選考委員にあいはらひろゆき先生、宗田理先生、本上まなみさん!「第4回角川つばさ文庫小説賞」贈賞式を開催
[16/03/22]
提供元:PRTIMES
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)では、2009年3月に創刊した小・中学生を読者対象とした児童文庫レーベル「角川つばさ文庫」を発行、児童のための小説賞「角川つばさ文庫小説賞」を運営しております。
このたび、「第4回角川つばさ文庫小説賞」の贈賞式を開催いたしましたので、ご案内申し上げます。
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 選考委員 選評 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
あいはらひろゆき 様 作家。著書に「くまのがっこう」「がんばれ!ルルロロ」「クローバーフレンズ」など。
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今年の角川つばさ文庫小説賞の候補には読み応えのある作品がそろいました。その中で大賞を受賞した「とつげきリポート!地獄ちゃんねる」はとても完成度の高い作品でした。テレビ局のリポーター、地獄、妖怪などのキャッチーなモチーフ、魅力的で生き生きとしたキャラクターたち、ドライブ感のある文章など、どれも大賞にふさわしいレベルと言っていいでしょう。もちろん、事件解決を通じた主人公の成長もしっかりと描かれていて、まさに「つばさ」の王道を行く作品と言えるでしょう。
金賞を受賞したのは「出動!美術警察!!」です。こちらは確かな美術の知識をベースにそこから説得力のある謎解きを展開する骨太の作品となっています。また、親子のあり方や絵への愛情といったメッセージも全体を貫く柱となっていて、「つばさ」の新たな読者を開拓するユニークな作品と言えるでしょう。
残念ながら賞に漏れたうちの1つ「三つのフシギの使いかた」はランドセルが異世界への入り口となって物語が展開する魅力的な作品でした。キャラクターの魅力はテーマ性などがもう少ししっかりと描かれていれば、さらにいい作品になったと思います。もう1つの「おたすけ! 神ハッカー」はハッキングという現代的なモチーフを使った挑戦的な作品でした。ただ、子ども向けの作品としてはもう少しファンタジックな設定などを効果的にからませる必要があったのではと思います。おふたりとも次回作が楽しみです。
宗田 理 様 作家。代表作『ぼくらの七日間戦争』。「ぼくら」シリーズは角川つばさ文庫でも大人気。 ※今回の贈賞式はご欠席されました。
「とつげきリポート!地獄ちゃんねる」は、華やかなテレビの世界を描くにあたって、地獄から来た妖怪をからめた点がおもしろかった。ストーリーの作りかたがうまく、主人公をはじめとする登場人物のキャラクターもいきいきとしていて、楽しく読めた。やや新鮮味に欠けるところはあるが、全体を通してエンターテインメント性あふれる作品に仕上がっていたので、こちらを大賞とした。
金賞の「出動!美術警察!!」は、ラファエロの絵からヴェールがなくなるというアイディアが斬新で、それを主人公が描いたイラストの少年とともに捜し当てる過程も良かった。また、親と子の人間ドラマも内包していて、シリーズものとしての展開が期待できそう。タイトルは、つばさ文庫の読者には少しとっつきにくい感じがするので変更を検討してもらいたい。
ファンタジー作品が多い中、リアルな世界を舞台にした「おたすけ! 神ハッカー」はもっとも読みやすく、読みごたえがあった。特に公民館での犯人との攻防は手に汗にぎるものがあった。残念だったのは、ハッカーから連想する犯罪的な要素をうまく処理できたとは言えない点。題材次第では、十分に大賞を取る力のある作者だと思う。次に期待。
不思議な道具が登場する「三つのフシギの使いかた」は、着想は良いのだが、キャラクターの魅力が乏しく構成がいま一歩なので、せっかくのうまみを生かし切れていない。豊富なアイディアを持つ作者だと思うので、また挑戦してほしい。
本上まなみ 様 女優、タレントとして活躍するほか、エッセイや絵本などの著作も多数。
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今年も読みごたえのある作品が揃いました。大賞受賞作は登場人物のキャラクターと物語のテンポの良さが群を抜いて良かった。元気でパワフルなヒロインの憧れの職業が「みんなに大切なことを伝える」アナウンサーというのも新鮮味がありました。クールな頭脳派のパートナーと力を合わせ悪に立ち向かうというストーリー展開は王道ですが、リポーターとしていろいろ経験しながら自分の力で学び、夢に向かって歩みを進める主人公の成長の過程は、共感するとともに、応援したい、という気持ちで読むことができました。
金賞は、実在する絵画をモチーフにした謎解きエンタテインメントです。大賞受賞作がつばさ文庫入門者向けとすれば、こちらは本が大好き、もっと複雑なものを読みたい!と思う読者にはぴったりの物語。アートの魅力を存分に伝えつつ、親子の関係性や恋の行方など、若い読者の心の成長に欠かせない要素もふんだんに取り入れられ非常にバランスの良い、完成度の高い作品だと感じました。
今回受賞とはなりませんでしたが、「おたすけ! 神ハッカー」はラストの夏祭りの描写が特に丁寧で印象に残りましたし、「三つのフシギの使いかた」は幼馴染み同士が時にぎくしゃくしながらも、認め合って共に歩んでいくというちょっと複雑な人間関係がうまく表現されていました。テーマ、そして仕掛けは良いものを選ばれていましたが、それを十分に生かしきれていなかったのが残念でした。次作に期待します!
