2012-2013年 年末年始の旅行動向調査
[13/01/31]
提供元:PRTIMES
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年末年始の過ごし方は例年と違う傾向。20代が積極的に旅へ。予約は前倒し傾向に。
フォートラベル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 井上英樹、以下:フォートラベル)は、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)」にて、会員を対象に「2012-2013年 年末年始の旅行動向調査」を実施いたしました。調査結果を以下にご報告いたします。
【1】調査結果概要(基本データのご報告)
【2】調査結果解説/執筆:弊社アドバイザー、旅行ジャーナリスト 村田和子
1. 年末年始の過ごし方は例年と違う傾向。長期休暇が後押しか。
2. 20代が旅に出た!海外旅行は年代別でトップ、帰省・日帰りを含め約6割が旅へ。
3. 予約は前倒し傾向に。海外旅行実施者の17.6%が半年前に予約。
【3】調査実施概要(回答者プロフィール等)
【4】フォートラベル株式会社について
【5】データ利用について
【1】 調査結果概要(基本データのご報告)
【年末年始の休暇取得状況概要】
年末年始の連続休暇日数は平均8.0日で、昨年(6.8日)より1.2日増加した。休暇日数の分布をみると、昨年が「6日」を頂点とした山型の分布に対して、今年は「9日」がもっとも多く31.6%、続いて「6日」が24.2%で、このふたつを頂点とするM字型の分布となった(グラフ1参照)。更に昨年と比較し「「9日」が28.0ポイント増、「10日」は5.6ポイント増、「15日以上」は1.6ポイント増と、全般的に休暇の長期化がみてとれた。
【年末年始の過ごし方概要】
年末年始の過ごし方は「自宅中心で過ごした」人がもっとも多く36.8%。続いて「海外旅行」(20.9%)、「帰省」(18.5%)、「国内旅行」(14.8%)、「日帰り」(5.1%)となった。昨年と比較すると、「自宅中心で過ごした」人は5.0ポイント減(昨年:41.8%)。旅行をした人(「日帰り旅行」や「帰省」を含む)は59.3%となり、昨年(53.5%)より5.8ポイント増え、特に「帰省」は4.4ポイント増加している。
【海外旅行概要】
海外旅行の旅行期間の平均は7.2日で、昨年より0.1日減少。旅行費用の平均は21.5万円で、昨年(18.6万円)より2.9万円増加した。旅行先は「アジア」が人気で55.1%、続いて「ヨーロッパ」(22.2%)、「オセアニア・ミクロネシア」(8.7%)となった。昨年と比較すると、「アジア」は6.9ポイント減。「ヨーロッパ」(2.9ポイント増)、「オセアニア・ミクロネシア」(1.7ポイント増)、「アフリカ」(4.1ポイント増)と、他の地域は増加する結果となった。人気の旅行先を国別にみると、「台湾」、「タイ」、「グアム」の順となり、昨年もっとも人気の高かった「韓国」が4位と順位を落とした。旅行の出発日のピークは「12月29日」で21.0%。帰着日は「1月3日」(15.3%)がもっとも多かった。出発日は「12月29日」を頂点とした山型の分布となったが、帰着日については年明け以降分散する傾向がみられた。(グラフ2参照)
【国内旅行概要】
国内旅行の旅行期間は3.4日で、昨年(3.7日)より0.3日減少した。旅行費用の平均は5.4万円で、昨年(4.7万円)よりも0.7万円増加。人気の旅行先は「沖縄県」、「東京都」、「北海道」の順となった。旅行の出発日は「12月29日」がもっとも多く20.4%。帰着日は「12月31日」(16.8%)となった。また、国内旅行および帰省の利用交通手段については、「飛行機」が25.3%で、昨年(22.5%)より2.8ポイント増加した。昨年LCC国内路線が就航し、より安価で気軽に飛行機を利用できるようになったことが、要因のひとつといえそうだ。
【2】 調査結果解説
執筆:弊社アドバイザー 旅行ジャーナリスト 村田和子
1. 年末年始の過ごし方は例年と違う傾向。長期休暇が後押しか。
9連休という大型連休となった人も多く、過ごし方において例年と異なる傾向がみられた。海外旅行については、外交問題(竹島)が尾を引く韓国の人気が大幅にダウン。長期の休みだからこそ行ける、ヨーロッパやアフリカなどが伸びた。また休暇が長いことから、新年を海外で過ごすのではなく、年明けに出発する人も散見された。
