快挙!由紀さおり&ピンク・マルティーニのコラボ・アルバム『1969』が世界20ヵ国以上でCD発売・デジタル配信決定!!〜「夜明けのスキャット」が世界へ
[11/10/12]
提供元:PRTIMES
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由紀さおり&ピンク・マルティーニ、国境を越え、時代を超えた奇跡のコラボ・アルバム『1969』が世界20ヵ国以上でCD発売・デジタル配信が決定しました。夜明けのスキャット(由紀さおり)、ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)、イズ・ザット・オール・ゼア・イズ?(ペギー・リー)など1969年の名曲が甦ります。
アメリカ、オレゴン州ポートランドを拠点に、世界中で250万枚の売上実績を持ち、ワールドワイドに活動を続けている、ジャズ・オーケストラ・グループ“Pink Martini”(ピンク・マルティーニ)と、日本を代表するシンガー“由紀さおり”のコラボレーション・アルバム『1969』が完成、世界20ヵ国以上で順次CD発売およびデジタル配信が決定しました。発売は2011年10月7日(金)より、順次スタート、日本でも2011年10月12日(水)よりCD発売・着うた、PC配信がスタートします。
二組の出会いは、ピンク・マルティーニのリーダーであり、ピアニストのトーマス・M・ローダーデール(1971年生まれ)が、地元ポートランドの中古レコード店で、由紀さおりのファーストアルバム『夜明けのスキャット』(1969年発売)のアナログ盤(レコード)を発見したことから始まりました。ジャケットのヴィジュアルに魅かれたというトーマスは、由紀の透明感のある歌声に魅了され、2007年発売の彼らのアルバムで、由紀のアルバム収録曲「タ・ヤ・タン」を日本語でカヴァー。そして、2009年、YouTubeにUPされたこの楽曲のLIVE映像を偶然由紀さおりのスタッフが発見、コンタクトを取ったことで、国境・世代を超えた交流が始まりました。
2010年3月、ピンク・マルティーニ来日公演で初共演、同年11月ピンク・マルティーニのホリデイ・アルバム『Joy to the World』で由紀が「ホワイト・クリスマス」を日本語で歌唱。このアルバムはアメリカとカナダで話題となり、カナダではゴールドディスクを獲得しました。2011年3月27日、ポートランドで開催された東日本大震災のチャリティーコンサート『オレゴンから愛』で再度共演。4月にはスターバックス×iTunesによるチャリティー企画として収録した楽曲「夕月」(Yuuzuki/Pink Martini feat. Saori Yuki)が世界配信されるなど、彼らのコラボレーションはさまざまなかたちで続いていったのです。
その頃、由紀さおりは、自身もオリコン年間チャート1位に輝く大ヒットとなった「夜明けのスキャット」でデビューした“1969年”に日本のラジオから流れていた歌をセレクトしたアルバム制作を開始。このアルバムのアレンジとプロデュースをピンク・マルティーニに依頼したところ、彼らの提案で世界でヒットしたスタンダード楽曲も加えられ、“日本の歌謡曲”があたかもワールドミュージックとして位置づけられたかのようなコラボレーション・アルバム『1969』が完成しました。
このアルバムをEMIミュージックの全世界のエグゼクティブが参加する会議で紹介したところ、ピンク・マルティーニが由紀さおりという日本のシンガーと組んだという話題性、由紀の美しい日本語の歌唱と、ピンク・マルティーニならではのアレンジのコラボレーションが話題となり、海外発売も決定。また、このアルバムをきっかけに、由紀さおりのオリジナル楽曲にも注目が寄せられ、現在、海外で「夜明けのスキャット」を収録したシングル集のデジタル配信も始まっています。
2011年10月17日(月)には、ロンドン「ロイヤル・アルバート・ホール」で開催されるピンク・マルティーニのコンサート(チケットは完売)に由紀さおりがヴォーカリストとして参加。その後、12月には全米ツアーの一部での共演も決定しています。
「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)のリリースから50年という節目の年である2011年、由紀さおり、そして、日本の歌謡曲が新たに世界の歌謡曲として、時空を超えて、羽ばたこうとしています。このコラボレーションに今後もご注目下さい。
【発売予定国】(2011年10月11日現在)
日本、アメリカ、イギリス、イスラエル、ウクライナ、オーストリア、カザフスタン、カナダ、韓国、ギリシャ、シンガポール、スイス、トルコ、ドイツ、ドバイ、ノルウェー、フランス、ポルトガル、南アフリカ、ラトビア、ルーマニア、ロシア
■由紀さおり EMIミュージック・特設サイト http://www.emimusic.jp/pmsy1969/
