小林陵侑、驚異の291m で世界新記録達成 過去記録を37.5mも上回る、スキージャンプの限界突破!!
[24/04/25]
提供元:PRTIMES
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アイスランドの雪山で前人未到のチャレンジをレッドブルがサポート
スキージャンプのレッドブル・アスリート小林陵侑が2024年4月24日、アイスランド北部アークレイリにあるフリィザルフィヤットル・スキーリゾートの雪山に特設されたスキージャンプ台で、驚異の291mという飛距離で世界新記録を樹立しました。従来の世界記録を37.5mも大幅に更新するこの記録は、スキージャンプの可能性を大きく広げる快挙となりました。
※自社調べ・現地で専門家による計測を行っています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-621d7fc8619b9945a8ad-0.jpg ]
Predrag Vuckovic / Red Bull Content Pool
小林陵侑のジャンプスーツにプラダ リネア・ロッサの赤いライン
ヘルメットは藤原ヒロシのフラグメントが特別にデザイン
この記録達成の背景には、ヒルサイズ(安全に着地できるランディングエリアの限界点)が300m級のスキージャンプ台がもともと存在しないという制約を打破するための、無謀とも言えるチャレンジがありました。
▼小林陵侑による世界新記録達成の模様
https://www.instagram.com/p/C6JfcmDicjF/?hl=ja
[画像2: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-97f496ca5da62f92045c-0.jpg ]
Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
これまでに32の個人優勝と2つのワールドカップ総合タイトル、2022年の北京オリンピックで金と銀の2つのメダル、スキージャンプ週間で3つの総合タイトルを獲得してきた小林陵侑ですが、彼の長年の夢はスポーツの「限界突破」であり、誰も達成していない偉業を打ち立てることでした。
その夢を叶えるために、世界記録を更新できるジャンプ台がなければ作ってしまおうという常人の発想を超えた一言から、このプロジェクトは生まれたのです。
今回、アイスランドの壮大な自然を背景に、小林陵侑のためだけに建設されたジャンプ台は2年間の適切な場所の調査を経て、アイスランドの自然の雪山に2ヶ月以上かけて建設されました。
ジャンプ台は標高1,115mから始まり、360mの高低差を超え、最大36度の勾配で下降します。通常のラージヒルのジャンプ台は約140mで、スキージャンプの中で最も大きなジャンプ台であるフライングヒルでも185mです。
この挑戦は、小林選手がこれまで体験したことのないレベルのテイクオフとジャンプを必要とし、適切な肉体および精神的な集中力が求められました。この過酷な挑戦に備えて、小林選手は2023年からオーストリアにあるレッドブル・アスリート・パフォーマンス・センターでのトレーニングや、スウェーデンでのウィンドトンネル・トレーニングを行ってきました。
そして、アイスランドに到着した小林陵侑は、4月23日のジャンプで256mを記録し、すでに世界新記録を更新しました。その後、259m、282mと次々に新記録を打ち立て、4月24日には291mという新たな世界記録を達成しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-bb2a84c796e0351f7c79-0.jpg ]
Mihai Stetcu / Red Bull Content Pool
今回のジャンプで、小林選手がテイクオフする瞬間の最高速度は約107km/hに達し、空中を約8秒間飛行しました。通常のラージヒルの飛躍が4〜5秒程度であることを考えると、今回のジャンプの桁外れの大きさが理解できます。
世界記録更新について小林選手は、「長年の夢でした。誰よりも遠くへ飛んでみたいと常に思っていましたし、スキージャンプの限界を押し広げ続けたいと考えていました。今まで経験したことのない規模感でした。最高のチームに恵まれ、夢が叶いました」と語りました。ジャンプの飛距離291m、滞空時間約8秒という記録は、スポーツの枠を超えた驚異の成果を示しています。
今回の過酷な環境下での記録達成には、プロジェクトパートナーであるプラダ リネア・ロッサ(Prada Linea Rossa)の協力も不可欠でした。プラダ リネア・ロッサの先進的なテキスタイル開発により、快適性と高度な機能性を兼ね備えた衣服やアクセサリーが私たちに提供され、アスリートとコアチームメンバーが雪山で長時間過ごすことが可能となりました。
また今回、彼のヘルメットには、ストリートファッション界をリードする藤原ヒロシのデザインプロジェクト「フラグメント(fragment design)」による特別なデザインが施されています。
このデザインについて藤原ヒロシ氏は、「小林くんから今回のチャレンジについて聞いたとき、とても面白そうだと感じました。一緒に仕事ができて光栄ですし、応援しています」とコメントしています。