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 受賞作品 概要 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
一般部門 大賞 『とつげきリポート! 地獄ちゃんねる』 一ノ瀬三葉
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■あらすじ■小学5年の渚は、お金と食べることに目がないハイパー元気な小学生。おいしいものをタダで食べられるグルメリポートに憧れて、アナウンサーを目指している。ある日、お金持ちのイケメン少年・クレイに出会う。お菓子につられてホイホイ彼の家に行った渚だったけれど、クレイの正体は、なんと地獄から来た妖怪だった!地獄のテレビ番組のリポーターにならないと生きて帰れないってクレイは言うけれど!?
■受賞のことば■この度は素晴らしい賞をいただき、まことにありがとうございます。小さいころから「おもしろい話」を見聞きするのが大好きで、本はもちろん、漫画やアニメ、ゲームに映画と、たくさんの物語世界に夢中になりながら育ちました。寝る前に読んだ本が夢に出てきて、好きなキャラクターといっしょに冒険の続きをしている、なんてこともしばしば。ほうっておくと、ずっと眠っているような子どもでした。そんな私が、まさか物語をつくる側のひとになれるだなんて!本当に夢のようです。いただいた賞の名に恥じぬよう、これからも精進してまいります。どうぞよろしくお願いします!
■著者プロフィール■一ノ瀬三葉。1989年生まれ、女性。埼玉県在住。おうし座のO型。おふとんが大好きで早起きが苦手です。好きなお菓子はチョコレートとたまごボーロ。
一般部門 金賞 『出動! 美術警察!!』 まひる
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■あらすじ■須崎絵美は少女マンガが大好きな中学1年生。有名な画家である父に美術家になるよう期待されるが、その押しつけが苦痛で美術嫌いになってしまう。ある日、エミの描いた少年のイラストがクロッキー帳の中からしゃべりかけてきた。少年はロマンと名乗り、美術品の向こう側にある「美術界」から呼び寄せられたのだという。エミには美術界と現実界を繋ぐ力があるので、美術に関する事件を解決してほしいというけれど―!?
■受賞のことば■このたびはすばらしい賞をいただくことができて、とても嬉しく思います!おはなしを観たり読んだりするのがとても好きで「いつか自分も作りたい」とずっと憧れていました。なので、まだ少し夢みたいな気分です。美術、と聞くと学校の勉強を思い出して苦手な人も多いみたいです。わたし自身、美術は難しいものと考えていたこともありました。でも実際に触れてみると、そこに描かれていたのは天使や悪魔のファンタジー、はたまた可愛い動物たちの日常など大好きなものばかりでした。そんな風に何百年も前の作品にこめられている気持ちや物語を、今この時代でも楽しめることって本当にステキなことだと思います。美術警察の二人が、そんなステキな世界へお連れするきっかけになったらとても嬉しいです。
■著者プロフィール■まひる。1990年生まれ、女性。埼玉県在住。しし座のO型。散歩と寄り道がとっても好きです。
こども部門 グランプリ 『ふしぎなかんらんしゃ』 SARA(小学5年)
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■あらすじ■町にやってくる移動遊園地。そこにあるかんらんしゃには、3色のゴンドラがついています。ある日、けがをしてサッカーができなくなってしまい、落ち込んでいた男の子が水色の2番のゴンドラに乗りました。すると、憧れのサッカー選手がけがに負けずにリハビリをする姿が目の前にあらわれて――!?
