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キッチハイク、北海道厚沢部町と「保育園留学」を核とした関係人口拡大と経済効果を図る連携協定を締結

次の100年を創造する地域の家族と繋がりをつくる

地域社会と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学(R)?」を展開する株式会社キッチハイク(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:山本雅也)は、北海道厚沢部町と次の100年を創造する地域の家族と繋がりをつくる「保育園留学」事業実施に関する協定書を締結しました。当事業を核とした超長期的な関係人口拡大と経済効果を図るとともに、移住促進による人口減少抑制と町民への行政サービス向上に繋げることを目的としています。




[画像1: https://prtimes.jp/i/6899/128/resize/d6899-128-50146a23b27501acfda5-5.jpg ]




連携協定の背景


キッチハイクと厚沢部町は、2021年11月より先進的に導入された「保育園留学」を起点に、超長期的な関係人口創出に取り組んでまいりました。今後さらなる連携強化を行い、「次の100年を創造する地域と家族のつながりをつくる」ことを目指し、今回の連携協定を締結いたします。「保育園留学」を核として、訪れるご家族、迎え入れる園や宿泊施設、地域住民の幸せ、町の経済などの様々な観点から包括的に協力して参ります。

■キッチハイクが展開する「保育園留学」について
キッチハイクは「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに、様々な自治体向けソリューション/事業を展開し、地域の関係人口経済圏の創出・拡大を行っています。
当社事業の一つ「保育園留学」は、地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラムです。地域の保育園/こども園をはじめとした地域パートナーと公式連携し、オリジナルの滞在体験を提供しています。地域外からの子育て家族を招くことで、地域および地域経済の活性化、長期的な関係人口を創出。内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」2021年優良事例にも選出され、地方創生の新たな成功例として注目されています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/6899/128/resize/d6899-128-85d8befa78c8c98a2ecb-1.png ]

▼「保育園留学(R)?」公式サイト
https://hoikuen-ryugaku.com/
*保育園留学は、キッチハイクの商標です。

■「保育園留学」の先駆者、厚沢部町について
厚沢部町は、北海道の南西部に位置し、「世界一素敵な過疎のまち」を目指す町です。総面積の83%が森林、農業、林業を基幹産業とする純農山村で、ミネラルが豊富な川に見守られた肥沃な大地では、特産品であるジャガイモ「あっさぶメークイン」をはじめ、光黒大豆、立茎アスパラガス、トウモロコシ等の農作物が採れ、新鮮で豊かな食や広大な自然を求めて多くの観光客が訪れます。しかし、20年前と比べて約70%まで人口が減少。子育て世帯の流出もあり、この先もさらに過疎化は進む見込みです。
「保育園留学」は、厚沢部町の過疎化の解決策として2021年11月より先進的に導入されました。その結果、導入先の認定こども園「はぜる」には、約600組の問合せ、約100家族が申込、約50家族が既に留学(2022年8月18日現在)。地域と子育て世代の関係人口経済圏の創出に大きく寄与しています。リピート希望率は、95%と高い満足度を示しており、留学希望者の高い需要を受け、受け入れの宿泊施設を増設するなどにも取り組んでいます。



連携協定の実施内容


以下の実施内容に従い、「保育園留学」を核とした事業実施を相互に連携して進めて参ります。

キッチハイク
(1)保育園留学によるワーケーション推進事業
(2)企業利用促進によるワーケーション推進事業
(3)未来への保育園留学体験事業
(4)関係人口拡大・継続事業
(5)分析・管理業務
(6)その他、前項各号に掲げる事業への支援

厚沢部町
(1)事業推進主体の形成及び支援
(2)保育園留学実施のための既存インフラの活用
(3)不足するインフラの拠点整備計画策定
(4)受入体制の拡充
(5)厚沢部町内の各団体及び個人との調整
(6)事業実施に必要な人材の確保及び活用
(7)保育園留学を核とした関係人口創出及び移住促進

