2022年度|中古スマートフォン取引実績調査レポート(CtoC市場)
[23/08/25]
提供元:PRTIMES
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iPhoneはAndroidスマホに比べて再販価格が高い結果に
伊藤忠グループの株式会社Belong(所在地:東京都港区、代表取締役社長 井上 大輔)は、CtoC市場に於ける2022年度(2022年4月〜2023年3月)中古スマートフォン取引実績調査レポートを公開いたしました。
調査概要
国内CtoC市場(フリマ市場)に対し弊社が独自にデータ取得・蓄積し、解析・ 再構成することで取引実態を調査いたしました。調査対象は主要フリマサービスで売買が成立した中古スマートフォンの取引実績で、かつ、IMEIの 記載があり機種が特定できたものとしております。
【取引実績調査レポートのダウンロードについて】
https://share.hsforms.com/1eu0Fsbm0RZaOEZSYE8qXaA3ea9d
中古スマートフォン取引実績調査レポートのトピック抜粋
1. iPhoneとAndroidスマホの取引数比率の推移
[画像1: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-0c55b2b934eed396b40d-0.png ]
CtoC市場に於ける中古スマートフォンの取引件数のうち、iPhoneが占める割合は55.2%、Androidスマホが占める割合は44.8%で、iPhone:Androidスマホの比率は約6:4でした。改めて日本市場でのiPhone人気は中古スマートフォン市場でも継続して確認することができました。ただしトレンドとしてiPhoneのシェアは年々減少している傾向も継続しており、iPhoneのシェアは前年比で▲1.1ポイントと減少しています。
2. iPhoneとAndroidスマホのCtoC市場での取引価格推移
[画像2: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-14a70be7042a65cc63b1-1.png ]
iPhone(iPhone XR)とAndroidスマホ(Pixel 3,Xperia XZ3)の発売時からの価格推移を比較すると、発売から6ヶ月で価格差が発生し、機種変更の3〜4年後のタイミングではiPhoneの方がAndroidスマホより再販価格の割合が2倍以上高い傾向にあります。また再販価格はiPhoneに関しては発売から3年半程度経過したタイミングから下げ止まる傾向があるようです。
またAndroidスマホ内でPixel 3とXperia XZ3を比較すると、発売から1年程はPixel 3の再販価格の割合が高い傾向が見られました。Pixelシリーズは多くのAndroidスマホと比べてアップデート期間が長く、比較的長く使えることが再販価格に反映されている可能性があります。
[iPhone XR(64GB)](2018年9月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):93,280円
4年経過時の相場価格(税込) :25,150円
[Pixel 3(64GB)](2018年11月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):95,000円
4年経過時の相場価格(税込) :12,750円
[Xperia XZ3(64GB)](2018年11月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):98,496円
4年経過時の相場価格(税込) :10,780円
※上記3機種の目立った傷や汚れなしの取引価格の中央値を比較
これにより機種変更時の再販価格を意識して機種選択をする方には再販価格が高く残価が残りやすいiPhoneがお勧めと言えそうです。
3. 2022年度iPhone取引件数ランキング
[画像3: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-98c2c680a700963038fb-2.png ]
CtoC市場におけるiPhoneの年間取引件数ランキングでは、前年度に引き続き、iPhone 8やiPhone SE(第2世代)など、ホームボタンを搭載している機種が多くランクインしました。
ホームボタンを搭載している機種は、「コンパクトで持ちやすい」、「Touch ID(指紋認証)が利用できる」といった共通点があります。同世代の機種と同等の性能を持ちながら安価に購入できることから、使い勝手のよさとコストパフォーマンスの高さが人気の理由と考えられます。
人気の中心は比較的新しい機種に入れ替わりつつあり、iPhone 8やiPhone 7などの構成比が下がった一方で、iPhone 11やiPhone 12など、より新しい機種の構成比が上がりました。同様の傾向は弊社の中古スマホ販売サービス「にこスマ」でも見られ、月間販売数ランキングでは、iPhone 8と入れ替わる形で、iPhone SE(第2世代)が1位を獲得する月が増えています。
iPhone 8やiPhone Xが最新のiOS 17で対象機種から外れたこともあり、2023年度も着実に世代交代が進んでいくと予想されます。
4. 2022年度Android取引件数ランキング
[画像4: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-f27d3161f2ddc45501ae-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-f7335ee71de3c67d324d-4.png ]