国内については、国内旅行が昨年より0.2ポイント減の14.8%、帰省が4.4ポイント増の18.5%となり、帰省が国内旅行を抜く結果となった。休暇の長さが、帰省の後押しになったことは勿論だが、「帰省」をした人のコメントには、「実家へ帰る途中に1泊して旅を楽しんだ」「帰省がメインだが、休みが長かったので国内旅行もした」等の声が、多く挙がっている。本設問は「メインの過ごし方を単一で選択」としており今回のような結果となったが、実際には「帰省と国内旅行」を実施した人も、相当数いるものと思われる。また国内旅行をしたという人のコメントからも、「休暇中に2回旅行をしたと」いうものがあがっており、延べの国内旅行実施者は、実際には昨年比でプラスだと推測する。
2. 20代が旅に出た! 海外旅行は年代別でトップ、帰省・日帰りを含め約6割が旅へ。
「若者は旅に出ない」という傾向にも、変化がみてとれた。年代別で年末年始の過ごし方をみてみると、海外旅行および帰省の実施率は20代がTOPとなった。国内旅行は8.7%と、全世代で一番低かったが、「海外旅行」「国内旅行」「帰省」を合わせると59.1%。20代の6割近くが、なんらかの形で旅を実施し、特に海外旅行志向が高かったことが伺える。なお、60代以上については「子どもが帰省してくるため家で過ごした」というコメントからも推測できるように、この年代ならではの事情で、他と大きく傾向が異なった。
3.予約は前倒し傾向に。海外旅行実施者の17.6%が半年前に予約。
出発のどれくらい前から予約を始めたか聞いたところ、海外旅行、国内旅行とも昨年と比較して、前倒し傾向にあったことがわかった。特に海外旅行の予約を「半年以上前にした」人は、昨年が10.1%だったのに対して、今年は17.6%。この開きが出発1ヶ月前まで続いた。国内旅行についても、同じく予約の前倒し傾向がみられるが、出発1ヶ月前には、昨年に追い越される形となった。今年は休暇が長いこともあり、国内外問わず早めに準備をした人が多かったようだ。
※予約完了率とは :(ある一定時期までに予約した累計人数/最終的に旅行を予約した人数)の割合
【3】 調査実施概要(回答者プロフィール等) (n=1,179)
<調査目的>
旅行好きのフォートラベルユーザーが2012-2013年の年末年始の休暇をどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、 実態を把握する。
<調査期間>
2012年12月27日 - 2013年1月7日 の12日間
<調査対象>
有効回答数:1,179件
【4】 フォートラベル株式会社について
事業内容:旅行総合情報サイト『旅行のクチコミサイト フォートラベル』の企画・運営
所在地 :東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
代表取締役社長:井上 英樹
2004 年 1月にサイトを開設。ユーザーが実際に体験した国内外の旅行情報のほか、ツアー・ホテル・航空券などの旅行商品を一括で比較・検索できるサービスを提供。
【5】 データ利用について
1.掲載に際しては「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)調べ」と必ず明記をしてください。
2.掲載前に必要事項をご記載の上、弊社にご連絡をお願いいたします。なお、ご連絡頂く際は、以下について明記をお願いいたします。
必要事項:会社名、担当者名、連絡先(メールアドレス、電話番号)、使用用途、発売日/掲載日
3.本レポートは情報提供を目的としています。掲載したデータ及び当該データを加工したグラフ等の正確性・確実性については、その内容を完全に保証するものではありません。また、本調査結果の利用者がこれらの情報を用いて行う判断の一切について責任は負いません。
4.本レポートのご利用にあたっては、以下の事項を禁止いたします。
・本レポートを改竄して使用すること。
・本レポートを第三者に対し有償で提供すること。
・本レポートの複写・複製・転訳載・抄録要約、磁気媒体・光ディスクへの入力等をフォートラベル株式会社の許諾なく行うこと。
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詳しい調査結果の内容は、以下のフォートラベルプレスページにてご確認ください。
<リリースページ>
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/press/20130131_press.html
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その他フォートラベルのリリースは以下のページにてご確認いただけます。
