世界の都市活力ランキング「2018年版 JLL シティ モメンタム インデックス」を発刊
[18/04/25]
提供元:PRTIMES
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都市のモメンタムを長期間にわたって維持する能力「フューチャープルーフィング」を分析
東京 2018年4月25日 - 総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)は、JLLシティリサーチの一環で、テクノロジーの変化に対応し、競争力を維持するための長期・短期の成功要素を備えた世界都市の要素を分析した年次レポート「2018年版シティ モメンタム インデックス - 都市に求められる3要素 アジリティ、タレント、テクノロジー」を発表しました。
今年で5年目を迎える本レポートでは、世界131の都市を対象に、長期の市場モメンタム「フューチャープルーフィング(長期間にわたってモメンタムを維持する能力)」と短期の市場モメンタムを分析しました。フューチャープルーフィングの能力を考慮することは、不動産投資家、不動産開発業者、企業にとってますます重要になってきています。長期モメンタムは、イノベーション能力、人材、世界トップクラスの高等教育、高度なテクノロジー産業のスタートアップ企業やスケールアップ企業、特許出願数、公共インフラ、環境質などを基盤とした成長能力を評価し、短期モメンタムは、各都市の短期の社会・経済および商業用不動産モメンタムから分析しました。
長期モメンタム「フューチャープルーフィング」世界上位30都市
[画像1: https://prtimes.jp/i/6263/294/resize/d6263-294-992586-1.jpg ]
北米地域は、世界で最もダイナミックな情報のエコシステムを抱えており、フューチャープルーフィング上位30都市において北米地域の都市が半数を占めている。サンフランシスコ(1位)とシリコンバレー(2位)は、世界トップのテクノロジーハブとしてランキングされており、過去15年間に世界で設立されたテクノロジー産業のユニコーン企業の三分の一以上の本拠地があるだけではなく、スタートアップ企業数も最大となっている。
欧州の都市も、ロンドン(4位)、パリ(7位)、アムステルダム(8位)がフューチャープルーフィング上位30都市にランキングされており、知識集約型雇用、インフラ、デジタル・インフラや持続可能性に関する資質の高さに支えられている。
アジア太平洋地域では、世界との接続性が高く、付加価値の高い経済活動へ移行している透明度の高い都市が、新しいデジタル経済環境で継続的に繁栄するために必要なイノベーションのエコシステムや人的資本の蓄積に向けて進展をみせている。
北アジアで最大規模の都市圏である東京(13位)とソウル(28位)は、革新的なグローバル企業の集積と世界最高水準のデジタル・コネクティビティを有し、とりわけハードウェアとロボット工学の分野における世界の研究都市としての地位が維持されている。さらに、ソウルにおける板橋(パンギョ)テクノバレーや、東京における2020年夏季オリンピック大会に備えた公共交通機関の自動走行システム開発といった大規模なインフラプロジェクトへの投資なども、フューチャープルーフィングを支えている。
短期モメンタム上位30都市
[画像2: https://prtimes.jp/i/6263/294/resize/d6263-294-976241-2.jpg ]
短期モメンタムのランキングでは、現在最も急成長している経済と不動産市場を有する都市が特定された。アジア太平洋地域の都市は、外国資本、企業、イノベーションの誘致を積極的に展開し続けており、上位30都市に25都市が含まれている。
インドの都市は、短期モメンタムのランキングにおける存在感が突出しており、有力テクノロジーハブであるハイデラバード(1位)とバンガロール(2位)が上位2位を占め、プネー(4位)とコルカタ(5位)も5位以内に食い込んでいる。
中国の都市の短期モメンタムは依然堅調であり、上位30都市に11都市が含まれている。世界の生産ネットワークや国内の経済成長エンジンに組み込まれ、グローバル・バリューチェーン内の位置付け上昇に支えられた南京(7位)や杭州(9位)が最も好調で、力強い人材基盤を有し、テクノロジーや先端設備を備えた製造分野のグローバルリーダーとなりつつある広州(16位)や深セン(19位)、「確立された世界都市※1」である上海(15位)、北京(22位)もダイナミックな市場で有り続けている。
シティ モメンタム インデックスとは
2018年版は、2014年初刊JLLシティ モメンタム インデックス(CMI)の第5版で、131都市を対象に46要素のサブスコアをウェイト付けした総合スコアにより、長期モメンタムと短期モメンタムを評価している。新しい指標には、テクノロジー産業のユニコーン企業数、公共交通インフラの質を追加し、長期のポテンシャル(フューチャープルーフィング)と短期モメンタム(3年の短期経済および不動産のモメンタム)に焦点を当てている。
※1 「確立された世界都市」:世界で最もグローバル化が進み、競争力のある経済がある中で、企業、資本、有能な人材が集中している都市
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2017年度は、総売上高79億米ドル、約4億2,300万平方メートル (約1億2,800万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,700億米ドルの取引を完了しました。2017年末現在、世界80ヵ国、従業員約82,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年12月31日時点で総額581億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で37,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて計23の賞を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、7年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。http://www.joneslanglasalle.co.jp
