アジア各国・地域から選ばれた技術系スタートアップが競うイノベーション・アワード 第11回「アジア・アントレプレナーシップ・アワード(AEA) 2022」 出場企業24社決定
[22/09/09]
提供元:PRTIMES
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ビジネスを通して社会問題を解決するソーシャル・ビジネスセッションも同時開催 2022年10月26日(水)〜27日(木)オンライン開催
アジア・アントレプレナーシップ・アワード(以下:AEA)運営委員会は、2012年より毎年開催している、成長著しいアジアの技術系スタートアップがビジネスアイデアを競うイノベーション・アワード「AEA2022」を、2022年10月26日(水)〜27日(木)にオンラインにて開催いたします。
今年で開催11回目となる「AEA2022」には、これからの世界において重要な3つのテーマ「ヘルスケア」「ワークスタイル&ライフスタイル」「サステナビリティ」に関連したソリューションを持つ、アジア各国・地域から選ばれた技術系スタートアップ24社が参加します。各社、事業の革新性、経済的・社会的影響力、事業実行力、そして日本企業との連携・日本での事業展開の可能性など、幅広い観点での審査を経て、グランプリを目指します。また、ムハマド・ユヌス博士の提唱するユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則に則ったスタートアップが社会問題を解決するビジネスアイデアを競う、ソーシャル・ビジネスセッションを同時開催いたします。
また27日の特別講演には、2022年の6月に東京証券取引所グロース市場への新規上場を実現したマイクロ波化学株式会社より代表取締役社長 CEO 吉野 巌氏にご登壇いただき技術系スタートアップの事業成長についてお話いただきます。
AEA2022のポイント
・日本企業との連携を目指し、参加スタートアップは開催までに約1.5ヶ月間のメンタリングを実施
・AEA本戦のほか、社会問題を解決する「ソーシャル・ビジネスセッション」も同時開催
・Innovation Leaders Summitへの招待枠を用意し、AEAの過去出場企業の継続支援を実施
・「AEA2022」の解説講演を、イベント終了後の10月29日に開催予定
イベント詳細はこちら:https://aea2022online.peatix.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/51782/329/resize/d51782-329-6805ad9fd4607efa5754-0.png ]
各国の専門家推薦の技術系スタートアップが参加。
日本企業連携や日本での事業展開に向けて、参加スタートアップは約1.5ヶ月間のメンタリングを実施
AEAは、独立行政法人日本貿易振興機構(以下:ジェトロ)や国立大学法人東京大学(以下:東大)の他、アジア各地のインキュベーター、アクセラレーター、大学等のスタートアップ支援機関などによりノミネートされた確かな技術力を持ったスタートアップが集まり、社会課題解決に繋がるビジネスアイデアを競い合い、披露するショーケースです。2012年の初開催からこれまで、アジア16の国・地域から247社の技術系スタートアップがAEAに参加しました。
またAEAでは、参加条件に「日本市場への進出、もしくは日本企業との連携意欲」を掲げるなど、参加スタートアップと日本企業とのマッチング支援にも力を入れています。参加スタートアップの日本市場に対する理解を深め、日本企業との連携可能性を向上させるために、開催までの約1.5ヵ月の期間で、国内のベンチャーキャピタル(以下:VC)等のメンター陣による継続的なメンタリングを実施します。さらに、AEA2021で開設した「slack」を用いたコミュニケーションプラットフォームで、参加企業・協賛企業・ノミネーターなどが自由に協業に向けてコミュニケーションを取ることをはじめとし、参加スタートアップと日本企業とのマッチングやオンライン面談を促進します。加えて今年は、出場要件の1つである資本金上限を100万USドルから300万USドルに引き上げました。これは、近年のシード・アーリー期のスタートアップに対する投資金額が高額になっていることを反映したもので、より経営体制の整った企業が集まることで、AEAをきっかけに日本企業との具体的な事業連携が進むことを期待しています。
ビジネスを通して社会問題を解決する「ソーシャル・ビジネスセッション」を開催
ムハマド・ユヌス博士が提唱する、ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則を基準とした「ソーシャル・ビジネスセッション」を始めて開催し、この部門では4社の企業参加が決定しました。ムハマド・ユヌス博士は、バングラデシュにて貧困層の自立支援のために無担保少額融資(マイクロクレジット)を行うグラミン銀行を創設し、同国の貧困撲滅と平和構築に貢献した功績が称えられ、2006年にグラミン銀行とともにノーベル平和賞を受賞しています。現在もビジネスを通して社会課題を解決する「ソーシャル・ビジネス」を提唱し、多くの団体と連携しながらソーシャル・ビジネスを実践しています。AEAでは、一般社団法人ユヌス・ジャパンに協力いただき、ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則(※)を基準としてスタートアップのビジネスアイデアの審査も行います。
