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第3回 角川文庫キャラクター小説大賞 決定!

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』『ハルチカ』『最後の晩ごはん』に続け! 物語の面白さと魅力的なキャラクターを兼ね備えた、新たな作家を発掘

株式会社KADOKAWAでは、9月13日(水)午後5時より、「第3回 角川文庫キャラクター小説大賞」の選考会を行い、選考委員の審査の結果、344作品の応募の中から受賞作が決定しましたので、お知らせいたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/3670/resize/d7006-3670-810015-0.jpg ]

[大賞] 賞金 150万円
『次回作にご期待下さい』
著:問乃 みさき(といの・みさき)

[優秀賞] 賞金 30万円
該当作なし

[読者賞]
『地獄くらやみ花も無き』
著:路生 よる(みちお・よる)

選考委員:小路幸也(作家)/高里椎奈(作家)/キャラクター文芸編集部

これまで角川文庫及び角川ホラー文庫では、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」、「ハルチカ」、「最後の晩ごはん」、「サクラダリセット」、「バチカン奇跡調査官」など、数々の人気シリーズを刊行してきました。これらは、物語としての面白さはもちろん、登場するキャラクターたちの魅力にすぐれ、多くの読者から支持をうけています。
物語とキャラクター、この両方を兼ね備えた「キャラクター小説」こそ、今まさに求められているエンタテインメント小説です。その新たな書き手を発見し、より面白い文芸作品を世に送り出していきたいと考え、株式会社KADOKAWAは 2015年「第1回 角川文庫キャラクター小説大賞」を創設、大賞受賞作『樫乃木(かしのき)美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件』(柳瀬みちる著)と、奨励賞受賞作『コハルノートへおかえり』(石井颯良(いしいそら)著)、そして2016年第2回大賞受賞作『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(澤村御影著)、優秀賞受賞作『窓がない部屋のミス・マーシュ』(斎藤千輪著)を、それぞれ角川文庫として刊行しました。

また、角川文庫キャラクター小説大賞「読者賞」が今回より新設されました。書店員からなるモニター審査員によって、もっとも多く支持された作品に与えられます。

選評は、11月7日(火)配信の角川キャラクター小説マガジン「小説屋sari-sari(さりさり)」11月号に掲載予定です。贈賞式は、2017年冬に都内で開催予定です。受賞作は、株式会社KADOKAWAより角川文庫として2018年春頃に刊行予定です。


【角川文庫キャラクター小説大賞 概要】
■名称 角川文庫キャラクター小説大賞
■主催 株式会社KADOKAWA
■対象 魅力的なキャラクターが活躍するエンタテインメント小説。年齢・プロアマ・ジャンル不問。未発表の作品に限る。
■規定 同一の世界観と主人公による短編、2話以上からなる作品。ただし、各短編が連携し、作品全体を貫く起承転結が存在する連作短篇形式であること。合計枚数は、400字詰め原稿用紙180枚以上400枚以内。上記枚数内であれば、各短編の枚数・話数は自由。
■HP http://shoten.kadokawa.co.jp/contest/character-novels/

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【第3回 角川文庫キャラクター小説大賞】
大賞概要
『次回作にご期待下さい』問乃 みさき(といの・みさき)

[あらすじ]
眞坂崇は、漫画専門出版社エイジーナム出版が出している青年誌・月刊ゼロを五年前に立ち上げて以来、編集長として変人だらけの編集部を引っ張ってきた。
そんな眞坂は、年配の夜間警備員・夏目直樹が、火事が起きた自宅アパートへ飛び込んで一冊の古い漫画雑誌を手に戻って来たのを目撃したことから、夏目が二十年前に消えた漫画家・直木ナツメであると気づく。直木ナツメは眞坂が生まれて初めて夢中になった漫画の作者で、それ以降ひとつの作品も発表していない。「もう漫画は描かないのですか」と訊く眞坂に、「私はもう漫画家ではない」と夏目は答える。一生漫画家でいられる人はごくごく一部である漫画界の厳しい現実を知る眞坂は、訊いてしまったことを激しく悔やんだ。
しかし、夏目が危険も顧みず守りたかったものが、なぜコミックス最終巻ではなく、最終回が掲載された雑誌だったのか。気になった眞坂は、同期の変人編集者・蒔田とともにその答えを探し始める。そしてたどり着いた、意外な答えとは?