■由紀さおり & ピンク・マルティーニ『1969』
2011年10月12日 日本発売、TOCT-27098 ¥3,000(tax in) 全12曲
【収録曲】( )内:オリジナル歌唱アーティスト
1. ブルー・ライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)
2. 真夜中のボサ・ノバ (ヒデとロザンナ)
3. さらば夏の日 [Du soleil plein les yeux](フランシス・レイ)
4. パフ [Puff, The Magin Dragon](ピーター・ポール&マリー)
5. いいじゃないの幸せならば(佐良直美)
6. 夕月(黛ジュン)
7. 夜明けのスキャット(由紀さおり)
8. マシュケナダ [Mas Que Nada](日本語版:アストラッド・ジルベルト)
9. イズ・ザット・オール・ゼア・イズ? [Is That All There Is?](ペギー・リー)
10. 私もあなたと泣いていい? (兼田みえ子)
11. わすれたいのに / 原曲[I Love How You Love Me](モコ・ビーバー・オリーブ)
12. 季節の足音 [bonus track]
■ピンク・マルティーニのリーダーであるトーマス・ローダーデール氏のコメント
「由紀さおりさんとEMI Music Japan から、このアルバムのお話を頂いて非常に光栄です。初めのアルバム・コンセプトは“1969 年の日本のヒット曲”でしたが、リサーチをする中で、あらゆる国において1969年には大きな動きがあったことを発見しました。そこでピンク・マルティーニ的な手法で範囲を広げて、他の国の楽曲も、異なる言語で含めることにしたのです。結果として、1969年へと遡る華やかなアドベンチャーを飾る12の作品が、日本語・フランス語・英語で生まれました。」
■由紀さおりのコメント
「神様は何と素晴らしい出逢いを作って下さったのでしょう。長い歌手人生、何度となく挫折を味わいやめたいと思った事も…。でも歌い続けていて本当によかった、そんな風に思える出逢いがピンク・マルティーニ、トーマス・ローダーデールとのコラボレーションのCD作りでした。彼等が3枚目のアルバムで私の「タ・ヤ・タン」をカヴァーして下さり、YouTubeで彼等の存在を発見してから3年目、思いの丈をこめたレコーディングが実現しました。
2度ポートランドへ出向き、トーマスのオフィスでのキー合わせ、選曲、彼の音楽の幅の広さ、一曲一曲にこだわるその執念。今の音楽の中で忘れ去られ、置き去りにされてきたエモーショナルな部分への探求心、ミキサー、デイビッドの音作りの優しいまなざし。全てが音楽をこよなく愛し大切にしている集団でした。そしてみんな楽しんでいます。細かな私の声の表情を聞き逃すことなく、又それを壊さずにアレンジされたフレーズ、音の重なり、今まで私がチャレンジしてきた全てがこの1枚のCDに集約されています。
今までの私ではなく、これからの私を皆様是非聴いて下さい。」
【由紀さおりプロフィール】
本名・安田章子。小学生時代、ひばり児童合唱団に所属。童謡歌手として活躍。その後、NHK 歌のお姉さん、アニメの声優、CM ソングなどで活躍。
1969 年由紀さおりとして「夜明けのスキャット」でデビュー。女優として映画、ドラマへ出演、司会、バラエティ、姉 安田祥子とのコンサート活動と幅広く活躍。2009 年デビュー40 周年を迎え、歌謡曲のコンサートをスタート。
【ピンク・マルティーニ プロフィール】
ピアノ奏者のトーマス・ローダーデールを中心に、1994 年に米国オレゴン州ポートランドで結成。1940年代から60年代にかけて世界中で流行したジャズ、映画音楽、ミュージカルのナンバーなどを主なレパートリーとする、ヴォーカリストを含めた12人編成のオーケストラ・グループ。
1997年に自身のインディペンデント・レーベル“Heinz Records” からデビュー・アルバム『Sympathique』(日本未発売) をリリース。世界中で250万枚の売り上げ実績を持つ。アメリカだけでなく、ヨーロッパでも積極的にツアーを行い、ライヴで鍛えぬかれたその独創的なサウンドと確かな演奏力で世界で活躍中のグループです。
【Pink Martini(ピンク・マルティーニ)World Tour】
※由紀さおりゲスト出演分のみ記載
2011/10/17(月)London, UK / Royal Albert Hall
2011/12/12(月)Washington DC (Bethesda, MD) / Strathmore
2011/12/13(火)New York, NY / Town Hall
2011/12/14(水)New York, NY / Town Hall
2011/12/16(金)Boston, MA / Berklee Performance Hall