(※)<ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則>
1.ユヌス・ソーシャル・ビジネスの目的は、利益の最大化ではなく、貧困、教育、環境等の社会問題を解決すること。
2.経済的な持続可能性を実現すること。
3.投資家は投資額までは回収し、それを上回る配当は受けないこと。
4.投資の元本回収以降に生じた利益は、社員の福利厚生の充実やさらなるソーシャル・ビジネス、自社に再投資されること。
5.ジェンダーと環境へ配慮すること。
6.雇用する社員にとってよい労働環境を保つこと
7.楽しみながら。
AEA過去出場企業を「Innovation Leaders Summit」のオンラインマッチングイベントに招待
大手企業のアセットとスタートアップのアイデアやテクノロジーをマッチングし、グローバルイノベーションを生み出すことを目的に経済産業省後援のもと発足した「Innovation Leaders Summit(以下:ILS)」は、スタートアップが700社、国内の大手企業が100社以上参加するアジア最大級のオープンイノベーションカンファレンスです。今年から過去にAEAに参加した247社から、ILSのオンラインマッチングイベントへの招待を行い(選考あり)、AEAに参加したスタートアップの日本市場への進出を継続的にサポートします。
柏の葉イノベーションフェスにて、AEA2022解説プログラムを開催
「AEA2022」と同時期に開催を予定している、オープンイノベーションフォーラム「柏の葉イノベーションフェス2022」のプログラムにて「AEA2022を徹底解説。絶対注目のアジア発のスタートアップ技術とは(仮)」を10月29日(土)にオンライン配信いたします。今年の優勝企業の技術解説をはじめ、AEAの目的やアジアの変化、出場企業のトレンドなどについてAEA運営委員会委員長 各務 茂夫氏、最終審査員のTEP/TXアントレプレナーパートナーズ 代表理事 國土 晋吾氏が登壇し、パネルディスカッションで深堀します。
■AEA2022 開催概要
【日 程】2022年10月26日(水)〜27日(木)
【開催形式】全編オンライン開催
【公 用 語 】英語 ※27日のプログラムには同時通訳が入ります
【公式 HP 】https://aea.events/j/ (日本語)、https://aea.events/e/(英語)
【参加申し込みURL 】https://aea2022online.peatix.com/
【参 加 費 】無料
【スポンサーシッププログラムへのお問合せ】info@aea.events
【主 催】アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会
【主 催】国立大学法人東京大学産学協創推進本部、三井不動産株式会社、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、一般社団法人日本ベンチャー学会、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
■主な参加対象
・アジア各国・地域の技術系スタートアップによるイノベーションにご関心のある皆様
・アジア各国・地域の技術系スタートアップとのマッチングや協業・連携を検討したい、日本企業の皆様・VC・CVC、その他投資家の皆様
■プログラム ※プログラムは予告なく変更される場合がございます。
DAY1:10月26日(水)
13:00-14:30 AEA2022開会挨拶
出場企業紹介
柏の葉スマートシティについて
14:30-17:00 セミファイナルセッション
グループに分かれ、10分間のプレゼンの後、15分間の質疑応答を行います。
各グループの審査を勝ち抜いたスタートアップがファイナルセッションへの出場権を手にします。
DAY2:10月27日(木) ※日本語の同時通訳が入ります
13:00-16:00 ファイナルセッション
セミファイナルを勝ち抜いた6社のファイナリストが決定。
プレゼン10分+質疑応答15分を行い、入賞企業が決まります。
16:00-17:15 AEA推薦 Innovation Leader's Summit (ILS)参加企業のご紹介
特別講演:マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長 CEO 吉野 巌 氏
17:15-18:30 ソーシャル・ビジネスセッション
エントリー企業の10分間のプレゼンの後、15分間の質疑応答を行います。
18:30-19:00 結果発表・閉会の挨拶
■出場企業一覧
アジア各地のインキュベーター、アクセラレーター、大学等のスタートアップ支援機関からの推薦により、今、アジアで最も勢いのある技術系スタートアップが集結し、本戦に臨みます。
詳細はこちらをご覧ください:https://aea.events/j/
【国・地域/企業名/事業概要】
1.IPAGE BANGLADESH LTD/Bangladesh
アプリやトレーニングを通じて現場や作物に応じた農業処方を提供する、小規模農家向けデジタルアドバイザリーサービス
<Sustainability>
