ONE TAP SPORTSのユーフォリア、さいたま市の「コンディショニングアプリ等による実証事業」に参加
[23/03/29]
提供元:PRTIMES
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スポーツのコンディショニングノウハウを生かし、市内中学生の生活習慣・健康状態の改善、運動能力の向上をめざす
コンディション管理アプリ「ONE TAP SPORTS」を提供するスポーツテック企業株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、共同代表:橋口 寛/宮田 誠、以下「ユーフォリア」)は、さいたま市が進める「コンディショニングアプリ等による実証事業」(令和4年度)に参加し、市内の中学校で2022年9月〜12月の期間、実証を行いました。参加者の「意識変容」および一部「行動変容」が認められたという結果が得られたことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-401db73a10c1b0cba425-0.png ]
■ 実証事業の概要
??背景
さいたま市では、スポーツデータと理論に基づく適切な指導機会を提供することにより、子どもたちが、安心・安全にスポーツに取り組める環境の実現を目指しています。
そこで、ユーフォリアでは、昨年度に引き続き、一般社団法人さいたまスポーツコミッション(以下「SSC」)と共同で、さいたま市が進める実証事業に参画いたしました。
??目的
1.生徒に対して:自分自身の身体の状態を知り、コンディショニングを自発的に整えられる状態を作る。
2.教員に対して:コンディショニングを自発的に整えられる生徒を育成するため、必要な知識のインプットや可視化したデータに基づく指導ができる教員を増やす。
??対象者:さいたま市立植竹中学校1年生(308名)および教員(19名)
??実証期間:2022年9月から12月
??実証方法:
質問票による調査:事前&事後に行い、知識、意識、行動の変化を比較
ONE TAP SPORTSアプリによるコンディション管理:対象者をアプリ使用群、非使用群に分け、睡眠時間、朝食、体調、就寝前のデバイス使用の4項目を登校時に入力
長距離走パフォーマンスの測定:体育授業内で10分間走を5回行い、全身持久力(走行距離)の変化を検証
保健講話:睡眠の重要性やスマホ使用のリスク、コンディショニングの意義について 、 生徒・教員向けに静岡産業大学の徐准教授による講演を実施
※上記「2」以外はすべての対象者が同じプログラムに参加
??事業実施主体:さいたま市(事業委託先:SSC、共同実施者:ユーフォリア)
??監修:徐 広孝氏(静岡産業大学スポーツ科学部 准教授)
■ 結果について
睡眠時間や生活習慣について、「見直す」「分かる」という意識が醸成された
保健講話の後1カ月間、平均睡眠時間が10〜20分長くなった
アプリ非使用群は平均睡眠時間が5分短くなったが、使用群は6分長くなった(睡眠時間は学年進行とともに短くなる傾向があるが、本実証では短期的にその傾向を改善することができた)。
※ 中高生の平均睡眠時間は、1学年進むごとに10〜15分程度(中学3年間で30〜40分程度)短くなります。本実証の11分の改善(非使用群-5分、使用群+6分)という結果は分数だけに着目するとわずかですが、1年分の睡眠時間減少量相当であると考えると十分な成果であると考えられます。
→生徒のコンディショニングに関する知識習得、意識変容、部分的な行動変容に効果があった
[画像2: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-c10e3ee1ecdb4346bdaf-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-d645a6f613738e7a118e-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-2a9335ab0f0fa97ccfc3-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-092eb04fbbbe098c2a9d-4.jpg ]
■ 今後の課題
食事やその他の行動については変化がなかった
長距離走パフォーマンスの向上は見られなかった
保護者の協力を得られていないため、家庭内での生活行動の改善が困難であった
教員にコンディショニング知識およびその習得機会がなく生徒への積極的介入が見込めなかった
今回の実証により上記のような課題が発見されました。そのため、保健授業の教材、部活動指導のメソッドなどの拡充、およびこれらを用いた教員研修、分析ツールなどの開発の必要性をSSCと共にさいたま市に提案しました。
私たちユーフォリアは、今後も多くの方々の健康増進に貢献するために、スポーツコンディショニングのノウハウを広くお届けできるよう努力してまいります。
■ 一般社団法人さいたまスポーツコミッションについて:https://saitamasc.jp/
さいたま市と共に笑顔あふれる「日本一のスポーツ先進都市」の実現に向けて、スポーツイベントの誘致と開催支援を通じて観光や交流人口の拡大を図り、スポーツの振興と地域経済を活性化することを目的として組織された団体です。
■ ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)について:https://one-tap.jp/
「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータプラットフォームです。
アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートしています。現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1,700チーム以上(2023年3月時点)に導入されています。
■ ユーフォリア について
ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。スポーツ選手のコンディション管理、ケガ予防のためのSaaS型データプラットフォーム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」の開発・提供により、より安全で楽しく、かつ効率的にスポーツを行う環境整備に貢献してまいります。
会社名 :株式会社ユーフォリア
本社 :東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル2階
設立 :2008年8月18日
代表者 :代表取締役/共同創業者 橋口 寛・宮田 誠