また、本事業の実施により、第2期「厚沢部町まち・ひと・しごと創生総合戦略」(令和2年3月策定)における需要業績評価指標の達成に寄与するものとします。また、デジタル社会の形成と地方創生SDGsの実現に配慮するものとします。



具体内容について


■企業利用促進によるワーケーション推進事業
企業の福利厚生として「保育園留学」に参加できる法人プランを開発・提供します。企業で働く子育て世代が親子ワーケーションとして利用しやすくなることで、利用者のさらなる増加と、導入企業側の子育て世代の働きやすさ・従業員満足度向上を一挙に実現します。

◎導入企業例:株式会社Timers様
「保育園留学」の利用を補助する制度を採用。「第2回 日本中小企業大賞」における「働き方改革賞 最優秀賞」を受賞されました。評価理由の一つに、「保育園留学」の福利厚生導入が挙げられています。
・受賞ニュース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000037972.html
・導入プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000037972.html


■未来への「保育園留学」体験事業
厚沢部町への関心を高め、「保育園留学」につながるきっかけとして、地域の食と文化を味わうオンラインイベント「ふるさと食体験」を実施します。厚沢部町で味わえる新鮮な食材(アスパラガスやメークイン)を自宅で気軽に楽しめる企画を展開。子育て世代を中心に、都市圏の生活者に気軽な現地体験を提供します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6899/128/resize/d6899-128-c1a3c9ad58684870e24f-3.jpg ]

【イベント】大人も子どももみんなで挑戦!あっさぶメークインで”揚げない”巨大コロッケ作り
https://kitchhike.com/jp/popups/62e78111528beb28f14acb74
【イベント】みずみずしくて柔らかい!厚沢部町アスパラでつくるオープンサンドで夏はじめ
https://kitchhike.com/jp/popups/62a6e5b4528beb24decfdf80

■関係人口拡大・継続事業
ふるさと納税を最大化し、関係人口を拡大しながら事業を持続させる仕組みとして「あっさぶe街ギフト」を導入します。「あっさぶe街ギフト」とは、旅先でふるさと納税をして、その場で返礼品としてすぐに受け取ることができる電子クーポンです。「保育園留学」を含め、厚沢部町内の道の駅や、飲食店、旅館などの加盟店で使用が可能です。キッチハイクが業務提携を行っている株式会社ギフティが提供する「e街ギフト(R)」および「旅先納税(R)」システムを活用しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/6899/128/resize/d6899-128-c1b4126e12ff54fa23f1-4.jpg ]

これまで厚沢部町のふるさと納税は、ポータルサイト等を介した現地を訪れることなく返礼品がもらえる郵送型のみを受け付けていましたが、「あっさぶe街ギフト」によってふるさと納税者はより気軽に、現地で、飲食や買い物を楽しみながら地域経済に還元することができます。

厚沢部町は「あっさぶe街ギフト」により集まった寄附の資金使途として「保育園留学」の推進を含む、子育て支援のための事業推進を約束しています。「あっさぶe街ギフト」が利用されることで町と事業が持続的に発展し、未来につながる経済循環を生み出します。

■キッチハイク北海道厚沢部町オフィスを開設。厚沢部町エリアの事業拡充を強化。
全国3拠点目となるキッチハイクのブランチオフィスを、北海道厚沢部町に開設します。代表取締役CEOの山本、「保育園留学」事業責任者の青木が所属。山本は、自らの家族とともに厚沢部町認定こども園はぜるでの「保育園留学」を体験し、厚沢部町への移住にまで至りました。厚沢部町には、まだまだ全国に伝えたい暮らしてみてわかる豊かな暮らし、それを作り受け継いでいる魅力的な人たちがたくさん存在します。厚沢部町につながりのあるメンバーが拠点を置くことで、自分たち自身が生活者として地域の食や暮らしに触れ、人とつながり、より解像度高く地域の価値づくりに専念します。地域の皆さまとより一層距離の近いコミュニケーションで、地域に根ざした事業を展開して参ります。


