モバイル用途に適したUSBバスパワー駆動の「高輝度 小型ビューアー」を製品化
[12/08/08]
提供元:PRTIMES
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パナソニック プレシジョンデバイス株式会社は、ノートPCなどとの組み合わせで、直ぐに使えて、直ぐにしまえる、スマートなモバイルプレゼンテーションを支援する、当社初のUSBバスパワー駆動(以下、USB駆動)の小型ビューアー[1]を製品化しました。
▼モバイル用途に適したUSBバスパワー駆動の「高輝度 小型ビューアー」商品情報
http://panasonic.biz/it/micro_viewer/
小型ビューアーは、携帯可能な表示機器として、モバイル機器との相性が良く、将来的にも市場拡大が期待される分野と考えられています。そのような状況の中、当社では高効率な放熱設計により冷却ファンの消費電力を抑え、ACアダプターが不要なUSB駆動を実現、USBだけの簡単接続で使用できる、高輝度な小型ビューアーを開発し、量産を開始します。
さらに、薄型の光ディスクドライブ(DVDやBDドライブ)で培った光学設計や放熱設計を駆使することで、ポケットに入るほど小型で薄型なデザインを実現しました。2012年8月末より、モバイルプレゼンテーションのニーズが高い法人のお客様をターゲットに発売いたします。
■小型ビューアー PJ-SJ25Uの特長
1.USBで駆動可能な低消費電力ながら高輝度50lmを実現
独自の放熱設計により冷却ファンの消費電力を抑え、低消費電力化を実現
USBからの電源のみで50lmの高輝度を実現するには、装置の温度上昇を抑制し、発光効率を維持する必要があります。今回、当社では放熱シミュレーションを駆使し、LED光源や回路部品から発生する熱を効果的に放熱する冷却ファンを最適に配置する独自のメカ構造を採用しました。これにより、冷却ファンの回転数を抑えた低消費電力時においても十分な放熱が可能となり、USB駆動で継続的な高輝度投射を実現しました。
2.ポケットに入るサイズの小型・薄型デザイン
絞り構造のアルミ外装フレームの採用で薄型デザイン実現
製品サイズ:102(幅)x 60(奥行き)x 22(厚さ)mm
質量:約110g 容積:124cc
絞り構造のアルミ外装フレームの採用により、厚み22mmの薄型化を図ると共に、筐体としての堅牢性も確保しました。また全体を滑らかなデザインに仕上げることで、シャツやバッグのポケットにも入るほどの小型で薄型のスタイルを実現しました。
3.高品位画像
DLP(R)[2]採用、生産工程でRGBバランス調整、高速画像処理で高品位な画像を実現
DLP(R)方式を採用、1000:1の高コントラスト比で高品位な画像投射を実現しました。また、光源であるRGB(赤色・緑色・青色)3原色のバランスを生産工程で個々に調整することで、安定した色再現を確保します。さらに高速画像処理チップ搭載により、USB接続でありながら、スムーズな動画再生を実現します。
■生産・販売計画
製品名:小型ビューアー
品 番:PJ-SJ25U
価 格:オープン
量産開始:2012年8月
月産数量:1万台/月
■用途
ノートPCなどと組み合わせてのモバイルプレゼンテーション
【用語説明】
[1]小型ビューアー
容積400CC以下の小型プロジェクションシステムを指す
[2]DLP(R)
デジタルミラーデバイス (DMD)を用いた映像表示システム
【商標について】
・Windowsは米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です
・Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです
・Digital Light Processing、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツ社の登録商標です
▼本件に関するお問合せ先
[報道関係者様]
パナソニック株式会社 デバイス社 経営企画グループ 広報・調査チーム
TEL:06-6904-4732
ホームページURL:http://panasonic.net/id/jp/
[法人のお客様]パナソニック システムお客様ご相談センター
TEL:0120-878-410(9:00〜17:30<土・日・祝日は受付のみ>)
ホームページURL:http://panasonic.biz/it/micro_viewer/