事業内容:スポーツ領域におけるシステム開発・保守・コンサルティング、スポーツデータ活用による商品開発支援事業、健康経営支援事業
URL :https://eu-phoria.jp/
コンディション管理アプリ「ONE TAP SPORTS」を提供するスポーツテック企業株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、共同代表:橋口 寛/宮田 誠、以下「ユーフォリア」)は、さいたま市が進める「コンディショニングアプリ等による実証事業」(令和4年度)に参加し、市内の中学校で2022年9月〜12月の期間、実証を行いました。参加者の「意識変容」および一部「行動変容」が認められたという結果が得られたことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-401db73a10c1b0cba425-0.png ]
■ 実証事業の概要
??背景
さいたま市では、スポーツデータと理論に基づく適切な指導機会を提供することにより、子どもたちが、安心・安全にスポーツに取り組める環境の実現を目指しています。
そこで、ユーフォリアでは、昨年度に引き続き、一般社団法人さいたまスポーツコミッション(以下「SSC」)と共同で、さいたま市が進める実証事業に参画いたしました。
??目的
1.生徒に対して:自分自身の身体の状態を知り、コンディショニングを自発的に整えられる状態を作る。
2.教員に対して:コンディショニングを自発的に整えられる生徒を育成するため、必要な知識のインプットや可視化したデータに基づく指導ができる教員を増やす。
??対象者:さいたま市立植竹中学校1年生(308名)および教員(19名)
??実証期間:2022年9月から12月
??実証方法:
質問票による調査:事前&事後に行い、知識、意識、行動の変化を比較
ONE TAP SPORTSアプリによるコンディション管理:対象者をアプリ使用群、非使用群に分け、睡眠時間、朝食、体調、就寝前のデバイス使用の4項目を登校時に入力
長距離走パフォーマンスの測定:体育授業内で10分間走を5回行い、全身持久力(走行距離)の変化を検証
保健講話:睡眠の重要性やスマホ使用のリスク、コンディショニングの意義について 、 生徒・教員向けに静岡産業大学の徐准教授による講演を実施
※上記「2」以外はすべての対象者が同じプログラムに参加
??事業実施主体:さいたま市(事業委託先:SSC、共同実施者:ユーフォリア)
??監修:徐 広孝氏(静岡産業大学スポーツ科学部 准教授)
■ 結果について
睡眠時間や生活習慣について、「見直す」「分かる」という意識が醸成された
保健講話の後1カ月間、平均睡眠時間が10〜20分長くなった
アプリ非使用群は平均睡眠時間が5分短くなったが、使用群は6分長くなった(睡眠時間は学年進行とともに短くなる傾向があるが、本実証では短期的にその傾向を改善することができた)。
※ 中高生の平均睡眠時間は、1学年進むごとに10〜15分程度(中学3年間で30〜40分程度)短くなります。本実証の11分の改善(非使用群-5分、使用群+6分)という結果は分数だけに着目するとわずかですが、1年分の睡眠時間減少量相当であると考えると十分な成果であると考えられます。
→生徒のコンディショニングに関する知識習得、意識変容、部分的な行動変容に効果があった
[画像2: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-c10e3ee1ecdb4346bdaf-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-d645a6f613738e7a118e-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-2a9335ab0f0fa97ccfc3-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/36407/64/resize/d36407-64-092eb04fbbbe098c2a9d-4.jpg ]
■ 今後の課題
食事やその他の行動については変化がなかった
長距離走パフォーマンスの向上は見られなかった
保護者の協力を得られていないため、家庭内での生活行動の改善が困難であった
教員にコンディショニング知識およびその習得機会がなく生徒への積極的介入が見込めなかった
今回の実証により上記のような課題が発見されました。そのため、保健授業の教材、部活動指導のメソッドなどの拡充、およびこれらを用いた教員研修、分析ツールなどの開発の必要性をSSCと共にさいたま市に提案しました。
私たちユーフォリアは、今後も多くの方々の健康増進に貢献するために、スポーツコンディショニングのノウハウを広くお届けできるよう努力してまいります。
■ 一般社団法人さいたまスポーツコミッションについて:https://saitamasc.jp/
さいたま市と共に笑顔あふれる「日本一のスポーツ先進都市」の実現に向けて、スポーツイベントの誘致と開催支援を通じて観光や交流人口の拡大を図り、スポーツの振興と地域経済を活性化することを目的として組織された団体です。
■ ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)について:https://one-tap.jp/
「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューやケガの状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータプラットフォームです。
アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・ケガ予防をサポートしています。現在、ラグビー日本代表をはじめとする日本代表では26競技、プロチームを中心に国内外で71競技、1,700チーム以上(2023年3月時点)に導入されています。
■ ユーフォリア について
ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。スポーツ選手のコンディション管理、ケガ予防のためのSaaS型データプラットフォーム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」の開発・提供により、より安全で楽しく、かつ効率的にスポーツを行う環境整備に貢献してまいります。
会社名 :株式会社ユーフォリア
本社 :東京都千代田区六番町5-5 飯田ビル2階
設立 :2008年8月18日
代表者 :代表取締役/共同創業者 橋口 寛・宮田 誠
事業内容:スポーツ領域におけるシステム開発・保守・コンサルティング、スポーツデータ活用による商品開発支援事業、健康経営支援事業
URL :https://eu-phoria.jp/