2.Alfaleus Technology Private Limited./India
10種類の眼科検査を実施することが可能なVRヘッドセットプラットフォーム上の視力検査装置
<Healthcare>
3.Ashva Wearable Technologies Pvt Ltd/India
AIセンサーで筋骨格等をモニタリングし、データドリブンな理学療法を実現するセンサベース技術
<Healthcare>
4.Peer Robotics/India
モバイルロボットを活用した製造業向けマテリアルハンドリングソリューション
<Work style & Lifestyle>
5.ARAV Co., Ltd./Japan
既存の建設機械に後付けし、インターネット経由で接続可能なリアルタイム遠隔操作システム
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
6.Closer, Inc./Japan
小規模な食品メーカー向けに包装ラインを自動化するロボットアズアサービス
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
7.INOPASE/Japan
神経モニタリングに基づきパーソナライズされた神経疾患治療を提供する、ワイヤレス充電技術とクローズドループ技術をベースにしたデバイス
<Healthcare>
8.Nocnum/Japan
排水処理を行う高度浄化槽(AST)管理業務を効率化するセンシング・業務マネジメントソリューション
<Sustainability>
9.OUI Inc./Japan
「いつでも」「どこでも」「誰でも」「眼科診断ができる」ことを実現するスマートフォン装着型医療機器「スマートアイカメラ(SEC)」
<Healthcare><Sustainability>
10.Qolo Inc./Japan
下肢の運動能力が低くても立ち上がることができる技術をコアにした健康長寿のサポート機器
<Healthcare><Work style & Lifestyle>
11.Redge, Inc./Japan
臨床工学技士技術をベースに持続可能で安全な医療を世界中に提供する医療機器の管理・教育を含むパッケージングシステム「CeTrax」
<Healthcare><Sustainability>
12.Aphelia/Malaysia
従来の大型太陽光電池設備より小サイズ・小質量・低コストな宇宙での衛星コンステレーション用ワイヤレス充電サービス
<Sustainability>
13.EnergyBank Limited/New Zealand
再生可能エネルギーの低コストな中長期的なエネルギー貯蔵を実現する深海重力エネルギー貯蔵(DOGES)技術
<Sustainability>
14.Liquium/New Zealand
産業プラントの資本コストと運転コストの削減を実現する、新触媒を用いた燃料用クリーンアンモニア製造技術
<Sustainability>
15.Nervotec/Singapore
映像分析技術により非接触で生理的バイオマーカーを測定・分析する遠隔健康管理モバイルプラットフォーム
<Healthcare>
16.Sungreen H2/Singapore
独自のナノテクノロジーと電気化学による水電解技術をベースにした、超高効率で安価なグリーン水素製造
<Sustainability>
17.Heyday/Taiwan
筋力トレーニングを主とした高齢者向けアクティブエイジング体験を提供するコネクテッド・フィットネス機器
<Healthcare><Work style & Lifestyle>
18Humetrics/Taiwan
マットレスの下に敷くことで非接触呼吸モニタリングを実現し介護情報をリアルタイムに提供するスマートマット「iCue」
<Healthcare>
19.Mesh Technology Taiwan Limited/Taiwan
プライベート/パブリック5Gネットワーク向けVaaS(Video as a Service)およびIaaS
<Work style & Lifestyle>
20.RealBone Technology Co., Ltd./Taiwan
注入性・耐久性に優れ、様々な外科手術に応用可能な注射用の再吸収性リン酸カルシウム骨補填材「REALBONE」
<Healthcare>
21.LEET Intelligence Co., Ltd./Thailand
CO2排出の監視・取引・管理を実現する、低炭素社会のためのデータ駆動型ソリューション「LEET Carbon Platform」
<Sustainability>
22.Mui Robotics Co., Ltd./Thailand
人間の嗅覚を模倣/データ化し匂いのモニタリングと分析するロボット用人工感覚センサー「MUI Nose」
<Sustainability>
23.Deep Signature Ltd./Vietnam
ハッシュコードとブロックチェーンを活用した偽造防止および製品トレースソリューション
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
24.Sac Moc Tinh Co. Ltd (Dr. Shaving)/Vietnam