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/
フォートラベル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 井上英樹、以下:フォートラベル)は、運営する「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)」にて、会員を対象に「2012-2013年 年末年始の旅行動向調査」を実施いたしました。調査結果を以下にご報告いたします。
【1】調査結果概要(基本データのご報告)
【2】調査結果解説/執筆:弊社アドバイザー、旅行ジャーナリスト 村田和子
1. 年末年始の過ごし方は例年と違う傾向。長期休暇が後押しか。
2. 20代が旅に出た!海外旅行は年代別でトップ、帰省・日帰りを含め約6割が旅へ。
3. 予約は前倒し傾向に。海外旅行実施者の17.6%が半年前に予約。
【3】調査実施概要(回答者プロフィール等)
【4】フォートラベル株式会社について
【5】データ利用について
【1】 調査結果概要(基本データのご報告)
【年末年始の休暇取得状況概要】
年末年始の連続休暇日数は平均8.0日で、昨年(6.8日)より1.2日増加した。休暇日数の分布をみると、昨年が「6日」を頂点とした山型の分布に対して、今年は「9日」がもっとも多く31.6%、続いて「6日」が24.2%で、このふたつを頂点とするM字型の分布となった(グラフ1参照)。更に昨年と比較し「「9日」が28.0ポイント増、「10日」は5.6ポイント増、「15日以上」は1.6ポイント増と、全般的に休暇の長期化がみてとれた。
【年末年始の過ごし方概要】
年末年始の過ごし方は「自宅中心で過ごした」人がもっとも多く36.8%。続いて「海外旅行」(20.9%)、「帰省」(18.5%)、「国内旅行」(14.8%)、「日帰り」(5.1%)となった。昨年と比較すると、「自宅中心で過ごした」人は5.0ポイント減(昨年:41.8%)。旅行をした人(「日帰り旅行」や「帰省」を含む)は59.3%となり、昨年(53.5%)より5.8ポイント増え、特に「帰省」は4.4ポイント増加している。
【海外旅行概要】
海外旅行の旅行期間の平均は7.2日で、昨年より0.1日減少。旅行費用の平均は21.5万円で、昨年(18.6万円)より2.9万円増加した。旅行先は「アジア」が人気で55.1%、続いて「ヨーロッパ」(22.2%)、「オセアニア・ミクロネシア」(8.7%)となった。昨年と比較すると、「アジア」は6.9ポイント減。「ヨーロッパ」(2.9ポイント増)、「オセアニア・ミクロネシア」(1.7ポイント増)、「アフリカ」(4.1ポイント増)と、他の地域は増加する結果となった。人気の旅行先を国別にみると、「台湾」、「タイ」、「グアム」の順となり、昨年もっとも人気の高かった「韓国」が4位と順位を落とした。旅行の出発日のピークは「12月29日」で21.0%。帰着日は「1月3日」(15.3%)がもっとも多かった。出発日は「12月29日」を頂点とした山型の分布となったが、帰着日については年明け以降分散する傾向がみられた。(グラフ2参照)
【国内旅行概要】
国内旅行の旅行期間は3.4日で、昨年(3.7日)より0.3日減少した。旅行費用の平均は5.4万円で、昨年(4.7万円)よりも0.7万円増加。人気の旅行先は「沖縄県」、「東京都」、「北海道」の順となった。旅行の出発日は「12月29日」がもっとも多く20.4%。帰着日は「12月31日」(16.8%)となった。また、国内旅行および帰省の利用交通手段については、「飛行機」が25.3%で、昨年(22.5%)より2.8ポイント増加した。昨年LCC国内路線が就航し、より安価で気軽に飛行機を利用できるようになったことが、要因のひとつといえそうだ。
【2】 調査結果解説
執筆:弊社アドバイザー 旅行ジャーナリスト 村田和子
1. 年末年始の過ごし方は例年と違う傾向。長期休暇が後押しか。
9連休という大型連休となった人も多く、過ごし方において例年と異なる傾向がみられた。海外旅行については、外交問題(竹島)が尾を引く韓国の人気が大幅にダウン。長期の休みだからこそ行ける、ヨーロッパやアフリカなどが伸びた。また休暇が長いことから、新年を海外で過ごすのではなく、年明けに出発する人も散見された。
