“かしこく・つなぐ”でお客様のビジネスモデルを変革 「デジタルイノベーション本部」を新設
[22/06/20]
提供元:PRTIMES
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◆ 三菱重工は防衛・原子力に代表される、複雑な機械や社会インフラを確実に稼働させる精緻なデジタル制御・高セキュリティ技術が中核となる強み(コアコンピタンス)。深海から宇宙、極低温から超高温、低速回転から超高速回転まで幅広い環境で自由自在に機械を操る高い信頼性を誇る
◆ このような過酷な領域では、実機内部の運用データや高度な解析・シミュレーション技術を絶えず更新し、継続的なデジタル制御の高度化・AI活用が不可欠。さらに、当社は500以上の製品群を有し、開発から運用・保守に至る多様なデータ・ノウハウを蓄積
◆ これらの強みを生かし、急速な社会のニーズに応えるため、製品群とデジタル技術を“かしこく・つなぐ”ことで新たな価値を創造・提供。この変革をさらに加速するために「デジタルイノベーション本部」を新設
三菱重工業は、「デジタルイノベーション本部」を7月1日付で新設します。従来から当社は、通信ネットワーク技術、情報処理技術などのICTを組み合わせて製品の競争力強化を図り、高度なICTソリューション事業の新規発掘と拡大を担ってきました。今後、将来の多様なニーズに応えるため、デジタル戦略、デジタルプラットフォームおよびDX推進機能を拡張し、新組織として発足するものです。
<三菱重工グループならではのデジタルイノベーションとは>
上記の変革における具体的な取り組みとして、当社グループは自社が提供する個別機械システムの知能化・自律化にとどまらず、社会を取り巻く機械システム同士の協調、さらには社会システムの知能化を通じて“かしこく・つなぐ”ことで、安心な社会基盤の実現を目指します。
これまで当社は、長きにわたりプラントのデジタル運転制御(DIASYS Netmation(R))、プラントの遠隔監視自動運転(TOMONI™)など各種デジタル技術を提供してきた実績があり、それら含め当社はDXの基盤技術として、長年の研究開発と実地検証に基づくモデル&シミュレーション技術、豊富な運転実績に基づくオペレーション&メンテナンスを通じたデータ収集とアナリティクス技術、多様な製品システムに適用してきたAI技術を蓄積しています。さらに、防衛製品等で培ってきたセキュリティ技術を組み合わせることで、安全かつ確実なソリューションの提供を目指します。
近年、個々の技術にとどまらず製品同士をまとめてデジタル最適化し運用可能とするテクノロジーの導入を目指しており、その全体像を「ΣSynX(シグマシンクス)」(注1)と命名しました。これは、複数の異なるお客様のデータ収集と分析が目的ではなく、特定の一つのお客様が運用する複数のプラントや機械をまとめて、そのお客様だけのためにデジタル最適化するものです。
今後、デジタル技術に関する当社ならではの運用データを活用し、製品群とデジタル技術の“かしこく・つなぐ”を一層加速することで新たなデジタル価値を提供していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-495601a5445afacb8d2f-2.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-506fffdedfd48ef20bf4-1.jpg ]
<新組織の概要>
上記のデジタル事業を強力に推進するために組織を新設します。
1.当社グループ全体を俯瞰したデジタル戦略の方向性決定、データドリブンの基盤構築と横断的な運用、
DX人材育成、ガバナンス、リソース最適化などに取り組み、戦略機能に注力します。
2.デジタルアセットの横断活用、エコシステム構築を通じてさらなる価値創造を目指し、ソフトウェアを中心
としたデジタル製品関連のモジュラーデザインおよびデジタルプラットフォームの利用促進を組織横断的に
行います。
3.事業部門の顧客接点に関するデジタルサービス・アプリケーション開発および統合監視・オペレーションなど
のデジタルプラットフォームにおけるアジャイル開発機能(注2)を取り込み、デジタルエクスペリエンス
推進やデジタルプラットフォーム開発に注力します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-5ad592cb28b4133dc700-0.jpg ]
デジタルイノベーション本部の機能概要
(注1)
ΣSynXは、さまざまな機械システムを同調・協調させる当社の標準プラットフォームであり、機械システムの知能化により最適運用を実現するデジタル・テクノロジーを集約したものです。詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mhi.com/jp/news/220120.html
(注2)