500ダルトンルールを克服して大分子量の物質の皮膚への浸透を可能にした美容・パーソナルケア製品
<Healthcare><Sustainability>
■ソーシャル・ビジネスセッション 出場企業一覧
1.Klongdinsor Co., Ltd./Thailand
神経筋疾患の小児患者向けリハビリテーションのゲーム化技術
2.SocialTech Japan/Japan
人工知能を用いた高度なトリアージ技術を提供する、ポータブル健康診断システム
3.ListenField/Japan・Thailand
農業関係者が生産性と持続可能性の最適化に向けて協働するためのプラットフォーム「FarmAI」
4.Charco Science Research Co., Ltd./Taiwan
収穫前後に使用することで菌類病害を抑制・制御し、農作物の果皮の外観を向上する竹炭のナノパウダー
■協賛・後援一覧
<協 賛>(五十音順 ※順次追加されます)
特別協賛
株式会社日本経済新聞社/日本マイクロソフト株式会社
プラチナスポンサー
グローバル・ブレイン株式会社/日本ベンチャーキャピタル株式会社/株式会社日立製作所
ゴールドスポンサー
株式会社東京大学 エッジキャピタルパートナーズ/株式会社三菱総合研究所/三井不動産レジデンシャル株式会社
シルバースポンサー
株式会社 IP Bridge/小松マテーレ株式会社/ジグノシステムジャパン株式会社/株式会社日建設計/日立物流株式会社/三井ホーム株式会社
<後 援>
内閣府/文部科学省/経済産業省/千葉県/柏市/一般社団法人日本経済団体連合会/一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会/公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー/国立研究開発法人科学技術振興機構/公益財団法人日本デザイン振興会/政策研究大学院大学/国立研究開発法人産業技術総合研究所/日本ライセンス協会/ニュージーランド大使館商務部(ニュージーランド貿易経済促進庁)/一般社団法人ユヌス・ジャパン/九州大学ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センター/一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)/Center for Industry Collaboration and Innovation Incubation, National Chengchi University/Epoch Foundation/Foreign Trade University
■共催者 概要
※三井不動産HPをご確認ください。
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における5つの目標に貢献しています。
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
アジア・アントレプレナーシップ・アワード(以下:AEA)運営委員会は、2012年より毎年開催している、成長著しいアジアの技術系スタートアップがビジネスアイデアを競うイノベーション・アワード「AEA2022」を、2022年10月26日(水)〜27日(木)にオンラインにて開催いたします。
今年で開催11回目となる「AEA2022」には、これからの世界において重要な3つのテーマ「ヘルスケア」「ワークスタイル&ライフスタイル」「サステナビリティ」に関連したソリューションを持つ、アジア各国・地域から選ばれた技術系スタートアップ24社が参加します。各社、事業の革新性、経済的・社会的影響力、事業実行力、そして日本企業との連携・日本での事業展開の可能性など、幅広い観点での審査を経て、グランプリを目指します。また、ムハマド・ユヌス博士の提唱するユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則に則ったスタートアップが社会問題を解決するビジネスアイデアを競う、ソーシャル・ビジネスセッションを同時開催いたします。
また27日の特別講演には、2022年の6月に東京証券取引所グロース市場への新規上場を実現したマイクロ波化学株式会社より代表取締役社長 CEO 吉野 巌氏にご登壇いただき技術系スタートアップの事業成長についてお話いただきます。
AEA2022のポイント
・日本企業との連携を目指し、参加スタートアップは開催までに約1.5ヶ月間のメンタリングを実施
・AEA本戦のほか、社会問題を解決する「ソーシャル・ビジネスセッション」も同時開催
・Innovation Leaders Summitへの招待枠を用意し、AEAの過去出場企業の継続支援を実施
・「AEA2022」の解説講演を、イベント終了後の10月29日に開催予定
イベント詳細はこちら:https://aea2022online.peatix.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/51782/329/resize/d51782-329-6805ad9fd4607efa5754-0.png ]
各国の専門家推薦の技術系スタートアップが参加。
日本企業連携や日本での事業展開に向けて、参加スタートアップは約1.5ヶ月間のメンタリングを実施