読者賞概要
『地獄くらやみ花も無き』路生 よる(みちお・よる)

[あらすじ]
罪人が化け物に見える――そんな不思議な目を持つ主人公・遠野青児は、訳あってネットカフェを泊まり歩く放浪生活を送っていた。
ある日の夕暮れ時、青い僧衣をまとった一つ目坊主に遭遇した青児は、やがて一軒の西洋館に辿り着く。青児を迎えたのは、白牡丹の着物をまとった少年・西條皓だった。『悩み相談』を生業にしていると言う彼は、持ち前の観察眼から青児の窮状を見抜き、住みこみの助手として屋敷で働くことを提案する。青児は衣食住を確保するため、皓の提案を受け入れる。
やがて現れたのは、先ほど遭遇した『青坊主』の姿を持つ依頼人――乙瀬沙月だった。人気ブロガーである彼女は、不気味な鏡文字のメールに悩まされていると言う。果たして彼女の中に隠された『罪』とは何なのか。

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★第1回 角川文庫キャラクター小説大賞 受賞作紹介

[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/3670/resize/d7006-3670-233300-1.jpg ]

大賞受賞作(写真左)
『樫乃木美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件』柳瀬みちる著
長原あざみは樫乃木美術大学の1年生。立体造形科に所属の「ぼっち」だ。ある日、同級生の作品を変型させたと疑いをかけられたあざみは、不思議な雰囲気を持つ青年・梶谷七唯に救われるが……。日常系青春ミステリ!
【定価】本体560円+税 【体裁】文庫判 ☆発売中

奨励賞受賞作(写真右)
『コハルノートへおかえり』石井颯良著
高校に進学して早々、親友とのトラブルで悩んでいた小梅がたどりついたのは、ハーブのお店「コハルノート」。そこで店主の朝霧にアドバイスをもらった小梅は……。ハーブと香りが答えを導く、やさしい謎とき物語。
【定価】本体520円+税 【体裁】文庫判 ☆発売中


★第2回 角川文庫キャラクター小説大賞 受賞作紹介

[画像3: https://prtimes.jp/i/7006/3670/resize/d7006-3670-662026-2.jpg ]

大賞受賞作(写真左)
『憧れの作家は人間じゃありませんでした』澤村御影著
文芸編集者2年目のあさひは、覆面作家・御崎禅の担当となる。前担当からの引き継ぎ時、彼は吸血鬼で、警察に捜査協力している事を知る。新作を書いてもらいたい一で、御崎禅と共に事件を解決していくが……。
【定価】本体560円+税 【体裁】文庫判 ☆発売中

優秀賞受賞作(写真右)
『窓がない部屋のミス・マーシュ 占いユニットで謎解きを』斎藤千輪著
崖っぷちタロット占い師の美月は儚げな美少女・愛莉と占いユニット“ミス・マーシュ”を結成することに。愛莉の推理力と美月のアドリブで人々の悩み解決に乗り出すが!? 可笑しくて優しい人情系ミステリ。
【定価】本体560円+税 【体裁】文庫判 ☆発売中


★メディアミックスが相次ぐ「キャラクター文芸」
弊社の「キャラクター文芸」は、そのエンタテインメント性とキャラクター性の強さからメディアミックスとの親和性が非常に高く、多くの作品が映像化されています。最近のシリーズ作品では「ハルチカ」が実写映画化(2017年3月公開)、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」がテレビドラマ化(2017年4〜6月)、「カブキブ!」がTVアニメ化(2017年4月〜6月)、「サクラダリセット」が実写映画化(前篇2017年3月、後篇5月公開)とTVアニメ化(2017年4月〜9月)、「バチカン奇跡調査官」がTVアニメ化(2017年7月〜)されました。
今後、角川文庫キャラクター小説大賞の受賞作もこれに続くべく、さらなるメディアミックス展開に力を入れていきます。


※角川文庫 キャラクター文芸公式サイト:http://shoten.kadokawa.co.jp/bunko/character-novels/
※角川書店 キャラクター文芸編集部Twitterアカウント:@kadokawa_c_bun
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