国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展
[21/10/26]
提供元:PRTIMES
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〜カーボンニュートラルに貢献する、新型太陽電池およびCO2分離回収・P2Cを紹介〜
株式会社東芝および東芝エネルギーシステムズ株式会社は、10月31日から11月12日まで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、環境省が主催する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展します。
株式会社 東芝
東芝エネルギーシステムズ株式会社
株式会社東芝(以下、東芝)および東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、ESS)は、10月31日から11月12日まで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)(*1)において、環境省が主催する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展します。
COP26は、英国グラスゴーで実施され、環境省により、日本の環境技術力を国内外に発信する「ジャパン・パビリオン」(*2)が開設され、現地会場において展示をする実地のパビリオンと、オンラインで行うヴァーチャル・パビリオンがあります。東芝およびESSは、「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」において、日本の気候変動対策の長期目標である2050年カーボンニュートラルの実現と世界の脱炭素化を支えるオンリーワン・ナンバーワンの技術として、環境省より選出された「新型太陽電池」および「CO2分離回収・P2C(*3)」に関する技術を展示します。
新型太陽電池に関する展示について(出展:東芝)
1.テーマ
新型太陽電池による再生エネルギー拡大の実現
〜様々な場所に設置できるフィルム型ペロブスカイト太陽電池と小面積で必要な大電力を生むCu2Oタンデム型太陽電池を紹介〜
2.概要
カーボンニュートラルに向けて、再生可能エネルギーの主力電源化が求められています。しかし、太陽電池において、現在主流のであるシリコン(Si)太陽電池は、重量や形態から設置場所が限定され、さらなる導入量の拡大が困難であることが課題となっています。東芝グループでは、世の中の再生可能エネルギーによる発電量の拡大を目的とした新型太陽電池を開発しています。
軽量・薄型・曲げられる、といった特長を持つフィルム型ペロブスカイト太陽電池は、これまでSi太陽電池では設置ができなかった建物や都市部での大量設置を可能とし、発電量の拡大を実現します。
また、東芝が初めて透明化に成功した亜酸化銅(Cu2O)太陽電池と、Si太陽電池を積層したCu2Oタンデム型太陽電池は、その高い発電効率により、小さい設置面積で大電力を供給できることが特長で、高効率化が進めば、将来は無給電走行ができる電気自動車の実現が可能になります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-18d765f24d4718919746-0.jpg ]
フィルム型ペロブスカイト太陽電池(左)とタンデム用Cu2O太陽電池(右)
CO2分離回収・P2Cに関する展示について(出展:ESS)
1.テーマ
CO2分離回収とPower to Chemicals (P2C)による炭素循環の実現
〜カーボンニュートラルに向け、CO2を分離回収し、価値ある製品へと変換する技術の社会実装を目指す東芝グループの取組〜
2.概要
CO2排出の削減が難しい産業のカーボンニュートラル化に向け、東芝グループでは、発生するCO2を分離回収し、貯留および有効活用していくCCUS(*4)技術と、CO2を原料として再生可能エネルギー(以下、再エネ)を用いて有価物を生み出すP2Cの技術開発および社会実装を進めています。
CCUSにおいては、2009年より10トン/日のCO2を回収するパイロットプラントを運用しています。運用で得た知見をもとに環境省からの委託事業として、バイオマス火力発電所の排ガスの50%以上にあたる600トン/日のCO2を分離回収する世界初の大規模BECCS(*5)対応設備を建設し、2020年に運用を開始しました。
P2Cでは、環境省の支援のもと、人工光合成技術をベースに化成品の原材料となるCOを世界最高レベルの変換速度で生成するCO2電解装置を開発中です。生成物の用途の一つとして、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel: SAF)のビジネスモデル検討を進めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-d645ddedeef03939fa29-1.jpg ]
炭素循環社会モデル(イメージ)
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の参加方法
以下の公式ウェブサイトより参加登録をお願いします。(参加登録は無料です。)
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の公式ウェブサイト:
http://copjapan.env.go.jp/cop/cop26/pavilion/all-dates/
[画像3: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-e91254406394664a6448-2.jpg ]
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の会場イメージ
*1 COP26のウェブサイト: https://ukcop26.org/
*2 ジャパン・パビリオンのウェブサイト: http://copjapan.env.go.jp/cop/cop26/
*3 P2C (Power to Chemicals): CCU (Carbon Capture and Utilization)/カーボンリサイクル技術のひとつであるP2Cは、再エネや再エネ水素等を用いてCO2を環境価値の高い有価物に再利用する技術であり、CO2の排出削減だけでなく、再エネの普及拡大にも大きく貢献する。
*4 CCUS (Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage): プラントから排出されるCO2を分離、回収、利用、貯留する技術。
*5 BECCS (Bio-Energy with Carbon Capture and Storage): CCS付きバイオマス発電。
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/index_j.htm
