ヴァレオ、自動車の将来技術をフランクフルトモーターショーで展示
[13/09/12]
提供元:PRTIMES
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2013年9月10日フランクフルト発表プレスリリース意訳
ヴァレオ、自動車の将来技術をフランクフルトモーターショーで展示
ヴァレオは、IAA 2013(フランクフルトモーターショー、プレスデー:9月10日〜11日、一般公開日:9月14日〜22日)において、自動車をよりクリーンに、よりインテリジェントに、より直観的に運転できるようにする新技術を発表します。ヴァレオは2012年に研究開発費に計10億ユーロを割き、たゆまずイノベーションに取り組んでいます。フランクフルトでは、今後の発展につながる主要なイノベーションを展示します。
- Valet Park4U(R): IAAで初公開されるValet Park4U(R)は、自動車を自動で駐車スペースに導く新技術です。駐車場の入り口で車から降り、Valet Park4U(R) を起動すると、車は自動走行で空きスペースを見つけて駐車します。この全自動駐車システムはスマートフォンによって操作可能です。同様に、車を駐車場から出す時も、ドライバーは入口にいながらにしてスマートフォンを使って車を呼び出すことができます。
- スマートフォン互換スマートキー: このパッシブエントリーパッシブスタート技術は、スマートフォンによって操作できます。ドライバーは車のキーをポケットに入れたままでも、家に置いておいても、代わりにスマートフォンを使って車のロックを開けたり、ロックしたり、エンジンを始動することができます。
- 抗アレルゲン・キャビンフィルター: ヴァレオは欧州で初めて、アレルゲンが車室内に侵入するのを低減するエアフィルターを開発しました。このシステムは車室内の粉じん、有害なガスや悪臭を除去するだけではなく、花粉などのアレルゲンも不活化します。欧州には、これまでアレルゲンを不活化するキャビンフィルターはありませんでした。
- 電動スーパーチャージャー: ヴァレオは小型化したエンジンにおける低速時のダイナミックレスポンスを改善する電動スーパーチャージャーを、自動車部品サプライヤーとして初めて顧客に供給しました。電動スーパーチャージャーは、従来のターボチャージャーの代わりに、あるいは追加として搭載でき、燃費を同レベルに維持しながら加速性能を約27%向上し、快適な運転をもたらします。また、電動スーパーチャージャーとヴァレオのエネルギー回収システムを組み合わせることにより、20%近い燃費向上効果をもたらします。
- エアインテークモジュール: この新しいエアインテークモジュールは、エンジンで燃料と混合される空気の供給効率を高め、エンジンのクリーン化と小型化に貢献します。このシステムは、燃費向上にも有害物質の排出低減にも役立ちます。2013年、ヴァレオは2013年オートモーティブニュース PACE (Premier Automotive Suppliers' Contribution to Excellence)アワードと、PACE イノベーションパートナーシップアワードを受賞しました。この新技術は、フォルクスワーゲンのモジュラーディーゼルエンジンシステムに搭載されています。
- BeamAtic(R) PremiumLED: この100%LEDによる防眩性のスマートライティングシステムにより、どのような状況下でも、他の車のドライバーを眩惑することなくハイビームを使用し続けることができます。すでに、BeamAtic(R) Premiumのテクノロジーを採用したキセノンランプが量産モデルとしてフォルクスワーゲンの新型Golf 7で採用されています。BeamAtic(R) PremiumLED では、電力消費量の低減、車両の使用年数を超えるほどのランプの大幅な長寿命化、太陽光に近い光の色とデザインの自由度の高さなど、LEDのメリットを全て享受することができます。
グローバルに拠点を展開しているヴァレオは、世界市場で自動車メーカーのパートナーとして製品とサービスを提供しています。あらゆるタイプの車両向けに、CO2排出量の削減や、エネルギー消費の低減に貢献するシステムを生み出すとともに、運転の楽しさを高めるイノベーションを開発しています。ヴァレオの受注のうち30%以上が、革新的な技術を搭載した製品やシステムによるものです。
IAAのヴァレオ展示ブース: Hall 8 Stand A31
Valet Park4U(R)の屋外デモ走行エリア: FG West、 Spot F10 50
ヴァレオグループ
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループであり、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいます。世界屈指の自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、28カ国に123カ所の工場、20カ所の研究センター、35カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約73,300人の従業員を擁しています。