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パーソルイノベーション、外部人材管理・活用システム「エクスチーム(exteam)」2019年5月20日(月)よりサービス提供開始

フリーランスの一元管理により、外部人材を会社資産に

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 広敏)は、2019年5月20日(月)より、外部人材管理・活用システム「エクスチーム(exteam)」のサービス提供を開始いたします。エクスチームは、「external:外部の、外の」と「team:チーム、仲間」とを組み合わせたサービス名称で、「社員もフリーランスも、ワンチームで活躍する組織を広めていく」ことをミッションとしており、企業におけるフリーランス(業務委託)人材の活動開始から請求管理までの一元管理化を実現します。

パーソルイノベーション株式会社は、HR領域におけるイノベーションを推進し、社会課題の解決とグループスローガン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指します。




【背景】

昨今、日本における労働力不足が進み、企業の採用難は深刻さを増しています。さらに、個人の働き方において、多様性や自分らしい働き方を重視し、雇用形態にとらわれない働き方が増えています。企業の採用はますます困難になることが想定されます。この課題を充足する在り方として、プロジェクト単位で業務発注ができる「フリーランス」への注目が集まり、その数も1,119万人とこの4年で123%増加している(※1)一方で、日本は欧米などの諸外国と比較して、企業としてのフリーランス活用は十分には進んでいないのが現状です。企業とフリーランスとの間には、多くの課題が存在しており、これらの課題に対する新たなソリューションへの期待が高まりつつあります。
※1:ランサーズ『フリーランス実態調査2018年版』

[画像1: https://prtimes.jp/i/16451/253/resize/d16451-253-908657-0.jpg ]


※2016年 経済産業省『働き方改革調査』
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H28FY/000377.pdf

<外部人材活用における企業側の課題>

1.フリーランスとの出会いの少なさと人材の不透明感

一般的に、企業のフリーランスへの業務発注経路は「個人の人脈(43.3%)」や「過去・現在の取引先(30.7%)」がほとんどを占めており(※2)、出会いの場が限定的なコミュニティといえます。また企業側にとって、フリーランスとの出会いがあったとしても、必要な能力や実績を的確に把握する手段が限られており、最終的に業務発注できずに頓挫するケースが多く見られます。
※2:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2019』
https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2019/03/freelancehakusho2019_suvey20190306.pdf

2.資産化が困難

企業側にとってはフリーランスとの接点が社員個人に限定されているケースが多く、発注そのものが属人的となりがちです。同じ企業内でも、部署を跨ぐと特定のフリーランスに関する情報が共有されていないという状況も多く、企業としてフリーランス人材を資産化できていないのが現状です。

3.受発注や契約管理の不徹底による法的リスク

フリーランス管理の多くは、「エクセル、スプレッドシートなどの管理ツール」、「自社のシステム構築」により管理されていますが、非効率性やコスト増加、ガバナンスリスクといった大きなデメリットを抱えています。誰にどの規模で業務発注しているかが不透明だったり、契約書を紛失しているケースや口頭契約のみの下請法に違反した業務発注が発生しているなど、リスクを抱えている企業が多いのも事実です。

4.業務が煩雑

業務委託契約については、現場単位で直接発注するケースが多く、法律的知見が求められる業務であるため、ミスができない精神的負担と、社内法務担当との調整などに工数がかかります。また、発注からその後の請求処理まで、管理が煩雑になりがちで、一元管理されていない状況では、情報共有のコミュニケーションコストもかかり、業務の煩雑さがボトルネックの一つになっています。

<外部人材活用における個人(フリーランス)側の課題>

1.仕事獲得のハードルの高さ

個人が仕事を獲得するケースとして、「個人の人脈」や「過去・現在の取引先」、「クラウドソーシング」といったやり方以外に選択肢が少なく、フリーランスは個人によって参入難度にバラつきが見られます。また、クラウドソーシングの場合は、仲介費用が発生するために、フリーランス個人の受け取る報酬額が少なくなる他、直接契約の場合は、自身で契約交渉をしなければならず、ハードルが高くなります。

2.キャリアパスが不明瞭

自身のフリーランスとしての実績をアピールできる環境が整備されておらず、個人による主体的な発信に頼らざるを得ないのが現状であり、自身の成果を市場価値として評価・発信できないという問題を抱えています。結果、自身の成果が認められた企業内での業務に属人化することとなり、将来に向けてのキャリアパスが描きづらくなる状況が生まれます。

3.契約トラブルの増加

企業によっては、メール本文や口頭ベースで契約し、契約書を取り交わさないケースが多く見られ、個人にとって不利益な契約が結ばれてしまうケースが存在します。これを回避するために専門家に委託するなどすると、コストや工数の増加を避けられないのが現状です。

【エクスチーム(exteam)について】

エクスチームは、こういった企業や個人(フリーランス)の抱える課題を解決するための、法人向け外部人材活用システムです。企業には「適切な人材リソースを、雇用形態に捉われず活用している世界」、個人には「一人ひとりの働き方の選択肢を広げたい」というビジョンを掲げ、外部人材の活用拡大を実現します。フリーランスのリスト化から、業務発注、プロジェクト管理、請求管理、評価を一元管理するシステムで外部人材の資産化を実現するシステムとなります。

※エクスチームのサービスページ
https://www.exteam.jp/

<エクスチームのサービスロゴ>

[画像2: https://prtimes.jp/i/16451/253/resize/d16451-253-259530-1.jpg ]


<エクスチームの一元管理化システム>

[画像3: https://prtimes.jp/i/16451/253/resize/d16451-253-966322-2.jpg ]


■パーソルイノベーション株式会社について

パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に発足しました。テックコミュニティサイト「TECH PLAY(テック プレイ)」、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon(エイコン)」、ヘルプシフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」などをはじめとし、新規事業に特化した次世代のイノベーション開発の役割を担い、HR領域におけるイノベーションを推進します。

■パーソルホールディングス株式会社について

1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援など総合人材サービスを展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名を変更。東京証券取引所市場第1部上場(証券コード:2181)。2019年3月期売上高9,258億円。

■「PERSOL(パーソル)」について<https://www.persol-group.co.jp/

パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。

パーソルグループは、人材派遣サービスの「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。
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