Androidスマホは中古市場に流通している機種が多いことから、iPhoneと比べると、1機種あたりの取引件数や構成比が小さくなる傾向があります。シリーズ別の構成比を見ると、Xperia、AQUOS、Galaxyの人気が高く、上位3シリーズで全体の半数以上を占めています。
人気機種の傾向としては、5年ほど前に発売されたハイエンド機種と、3年ほど前に発売されたミドルレンジ機種が多く見られました。同じ中古スマホの中でも、「充実した性能・機能を持っている機種が欲しい」、「比較的新しい機種が欲しい」という2つのニーズが多くあるものと考えられます。
Androidスマホは、幅広い選択肢の中から用途に合った機種を選べることが魅力といえそうです。
【中古スマートフォン取引実績調査レポートとは】
● 調査期間:2019年4月〜2023年3月
● 対象件数:1,512,277件
● 対象取引:
・ 主要なCtoCサービスにて売買が成立した中古スマートフォンの取引実績の内、IMEIの記載があり機種が特定できたもの(これをにこスマが独自にデータ取得・蓄積し、解析・再構成しています)
・ ”IMEI記載があるが機種特定不可”などの取引を除外
● データの定義
・ 相場価格:該当する取引価格の中央値
*2022年4月〜2023年3月のIMEI記載がある調査対象件数は323,088件で前年比で約10.7%程減少しております。対象取引に関しては上記の通り対象取引の絞りこみを実施しているため、CtoC市場全体及び各機種の全ての取引数量を示すものではございません。
【取引実績調査レポートのダウンロードについて】
https://share.hsforms.com/1eu0Fsbm0RZaOEZSYE8qXaA3ea9d
Belongについて
[画像6: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-1c1c58209c95f9e54ad2-5.png ]
Belongは「大切な人に誇れる、次なる価値を届けよう。」を合言葉に、中古スマホのECサイト「にこスマ」(https://www.nicosuma.com/)や「にこスマ買取」(https://www.nicosuma.com/sell)、法人向けスマホレンタルサービス「Belong One レンタルプラン」(https://belong.co.jp/business/lease/)を運営しております。わたしたちは常に「正直であること」を信条に、すべての人に中古スマホの安心を提供してまいります。世界のネットワークと厳格な検査を通し、 高品質な端末を適正な価格で買取・販売。お客様が安心して中古スマホライフを送れるよう、Belongは日々進化しています。
●記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です
伊藤忠グループの株式会社Belong(所在地:東京都港区、代表取締役社長 井上 大輔)は、CtoC市場に於ける2022年度(2022年4月〜2023年3月)中古スマートフォン取引実績調査レポートを公開いたしました。
調査概要
国内CtoC市場(フリマ市場)に対し弊社が独自にデータ取得・蓄積し、解析・ 再構成することで取引実態を調査いたしました。調査対象は主要フリマサービスで売買が成立した中古スマートフォンの取引実績で、かつ、IMEIの 記載があり機種が特定できたものとしております。
【取引実績調査レポートのダウンロードについて】
https://share.hsforms.com/1eu0Fsbm0RZaOEZSYE8qXaA3ea9d
中古スマートフォン取引実績調査レポートのトピック抜粋
1. iPhoneとAndroidスマホの取引数比率の推移
[画像1: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-0c55b2b934eed396b40d-0.png ]
CtoC市場に於ける中古スマートフォンの取引件数のうち、iPhoneが占める割合は55.2%、Androidスマホが占める割合は44.8%で、iPhone:Androidスマホの比率は約6:4でした。改めて日本市場でのiPhone人気は中古スマートフォン市場でも継続して確認することができました。ただしトレンドとしてiPhoneのシェアは年々減少している傾向も継続しており、iPhoneのシェアは前年比で▲1.1ポイントと減少しています。
2. iPhoneとAndroidスマホのCtoC市場での取引価格推移
[画像2: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-14a70be7042a65cc63b1-1.png ]
iPhone(iPhone XR)とAndroidスマホ(Pixel 3,Xperia XZ3)の発売時からの価格推移を比較すると、発売から6ヶ月で価格差が発生し、機種変更の3〜4年後のタイミングではiPhoneの方がAndroidスマホより再販価格の割合が2倍以上高い傾向にあります。また再販価格はiPhoneに関しては発売から3年半程度経過したタイミングから下げ止まる傾向があるようです。
またAndroidスマホ内でPixel 3とXperia XZ3を比較すると、発売から1年程はPixel 3の再販価格の割合が高い傾向が見られました。Pixelシリーズは多くのAndroidスマホと比べてアップデート期間が長く、比較的長く使えることが再販価格に反映されている可能性があります。