スポーツだけでなく、ファッション界さえもリードする小林陵侑の挑戦と成果は、より多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。今後もレッドブルは限界に挑み続けるアスリートやアイデアに翼をさずけます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-7592fc40e599f35aa106-0.jpg ]
Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
プロジェクト概要
実施日:2024年4月23日 - 24日
場 所:アイスランド・アークレイリのフリィザルフィヤットル・スキーリゾート内の雪山
内 容:小林陵侑(スキージャンパー、レッドブル・アスリート)がアイスランド・アークレイリの
特設ジャンプ台を使用し、世界記録更新のスキージャンプにチャレンジ
結 果:これまでの世界記録253.5mを超える、291mを飛び世界新記録を更新
プロジェクトパートナー:プラダ リネア・ロッサ
プロジェクトサポート:
[画像5: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-a9150c60c072d993a6aa-4.png ]
プロフィール
小林陵侑(こばやし りょうゆう)
岩手県八幡平市出身、1996年11月8日生まれ(27歳)
本格的にジャンプを始めたのは小学校3年から。高校までは複合とジャンプに出場していたが、2015年4月土屋ホームに入社と同時にジャンプに転向。2016年1月24日にポーランドのザコパネでワールドカップデビュー、7位に入り初戦でポイントを獲得。2018年2月平昌オリンピックでは日本人最高位のノーマルヒル7位、ラージヒルで10位。2018年11月ワールドカップ、ルカ大会(フィンランド)でワールドカップ初優勝、同年12月30日〜2019年1月6日のジャンプ週間では史上3人目、日本人初となるグランドスラムを達成。
2018-2019シーズン初優勝から通算13勝をあげ、日本人初となる総合優勝を果たした。2021-2022シーズンのジャンプ週間では3連勝するも全勝は逃し、グランドスラムとはならなかったが自身2度目のジャンプ週間総合優勝を果たす。2022年2月北京オリンピックでノーマルヒル金メダルとラージヒル銀メダルの2つのメダルを獲得。2022年3月FISスキージャンプワールドカップ2021-2022シーズンでは自身2度目の総合優勝を果たす。2022-2023シーズンには史上7人目となるFISスキージャンプW杯通算30勝を達成。
プロスキージャンパーとして臨んだ最初の2023-24シーズンは更にW杯2勝を積み上げ、表彰台15回の安定した成績を残し、個人総合ランク2位の好成績を納めた。6年連続W杯個人総合ランク5位以内は史上初の快挙。
スキージャンプのレッドブル・アスリート小林陵侑が2024年4月24日、アイスランド北部アークレイリにあるフリィザルフィヤットル・スキーリゾートの雪山に特設されたスキージャンプ台で、驚異の291mという飛距離で世界新記録を樹立しました。従来の世界記録を37.5mも大幅に更新するこの記録は、スキージャンプの可能性を大きく広げる快挙となりました。
※自社調べ・現地で専門家による計測を行っています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-621d7fc8619b9945a8ad-0.jpg ]
Predrag Vuckovic / Red Bull Content Pool
小林陵侑のジャンプスーツにプラダ リネア・ロッサの赤いライン
ヘルメットは藤原ヒロシのフラグメントが特別にデザイン
この記録達成の背景には、ヒルサイズ(安全に着地できるランディングエリアの限界点)が300m級のスキージャンプ台がもともと存在しないという制約を打破するための、無謀とも言えるチャレンジがありました。
▼小林陵侑による世界新記録達成の模様
https://www.instagram.com/p/C6JfcmDicjF/?hl=ja
[画像2: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-97f496ca5da62f92045c-0.jpg ]
Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
これまでに32の個人優勝と2つのワールドカップ総合タイトル、2022年の北京オリンピックで金と銀の2つのメダル、スキージャンプ週間で3つの総合タイトルを獲得してきた小林陵侑ですが、彼の長年の夢はスポーツの「限界突破」であり、誰も達成していない偉業を打ち立てることでした。
その夢を叶えるために、世界記録を更新できるジャンプ台がなければ作ってしまおうという常人の発想を超えた一言から、このプロジェクトは生まれたのです。
今回、アイスランドの壮大な自然を背景に、小林陵侑のためだけに建設されたジャンプ台は2年間の適切な場所の調査を経て、アイスランドの自然の雪山に2ヶ月以上かけて建設されました。
ジャンプ台は標高1,115mから始まり、360mの高低差を超え、最大36度の勾配で下降します。通常のラージヒルのジャンプ台は約140mで、スキージャンプの中で最も大きなジャンプ台であるフライングヒルでも185mです。
