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モルゲンロット、MCデジタル・リアルティのNRT10データセンターを活用しメタバース・デジタルツインコンテンツのストリーミング配信サービスを開始

〜第一弾としてUnreal EngineのPixel Streamingに対応〜




2023年7月18日、東京発 - モルゲンロット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO/CTO 井上 博隆、以下:モルゲンロット)は、データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 畠山 孝成、以下:MCDR)のNRT10データセンター(千葉県印西市)を活用し、メタバース・デジタルツインコンテンツのストリーミング配信サービス(以下:本サービス)を開始しました。
 今般、モルゲンロットは新たな試みとして、主要ゲームエンジンの「Unreal Engine*1」並びに「Unity*2」にて制作された3DCGデジタルツインコンテンツのストリーミング配信サービスの提供を開始します。第一弾として、2023年秋開業予定であるシェア型産業創出・支援施設「innoba大田(イノーバ大田)*4」(東京都大田区 事業主体:三菱商事都市開発株式会社)の「Unreal Engine5.1」にて制作された内観デジタルツインコンテンツを、「Pixel Streaming*3」によりストリーミング配信いたします。本コンテンツは、NRT10データセンターに設置されたNVIDIA社製GPUを搭載した高性能サーバーを経由し配信されます。

[画像1: https://prtimes.jp/i/53470/48/resize/d53470-48-2975154d4d04cf4fd7fd-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/53470/48/resize/d53470-48-574d30e32f65bf6e2cda-1.png ]











「innoba大田」デジタルツインコンテンツイメージ

インターネット上の仮想空間で他者との交流や商品購入などが行われるメタバースや、現実世界と対になるふたご(ツイン)をデジタル空間上に構築しマーケティングや各種シミュレーションを可能にする仕組みであるデジタルツインは、製造業やエンターテインメントの他、最近では不動産・都市開発などのさまざまな分野で利用シーンが増えています。メタバース・デジタルツインコンテンツが普及しデータトラフィックが増加する中、コンテンツ配信事業者・ユーザー双方にとって、最適なITインフラを構築することが重要になっています。

MCDRのNRT10データセンターは、グローバル水準のセキュリティ、データセンタープラットフォーム「PlatformDIGITAL (R)」からさまざまなパートナーやサービスに接続できる利便性の高さ、柔軟なネットワーク環境、高性能GPUを搭載したサーバーにも対応可能な電力供給能力など、安定したコンテンツ配信に不可欠な要素を兼ね備えており、今回サーバー設置拠点として選定に至りました。さらに、NRT10データセンターを含むNRTキャンパスでは、サーバー用電源36MWの大規模データセンターであるNRT12データセンター(2024年初旬サービス提供開始予定)が建設中であり、拡張性の高さも選定理由のひとつです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/53470/48/resize/d53470-48-3c91d97cc455e15e9885-2.png ]

サーバー設置予定のNRT10データセンター

 本サービスは今後、研究開発分野等への活用も視野に入れ拡大を予定しております。MCDRとの連携により安定した配信環境を備え、モルゲンロットは今後もGPU知見を活かしたメタバース・デジタルツインコンテンツ向けのサービス提供拡充を図ります。

<各社コメント>
モルゲンロット 代表取締役CEO/CTO 井上 博隆
メタバース・デジタルツインコンテンツは年々利用用途が拡大しています。大人数での同時接続や写実的なコンテンツ等が増加する中、高性能なGPUサーバーによる処理を中心に、サービス提供事業者にとって最適なITインフラ構築の重要性が増しています。MCDR様のNRT10データセンターは高密度ラックの利用が可能である点に加えて、広帯域の回線を複数キャリアから選択可能である点や、拡張性の高さも選定の決め手となりました。

MCDR 代表取締役社長 畠山 孝成
この度、モルゲンロット様にメタバース・デジタルツインコンテンツのストリーミング配信用サーバー設置拠点としてNRT10データセンターを選定いただけたこと、大変嬉しく思います。当社の提供する、堅牢・柔軟かつ高負荷サーバーにも対応できる電力供給能力を有し、広帯域・低遅延の通信インフラを備えたデータセンターは、安定的なストリーミング配信の実現にお役立ちできるものと確信しています。今後も、モルゲンロット様をはじめ、メタバース・デジタルツインを活用される企業やコンテンツ事業者などのお客様に対し、快適に配信を行うことができるデジタルインフラ環境を提供してまいります。

*1 米Epic Games社が開発したゲームエンジン。「〜5.1」は2022年11月16日にリリースされたアップデートのひとつ
*2 米Unity Technologies 社が開発したゲームエンジン。「Unreal Engine」と同様、ゲーム以外にもデジタルツインコンテンツ、シミュレーションシステムなどの制作にも活用されている。
*3 Unreal Engineで作成した高データ量のコンテンツをあらゆるプラットフォーム、端末からウェブブラウザを通して視聴可能にするシステム
*4 innoba大田(イノーバ大田:2023年秋開業予定)は、ものづくり・研究開発企業やスタートアップ企業が「ひとつの建物」に集まることで、相互のリレーションシップを誘発する「シェア型産業創出・支援施設」https://ad.mcud.co.jp/naka6/

モルゲンロットについて
モルゲンロット株式会社は、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも」をビジョンに掲げ、クラウドで計算力をソリューション提供する会社です。「必要なところに再生可能エネルギーや余剰電力から作られた計算力という資源を世界中の誰にでも届けることで、無駄の無い環境に優しい最適な生活が出来る」と信じています。
自社で開発したGPU分散処理ソリューションを活用して電力を計算力に変換するハードウェアの構築、販売、運用、保守と、大規模な計算力を必要とする企業にGPUクラウドサービスの「M:CPP」、高速レンダリングサービス「Render Pool(R)」を提供しています。技術を愛し、大規模な計算力を効率よく運用する技術、ブロックチェーンを活用した信頼性の高い分散技術等を有しています。*Render Pool(R)、Excalibur(R)はモルゲンロット社の登録商標です

MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事株式会社とDigital Realty Trust Inc.(米国上場リート)の折半合弁会社として2017年9月に設立されました。大手クラウド事業者等の顧客がデータ処理等を行う上で必要な高い堅牢性とセキュリティ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービス等を24時間365日提供します。
 三菱商事のITや不動産・インフラ知見、並びに、業界大手Digital Realtyのグローバルな顧客網と、大規模データセンターの開発・運用知見を活かし、本邦データセンター業界を牽引し、社会の発展に貢献します。


※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。


【本リリースに関するお問合せ先について】
モルゲンロット株式会社
Email: contact@morgenrot.net
Website: https://jp.morgenrot.net

MCデジタル・リアルティ株式会社 マーケティング
Email: marketing@mc-digitalrealty.com
Website: https://www.mc-digitalrealty.com
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