[iPhone XR(64GB)](2018年9月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):93,280円
4年経過時の相場価格(税込) :25,150円
[Pixel 3(64GB)](2018年11月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):95,000円
4年経過時の相場価格(税込) :12,750円
[Xperia XZ3(64GB)](2018年11月発売モデル)
新品発売当時価格(税込):98,496円
4年経過時の相場価格(税込) :10,780円
※上記3機種の目立った傷や汚れなしの取引価格の中央値を比較
これにより機種変更時の再販価格を意識して機種選択をする方には再販価格が高く残価が残りやすいiPhoneがお勧めと言えそうです。
3. 2022年度iPhone取引件数ランキング
[画像3: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-98c2c680a700963038fb-2.png ]
CtoC市場におけるiPhoneの年間取引件数ランキングでは、前年度に引き続き、iPhone 8やiPhone SE(第2世代)など、ホームボタンを搭載している機種が多くランクインしました。
ホームボタンを搭載している機種は、「コンパクトで持ちやすい」、「Touch ID(指紋認証)が利用できる」といった共通点があります。同世代の機種と同等の性能を持ちながら安価に購入できることから、使い勝手のよさとコストパフォーマンスの高さが人気の理由と考えられます。
人気の中心は比較的新しい機種に入れ替わりつつあり、iPhone 8やiPhone 7などの構成比が下がった一方で、iPhone 11やiPhone 12など、より新しい機種の構成比が上がりました。同様の傾向は弊社の中古スマホ販売サービス「にこスマ」でも見られ、月間販売数ランキングでは、iPhone 8と入れ替わる形で、iPhone SE(第2世代)が1位を獲得する月が増えています。
iPhone 8やiPhone Xが最新のiOS 17で対象機種から外れたこともあり、2023年度も着実に世代交代が進んでいくと予想されます。
4. 2022年度Android取引件数ランキング
[画像4: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-f27d3161f2ddc45501ae-3.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-f7335ee71de3c67d324d-4.png ]
Androidスマホは中古市場に流通している機種が多いことから、iPhoneと比べると、1機種あたりの取引件数や構成比が小さくなる傾向があります。シリーズ別の構成比を見ると、Xperia、AQUOS、Galaxyの人気が高く、上位3シリーズで全体の半数以上を占めています。
人気機種の傾向としては、5年ほど前に発売されたハイエンド機種と、3年ほど前に発売されたミドルレンジ機種が多く見られました。同じ中古スマホの中でも、「充実した性能・機能を持っている機種が欲しい」、「比較的新しい機種が欲しい」という2つのニーズが多くあるものと考えられます。
Androidスマホは、幅広い選択肢の中から用途に合った機種を選べることが魅力といえそうです。
【中古スマートフォン取引実績調査レポートとは】
● 調査期間:2019年4月〜2023年3月
● 対象件数:1,512,277件
● 対象取引:
・ 主要なCtoCサービスにて売買が成立した中古スマートフォンの取引実績の内、IMEIの記載があり機種が特定できたもの(これをにこスマが独自にデータ取得・蓄積し、解析・再構成しています)
・ ”IMEI記載があるが機種特定不可”などの取引を除外
● データの定義
・ 相場価格:該当する取引価格の中央値
*2022年4月〜2023年3月のIMEI記載がある調査対象件数は323,088件で前年比で約10.7%程減少しております。対象取引に関しては上記の通り対象取引の絞りこみを実施しているため、CtoC市場全体及び各機種の全ての取引数量を示すものではございません。
【取引実績調査レポートのダウンロードについて】
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Belongについて
[画像6: https://prtimes.jp/i/44035/111/resize/d44035-111-1c1c58209c95f9e54ad2-5.png ]
Belongは「大切な人に誇れる、次なる価値を届けよう。」を合言葉に、中古スマホのECサイト「にこスマ」(https://www.nicosuma.com/)や「にこスマ買取」(https://www.nicosuma.com/sell)、法人向けスマホレンタルサービス「Belong One レンタルプラン」(https://belong.co.jp/business/lease/)を運営しております。わたしたちは常に「正直であること」を信条に、すべての人に中古スマホの安心を提供してまいります。世界のネットワークと厳格な検査を通し、 高品質な端末を適正な価格で買取・販売。お客様が安心して中古スマホライフを送れるよう、Belongは日々進化しています。
●記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です