■この作品を書いたきっかけ■高いところが苦手で観覧車に乗るのも最初は抵抗があったのですが、いざ乗ってみたときに夢の中に吸い込まれていくようだった感覚が残っていたからです。また、私のまわりには色んな性格を持った友達がたくさんいて、その中で過ごしていたら、何を考えてるのかな、と、考えるようになり、お話に書きたくなりました。
■将来の夢■小さい子から大人まで読めるような絵本が描ける絵本作家になりたいです。
こども部門 グランプリ 『部品屋』 寒空小春(中学3年)
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■あらすじ■「わたし」は1枚のチラシを見つけます。そこには「部品屋 人間の部品 売ります」と書かれていました。好奇心旺盛なわたしは、チラシをもとに部品屋が入ったビルに向かうことに。部品屋の主人は、自分のからだの一部をお店にあるものと交換できると言います。そこで、わたしが自分の顔を交換してみると――!?
■この作品を書いたきっかけ■職場体験で脳科学の研究室に行ったとき、脳をケガしたら性格が変わってしまった人の話を聞いて、その時の経験から、その人をその人たらしめているのは何なのかと考えてこのお話を書きました。
■将来の夢■将来は作家になり、落ちにどんでん返しがあるような、ファンタジーとミステリーの間のようなお話を書きたいです。
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆「第4回角川つばさ文庫小説賞」受賞作品・受賞者 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 応募作品総数449作品
一般部門 応募作品数 137作品 ※一般部門受賞2作品は、2016年秋に刊行予定です。
≪大賞≫
「とつげきリポート! 地獄ちゃんねる」 一ノ瀬三葉(いちのせみよ)(26歳・埼玉県)
≪金賞≫
「出動! 美術警察!!」 まひる (24歳・埼玉県)
こども部門 応募作品数 312作品
≪グランプリ≫
「ふしぎなかんらんしゃ」 SARA(さら)小学5年・東京都
「部品屋」 寒空小春(さむぞらこはる)中学3年・愛知県
≪特別賞≫
小学校中学年の部
「はなまるくまさん ゆうなちゃんの家に行く」 新堂結菜(しどうゆうな)小学4年・東京都
「おにぎり」 みやざきさや 小学4年・兵庫県
小学校高学年の部
「雨の日 傘の子」 三木風果(みきふうか)小学6年・千葉県
「河童失格!? 水太郎クン」 壱良技高(いちりょうぎこう)小学6年・北海道
中学生の部
「団体戦 ―主将と大将―」 野川 葉(のがわ よう)中学3年・埼玉県
「鉱国のノスタルジー」 天宮南央(あまみやなお)中学3年・岩手県
≪入賞≫
「二年ごしのおみやげ」 石井柚希(いしいゆずき)小学4年・茨城県
「みらくる☆クレア 〜ユラと秘密のおまじない〜」白羽インコ(しらはいんこ)小学4年・東京都
「ツバサを広げて」 松島明里(まつしまあかり)小学4年・滋賀県
「メガネ依存症」 アオイ 小学5年・神奈川県
「ようこそ!ラビットライフへ」 犬本わー子(いぬもとわーこ)小学5年・宮城県
「ハートのステーション(ハート)」 星空しほ(ほしぞらしほ)小学5年・大阪府
「十人十色タカさん11の冒険 〜理想の世界〜」 伊藤 鮭(いとうしゃけ)小学5年・千葉県
「ぼくの脳はアインシュタイン!」 荒木晴名(あらきはるな)小学6年・山口県
「少年探偵団フィフスエムの暗号ツアー」 中山麻理奈(なかやままりな)小学6年・埼玉県
「ブラックタイムマシーン 〜時をこえて夢を〜」 太田翔子(おおたしょうこ)小学5年・東京都
「水色の平行線」 春(はる)中学3年
「スモールワールド」 夏美(なつみ)中学1年・東京都
「苦いコーヒーを一口」 織之助(おりのすけ)中学2年・愛知県
「地球が終わる少し前の話」 高澤(たかさわ)中学2年・新潟県
「翼の生えた少女」 范 淑惠(はんよしえ)中学2年・東京都
「夏の続き」 鹿児島 萌(かごしまもえ)中学3年・兵庫県
「マジカル☆レター」 松原ガラティア(まつばらがらてぃあ)中学2年・神奈川県
「かぶられ猫のセレナーデ」 松岡 和(まつおかのどか)中学2年・愛知県
「テンブン学者とジンベイ少女 彼と少女の微青春学」白夜夕凪(はくやゆうなぎ)中学3年・広島県
「深夜零時の鏡の前で」 野之原ゆみる(ののはらゆみる)中学3年・静岡県
イラスト部門 応募作品数 138作品 ※グランプリは該当作品なし。
