テラドローン子会社「Unifly」、空飛ぶクルマ用離発着場(バーティポート)の運用統合により欧州空域の都市移動を促進するEUREKAプロジェクトに唯一の運航管理システムプロバイダーとして参画
[24/02/27]
提供元:PRTIMES
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〜 2024年12月からスペイン離島間でVTOLドローンによる貨物輸送の実証実験開始へ 〜
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は2024年2月27日(火)、子会社でベルギーに本社を置く運航管理システムプロバイダーのリーディングカンパニーUnifly NV(以下 ユニフライ)が、SESAR(※1)の共同事業体(JU:Joint Undertaking)(※2)が進める総額1,200万ユーロ(約19億円)のEUREKAプロジェクト(以下 本プロジェクト)に唯一の運航管理システム(UTM)プロバイダーとして参画することを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/20194/290/resize/d20194-290-c4cd52250c6b11b2e9ba-0.png ]
※1 SESAR: 新世代の航空交通管理システムの開発を目的とした欧州の航空管制の近代化プログラム
※2 SESAR Joint Undertaking: SJU:European Commission(欧州委員会)とEUROCONTROL(欧州航空航法安全機構)が創立。機関や企業が参加する共同事業体で、マスタープランの実行と管理を実施。特にR&D実行プログラムと長期イノベーション研究の実行をリード。 出典:国土交通省 欧米の動向:SESAR(欧州)https://www.mlit.go.jp/common/000039366.pdf
プロジェクト概要
本プロジェクトは、欧州空域内に設置されるバーティポート(※3)のネットワークを構築し、その情報をUTMに組み込むことで次世代エアモビリティを活用し都市間を繋ぎ、2026年までに効率的で持続可能な輸送の実現を目指しています。
※3 バーティポート( Vertiport): VTOL機(Vertical Take-Off and Landing、垂直離着陸機能を有する航空機)の到着、出発及び地上移動等のために使用される陸上の一定の区域で、空港等のうち、VTOL機専用の陸上ヘリポート。出典 :国土交通省 バーティポート整備指針 https://www.mlit.go.jp/koku/content/001711020.pdf
本プロジェクトでは、次の4つに焦点を置き、研究開発を進めています。
飛行経路や計画を考慮したバーティポートの発着手順
UTMとの連携を通した、バーティポートの運用管理(飛行計画や運航状況を元に、交通量の最適化を行う)
バーティポートの緊急事態に備えた危機管理
バーティポートネットワークの運用管理(設置されたバーティポート同士の効率的な運用を可能にする)
本プロジェクトには、航空管制サービスプロバイダー(ANSP:Air Navigation Service Provider)、U-Space(※4)サービスプロバイダー(USSP)、および空飛ぶクルマ(Urban Air Mobility: UAM)メーカーなど、35の企業や団体が参画しています。
※4 U-Space:欧州のドローンや空飛ぶクルマなど次世代エアモビリティ実装のための規制の枠組みまで含めた運航管理に関する概念
本プロジェクトにおいてユニフライは、これまでのUTMにおける実績を通じて得た経験や知識をもとに、UTMソリューションを提供し、スペインの航空管制サービスプロバイダーのENAIREや空飛ぶクルマを開発するドイツのVolocopterなどのパートナーと協力して、バーティポートのネットワーク情報をUTMに組み込む「バーティポート統合運航管理システム(VCTM)」のための研究・開発を担っています。
今後のプロジェクト活動
本プロジェクトにおいて、スペインでは、航空局のAESA、航空管制サービスプロバイダーのENAIRE、航空管制システムプロバイダーのIndra、UTMプロバイダーのUniflyが密に連携してソリューションを構築しています。
2024年12月から2025年3月まで、スペイン・マヨルカ島(パルマ・デ・マヨルカ空港)ー メノルカ島(メノルカ空港)間の管理空域において、VTOLドローンを使用した実証実験を実施する予定です。実証実験では、VTOLドローンによる貨物輸送を行い、様々なレベルにおいてVCTMを検証します。
ユニフライ CEO アンドレス・ヴァン・サルム(Andres Van Swalm)コメント
本プロジェクトは、アーバンエアモビリティ(都市航空交通:UAM)が今後進化していくために重要なマイルストーンだと認識しており、ユニフライは、こうした最先端のプロジェクトにUTMプロバイダーとして関わることができ大変光栄です。ユニフライは、独自のUTMソリューションを通じて、既存の航空システムなどとの調和のとれた効率的な空域の構築に貢献してUAMの普及に向けた基盤を築き、都市部での人や物資の移動手段の革新を目指します。
Unifly NV(ユニフライ)
ベルギーに本社を置く運航管理システム(Unmanned Aircraft System Traffic Management:UTM)プロバイダーです。主にドローンや空飛ぶクルマといった次世代エアモビリティの運航管理システムを開発しており、技術推進により安全性や効率性を向上させることで、自律飛行の実現を目指しています。また、独自のプラットフォームを通じて、航空当局やドローンパイロットなど利害関係者をつなぐ重要な役割を果たし、次世代エアモビリティを安全に既存の空域に統合していくことを促進。そして今後数十年で起こり得る空の交通量の急激な増加へ対応していきます。欧米8カ国で国全体へのUTM導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニーです。テラドローンは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い、2023年には51%の株式を取得して子会社化しています。
詳しくは https://www.unifly.aero/
Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net