東京 2018年4月25日 - 総合不動産サービス大手のJLL(本社: 米国シカゴ、CEO: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL、以下: JLL)は、JLLシティリサーチの一環で、テクノロジーの変化に対応し、競争力を維持するための長期・短期の成功要素を備えた世界都市の要素を分析した年次レポート「2018年版シティ モメンタム インデックス - 都市に求められる3要素 アジリティ、タレント、テクノロジー」を発表しました。
今年で5年目を迎える本レポートでは、世界131の都市を対象に、長期の市場モメンタム「フューチャープルーフィング(長期間にわたってモメンタムを維持する能力)」と短期の市場モメンタムを分析しました。フューチャープルーフィングの能力を考慮することは、不動産投資家、不動産開発業者、企業にとってますます重要になってきています。長期モメンタムは、イノベーション能力、人材、世界トップクラスの高等教育、高度なテクノロジー産業のスタートアップ企業やスケールアップ企業、特許出願数、公共インフラ、環境質などを基盤とした成長能力を評価し、短期モメンタムは、各都市の短期の社会・経済および商業用不動産モメンタムから分析しました。
長期モメンタム「フューチャープルーフィング」世界上位30都市
[画像1: https://prtimes.jp/i/6263/294/resize/d6263-294-992586-1.jpg ]
北米地域は、世界で最もダイナミックな情報のエコシステムを抱えており、フューチャープルーフィング上位30都市において北米地域の都市が半数を占めている。サンフランシスコ(1位)とシリコンバレー(2位)は、世界トップのテクノロジーハブとしてランキングされており、過去15年間に世界で設立されたテクノロジー産業のユニコーン企業の三分の一以上の本拠地があるだけではなく、スタートアップ企業数も最大となっている。
欧州の都市も、ロンドン(4位)、パリ(7位)、アムステルダム(8位)がフューチャープルーフィング上位30都市にランキングされており、知識集約型雇用、インフラ、デジタル・インフラや持続可能性に関する資質の高さに支えられている。
アジア太平洋地域では、世界との接続性が高く、付加価値の高い経済活動へ移行している透明度の高い都市が、新しいデジタル経済環境で継続的に繁栄するために必要なイノベーションのエコシステムや人的資本の蓄積に向けて進展をみせている。
北アジアで最大規模の都市圏である東京(13位)とソウル(28位)は、革新的なグローバル企業の集積と世界最高水準のデジタル・コネクティビティを有し、とりわけハードウェアとロボット工学の分野における世界の研究都市としての地位が維持されている。さらに、ソウルにおける板橋(パンギョ)テクノバレーや、東京における2020年夏季オリンピック大会に備えた公共交通機関の自動走行システム開発といった大規模なインフラプロジェクトへの投資なども、フューチャープルーフィングを支えている。
短期モメンタム上位30都市
[画像2: https://prtimes.jp/i/6263/294/resize/d6263-294-976241-2.jpg ]
短期モメンタムのランキングでは、現在最も急成長している経済と不動産市場を有する都市が特定された。アジア太平洋地域の都市は、外国資本、企業、イノベーションの誘致を積極的に展開し続けており、上位30都市に25都市が含まれている。
インドの都市は、短期モメンタムのランキングにおける存在感が突出しており、有力テクノロジーハブであるハイデラバード(1位)とバンガロール(2位)が上位2位を占め、プネー(4位)とコルカタ(5位)も5位以内に食い込んでいる。
中国の都市の短期モメンタムは依然堅調であり、上位30都市に11都市が含まれている。世界の生産ネットワークや国内の経済成長エンジンに組み込まれ、グローバル・バリューチェーン内の位置付け上昇に支えられた南京(7位)や杭州(9位)が最も好調で、力強い人材基盤を有し、テクノロジーや先端設備を備えた製造分野のグローバルリーダーとなりつつある広州(16位)や深セン(19位)、「確立された世界都市※1」である上海(15位)、北京(22位)もダイナミックな市場で有り続けている。
シティ モメンタム インデックスとは
2018年版は、2014年初刊JLLシティ モメンタム インデックス(CMI)の第5版で、131都市を対象に46要素のサブスコアをウェイト付けした総合スコアにより、長期モメンタムと短期モメンタムを評価している。新しい指標には、テクノロジー産業のユニコーン企業数、公共交通インフラの質を追加し、長期のポテンシャル(フューチャープルーフィング)と短期モメンタム(3年の短期経済および不動産のモメンタム)に焦点を当てている。
※1 「確立された世界都市」:世界で最もグローバル化が進み、競争力のある経済がある中で、企業、資本、有能な人材が集中している都市
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。フォーチュン500に選出されているJLLは、不動産オーナー、テナント、投資家の皆さまのアンビション実現を支援します。2017年度は、総売上高79億米ドル、約4億2,300万平方メートル (約1億2,800万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,700億米ドルの取引を完了しました。2017年末現在、世界80ヵ国、従業員約82,000名以上、300超拠点で展開しています。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベストメント マネジメントは、2017年12月31日時点で総額581億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。http://www.jll.com
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、96事業所で37,000名超のスタッフを擁しています。JLLは、年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックにて計23の賞を受賞しました。また、リアル・キャピタル・アナリスティックスより、7年連続でアジア太平洋地域のトップ投資アドバイザーに選出されています。http://www.ap.jll.com
JLL日本法人の詳細はホームページをご覧下さい。http://www.joneslanglasalle.co.jp