イエメン 命を守る支援物資 第一弾の16トンがサヌア空港に到着 【プレスリリース】
[15/04/13]
提供元:PRTIMES
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[画像: http://prtimes.jp/i/5176/457/resize/d5176-457-220809-0.jpg ]
※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※原文は http://www.unicef.org/media/media_81488.html でご覧いただけます。
【2015年4月10日 サヌア/アンマン発】
イエメンで続く紛争が子どもたちや家族に多大な犠牲を強いているなか、ユニセフ
(国連児童基金)による第一弾の緊急支援物資が、イエメンのサヌア国際空港に空輸で
到着しました。
ユニセフ・イエメン事務所代表のジュリアン・ハーネスは、「人道状況は悪化の一途
をたどっており、水や基礎的な衛生、必要不可欠な保健サービスへのアクセスが
ますます制限されています。ユニセフが本日、イエメンに空輸することができた支援
物資は、イエメンの子どもたちとその家族の生死を分けるものです。しかしながら、
これらの物資は十分ではないことを私たちは承知しており、より多くの物資の空輸を
計画しています」と述べました。
今回到着した16トンの医療用品や水は、子どもたちの命を守るために現地で活動して
いる団体に提供されます。支援物資には、最大8万人の治療ケアに用いられる抗生物質、
包帯、注射器、点滴などの医療用品のほか、最大で2万人の子どものための微量栄養素、
さらに貯水用資材が含まれており、デンマークにあるユニセフ物資供給センターから
ジブチ経由で空輸されてきました。
イエメン全土では、何千もの家族がより安全な場所を求めて自宅から避難しています。
病院では医療用品が不足するなか、多くの負傷者の治療に努めています。ユニセフは、
水と衛生システムの損壊により、病気の発生のリスクが増加すると警告しています。
イエメンで活動するユニセフは、パートナー団体との協力のもと、安全面での状況
が許す限り、予防接種や安全な水などの必要不可欠なサービスを提供するための活動
を続けています。そして、不発弾の危険について、子どもたちや親に啓発する
メッセージを、イエメンの全国メディアを通じて伝える支援も行っています。
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Rajat Madhok, ユニセフ・イエメン事務所 TEL:+ 962 798 270 912(在アンマン)
Eメール: rmadhok@unicef.org
Simon Ingram, ユニセフ・中東・北アフリカ地域事務所(アンマン)
TEL:+962 79 590 4740, Eメール: singram@unicef.org
Chris Tidey, ユニセフ・ニューヨーク本部
TEL: +1 917 909 9542,Eメール: ctidey@unicef.org
* * *
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)