※東芝エネルギーシステムズの再生可能エネルギー事業についてはこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/renewable-energy/index_j.htm
株式会社東芝および東芝エネルギーシステムズ株式会社は、10月31日から11月12日まで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、環境省が主催する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展します。
株式会社 東芝
東芝エネルギーシステムズ株式会社
株式会社東芝(以下、東芝)および東芝エネルギーシステムズ株式会社(以下、ESS)は、10月31日から11月12日まで開催される国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)(*1)において、環境省が主催する「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」に出展します。
COP26は、英国グラスゴーで実施され、環境省により、日本の環境技術力を国内外に発信する「ジャパン・パビリオン」(*2)が開設され、現地会場において展示をする実地のパビリオンと、オンラインで行うヴァーチャル・パビリオンがあります。東芝およびESSは、「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」において、日本の気候変動対策の長期目標である2050年カーボンニュートラルの実現と世界の脱炭素化を支えるオンリーワン・ナンバーワンの技術として、環境省より選出された「新型太陽電池」および「CO2分離回収・P2C(*3)」に関する技術を展示します。
新型太陽電池に関する展示について(出展:東芝)
1.テーマ
新型太陽電池による再生エネルギー拡大の実現
〜様々な場所に設置できるフィルム型ペロブスカイト太陽電池と小面積で必要な大電力を生むCu2Oタンデム型太陽電池を紹介〜
2.概要
カーボンニュートラルに向けて、再生可能エネルギーの主力電源化が求められています。しかし、太陽電池において、現在主流のであるシリコン(Si)太陽電池は、重量や形態から設置場所が限定され、さらなる導入量の拡大が困難であることが課題となっています。東芝グループでは、世の中の再生可能エネルギーによる発電量の拡大を目的とした新型太陽電池を開発しています。
軽量・薄型・曲げられる、といった特長を持つフィルム型ペロブスカイト太陽電池は、これまでSi太陽電池では設置ができなかった建物や都市部での大量設置を可能とし、発電量の拡大を実現します。
また、東芝が初めて透明化に成功した亜酸化銅(Cu2O)太陽電池と、Si太陽電池を積層したCu2Oタンデム型太陽電池は、その高い発電効率により、小さい設置面積で大電力を供給できることが特長で、高効率化が進めば、将来は無給電走行ができる電気自動車の実現が可能になります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-18d765f24d4718919746-0.jpg ]
フィルム型ペロブスカイト太陽電池(左)とタンデム用Cu2O太陽電池(右)
CO2分離回収・P2Cに関する展示について(出展:ESS)
1.テーマ
CO2分離回収とPower to Chemicals (P2C)による炭素循環の実現
〜カーボンニュートラルに向け、CO2を分離回収し、価値ある製品へと変換する技術の社会実装を目指す東芝グループの取組〜
2.概要
CO2排出の削減が難しい産業のカーボンニュートラル化に向け、東芝グループでは、発生するCO2を分離回収し、貯留および有効活用していくCCUS(*4)技術と、CO2を原料として再生可能エネルギー(以下、再エネ)を用いて有価物を生み出すP2Cの技術開発および社会実装を進めています。
CCUSにおいては、2009年より10トン/日のCO2を回収するパイロットプラントを運用しています。運用で得た知見をもとに環境省からの委託事業として、バイオマス火力発電所の排ガスの50%以上にあたる600トン/日のCO2を分離回収する世界初の大規模BECCS(*5)対応設備を建設し、2020年に運用を開始しました。
P2Cでは、環境省の支援のもと、人工光合成技術をベースに化成品の原材料となるCOを世界最高レベルの変換速度で生成するCO2電解装置を開発中です。生成物の用途の一つとして、持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel: SAF)のビジネスモデル検討を進めています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-d645ddedeef03939fa29-1.jpg ]
炭素循環社会モデル(イメージ)
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の参加方法
以下の公式ウェブサイトより参加登録をお願いします。(参加登録は無料です。)
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の公式ウェブサイト:
http://copjapan.env.go.jp/cop/cop26/pavilion/all-dates/
[画像3: https://prtimes.jp/i/32322/142/resize/d32322-142-e91254406394664a6448-2.jpg ]
COP26「ヴァーチャル・ジャパン・パビリオン」の会場イメージ
*1 COP26のウェブサイト: https://ukcop26.org/
*2 ジャパン・パビリオンのウェブサイト: http://copjapan.env.go.jp/cop/cop26/
*3 P2C (Power to Chemicals): CCU (Carbon Capture and Utilization)/カーボンリサイクル技術のひとつであるP2Cは、再エネや再エネ水素等を用いてCO2を環境価値の高い有価物に再利用する技術であり、CO2の排出削減だけでなく、再エネの普及拡大にも大きく貢献する。
*4 CCUS (Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage): プラントから排出されるCO2を分離、回収、利用、貯留する技術。
*5 BECCS (Bio-Energy with Carbon Capture and Storage): CCS付きバイオマス発電。
※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/index_j.htm
※東芝エネルギーシステムズの再生可能エネルギー事業についてはこちらをご覧ください。
https://www.toshiba-energy.com/renewable-energy/index_j.htm