国内については、国内旅行が昨年より0.2ポイント減の14.8%、帰省が4.4ポイント増の18.5%となり、帰省が国内旅行を抜く結果となった。休暇の長さが、帰省の後押しになったことは勿論だが、「帰省」をした人のコメントには、「実家へ帰る途中に1泊して旅を楽しんだ」「帰省がメインだが、休みが長かったので国内旅行もした」等の声が、多く挙がっている。本設問は「メインの過ごし方を単一で選択」としており今回のような結果となったが、実際には「帰省と国内旅行」を実施した人も、相当数いるものと思われる。また国内旅行をしたという人のコメントからも、「休暇中に2回旅行をしたと」いうものがあがっており、延べの国内旅行実施者は、実際には昨年比でプラスだと推測する。
2. 20代が旅に出た! 海外旅行は年代別でトップ、帰省・日帰りを含め約6割が旅へ。
「若者は旅に出ない」という傾向にも、変化がみてとれた。年代別で年末年始の過ごし方をみてみると、海外旅行および帰省の実施率は20代がTOPとなった。国内旅行は8.7%と、全世代で一番低かったが、「海外旅行」「国内旅行」「帰省」を合わせると59.1%。20代の6割近くが、なんらかの形で旅を実施し、特に海外旅行志向が高かったことが伺える。なお、60代以上については「子どもが帰省してくるため家で過ごした」というコメントからも推測できるように、この年代ならではの事情で、他と大きく傾向が異なった。
3.予約は前倒し傾向に。海外旅行実施者の17.6%が半年前に予約。
出発のどれくらい前から予約を始めたか聞いたところ、海外旅行、国内旅行とも昨年と比較して、前倒し傾向にあったことがわかった。特に海外旅行の予約を「半年以上前にした」人は、昨年が10.1%だったのに対して、今年は17.6%。この開きが出発1ヶ月前まで続いた。国内旅行についても、同じく予約の前倒し傾向がみられるが、出発1ヶ月前には、昨年に追い越される形となった。今年は休暇が長いこともあり、国内外問わず早めに準備をした人が多かったようだ。
※予約完了率とは :(ある一定時期までに予約した累計人数/最終的に旅行を予約した人数)の割合
【3】 調査実施概要(回答者プロフィール等) (n=1,179)
<調査目的>
旅行好きのフォートラベルユーザーが2012-2013年の年末年始の休暇をどう過ごしたか、旅行消費・動向にどういった影響があるのか、 実態を把握する。
<調査期間>
2012年12月27日 - 2013年1月7日 の12日間
<調査対象>
有効回答数:1,179件
【4】 フォートラベル株式会社について
事業内容:旅行総合情報サイト『旅行のクチコミサイト フォートラベル』の企画・運営
所在地 :東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 恵比寿アイマークゲート6F
代表取締役社長:井上 英樹
2004 年 1月にサイトを開設。ユーザーが実際に体験した国内外の旅行情報のほか、ツアー・ホテル・航空券などの旅行商品を一括で比較・検索できるサービスを提供。
【5】 データ利用について
1.掲載に際しては「旅行のクチコミサイト フォートラベル(http://4travel.jp/)調べ」と必ず明記をしてください。
2.掲載前に必要事項をご記載の上、弊社にご連絡をお願いいたします。なお、ご連絡頂く際は、以下について明記をお願いいたします。
必要事項:会社名、担当者名、連絡先(メールアドレス、電話番号)、使用用途、発売日/掲載日
3.本レポートは情報提供を目的としています。掲載したデータ及び当該データを加工したグラフ等の正確性・確実性については、その内容を完全に保証するものではありません。また、本調査結果の利用者がこれらの情報を用いて行う判断の一切について責任は負いません。
4.本レポートのご利用にあたっては、以下の事項を禁止いたします。
・本レポートを改竄して使用すること。
・本レポートを第三者に対し有償で提供すること。
・本レポートの複写・複製・転訳載・抄録要約、磁気媒体・光ディスクへの入力等をフォートラベル株式会社の許諾なく行うこと。
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詳しい調査結果の内容は、以下のフォートラベルプレスページにてご確認ください。
<リリースページ>
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/press/20130131_press.html
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その他フォートラベルのリリースは以下のページにてご確認いただけます。
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/