「Honey Plus」多結晶シリコン太陽電池モジュールで世界記録更新 AP変換効率19.86%
[16/10/20]
提供元:PRTIMES
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常州、 中国 2016年10月18日// -- 太陽電池(「PV」)モジュール、ソリューションおよびサービスにおいて世界のPV業界をリードするTrina Solar Limited(NY証券取引所:TSL)(「トリナ・ソーラー」または「当社」)は、当社内の中国太陽光発電技術国家重点研究室が、p型mc-Si太陽電池セル(156x78mm2) 120枚を含む 「Honey Plus」多結晶シリコン太陽電池モジュールのAP*変換効率において、 19.86% を記録し、世界記録を更新したことを発表しました。この成果は、ドイツのフラウンホーファー研究機関(Fraunhofer ISE CalLab)により検証されました。
新記録を達成した太陽電池モジュールは、当社の独自開発している高性能で、高い少数キャリア寿命を持つmc-Siウエハを使用し、ハーフセルの相互接続、裏面パッシベーション(PERC:Passivated Emitter and Rear Cell)技術、高効率光トラッピング(高い光閉じ込み)を含む高度な社内技術により製造されています。
今回、当社国家重点研究室により達成された1.514m2 のモジュールAP変換効率19.86% の新記録は、2015年4月に樹立され1.515m2 における変換効率19.14%を1年半内に塗り替えました。新記録では、0.7%ポイント以上、もしくは約3.8%の増加を示しています。
トリナ・ソーラーの副社長で主任研究員のピエール・ヴェルリンデン博士(Dr. Pierre Verlinden)は、次のように述べています。「国家重点研究室の研究チームから最新の成果を発表でき、大変うれしく思っています。太陽電池モジュールの効率は、均等化発電原価(LCOE)を推定するための重要なパラメーターの一つです。この変換効率19.86%という結果は、トリナ・ソーラーが、多結晶p型シリコン研究において将来の大きな可能性をもっていることを示しています。また、結晶シリコン太陽電池モジュールの継続的な効率改善が行われている中で、大きな飛躍を遂げたことを意味しています。イノベーション主導型の太陽光発電産業において、トリナ・ソーラーは常にセル変換効率の向上とシステムコストの低減を図る最先端のPV技術や製品の開発に重点を置いています。市場ニーズに応えることにより、我々の技術革新が商業的成功を収められるように引き続き取り組んで行きます。」
*AP:アパーチャー(有効面積)
■Trina Solar Limited (トリナ・ソーラー)
トリナ・ソーラー(NY証券取引所:TSL)は、太陽電池モジュールおよび太陽光発電システムインテグレーションのグローバルリーダーです。1997年に太陽光システムインテグレーターとして設立以来、 トリナ・ソーラーは、世界中の施工、販売、ディベロッパーなどのパートナーの皆様と共に、 “Smart Energy Together”(「みんなでスマートエネルギー」)を推進しています。優れた革新性、高品質、垂直統合による一貫生産体制、環境責任を軸にトリナ・ソーラーはより良い社会づくりに取り組んでいます。
詳しくは、http://www.trinasolar.comをご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
トリナ・ソーラー・ジャパン株式会社 プレス担当:春日(マーケティング)
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