新興市場向けに機能を向上させたセット・トップ・ボックス用ICを発表
[10/08/05]
提供元:PRTIMES
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急成長中のブロードキャストやインターネットTVを対象とした次世代SD用デコーダ
セット・トップ・ボックス(STB)用ICの世界的サプライヤであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、最新のSD用低価格デコーダSTi5206を
発表しました。同製品は、中国、東欧およびインドなどの急成長市場を対象として
います。In-Stat社の調査によると、インドでは、ペイTV加入者数が2012年に
9000万人に達すると見込まれています。
新しいSTi5206は、STi5205の後継品で、STBの設計ならびに生産のさらなる
簡略化を目指し、追加機能を搭載しています。STi5206の柔軟なアーキテクチャは、
低価格のZapperボックス、双方向STB、DVR対応STB等、様々な製品に対して、
コスト効率の良いプラットフォームを提供します。同アーキテクチャは、ダブル
チューナ設計にも対応しています。
同製品の機能は、新興市場におけるサービス・プロバイダ向けに最適化されて
います。STの上級副社長 兼 ホーム・エンタテイメント&ディスプレイ製品
グループのジェネラル・マネージャであるPhilippe Lambinetは、次の様に
コメントしています。「STi5206は、SDケーブル放送、インターネット放送
(IPTV)、衛星放送、地上放送の信号用デコーダとして、放送事業者だけでなく
インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)にもコスト効率に優れた
ソリューションを提供します。同製品は急成長中のブロードキャストや
インターネットTV市場を対象としており、新興サービス・プロバイダの機能・
コスト面のニーズをサポートします。」
このシステム・オン・チップ(SoC)デコーダは、専用の内蔵ビデオ・プロセッサ
とSTのDELTAビデオ復号システムを用いて、MPEG2、H.264、AVS、VC-1/WMV9方式の
SDストリームを高速処理します。また、FlashやMPEG-4 (Part2)、MJPEG等、
Web上のコンテンツの復号にも対応しています。セキュリティ面では、DVB、DES、
AES、Multi-2、ICAMデスクランブラ、内蔵のスマートカード・インタフェース、
SVP、MS-DRM、DTCP-UPコンテンツ保護等の高度な技術が採用されています。
これらの機能は、信号の盗視聴防止に強力な効果を発揮し、限定受信方式の
サービス・プロバイダの著作権保護に役立ちます。
STi5206の主な特徴
・Linux/OS21対応CPU
・USB2.0 / イーサネット / PCI / SD-MMC/SDIOインタフェース
・多チャネル・オーディオ復号:MPEG 1、MPEG 2、MP3、DD/DD+、AAC/AAC+、
WMA9/WMA9Pro
・多重トランスポート・ストリーム処理
・4 x 4 キー・フロントパネル向けスイッチ・スキャナ
STi5206はPBGAパッケージ(23 x 23 mm)に実装され、現在サンプル出荷中です。
量産開始は、2010年第4四半期の予定です。価格に関するご質問は、
以下お客様お問い合わせ先または販売代理店までお問い合わせください。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p3047h.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
Consumerセグメント
TEL:03-5783-8340 FAX:03-5783-8216
セット・トップ・ボックス(STB)用ICの世界的サプライヤであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE: STM、以下ST)は、最新のSD用低価格デコーダSTi5206を
発表しました。同製品は、中国、東欧およびインドなどの急成長市場を対象として
います。In-Stat社の調査によると、インドでは、ペイTV加入者数が2012年に
9000万人に達すると見込まれています。
新しいSTi5206は、STi5205の後継品で、STBの設計ならびに生産のさらなる
簡略化を目指し、追加機能を搭載しています。STi5206の柔軟なアーキテクチャは、
低価格のZapperボックス、双方向STB、DVR対応STB等、様々な製品に対して、
コスト効率の良いプラットフォームを提供します。同アーキテクチャは、ダブル
チューナ設計にも対応しています。
同製品の機能は、新興市場におけるサービス・プロバイダ向けに最適化されて
います。STの上級副社長 兼 ホーム・エンタテイメント&ディスプレイ製品
グループのジェネラル・マネージャであるPhilippe Lambinetは、次の様に
コメントしています。「STi5206は、SDケーブル放送、インターネット放送
(IPTV)、衛星放送、地上放送の信号用デコーダとして、放送事業者だけでなく
インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)にもコスト効率に優れた
ソリューションを提供します。同製品は急成長中のブロードキャストや
インターネットTV市場を対象としており、新興サービス・プロバイダの機能・
コスト面のニーズをサポートします。」
このシステム・オン・チップ(SoC)デコーダは、専用の内蔵ビデオ・プロセッサ
とSTのDELTAビデオ復号システムを用いて、MPEG2、H.264、AVS、VC-1/WMV9方式の
SDストリームを高速処理します。また、FlashやMPEG-4 (Part2)、MJPEG等、
Web上のコンテンツの復号にも対応しています。セキュリティ面では、DVB、DES、
AES、Multi-2、ICAMデスクランブラ、内蔵のスマートカード・インタフェース、
SVP、MS-DRM、DTCP-UPコンテンツ保護等の高度な技術が採用されています。
これらの機能は、信号の盗視聴防止に強力な効果を発揮し、限定受信方式の
サービス・プロバイダの著作権保護に役立ちます。
STi5206の主な特徴
・Linux/OS21対応CPU
・USB2.0 / イーサネット / PCI / SD-MMC/SDIOインタフェース
・多チャネル・オーディオ復号:MPEG 1、MPEG 2、MP3、DD/DD+、AAC/AAC+、
WMA9/WMA9Pro
・多重トランスポート・ストリーム処理
・4 x 4 キー・フロントパネル向けスイッチ・スキャナ
STi5206はPBGAパッケージ(23 x 23 mm)に実装され、現在サンプル出荷中です。
量産開始は、2010年第4四半期の予定です。価格に関するご質問は、
以下お客様お問い合わせ先または販売代理店までお問い合わせください。
また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p3047h.html
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
Consumerセグメント
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