AEAは、独立行政法人日本貿易振興機構(以下:ジェトロ)や国立大学法人東京大学(以下:東大)の他、アジア各地のインキュベーター、アクセラレーター、大学等のスタートアップ支援機関などによりノミネートされた確かな技術力を持ったスタートアップが集まり、社会課題解決に繋がるビジネスアイデアを競い合い、披露するショーケースです。2012年の初開催からこれまで、アジア16の国・地域から247社の技術系スタートアップがAEAに参加しました。
またAEAでは、参加条件に「日本市場への進出、もしくは日本企業との連携意欲」を掲げるなど、参加スタートアップと日本企業とのマッチング支援にも力を入れています。参加スタートアップの日本市場に対する理解を深め、日本企業との連携可能性を向上させるために、開催までの約1.5ヵ月の期間で、国内のベンチャーキャピタル(以下:VC)等のメンター陣による継続的なメンタリングを実施します。さらに、AEA2021で開設した「slack」を用いたコミュニケーションプラットフォームで、参加企業・協賛企業・ノミネーターなどが自由に協業に向けてコミュニケーションを取ることをはじめとし、参加スタートアップと日本企業とのマッチングやオンライン面談を促進します。加えて今年は、出場要件の1つである資本金上限を100万USドルから300万USドルに引き上げました。これは、近年のシード・アーリー期のスタートアップに対する投資金額が高額になっていることを反映したもので、より経営体制の整った企業が集まることで、AEAをきっかけに日本企業との具体的な事業連携が進むことを期待しています。
ビジネスを通して社会問題を解決する「ソーシャル・ビジネスセッション」を開催
ムハマド・ユヌス博士が提唱する、ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則を基準とした「ソーシャル・ビジネスセッション」を始めて開催し、この部門では4社の企業参加が決定しました。ムハマド・ユヌス博士は、バングラデシュにて貧困層の自立支援のために無担保少額融資(マイクロクレジット)を行うグラミン銀行を創設し、同国の貧困撲滅と平和構築に貢献した功績が称えられ、2006年にグラミン銀行とともにノーベル平和賞を受賞しています。現在もビジネスを通して社会課題を解決する「ソーシャル・ビジネス」を提唱し、多くの団体と連携しながらソーシャル・ビジネスを実践しています。AEAでは、一般社団法人ユヌス・ジャパンに協力いただき、ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則(※)を基準としてスタートアップのビジネスアイデアの審査も行います。
(※)<ユヌス・ソーシャル・ビジネスの7原則>
1.ユヌス・ソーシャル・ビジネスの目的は、利益の最大化ではなく、貧困、教育、環境等の社会問題を解決すること。
2.経済的な持続可能性を実現すること。
3.投資家は投資額までは回収し、それを上回る配当は受けないこと。
4.投資の元本回収以降に生じた利益は、社員の福利厚生の充実やさらなるソーシャル・ビジネス、自社に再投資されること。
5.ジェンダーと環境へ配慮すること。
6.雇用する社員にとってよい労働環境を保つこと
7.楽しみながら。
AEA過去出場企業を「Innovation Leaders Summit」のオンラインマッチングイベントに招待
大手企業のアセットとスタートアップのアイデアやテクノロジーをマッチングし、グローバルイノベーションを生み出すことを目的に経済産業省後援のもと発足した「Innovation Leaders Summit(以下:ILS)」は、スタートアップが700社、国内の大手企業が100社以上参加するアジア最大級のオープンイノベーションカンファレンスです。今年から過去にAEAに参加した247社から、ILSのオンラインマッチングイベントへの招待を行い(選考あり)、AEAに参加したスタートアップの日本市場への進出を継続的にサポートします。
柏の葉イノベーションフェスにて、AEA2022解説プログラムを開催
「AEA2022」と同時期に開催を予定している、オープンイノベーションフォーラム「柏の葉イノベーションフェス2022」のプログラムにて「AEA2022を徹底解説。絶対注目のアジア発のスタートアップ技術とは(仮)」を10月29日(土)にオンライン配信いたします。今年の優勝企業の技術解説をはじめ、AEAの目的やアジアの変化、出場企業のトレンドなどについてAEA運営委員会委員長 各務 茂夫氏、最終審査員のTEP/TXアントレプレナーパートナーズ 代表理事 國土 晋吾氏が登壇し、パネルディスカッションで深堀します。
■AEA2022 開催概要
【日 程】2022年10月26日(水)〜27日(木)
【開催形式】全編オンライン開催
【公 用 語 】英語 ※27日のプログラムには同時通訳が入ります
【公式 HP 】https://aea.events/j/ (日本語)、https://aea.events/e/(英語)
【参加申し込みURL 】https://aea2022online.peatix.com/
【参 加 費 】無料
【スポンサーシッププログラムへのお問合せ】info@aea.events
【主 催】アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会
