シグマ アルドリッチ、初の全ゲノム配列レンチウイルスCRISPRライブラリーの製造・販売でサンガー研究所と契約締結
[15/11/16]
提供元:PRTIMES
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【セントルイス、2015年9月22日】シグマ アルドリッチ(Sigma-Aldrich Corporation、NASDAQ:SIAL)は、ウェルカム・トラスト・サンガー研究所とレンチウイルス形態のCRISPR(クリスパー)ライブラリーの製造・販売について、独占契約を結んだことを発表しました。同ライブラリーは、CRISPRシステムにより、ヒトおよびマウスのあらゆる既知のタンパク質コード遺伝子をノックアウトすることを目的とした個別のクローンコレクションを研究者に提供します。
2年前の誕生以来、CRISPRテクノロジーは、世界中の分子生物学研究所に広く普及しています。研究者は、細胞および動物モデルにおいてCRISPRを使用して単一の細胞を厳密にノックアウトすることにより、特に疾病の発症および進行に関わる遺伝的基礎の理解や、基礎生物学的に重要な構成要素の特定を可能にします。
同研究所のEmmanouil Metzakopian博士研究員は、次のように述べています。
「サンガー研究所は、研究成果や研究リソースの開発を通じて生物学とヘルスケアの理解向上に取り組んでいます。この目的を達成する上で、CRISPRテクノロジーが果たす役割の重要性は高まっています。大事なことは、そのような研究成果と研究リソースを他の研究者の元に届けることです。シグマ アルドリッチのように、このテクノロジーの進歩に取り組む企業との提携は、その目的の達成に向けた最善の方法だと考えています」
また、シグマ アルドリッチの機能ゲノム学部門マネージャーであるShawn Shafer博士は、次のように述べています。
「この時期に、相乗効果の期待できる提携をできたことを嬉しく思います。サンガー研究所は科学的活動の幅広さと質の高さで知られており、全ゲノム配列レンチウイルスCRISPRライブラリーの構築の先駆者でもあります。シグマ アルドリッチは、10年以上に亘りゲノム編集に取り組んでおり、テクノロジーに対するビジョンと意欲を共有できるサンガー研究所との提携が決まり、嬉しく思います。我々は、新薬の発見や未知の疾病機序につながる可能性を秘めたサンガーCRISPRライブラリーを、研究者の元に届けていきます」
シグマ アルドリッチは、サンガー研究所ヒトCRISPRライブラリーのグリセロール形態およびレンチウイルス形態を2015年中に本社で発売予定、その後日本でも発売予定です(発売日未定)。シグマ アルドリッチは33万種を超えるクローンを集めた、世界最大級のshRNAライブラリーであるMISSION(R) shRNAライブラリーの唯一の製造業者であり、幅広いゲノム編集経験を有し、ゲノム編集試薬(ジンクフィンガーヌクレアーゼ)を世界中の研究者に向けて商業的に初めて提供した企業です。これまでのゲノム編集関連製品ラインナップにサンガーCRISPRコレクションを追加し、今後もレンチウイルス・スクリーニング・ライブラリーの製造およびサポートを一層充実させていきます。
【CRISPRライブラリーについて】
対象生物のすべての遺伝子を標的として予めguide RNAを設計・構築したライブラリーで、ノックアウトによる網羅的な遺伝子機能解析を可能にします。RNAi法とは異なり標的遺伝子の発現を完全に消失させることが出来るため、今後RNAiを補完する遺伝子探索法として幅広い分野での応用が期待されています。
【Sigma-Aldrichについて】
Sigma-Aldrichは、 人々の健康と安全の向上に取り組むライフサイエンスとハイテク製品のリーディングカンパニーです。 産業および商業市場に加え、 研究および応用研究分野の全世界で140万以上のお客様に、 25万種類以上もの化学薬品、 生化学薬品、 その他の一般試薬を製造販売しています。 リサーチ、 アプライド・マーケット、 コマーシャルSAFCの3つの事業部門を擁し、 科学による生活の質の向上に取り組んでいます。 世界37カ国で事業展開し、 従業員数は全世界で9,000人を超え、 2014年度の売上高は27.9億ドルでした。 Sigma-Aldrichについての詳しい情報は、http://goo.gl/WlhBcC (シグマ アルドリッチWebサイト) をご覧ください。
【シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社について】
シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社は、 Sigma-Aldrich Corp.の全額出資により設立された日本法人です。 1978年にその前身であるアルドリッチ ジャパン インクを設立し、 Sigma-Aldrichブランド研究用試薬および工業用薬品の輸入販売を開始しました。 1994年に日本における事業拡大を目指し千葉県市川市に物流センターを開設、 社名をシグマ アルドリッチ ジャパン株式会社に改称。 2012年、 グローバルオペレーションにおける意思決定の更なる迅速化を目指し、 シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社に名称を変更しました。 本社における研究開発と継続的なM&Aにより研究用試薬、 化成品バルク関連製品を日本市場にて展開させるべくサービスの強化を続けております。
