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技術広報活動に貢献する優秀な開発者を支援する制度「エキスパート制度」を開始

  GMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷正寿)は、2023年4月4日(火)より、特定の専門分野における第一人者として業界の発展に寄与するとともに、GMOインターネットグループの技術力を牽引し、技術広報活動に貢献するパートナー(従業員)を支援する新制度「エキスパート制度」を開始いたします。
 この制度は、GMOインターネットグループの技術広報活動など、グループ内における開発者コミュニティの活性化やインターネット業界の発展に貢献する開発者(デベロッパー)を「デベロッパーエキスパート」に任命し、その活動を支援するものです。エキスパートに任命された開発者には、活動費として最大で年間100万円を支給します。

これにより、以下を実現してまいります。
1.GMOインターネットグループの優秀な開発者が様々な分野・領域において技術貢献していくこと。
2.IT業界で働く魅力を多くの方に伝え、IT業界で働きたいという人財を増やすこと。
3.社内外を問わず、開発者の新たなキャリアパスとなること。


【取り組み開始の背景】

 2030年には日本国内のIT人材が約79万人不足すると予測され(※1)、国を挙げてIT人材の強化が進んでおります。2023年3月16日に発表された「DX白書2023」においては、日本におけるデジタル事業を推進する開発者やリーダー人材の不足感が強いと示されています。また、米国で不足感が強い職種は「データサイエンティスト」、「先端技術エンジニア(機械学習、ブロックチェーン)」となっており、今後は国内でも需要が見込まれます。
 日本におけるDXを推進する人材は、キャリア形成、学びを目的に、社外の勉強会・セミナーやコミュニティ活動等への参加している割合(会社として実施・推奨している割合)が52.1%と米国の85.1%と比べて低い傾向があります。(※2)

 こうした状況下で、GMOインターネットグループでは2018年12月から、IT技術の発展を支援する一環として開発者に対するマーケティングコミュニケーションを積極的に行っています。その一環で2019年にはIT技術の発展を支援するための組織「デベロッパーリレーションズチーム」を新設しました。
 また、全110社、7,317名(※3)のパートナーのうち、エンジニアとクリエイターの占める割合を49.6%(※3)から60%に引き上げるという目標を掲げています。そのため、2021年からはSTEAM人財(※4)や次世代リーダーになる人財を採用する「No.1&STEAM人財採用〜新卒年収710万円プログラム〜」(※5)を開始するなど、IT人財をはじめとした採用活動の強化に取り組んでいます。

 一方、GMOインターネットグループでは「働くエンジニアの顔が見えない」「どんな開発を行っているのかわからない」という課題も抱えており、デベロッパーリレーションズチーム内で「エバンジェリスト」という肩書で、自らの業務や活動を発信する役割を担う開発者を設置し、積極的な活動を行っています。これにより、コロナ禍の中でもオンラインでのイベント発信を行い、GMOインターネットグループの認知を広げてきました。
 この度、本課題と成果を共通認識とし、技術広報活動に貢献する優秀な開発者を支援する制度「エキスパート制度」を開始することといたしました。

(※1)2016年「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(経済産業省):https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf
(※2)独立行政法人情報処理推進機構『DX白書2023』:https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108041.pdf
(※3)2022年12月末時点
(※4)STEAM人財:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)に、美術・文学・哲学・歴史などのリベラルアーツ(教養)を包括したArtsを加えた造語で、これからの世代を支えるイノベーション人財を指します。
(※5)「No.1&STEAM人財採用〜新卒年収710万円プログラム〜」https://www.gmo.jp/710program/


【「エキスパート制度」概要】

■エキスパートの選出方法
 「デベロッパーエキスパート」は、年に1回の一般公募でメンバーを募り選出します。立候補制で、グループ各社CTOが集まる技術責任者会議での審査・承認を経て、1年間「デベロッパーエキスパート」として活動していただきます。人数は特に指定しておりません。
 初回の取り組みとして、今回は開発者8名を第0期生メンバーとして選出しました。

■「エキスパート制度」で求める役割
1.特定の分野において高い専門性を身に着け、 GMOインターネットグループの技術力を牽引し対外活動(登壇、執筆、情報発信等)を通じて、技術広報に貢献する。
2.グループの垣根を超え、開発者からの相談、サポートを行うなど、コミュニティの醸成に寄与する。

■「デベロッパーエキスパート」8名のご紹介(※五十音順)
・神沼 貴大
担当領域:認証技術・SSI(自己主権型アイデンティティー)

・黒瀧 悠太
担当領域: 次世代IoTシステム

・小島 慶一
担当領域:ホスティング、Linux

・駒井 直
担当領域:エンタープライズアーキテクチャ

・酒見 由美
担当領域: 暗号応用

・津田 良太郎
担当領域:Webフロントエンド、WebGL

・成瀬 允宣
担当領域:ソフトウェア設計、ソフトウェア開発

・三村 聡志
担当領域:ローレイヤセキュリティ

■今後のスケジュール
 エンジニアパートナーを対象に、第1期メンバーの一般公募を2023年4月中旬目途に開始し、グループ各社CTOが集まる技術責任者会議の審査・承認を経て、「デベロッパーエキスパート」に選出されます。第1期メンバーについては、7月から稼働するスケジュールを想定しています。2024年以降も、年2回の一般公募でメンバーを募り、選出します。
 今後はメンバーを増やし、GMOインターネットグループにおけるすべての技術領域に対して「デベロッパーエキ スパート」が活動を発信できることを目標としています。


【GMOインターネットグループについて】

 GMOインターネットグループは、ドメインからセキュリティ、決済までビジネスの基盤となるサービスをご提供するインターネットインフラ事業を主軸に、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業を展開する総合インターネットグループです。お客様に喜ばれるサービスを迅速かつ低価格で提供するために、サービスは機器の選定から設置、構築、開発、運用までを内製化することを基本方針としています。そのため、グループ110社に在籍する7,300名超のパートナーのうち、ITのモノづくりを担う開発者(エンジニア・クリエイター)が49.6%を占めています。

(※)数字は2022年12月末時点

GMOインターネットグループの開発者向け情報:https://developers.gmo.jp/


以上


【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/
会社名  GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業 
     ■インターネット広告・メディア事業
     ■インターネット金融事業   
     ■暗号資産事業
資本金  50億円

Copyright (C) 2023 GMO Internet Group, Inc. All Rights Reserved.
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