この挑戦は、小林選手がこれまで体験したことのないレベルのテイクオフとジャンプを必要とし、適切な肉体および精神的な集中力が求められました。この過酷な挑戦に備えて、小林選手は2023年からオーストリアにあるレッドブル・アスリート・パフォーマンス・センターでのトレーニングや、スウェーデンでのウィンドトンネル・トレーニングを行ってきました。
そして、アイスランドに到着した小林陵侑は、4月23日のジャンプで256mを記録し、すでに世界新記録を更新しました。その後、259m、282mと次々に新記録を打ち立て、4月24日には291mという新たな世界記録を達成しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-bb2a84c796e0351f7c79-0.jpg ]
Mihai Stetcu / Red Bull Content Pool
今回のジャンプで、小林選手がテイクオフする瞬間の最高速度は約107km/hに達し、空中を約8秒間飛行しました。通常のラージヒルの飛躍が4〜5秒程度であることを考えると、今回のジャンプの桁外れの大きさが理解できます。
世界記録更新について小林選手は、「長年の夢でした。誰よりも遠くへ飛んでみたいと常に思っていましたし、スキージャンプの限界を押し広げ続けたいと考えていました。今まで経験したことのない規模感でした。最高のチームに恵まれ、夢が叶いました」と語りました。ジャンプの飛距離291m、滞空時間約8秒という記録は、スポーツの枠を超えた驚異の成果を示しています。
今回の過酷な環境下での記録達成には、プロジェクトパートナーであるプラダ リネア・ロッサ(Prada Linea Rossa)の協力も不可欠でした。プラダ リネア・ロッサの先進的なテキスタイル開発により、快適性と高度な機能性を兼ね備えた衣服やアクセサリーが私たちに提供され、アスリートとコアチームメンバーが雪山で長時間過ごすことが可能となりました。
また今回、彼のヘルメットには、ストリートファッション界をリードする藤原ヒロシのデザインプロジェクト「フラグメント(fragment design)」による特別なデザインが施されています。
このデザインについて藤原ヒロシ氏は、「小林くんから今回のチャレンジについて聞いたとき、とても面白そうだと感じました。一緒に仕事ができて光栄ですし、応援しています」とコメントしています。
スポーツだけでなく、ファッション界さえもリードする小林陵侑の挑戦と成果は、より多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。今後もレッドブルは限界に挑み続けるアスリートやアイデアに翼をさずけます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-7592fc40e599f35aa106-0.jpg ]
Joerg Mitter / Red Bull Content Pool
プロジェクト概要
実施日:2024年4月23日 - 24日
場 所:アイスランド・アークレイリのフリィザルフィヤットル・スキーリゾート内の雪山
内 容:小林陵侑(スキージャンパー、レッドブル・アスリート)がアイスランド・アークレイリの
特設ジャンプ台を使用し、世界記録更新のスキージャンプにチャレンジ
結 果:これまでの世界記録253.5mを超える、291mを飛び世界新記録を更新
プロジェクトパートナー:プラダ リネア・ロッサ
プロジェクトサポート:
[画像5: https://prtimes.jp/i/49143/127/resize/d49143-127-a9150c60c072d993a6aa-4.png ]
プロフィール
小林陵侑(こばやし りょうゆう)
岩手県八幡平市出身、1996年11月8日生まれ(27歳)
本格的にジャンプを始めたのは小学校3年から。高校までは複合とジャンプに出場していたが、2015年4月土屋ホームに入社と同時にジャンプに転向。2016年1月24日にポーランドのザコパネでワールドカップデビュー、7位に入り初戦でポイントを獲得。2018年2月平昌オリンピックでは日本人最高位のノーマルヒル7位、ラージヒルで10位。2018年11月ワールドカップ、ルカ大会(フィンランド)でワールドカップ初優勝、同年12月30日〜2019年1月6日のジャンプ週間では史上3人目、日本人初となるグランドスラムを達成。
2018-2019シーズン初優勝から通算13勝をあげ、日本人初となる総合優勝を果たした。2021-2022シーズンのジャンプ週間では3連勝するも全勝は逃し、グランドスラムとはならなかったが自身2度目のジャンプ週間総合優勝を果たす。2022年2月北京オリンピックでノーマルヒル金メダルとラージヒル銀メダルの2つのメダルを獲得。2022年3月FISスキージャンプワールドカップ2021-2022シーズンでは自身2度目の総合優勝を果たす。2022-2023シーズンには史上7人目となるFISスキージャンプW杯通算30勝を達成。
プロスキージャンパーとして臨んだ最初の2023-24シーズンは更にW杯2勝を積み上げ、表彰台15回の安定した成績を残し、個人総合ランク2位の好成績を納めた。6年連続W杯個人総合ランク5位以内は史上初の快挙。