アジャイル開発は、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つで、大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めます。
◆ このような過酷な領域では、実機内部の運用データや高度な解析・シミュレーション技術を絶えず更新し、継続的なデジタル制御の高度化・AI活用が不可欠。さらに、当社は500以上の製品群を有し、開発から運用・保守に至る多様なデータ・ノウハウを蓄積
◆ これらの強みを生かし、急速な社会のニーズに応えるため、製品群とデジタル技術を“かしこく・つなぐ”ことで新たな価値を創造・提供。この変革をさらに加速するために「デジタルイノベーション本部」を新設
三菱重工業は、「デジタルイノベーション本部」を7月1日付で新設します。従来から当社は、通信ネットワーク技術、情報処理技術などのICTを組み合わせて製品の競争力強化を図り、高度なICTソリューション事業の新規発掘と拡大を担ってきました。今後、将来の多様なニーズに応えるため、デジタル戦略、デジタルプラットフォームおよびDX推進機能を拡張し、新組織として発足するものです。
<三菱重工グループならではのデジタルイノベーションとは>
上記の変革における具体的な取り組みとして、当社グループは自社が提供する個別機械システムの知能化・自律化にとどまらず、社会を取り巻く機械システム同士の協調、さらには社会システムの知能化を通じて“かしこく・つなぐ”ことで、安心な社会基盤の実現を目指します。
これまで当社は、長きにわたりプラントのデジタル運転制御(DIASYS Netmation(R))、プラントの遠隔監視自動運転(TOMONI™)など各種デジタル技術を提供してきた実績があり、それら含め当社はDXの基盤技術として、長年の研究開発と実地検証に基づくモデル&シミュレーション技術、豊富な運転実績に基づくオペレーション&メンテナンスを通じたデータ収集とアナリティクス技術、多様な製品システムに適用してきたAI技術を蓄積しています。さらに、防衛製品等で培ってきたセキュリティ技術を組み合わせることで、安全かつ確実なソリューションの提供を目指します。
近年、個々の技術にとどまらず製品同士をまとめてデジタル最適化し運用可能とするテクノロジーの導入を目指しており、その全体像を「ΣSynX(シグマシンクス)」(注1)と命名しました。これは、複数の異なるお客様のデータ収集と分析が目的ではなく、特定の一つのお客様が運用する複数のプラントや機械をまとめて、そのお客様だけのためにデジタル最適化するものです。
今後、デジタル技術に関する当社ならではの運用データを活用し、製品群とデジタル技術の“かしこく・つなぐ”を一層加速することで新たなデジタル価値を提供していきます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-495601a5445afacb8d2f-2.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-506fffdedfd48ef20bf4-1.jpg ]
<新組織の概要>
上記のデジタル事業を強力に推進するために組織を新設します。
1.当社グループ全体を俯瞰したデジタル戦略の方向性決定、データドリブンの基盤構築と横断的な運用、
DX人材育成、ガバナンス、リソース最適化などに取り組み、戦略機能に注力します。
2.デジタルアセットの横断活用、エコシステム構築を通じてさらなる価値創造を目指し、ソフトウェアを中心
としたデジタル製品関連のモジュラーデザインおよびデジタルプラットフォームの利用促進を組織横断的に
行います。
3.事業部門の顧客接点に関するデジタルサービス・アプリケーション開発および統合監視・オペレーションなど
のデジタルプラットフォームにおけるアジャイル開発機能(注2)を取り込み、デジタルエクスペリエンス
推進やデジタルプラットフォーム開発に注力します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/25611/391/resize/d25611-391-5ad592cb28b4133dc700-0.jpg ]
デジタルイノベーション本部の機能概要
(注1)
ΣSynXは、さまざまな機械システムを同調・協調させる当社の標準プラットフォームであり、機械システムの知能化により最適運用を実現するデジタル・テクノロジーを集約したものです。詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
https://www.mhi.com/jp/news/220120.html
(注2)
アジャイル開発は、システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法の一つで、大きな単位でシステムを区切ることなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進めます。