Terra Drone株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は2024年2月27日(火)、子会社でベルギーに本社を置く運航管理システムプロバイダーのリーディングカンパニーUnifly NV(以下 ユニフライ)が、SESAR(※1)の共同事業体(JU:Joint Undertaking)(※2)が進める総額1,200万ユーロ(約19億円)のEUREKAプロジェクト(以下 本プロジェクト)に唯一の運航管理システム(UTM)プロバイダーとして参画することを発表します。
[画像: https://prtimes.jp/i/20194/290/resize/d20194-290-c4cd52250c6b11b2e9ba-0.png ]
※1 SESAR: 新世代の航空交通管理システムの開発を目的とした欧州の航空管制の近代化プログラム
※2 SESAR Joint Undertaking: SJU:European Commission(欧州委員会)とEUROCONTROL(欧州航空航法安全機構)が創立。機関や企業が参加する共同事業体で、マスタープランの実行と管理を実施。特にR&D実行プログラムと長期イノベーション研究の実行をリード。 出典:国土交通省 欧米の動向:SESAR(欧州)https://www.mlit.go.jp/common/000039366.pdf
プロジェクト概要
本プロジェクトは、欧州空域内に設置されるバーティポート(※3)のネットワークを構築し、その情報をUTMに組み込むことで次世代エアモビリティを活用し都市間を繋ぎ、2026年までに効率的で持続可能な輸送の実現を目指しています。
※3 バーティポート( Vertiport): VTOL機(Vertical Take-Off and Landing、垂直離着陸機能を有する航空機)の到着、出発及び地上移動等のために使用される陸上の一定の区域で、空港等のうち、VTOL機専用の陸上ヘリポート。出典 :国土交通省 バーティポート整備指針 https://www.mlit.go.jp/koku/content/001711020.pdf
本プロジェクトでは、次の4つに焦点を置き、研究開発を進めています。
飛行経路や計画を考慮したバーティポートの発着手順
UTMとの連携を通した、バーティポートの運用管理(飛行計画や運航状況を元に、交通量の最適化を行う)
バーティポートの緊急事態に備えた危機管理
バーティポートネットワークの運用管理(設置されたバーティポート同士の効率的な運用を可能にする)
本プロジェクトには、航空管制サービスプロバイダー(ANSP:Air Navigation Service Provider)、U-Space(※4)サービスプロバイダー(USSP)、および空飛ぶクルマ(Urban Air Mobility: UAM)メーカーなど、35の企業や団体が参画しています。
※4 U-Space:欧州のドローンや空飛ぶクルマなど次世代エアモビリティ実装のための規制の枠組みまで含めた運航管理に関する概念
本プロジェクトにおいてユニフライは、これまでのUTMにおける実績を通じて得た経験や知識をもとに、UTMソリューションを提供し、スペインの航空管制サービスプロバイダーのENAIREや空飛ぶクルマを開発するドイツのVolocopterなどのパートナーと協力して、バーティポートのネットワーク情報をUTMに組み込む「バーティポート統合運航管理システム(VCTM)」のための研究・開発を担っています。
今後のプロジェクト活動
本プロジェクトにおいて、スペインでは、航空局のAESA、航空管制サービスプロバイダーのENAIRE、航空管制システムプロバイダーのIndra、UTMプロバイダーのUniflyが密に連携してソリューションを構築しています。
2024年12月から2025年3月まで、スペイン・マヨルカ島(パルマ・デ・マヨルカ空港)ー メノルカ島(メノルカ空港)間の管理空域において、VTOLドローンを使用した実証実験を実施する予定です。実証実験では、VTOLドローンによる貨物輸送を行い、様々なレベルにおいてVCTMを検証します。
ユニフライ CEO アンドレス・ヴァン・サルム(Andres Van Swalm)コメント
本プロジェクトは、アーバンエアモビリティ(都市航空交通:UAM)が今後進化していくために重要なマイルストーンだと認識しており、ユニフライは、こうした最先端のプロジェクトにUTMプロバイダーとして関わることができ大変光栄です。ユニフライは、独自のUTMソリューションを通じて、既存の航空システムなどとの調和のとれた効率的な空域の構築に貢献してUAMの普及に向けた基盤を築き、都市部での人や物資の移動手段の革新を目指します。
Unifly NV(ユニフライ)
ベルギーに本社を置く運航管理システム(Unmanned Aircraft System Traffic Management:UTM)プロバイダーです。主にドローンや空飛ぶクルマといった次世代エアモビリティの運航管理システムを開発しており、技術推進により安全性や効率性を向上させることで、自律飛行の実現を目指しています。また、独自のプラットフォームを通じて、航空当局やドローンパイロットなど利害関係者をつなぐ重要な役割を果たし、次世代エアモビリティを安全に既存の空域に統合していくことを促進。そして今後数十年で起こり得る空の交通量の急激な増加へ対応していきます。欧米8カ国で国全体へのUTM導入実績があり、同分野における世界的なリーディングカンパニーです。テラドローンは2016年に戦略的パートナーシップ契約を締結、資本提携も行い、2023年には51%の株式を取得して子会社化しています。
詳しくは https://www.unifly.aero/
Terra Drone株式会社
「Unlock “X” Dimensions(異なる次元を融合し、豊かな未来を創造する)」というミッションを掲げ、2016年に創業した空飛ぶクルマやドローンの開発及びソリューションを提供するサービスプロバイダーです。東京に本社を置き、国内外の11か国において、特許取得済みである自社開発製の測量用・点検用ドローンを石油ガス・化学・建設業界などへ提供しています。ドローンを用いた非破壊検査作業に関して、世界各国での豊富な実績と高い研究開発力を有しています。また、運航管理システム(UTM)を展開し、世界8か国で導入された実績があります。
詳しくは http://www.terra-drone.net
本件に関する問い合わせ
Terra Drone株式会社
メール: pr@terra-drone.co.jp
HP : http://www.terra-drone.net