように欧米に比べ、長期化・高コスト体質であり、こうした長期化・高コスト化を助長する原因の一つが被験者不足。この課題に対し、募集計画の策定から治験終了後の被験者へのフォローに至るまで、治験のあらゆるフェーズにおいて被験者リクルートメントを行っています。詳しくは、https://www.croee.com/をご覧ください。
イーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 代表執行役員社長:田中 尚、以下EPS)と日本初の被験者リクルートメントに特化したコンサルティングCROの株式会社クロエ(本社:東京都豊島区、代表取締役:安藤 昌、以下 クロエ)は、被験者リクルートメント業務において日本でいち早く戦略的な協力関係を構築致しました。CRO業務の日本国内最大手のひとつであるEPSが、日本初のPRO(Patient Recruitment Organization)であるクロエとの協力関係を構築することにより、クロエの多様な被験者リクルートメントノウハウを活用し、臨床試験の期間短縮とコストの最適化を実現させることで、医薬品開発に貢献します。
背景:
臨床試験の遅れは世界的に問題となっており、開発遅延の理由の7割が被験者募集の遅れが原因といわれています。開発遅延はそれに伴う費用の増大だけでなく、新しい医薬品が患者さまにいち早く届けられないなどの問題もはらんでおり、その問題を解決するために、近年特に海外の製薬企業やCROsではPRO機能、患者ネットワーク、関連IT技術の活用が増え、被験者募集等に特化したサービス提供会社であるPatient Recruitment Organizationも増えております。
一方、製薬企業各社は、アンメットメディカルニーズの高いがんと中枢神経を重点分野・領域に挙げる企業が多く、同領域の開発が激しさを増しています。がん領域においては免疫チェックポイント阻害剤の開発が激化し、同領域のがん種の試験が競合するなど症例の確保が難しくなってきています。中枢神経領域ではアルツハイマー型認知症など早期診断が可能な検査法が確立されつつあり、特に軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment : MCI)を対象とした新薬開発が活発化してきていますが、医療機関には対象となる被験者が通院することがないため、今後被験者募集が必要となることが想定されています。
EPSとクロエの戦略的協力関係:
EPSのモニタリングは、がん領域、中枢神経領域、内分泌/代謝領域の順に受託実績が多く、特に近年では、がん領域と中枢神経領域の受託実績が増加しており、重点領域と位置づけています。今後、更に増加することが予想されるアンメットメディカルニーズに応えていくことも重要です。がん領域では競合する同領域のがん種試験に対して被験者募集で差別化が図れ、また被験者募集の難易度の高いアンメットメディカルニーズや小児を対象とした試験では、症例確保の確実性を高められます。さらに国内では慢性的なCRA不足が起きており、それを改善するために多症例の実施が可能な施設への症例集積化も可能となります。この為、EPSは効率良く専門的に被験者リクルートメントを実施出来るクロエと戦略的協力関係を構築することに致しました。
またクロエはこの関係によって、EPSが実施するがん領域や中枢神経領域の臨床試験情報を多くの患者さまに提供する機会を得ることで、治療の一環としての治験を日本国内に広めることが可能となります。生命に直接影響を与えるがん領域と、大きな社会問題となっている認知症の予防的治療が期待される試験の被験者募集は、社会的貢献度が特に高いと考えており、クロエとしても今後の事業の中心としていた事より両社の思いが一致し、今回の戦略的協力関係を構築するに至りました。これにより、多くの製薬企業に対して治験ビジネスの効率化と更なる高い付加価値の提供が可能となります。
【イーピーエス株式会社について】
1991年に臨床試験データのソフトウェア開発・販売会社として創業以来、データマネジメント、統計解析をはじめとして、モニタリング等の開発業務全般、さらには製造販売後調査支援にいたるまでフルアウトソーシングサービスを提供。さまざまな専門スキルを持ったスタッフが、CRO業務全般をトータルにサポートしています。
詳しくは公式サイト(http://www.eps.co.jp)をご覧ください。
【株式会社クロエについて】
日本の治験にかかるスピードを向上すべく、被験者の募集に特化した形でビジネスをスタート。日本の新薬開発は、改善傾向にあるもののドラッグラグという言葉に象徴されるように欧米に比べ、長期化・高コスト体質であり、こうした長期化・高コスト化を助長する原因の一つが被験者不足。この課題に対し、募集計画の策定から治験終了後の被験者へのフォローに至るまで、治験のあらゆるフェーズにおいて被験者リクルートメントを行っています。詳しくは、https://www.croee.com/をご覧ください。