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テラデータ、Dataikuと連携強化し、大規模AIを実現

ClearScape Analyticsの新機能を発表、Dataikuとの統合により企業の人工知能(AI)活用を加速

サンディエゴ - 2023年5月24日 - テラデータ(NYSE:TDC)は本日、クラウド・アナリティクス・データプラットフォームTeradata VantageにDataiku AIモデルをインポートし、運用するClearScape Analyticsの新機能を発表します。この新機能により、DataikuのAIモデルを大規模に運用することが可能となります。テラデータが提供する業界で最もパワフルなアナリティクス機能ClearScape AnalyitcsとDataikuを組み合わせることで、企業はAIを活用したビジネス価値の創出が推進され、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させることが可能となります。

多くの企業では、様々な課題によりAIプロジェクトが未だ検証フェーズにとどまり、本番運用に移行できていません。これはAI投資から収益を得られていないこと(ROIの未実現)を意味します。AI/MLの活用には、AIモデルの準備とトレーニング、そして本番環境へのモデルのデプロイを行う必要があります。しかし、データサイエンティストは、データの準備段階にAIプロジェクトの約80%の時間を費やしており、AIモデルの本番環境へのデプロイに約5ヶ月の遅延を発生させています。ガートナー社の「Gartner Survey Reveals 80% of Executives Think Automation Can Be Applied to Any Business Decision」(2022年8月22日付)によると、AIプロジェクトのうち、検証から本番運用に移行できたのは54%に過ぎません。

テラデータとDataikuが連携したオールインワンのソリューションにより、これらの課題を解決し、あらゆるスキルのユーザーがAIモデルの準備、トレーニング、運用を大規模に実行できるようになります。Dataikuの直感的なユーザーインターフェイスとノーコード機能、Teradata Vantageの高度なアナリティクス機能ClearScape Analyticsを組み合わせることで、より多くのAIモデルをより早く本番運用し、企業全体でAIモデルの利用を迅速に拡張できます。

Teradata VantageとClearScape Analytics、Dataikuの統合により、より多くのユーザーが単一の統合プラットフォームを通じて高度なアナリティクス機能を活用できるようになります。そして、大規模なAIの運用により、企業全体のイノベーション加速を可能とします。

この統合により新たに提供される主な機能は以下の通りです.


DataikuからTeradata Vantageへのプッシュダウン処理:
Dataikuの使いやすいインターフェイスにより、Teradata VantageにプッシュダウンされるSQLクエリを生成し、より高速でスケーラブルなクエリを実行します。

Teradata Plugin for Dataiku:
Teradata Plugin for Dataikuは、以下のレシピ機能により、Teradata Vantage上で高度な分析機能をスケーラブルに実行します。
ClearScape Analytics In-Database関数:最新のプラグインは、ClearScape Analyticsの記述的分析、データクレンジング、特徴量エンジニアリング、機械学習、時系列、デジタル信号処理など、データベースにネイティブに組み込まれた関数をすべてサポートします。このレシピにより、Dataikuのワークフローの中でClearScape Analyticsの機能を活用するためのノーコードインターフェイスを提供します。

BYOM(Bring Your Own Model):Teradata Vantageのユーザーは、Dataikuで開発されたAIモデルをネイティブ形式で直接Teradata Vantageにインポートできます。この機能により、DataikuのモデルをTeradata Vantageにインポートするための作業が効率化され、Dataikuのモデルを簡単にかつ大規模に運用できます。またこのレシピは、PMMLおよびONNX形式のモデルをスコアリングするためのノーコードインターフェイスを提供します。

In-Database Scripting: ClearScape Analytics は、Teradata Vantage 内で R および Python スクリプトのネイティブ実行を以前からサポートしています。Dataiku の使いやすいインターフェイスにより、コーディングを好むデータサイエンティストは、R や Python のスクリプトを Teradata Vantage にプッシュし、並列かつ大規模な処理を簡単に実行することができます。





Dataikuのグローバル・テクノロジー・アライアンス担当VPであるAbhijit Madhugiriは、次のように述べています。「テラデータとのコラボレーションにより、企業はDXの目標を達成するためにAIイニシアティブを迅速に構築し運用することが可能になり、業界を超えて組織に価値の向上をもたらします。Dataikuの驚くほど直感的なユーザーインターフェイスとテラデータの高度アナリティクスおよびデータ処理機能の組み合わせは、組織がビジネスを変革し、それぞれの規模に応じてAIの可能性を最大限に引き出すことを支援します」

テラデータの最高製品責任者であるHillary Ashtonはこの連携の価値を次のように述べています。「今日の競争の激しい市場で勝利したいと考える企業にとって、AIの活用はもはやオプションではありません。他社を圧倒するためには、AIライフサイクル全体を通じて、豊富な知見を持つ信頼できるAIパートナーが必要です。テラデータとDataikuは、お客様をエンドツーエンドでサポートします。両社の継続的かつ緊密な連携により、データサイエンティストもビジネスアナリストも、誰もがスピードとスケーラビリティを備えたAIモデルの開発能力を得ることができるようになります」

GARTNERは、米国およびその他の国におけるGartner, Inc.および/またはその関連会社の登録商標およびサービスマークであり、本書では許可を得て使用されています。無断転載を禁じます。

提供状況
Dataikuと連携したTeradata VantageとClearScape Analyticsの新機能は、本日から全世界で利用が可能です。14日間の無料トライアルは、こちらからお申込みいただけます。

なお、これらの内容は、2023年5月30日(火)17:30〜18:00に開催される日本テラデータとDataiku共同ウェビナー「組織のアナリティクス・AI導入効果を最大化するデータプラットフォームの実現方法」でもご紹介します。

<ウェビナー概要>
題名:組織のアナリティクス・AI導入効果を最大化するデータプラットフォームの実現方法
日時:2023年5月30日(火) 17:30-18:00
講演者:Dataiku Japan株式会社 シニアパートナーサクセスマネージャー 河原崎 剛氏
日本テラデータ株式会社 セールスアナリティクススペシャリスト 森 浩太
参加費:無償
詳細・登録:https://client.eventhub.jp/ticket/7yitQERIj

テラデータについて
テラデータは、企業向けコネクテッド・データ分析プラットフォームをマルチクラウドで提供し、小規模から大規模まであらゆるデータ活用を可能にします。そして、お客様がデータを最大の企業資産として活用し、ビジネスを成長させる支援しています。将来の大規模かつ混在するデータワークロードを今日から扱える柔軟性を提供するのは、テラデータだけです。詳しくはteradata.jpにてご確認ください。

[2023年5月23日にテラデータ・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳に日本向け情報を追記したものです]
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TeradataロゴおよびClearScape Analyticsは商標であり、Teradataは米国および全世界におけるTeradata Corporationおよび/またはその関連会社の登録商標です。


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