国立がん研究センター中央病院とアルムが連携「Join」を活用したDtoDオンラインコンサルテーションに関する臨床研究を開始
[23/11/27]
提供元:PRTIMES
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〜地域間の医療格差を減らし、公平な医療提供を目指して〜
株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院(所在地:東京都中央区、病院長:島田和明、以下 国立がん研究センター中央病院)と国内におけるがん治療の均てん化(居住地域によらず、全国どこであっても標準的な専門医療を受診できるよう医療技術の格差是正を図ること)に向けたDtoD(Doctor-to-Doctor)オンラインコンサルテーションの臨床研究を開始しました。
近年、がん医療は高度化・複雑化が進み、それに伴いがん領域の専門的知識を有する専門職の重要性は増しています。しかし、国内の人口100万人あたりにおけるがん領域の専門医数は、都道府県別に見るとトップと最下位で約9.6倍の差があり、居住地域だけでなく医療機関間においても医療格差には課題がある状況です※1。また、一般的なセカンドオピニオンの現状として、3つの課題が考えられます。
相談できるセカンドオピニオン先は居住地・紹介元医療機関の近隣地域の病院であり、地理的理由から遠方の医療機関へのセカンドオピニオンが難しい
増加し続けるセカンドオピニオンの要望に対して対応医師枠が限られているため、医師を確保する難易度が高く、患者側の待ち時間が増える
セカンドオピニオンは対面サービスであり、都度、相談料や交通費、検査・診療データ収集のための手間や費用がかかるため、繰り返し何度も実施するのはハードルが高く、診療方針の相談を繰り返し行うことができない。また、紹介元医療機関の医師とがん診療専門医が直接コミュニケーションをとることもできない
これらの課題から、高度化・複雑化が著しいがんの診療について、紹介元医療機関の医師からがん専門病院の専門医へ繰り返し、かつ簡便に相談できる新たなシステムを構築する必要性が高いと考えていました。
今回の臨床研究では、地方の協力医療施設のがん診療医師と国立がん研究センター中央病院の医師をアルムが提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ Joinで繋ぎ、医師間のコンサルテーションを実施することで、DtoDオンラインコンサルテーションの臨床的意義(治療成績の改善および医療費・個人負担費用の最適化)の検討および患者の満足度を調査します※2。
今後は、他領域における国立高度専門医療研究センターとも地方医療の質の均てん化に向けた検討を行っていく予定です。アルムは、医療DXを推進し、全ての人へ公平な医療提供の実現を目指します。
※1 第83回がん対策推進協議会2022年度資料より
※2 プロジェクト名称:医療従事者・がん患者を対象とした継続的なオンラインコンサルテーションシステムの構築に関する実証化研究CONNECT-Oncology
■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者が高セキュリティ環境下でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器です。 日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアの医療機器認証を取得しています(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)。
https://www.allm.net/join/
■アルムについて
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、 ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。 また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。
○社名:株式会社アルム
○所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16階
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/
株式会社ディー・エヌ・エー(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)の子会社である株式会社アルム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院(所在地:東京都中央区、病院長:島田和明、以下 国立がん研究センター中央病院)と国内におけるがん治療の均てん化(居住地域によらず、全国どこであっても標準的な専門医療を受診できるよう医療技術の格差是正を図ること)に向けたDtoD(Doctor-to-Doctor)オンラインコンサルテーションの臨床研究を開始しました。
近年、がん医療は高度化・複雑化が進み、それに伴いがん領域の専門的知識を有する専門職の重要性は増しています。しかし、国内の人口100万人あたりにおけるがん領域の専門医数は、都道府県別に見るとトップと最下位で約9.6倍の差があり、居住地域だけでなく医療機関間においても医療格差には課題がある状況です※1。また、一般的なセカンドオピニオンの現状として、3つの課題が考えられます。
相談できるセカンドオピニオン先は居住地・紹介元医療機関の近隣地域の病院であり、地理的理由から遠方の医療機関へのセカンドオピニオンが難しい
増加し続けるセカンドオピニオンの要望に対して対応医師枠が限られているため、医師を確保する難易度が高く、患者側の待ち時間が増える
セカンドオピニオンは対面サービスであり、都度、相談料や交通費、検査・診療データ収集のための手間や費用がかかるため、繰り返し何度も実施するのはハードルが高く、診療方針の相談を繰り返し行うことができない。また、紹介元医療機関の医師とがん診療専門医が直接コミュニケーションをとることもできない
これらの課題から、高度化・複雑化が著しいがんの診療について、紹介元医療機関の医師からがん専門病院の専門医へ繰り返し、かつ簡便に相談できる新たなシステムを構築する必要性が高いと考えていました。
今回の臨床研究では、地方の協力医療施設のがん診療医師と国立がん研究センター中央病院の医師をアルムが提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ Joinで繋ぎ、医師間のコンサルテーションを実施することで、DtoDオンラインコンサルテーションの臨床的意義(治療成績の改善および医療費・個人負担費用の最適化)の検討および患者の満足度を調査します※2。
今後は、他領域における国立高度専門医療研究センターとも地方医療の質の均てん化に向けた検討を行っていく予定です。アルムは、医療DXを推進し、全ての人へ公平な医療提供の実現を目指します。
※1 第83回がん対策推進協議会2022年度資料より
※2 プロジェクト名称:医療従事者・がん患者を対象とした継続的なオンラインコンサルテーションシステムの構築に関する実証化研究CONNECT-Oncology
■Joinについて
株式会社アルムが開発・提供する、医療関係者が高セキュリティ環境下でコミュニケーションをとることができるアプリです。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとしての活用や、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などに利用されています。日本ではじめて保険収載されたプログラム医療機器です。 日本、米国(FDA)、欧州(CE)、ブラジル、サウジアラビアの医療機器認証を取得しています(販売名:汎用画像診断装置用プログラム Join)。
https://www.allm.net/join/
■アルムについて
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、 ICTの力で医療の格差・ミスマッチをなくし、全ての人に公平な医療福祉を実現します。 また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っています。
○社名:株式会社アルム
○所在地:東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウエスト16階
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/