世界がん撲滅サミット2022 in OSAKAにピンポイント型放射線の名医 小泉雅彦氏登壇決定!
[22/08/24]
提供元:PRTIMES
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2022年11月3日(木・祝)午後1時(開場12時30分)より大阪国際会議場で開催される『世界がん撲滅サミット2022 in OSAKA』(https://cancer-zero.com)。
このたび、その目玉企画の1つ『公開セカンドオピニオン』に大阪大学医学部附属病院放射線治療科教授の小泉雅彦氏が登壇することが決定した。
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放射線治療は体に負担が少なくQOL(Quality of Life)を落とさずにがん治療ができることが多いため、社会復帰が早く、しかも高齢者や合併症で手術や化学療法が難しい患者や全身状態が良くない患者に対しても治療を行うことができるというメリットがある。
近年、コンピュータの進歩によって性格にがんの部位を照射する高精度治療が可能となり、「切らずに治す」治療として注目を集めている。
特に強度変調放射線治療(IMRT)を筆頭に前立腺がん、肺がん、子宮頸がん、頭頚部がん、食道がんなどの疾患については、早期であればこうした放射線治療によってピンポイント型手術と同等の治癒率が期待できる時代に突入したのである。
特に小泉雅彦氏は、全がん種はもちろん頭頚部がん、婦人科がん、前立腺がん、舌がんに対する小線源治療(カプセル型放射線治療)や前述のIMRT、サイバーナイフにも力を入れており、大阪国際がんセンターなどの重粒子線治療の盛んな医療機関とも連携を進めてピンポイント型放射線治療を網羅していこうと努力している人物だ。またゲノム解析に携わる人材を育成するがんプロ育成事業にも力を注いでいる。
その小泉氏はこう語っている。
「放射線治療の方法としては、外部から放射線を当てる外部照射、小線源を体の腔内に挿入する腔内照射、組織内へ直接刺入する組織内照射があります。最近は、位置を正確に保って、呼吸などの体の動きにも同期し、精密な照射の範囲で行う高精度な治療になってきました。一部のがんでは手術成績とほぼ匹敵する様な、根治的な治療も可能になってきました。また、標準治療の手術や化学療法に代って放射線治療を使う場合もございます。例えば、患者様が高齢や、全身状態不良など何等かの理由で手術不能な場合、同様な病巣であってもそれが再発や転移の場合、また抗がん剤が効かなくなった場合などの医学的理由があります。あるいは、患者様ご自身の希望で、病巣部位の機能・形態「温存」を望まれる場合や、何らかのご理由で外科手術・抗がん剤を「拒否」される場合などです。患者様におかれましては、是非、このような身体に優しい放射線治療をご活用頂ければと思います。がんの部位、病理組織、患者様の状態によってはお役に立てる場合があろうかと存じます。公開セカンドオピニオンでは、これらの放射線治療の役割が少しでも期待できるお話しが出来れば幸いに存じます」
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皆さんもぜひ当日、『世界がん撲滅サミット2022 in OSAKA』でピンポイント型放射線治療について理解を深めてみてはいかがだろうか。
現在、大会HP(https://cancer-zero.com)にて入場申し込み受付を行っており、入場は無料である。