≪入選≫
yukke(ゆっけ) 大海解(おおみかい)
≪佳作≫
秀間友紀(ひでまゆうき) 愛沢ノエ(あいざわのえ) 夏八(かや) ひかわ
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「角川つばさ文庫小説賞」とは ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
「角川つばさ文庫小説賞」は、小学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたい、という願いを込めて2011年9月に創設された小説賞です。一般部門、こども部門(中学生以下)、イラスト部門(第2回より設立)の3部門で作品を募集しております。
■募集部門・賞・選考委員・作品・応募資格■
一般部門
≪大賞≫正賞:盾、副賞:50万円 ≪金賞≫正賞:賞状、副賞:30万円 ≪銀賞≫正賞:賞状、副賞:10万円
【選考委員】 あいはらひろゆき・宗田理・本上まなみ(敬称略・五十音順)
【作品】角川つばさ文庫での出版を前提。1ページ40字×28行の縦書きプリントアウトで70ページ以上100ページ以内。角川つばさ文庫に収録するにふさわしい、エンタテインメント作品を募集。9〜13歳の児童を読者と想定。青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなどジャンルは不問。未発表、未投稿のオリジナル作品に限定。未完の作品は選考対象外。
【応募資格】 年齢不問、プロ・アマチュア不問
こども部門(中学生以下) ※こども部門受賞作品の刊行予定はなし。
≪グランプリ≫正賞:賞状、副賞:図書カード1万円 ≪準グランプリ≫正賞:賞状、副賞:図書カード5千円
≪特別賞≫正賞:賞状、副賞:図書カード3千円 ≪入賞≫正賞:賞状、副賞:図書カード1千円
【選考委員】 角川つばさ文庫小説賞実行委員会
【作品】400字詰め原稿用紙30枚以内のこども自身が書いた作品。青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなど内容は自由。自分自身で考えたお話のみ応募可能。応募は1人1作品まで。未発表、未投稿の作品に限定。
【応募資格】 中学3年生以下
イラスト部門
≪大賞≫賞金:10万円 ≪入選≫賞金:1万円
【選考委員】 角川つばさ文庫編集部
【作品】角川つばさ文庫の既刊をもとにした課題イラスト2枚と自由イラスト2枚、計4枚(カラーとモノクロを各1枚ずつ)の作品。オンライン・オフライン問わず未発表のオリジナル作品。表現方法(彩色、画材など)は自由、CGも含む。手描きイラスト、CGイラスト、どちらでも応募可能。同じ作品による、他の賞への二重応募は不可。同人誌・ホームページなどに掲載した作品の応募は不可。
【応募資格】 年齢・プロアマ不問。角川つばさ文庫でイラストレーターとして活動できる人。
■第4回 応募受付期間 ■ 2014年7月1日(火)〜8月31日(日)(当日消印有効)
■第5回 応募受付期間 ■ 2016年7月1日(金)〜8月31日(水)(当日消印有効)
■ 公式ホームページ ■ http://www.tsubasabunko.jp/award/
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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 角川つばさ文庫とは ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
2009年3月創刊。「次はどんな本を読もう?」そんな子どもたちの「読みたい気持ち」を応援する、KADOKAWAが発行する児童文庫レーベル。KADOKAWAの持つコンテンツや読者を楽しませるノウハウを子どもたちのために駆使し、青春、冒険、ファンタジー、恋愛、学園、SF、ミステリー、ホラーなど幅広いジャンルの作品を刊行しています。レーベル名には、物語の世界を自分の「つばさ」で自由自在に 飛び、自分で未来をきりひらいてほしい。本をひらけば、いつでも、どこへでも・・・そんな願いが込められています。主な作品に『ぼくらの七日間戦争』『新訳 ふしぎの国のアリス』『怪盗レッド』『五年霊組こわいもの係』シリーズなど。毎月15日発行。
■ 公式ホームページ ■ http://www.tsubasabunko.jp