【主 催】国立大学法人東京大学産学協創推進本部、三井不動産株式会社、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、一般社団法人日本ベンチャー学会、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
■主な参加対象
・アジア各国・地域の技術系スタートアップによるイノベーションにご関心のある皆様
・アジア各国・地域の技術系スタートアップとのマッチングや協業・連携を検討したい、日本企業の皆様・VC・CVC、その他投資家の皆様
■プログラム ※プログラムは予告なく変更される場合がございます。
DAY1:10月26日(水)
13:00-14:30 AEA2022開会挨拶
出場企業紹介
柏の葉スマートシティについて
14:30-17:00 セミファイナルセッション
グループに分かれ、10分間のプレゼンの後、15分間の質疑応答を行います。
各グループの審査を勝ち抜いたスタートアップがファイナルセッションへの出場権を手にします。
DAY2:10月27日(木) ※日本語の同時通訳が入ります
13:00-16:00 ファイナルセッション
セミファイナルを勝ち抜いた6社のファイナリストが決定。
プレゼン10分+質疑応答15分を行い、入賞企業が決まります。
16:00-17:15 AEA推薦 Innovation Leader's Summit (ILS)参加企業のご紹介
特別講演:マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長 CEO 吉野 巌 氏
17:15-18:30 ソーシャル・ビジネスセッション
エントリー企業の10分間のプレゼンの後、15分間の質疑応答を行います。
18:30-19:00 結果発表・閉会の挨拶
■出場企業一覧
アジア各地のインキュベーター、アクセラレーター、大学等のスタートアップ支援機関からの推薦により、今、アジアで最も勢いのある技術系スタートアップが集結し、本戦に臨みます。
詳細はこちらをご覧ください:https://aea.events/j/
【国・地域/企業名/事業概要】
1.IPAGE BANGLADESH LTD/Bangladesh
アプリやトレーニングを通じて現場や作物に応じた農業処方を提供する、小規模農家向けデジタルアドバイザリーサービス
<Sustainability>
2.Alfaleus Technology Private Limited./India
10種類の眼科検査を実施することが可能なVRヘッドセットプラットフォーム上の視力検査装置
<Healthcare>
3.Ashva Wearable Technologies Pvt Ltd/India
AIセンサーで筋骨格等をモニタリングし、データドリブンな理学療法を実現するセンサベース技術
<Healthcare>
4.Peer Robotics/India
モバイルロボットを活用した製造業向けマテリアルハンドリングソリューション
<Work style & Lifestyle>
5.ARAV Co., Ltd./Japan
既存の建設機械に後付けし、インターネット経由で接続可能なリアルタイム遠隔操作システム
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
6.Closer, Inc./Japan
小規模な食品メーカー向けに包装ラインを自動化するロボットアズアサービス
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
7.INOPASE/Japan
神経モニタリングに基づきパーソナライズされた神経疾患治療を提供する、ワイヤレス充電技術とクローズドループ技術をベースにしたデバイス
<Healthcare>
8.Nocnum/Japan
排水処理を行う高度浄化槽(AST)管理業務を効率化するセンシング・業務マネジメントソリューション
<Sustainability>
9.OUI Inc./Japan
「いつでも」「どこでも」「誰でも」「眼科診断ができる」ことを実現するスマートフォン装着型医療機器「スマートアイカメラ(SEC)」
<Healthcare><Sustainability>
10.Qolo Inc./Japan
下肢の運動能力が低くても立ち上がることができる技術をコアにした健康長寿のサポート機器
<Healthcare><Work style & Lifestyle>
11.Redge, Inc./Japan
臨床工学技士技術をベースに持続可能で安全な医療を世界中に提供する医療機器の管理・教育を含むパッケージングシステム「CeTrax」
<Healthcare><Sustainability>
12.Aphelia/Malaysia
従来の大型太陽光電池設備より小サイズ・小質量・低コストな宇宙での衛星コンステレーション用ワイヤレス充電サービス
<Sustainability>
13.EnergyBank Limited/New Zealand
再生可能エネルギーの低コストな中長期的なエネルギー貯蔵を実現する深海重力エネルギー貯蔵(DOGES)技術
<Sustainability>
14.Liquium/New Zealand