関係者コメント


■厚沢部町 政策推進課 政策推進係長 木口孝志
今回、この協定書を組むにあたり「超長期的な関係人口拡大」「経済効果」「人口減少抑制」「町民への行政サービス向上」と多くの難しい目標値を掲げました。たとえばひとつ、移住者の増加というシンプルな目標を町として設定することは簡単です。でも、移住者がただ増えることだけ考えた施策を繰り返していくと、また新たな課題が必ず生まれます。地域として幸せに生きる未来を考えたときに、未来の形を単純化するのではなく、こどもの未来・家族の未来・地域の未来を同時に創造することが、これからの社会の目指す道だと思っています。
「保育園留学」は、それを体現することのできる思想と具体的な仕組みの伴った事業だと思いました。また、それを推進するキッチハイクも同じ志を持つ事業パートナーとして心強く思っています。

■株式会社キッチハイク 代表取締役CEO 山本雅也
厚沢部町の「保育園留学」には、まだまだ大きな可能性があります。「保育園留学」は、地域創生の事業であると同時に、これからの社会のあり方を体現する思想です。厚沢部町は、人口約3,600人の小さな町。「保育園留学」を通じて生まれるひとつひとつの出会いが、こどもの未来・家族の未来・地域の未来を、よりよくしていくことは間違いありません。さまざまな社会課題が勢いを増して差し迫る時代において、厚沢部町が全国地域の先進的ロールモデルとなるように、事業パートナーとして引き続き邁進してまいります。



「保育園留学」をはじめたい自治体さまを募集中です


「保育園留学」は、家族ぐるみの超長期的な関係性を構築し、関係人口、及び、関係人口経済圏の創出に貢献しています。幼少期に自然体験や食育の原体験を得ること、子供主体での地域暮らしを家族で体験することは、地域が家族全員にとって特別な思い入れのある場所となります。今後の子育て世代の移住・定住促進に繋がるほか、地域ならではのアクティビティと連携した「保育園留学」を行うことで地域のPR機会にも繋がります。
「保育園留学」の導入にご興味のある自治体様はぜひ一度、お気軽にご相談ください。
▼お問い合わせはこちら
https://kitchhike.co/hoikuen-ryugaku-g


プロジェクトメンバーも募集中です


キッチハイクでは、「保育園留学」を一緒に育てていくメンバーを募集しています。「子育てを家族に新しい選択肢を提案したい!」「新しい地域での過ごし方・楽しみ方を創造したい!」そうした想いをもった方はぜひご連絡ください。
▼プロジェクトメンバーの応募フォーム
https://www.wantedly.com/projects/1073280



株式会社キッチハイク 会社概要


[画像5: https://prtimes.jp/i/6899/128/resize/d6899-128-c4f57be5a401798777cd-2.jpg ]

「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションにした、地域と人生をつなぐ、食と暮らしの発明・実装カンパニー。食を軸に関係人口及び地域価値の創造を目的にした自治体連携サービス「ふるさと食体験」を運営。2021年10月に「ふるさと食体験」の価値から派生した親子ワーケーション「保育園留学(R)?」をリリース。家族ぐるみでの超長期的な関係人口を創出できるということから内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例に選ばれ、現在2022年10月まで満席でキャンセル待ちとなっている。また、2021年12月には関係人口を可視化・分析する「つながるDX」をリリース。2022年度内に100自治体との連携を目指す。
本社:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F

代表取締役CEO:山本雅也
設立: 2012年12月(サービス開始 2013年5月)
株式会社キッチハイク:https://kitchhike.jp/
地域と生活者をつなぐ食体験「ふるさと食体験」:https://kitchhike.com/
地域と子育て家族をつなぎ、未来をつくる留学プログラム「保育園留学(R)?」:https://hoikuen-ryugaku.com/
関係人口特化型SaaS「つながるDX」:https://dx.kitchhike.com/
カルチャーデック・採用情報ページ:https://kitchhike.jp/recruit
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