URL: http://goo.gl/WlhBcC (シグマ アルドリッチ ジャパンWebサイト)
本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目2番24号天王洲セントラルタワー4階
TEL:03-5796-7300 (代表)
代表執行役 社長:秋山 一
主要営業品目:研究用試薬、 クロマト関連製品、 化成品バルク、 化学合成オリゴDNA・ペプチド
2年前の誕生以来、CRISPRテクノロジーは、世界中の分子生物学研究所に広く普及しています。研究者は、細胞および動物モデルにおいてCRISPRを使用して単一の細胞を厳密にノックアウトすることにより、特に疾病の発症および進行に関わる遺伝的基礎の理解や、基礎生物学的に重要な構成要素の特定を可能にします。
同研究所のEmmanouil Metzakopian博士研究員は、次のように述べています。
「サンガー研究所は、研究成果や研究リソースの開発を通じて生物学とヘルスケアの理解向上に取り組んでいます。この目的を達成する上で、CRISPRテクノロジーが果たす役割の重要性は高まっています。大事なことは、そのような研究成果と研究リソースを他の研究者の元に届けることです。シグマ アルドリッチのように、このテクノロジーの進歩に取り組む企業との提携は、その目的の達成に向けた最善の方法だと考えています」
また、シグマ アルドリッチの機能ゲノム学部門マネージャーであるShawn Shafer博士は、次のように述べています。
「この時期に、相乗効果の期待できる提携をできたことを嬉しく思います。サンガー研究所は科学的活動の幅広さと質の高さで知られており、全ゲノム配列レンチウイルスCRISPRライブラリーの構築の先駆者でもあります。シグマ アルドリッチは、10年以上に亘りゲノム編集に取り組んでおり、テクノロジーに対するビジョンと意欲を共有できるサンガー研究所との提携が決まり、嬉しく思います。我々は、新薬の発見や未知の疾病機序につながる可能性を秘めたサンガーCRISPRライブラリーを、研究者の元に届けていきます」
シグマ アルドリッチは、サンガー研究所ヒトCRISPRライブラリーのグリセロール形態およびレンチウイルス形態を2015年中に本社で発売予定、その後日本でも発売予定です(発売日未定)。シグマ アルドリッチは33万種を超えるクローンを集めた、世界最大級のshRNAライブラリーであるMISSION(R) shRNAライブラリーの唯一の製造業者であり、幅広いゲノム編集経験を有し、ゲノム編集試薬(ジンクフィンガーヌクレアーゼ)を世界中の研究者に向けて商業的に初めて提供した企業です。これまでのゲノム編集関連製品ラインナップにサンガーCRISPRコレクションを追加し、今後もレンチウイルス・スクリーニング・ライブラリーの製造およびサポートを一層充実させていきます。
【CRISPRライブラリーについて】
対象生物のすべての遺伝子を標的として予めguide RNAを設計・構築したライブラリーで、ノックアウトによる網羅的な遺伝子機能解析を可能にします。RNAi法とは異なり標的遺伝子の発現を完全に消失させることが出来るため、今後RNAiを補完する遺伝子探索法として幅広い分野での応用が期待されています。
【Sigma-Aldrichについて】
Sigma-Aldrichは、 人々の健康と安全の向上に取り組むライフサイエンスとハイテク製品のリーディングカンパニーです。 産業および商業市場に加え、 研究および応用研究分野の全世界で140万以上のお客様に、 25万種類以上もの化学薬品、 生化学薬品、 その他の一般試薬を製造販売しています。 リサーチ、 アプライド・マーケット、 コマーシャルSAFCの3つの事業部門を擁し、 科学による生活の質の向上に取り組んでいます。 世界37カ国で事業展開し、 従業員数は全世界で9,000人を超え、 2014年度の売上高は27.9億ドルでした。 Sigma-Aldrichについての詳しい情報は、http://goo.gl/WlhBcC (シグマ アルドリッチWebサイト) をご覧ください。
【シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社について】
シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社は、 Sigma-Aldrich Corp.の全額出資により設立された日本法人です。 1978年にその前身であるアルドリッチ ジャパン インクを設立し、 Sigma-Aldrichブランド研究用試薬および工業用薬品の輸入販売を開始しました。 1994年に日本における事業拡大を目指し千葉県市川市に物流センターを開設、 社名をシグマ アルドリッチ ジャパン株式会社に改称。 2012年、 グローバルオペレーションにおける意思決定の更なる迅速化を目指し、 シグマ アルドリッチ ジャパン合同会社に名称を変更しました。 本社における研究開発と継続的なM&Aにより研究用試薬、 化成品バルク関連製品を日本市場にて展開させるべくサービスの強化を続けております。
URL: http://goo.gl/WlhBcC (シグマ アルドリッチ ジャパンWebサイト)
本社所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目2番24号天王洲セントラルタワー4階
TEL:03-5796-7300 (代表)
代表執行役 社長:秋山 一
主要営業品目:研究用試薬、 クロマト関連製品、 化成品バルク、 化学合成オリゴDNA・ペプチド