産業プラントの資本コストと運転コストの削減を実現する、新触媒を用いた燃料用クリーンアンモニア製造技術
<Sustainability>
15.Nervotec/Singapore
映像分析技術により非接触で生理的バイオマーカーを測定・分析する遠隔健康管理モバイルプラットフォーム
<Healthcare>
16.Sungreen H2/Singapore
独自のナノテクノロジーと電気化学による水電解技術をベースにした、超高効率で安価なグリーン水素製造
<Sustainability>
17.Heyday/Taiwan
筋力トレーニングを主とした高齢者向けアクティブエイジング体験を提供するコネクテッド・フィットネス機器
<Healthcare><Work style & Lifestyle>
18Humetrics/Taiwan
マットレスの下に敷くことで非接触呼吸モニタリングを実現し介護情報をリアルタイムに提供するスマートマット「iCue」
<Healthcare>
19.Mesh Technology Taiwan Limited/Taiwan
プライベート/パブリック5Gネットワーク向けVaaS(Video as a Service)およびIaaS
<Work style & Lifestyle>
20.RealBone Technology Co., Ltd./Taiwan
注入性・耐久性に優れ、様々な外科手術に応用可能な注射用の再吸収性リン酸カルシウム骨補填材「REALBONE」
<Healthcare>
21.LEET Intelligence Co., Ltd./Thailand
CO2排出の監視・取引・管理を実現する、低炭素社会のためのデータ駆動型ソリューション「LEET Carbon Platform」
<Sustainability>
22.Mui Robotics Co., Ltd./Thailand
人間の嗅覚を模倣/データ化し匂いのモニタリングと分析するロボット用人工感覚センサー「MUI Nose」
<Sustainability>
23.Deep Signature Ltd./Vietnam
ハッシュコードとブロックチェーンを活用した偽造防止および製品トレースソリューション
<Work style & Lifestyle><Sustainability>
24.Sac Moc Tinh Co. Ltd (Dr. Shaving)/Vietnam
500ダルトンルールを克服して大分子量の物質の皮膚への浸透を可能にした美容・パーソナルケア製品
<Healthcare><Sustainability>
■ソーシャル・ビジネスセッション 出場企業一覧
1.Klongdinsor Co., Ltd./Thailand
神経筋疾患の小児患者向けリハビリテーションのゲーム化技術
2.SocialTech Japan/Japan
人工知能を用いた高度なトリアージ技術を提供する、ポータブル健康診断システム
3.ListenField/Japan・Thailand
農業関係者が生産性と持続可能性の最適化に向けて協働するためのプラットフォーム「FarmAI」
4.Charco Science Research Co., Ltd./Taiwan
収穫前後に使用することで菌類病害を抑制・制御し、農作物の果皮の外観を向上する竹炭のナノパウダー
■協賛・後援一覧
<協 賛>(五十音順 ※順次追加されます)
特別協賛
株式会社日本経済新聞社/日本マイクロソフト株式会社
プラチナスポンサー
グローバル・ブレイン株式会社/日本ベンチャーキャピタル株式会社/株式会社日立製作所
ゴールドスポンサー
株式会社東京大学 エッジキャピタルパートナーズ/株式会社三菱総合研究所/三井不動産レジデンシャル株式会社
シルバースポンサー
株式会社 IP Bridge/小松マテーレ株式会社/ジグノシステムジャパン株式会社/株式会社日建設計/日立物流株式会社/三井ホーム株式会社
<後 援>
内閣府/文部科学省/経済産業省/千葉県/柏市/一般社団法人日本経済団体連合会/一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会/公益財団法人ちば国際コンベンションビューロー/国立研究開発法人科学技術振興機構/公益財団法人日本デザイン振興会/政策研究大学院大学/国立研究開発法人産業技術総合研究所/日本ライセンス協会/ニュージーランド大使館商務部(ニュージーランド貿易経済促進庁)/一般社団法人ユヌス・ジャパン/九州大学ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センター/一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)/Center for Industry Collaboration and Innovation Incubation, National Chengchi University/Epoch Foundation/Foreign Trade University
■共催者 概要
※三井不動産HPをご確認ください。
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における5つの目標に貢献しています。
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう