スパンション、FM4ファミリに96品種のMCU新製品を追加し、 産業用IoTアプリケーションの開発を加速
[14/10/22]
提供元:DreamNews
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Spansion(Spansion Inc. NYSE:CODE、以下、スパンション)は本日、フレキシブルマイコン(MCU)のSpansion(R) FM4ファミリに96品種の新製品追加を発表しました。ARM(R)社製Cortex(R)-M4Fコアを搭載した新MCUは、200 MHzの動作周波数を誇り、高性能なヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)やM2M通信向けのさまざまなオンチップ周辺回路をサポートします。豊富な周辺回路と大容量メモリを搭載する新MCUは、ファクトリオートメーション、産業用IoT(モノのインターネット)、モータ制御、オフィスオートメーション、ビル管理、スマートメータ、デジタルカメラおよび多機能プリンタなどの幅広いアプリケーションへの対応をシングルチップで実現します。
スパンション、マスマーケット・産業・コンシューマ向けMCU事業担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、ディラジ・ホンダ(Dhiraj Handa)は、次のように述べています。「200 MHzの動作周波数と2 MBのフラッシュを搭載したS6E2CxシリーズMCUは、M2M通信や産業用IoTアプリケーションに最適な、最新かつ最も人気の高い十数種類以上の高速通信規格をサポートしています。デュアルバンク構成のフラッシュアレイは、無線通信を使用した(OTA)アプリケーション内の再プログラミングを、リスクなしで安全に実現します。また、我々は、5V対応の I/Oを搭載した高性能・大容量メモリMCUを併せて提供しています。5V MCUでは、1つのレギュレータのみを必要とし、産業用組み込みアプリケーションに共通する5Vロジックやパワードライバの継続的な使用が設計者によって容易に可能となります」
Spansion S6E2CCシリーズの主な特徴と利点
卓越したパフォーマンス:Spansion S6E2CCシリーズMCUは、ARM社製Cortex-M4Fを搭載し、最大動作周波数200MHzを実現しています。このアーキテクチャは、16kBのフラッシュアクセラレータによる効率的なデータ移動を目的に最適化されており、ゼロウェイトでのデータ移動の実行が可能です。本MCUは、周辺機器とRAM間の相互データ転送を、8チャネルDMAまたは独特のDSTC(Descriptor System Data Transfer Controller)回路のどちらか一方を使用することで、CPUを介さずに実現します。
最大2MBフラッシュメモリと256 KBのSRAMメモリ:スパンションのフラッシュメモリは、業界最先端の72 MHzというアクセス速度を誇ります。フラッシュメモリは、2つの独立したセクションを有するため、一方がコードを実行している間にもう一方の消去およびプログラミングが可能です。この高密度RAMは、OSが必要とする大容量のメモリをサポートし、音声情報またはイーサネットトラフィックのバッファリングにも大きく貢献します。
十数種類以上の各種通信およびメモリインターフェースのサポート:Spansion S6E2CCシリーズMCUは、以下のインターフェースに対応します。
- イーサネット - 高速でのデータ一括転送向け
- CANおよびCAN-FD - 車載および産業用タイムクリティカルなネットワーク向け。CAN-FDは、フレキシブルなデータレートとパケットサイズの拡張が可能という点から、産業用IoTに最適
- NORフラッシュ、NANDフラッシュ、SDRAM、SRAMメモリデバイス
- Secure Digital Input Output(SDIO)- デジタルカメラ、GPSナビゲーションデバイスまたは携帯型コンソールなどの高速Wi-Fiチップセットやポータブル機器向け
- フルスピードのユニバーサル・シリアル・バス(USB)- ホストとデバイスの両方のモードをサポート
- IC間サウンド(I2S)- デジタルオーディオのためのインターフェース規格で、デジタルオーディオデバイス同士を接続するために使用
- HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface - Consumer Electronics Control )- AVコンポーネント間の連携動作が可能
- 汎用シリアルインターフェース - UART、SPI、I2CまたはLIN通信の最大16チャネルまでの組み合わせ。ユーザが各チャネルに割り当てる機能を指定
モータ制御機能:
-スパンションは3つの高速A/Dコンバータと3つの複雑なタイマブロックを活用することでモータ制御機能を強化しました。
産業用および安全性が重要視されるアプリケーションは、メモリ検証、フラッシュのエラー訂正(ECC)、クロック監視、デュアルウオッチドックタイマなどのプログラム可能な巡回冗長検査の恩恵を受けることができます。
サンプル価格および出荷時期:
Spansion S6E2CxシリーズMCUは、現在サンプルを出荷中で、2015年第1四半期に量産を開始する予定です。1,500個オーダー時の単価は$10.00です。
リソース:
- Spansion S6E2CCデータシート:http://www.spansion.com/downloads/S6E2CC_DS709-00009-J.pdf
- Spansionニュースルーム:http://news.spansion.com
- Spansionデジタルマガジン「Core & Code」:http://core.spansion.com
- Spansion Twitter:http://www.twitter.com/Spansion
- Spansion Facebook:http://www.facebook.com/Spansion
Spansion Inc
若松
044-920-8447
dl.jp_pr@spansion.com
スパンション、マスマーケット・産業・コンシューマ向けMCU事業担当シニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャ、ディラジ・ホンダ(Dhiraj Handa)は、次のように述べています。「200 MHzの動作周波数と2 MBのフラッシュを搭載したS6E2CxシリーズMCUは、M2M通信や産業用IoTアプリケーションに最適な、最新かつ最も人気の高い十数種類以上の高速通信規格をサポートしています。デュアルバンク構成のフラッシュアレイは、無線通信を使用した(OTA)アプリケーション内の再プログラミングを、リスクなしで安全に実現します。また、我々は、5V対応の I/Oを搭載した高性能・大容量メモリMCUを併せて提供しています。5V MCUでは、1つのレギュレータのみを必要とし、産業用組み込みアプリケーションに共通する5Vロジックやパワードライバの継続的な使用が設計者によって容易に可能となります」
Spansion S6E2CCシリーズの主な特徴と利点
卓越したパフォーマンス:Spansion S6E2CCシリーズMCUは、ARM社製Cortex-M4Fを搭載し、最大動作周波数200MHzを実現しています。このアーキテクチャは、16kBのフラッシュアクセラレータによる効率的なデータ移動を目的に最適化されており、ゼロウェイトでのデータ移動の実行が可能です。本MCUは、周辺機器とRAM間の相互データ転送を、8チャネルDMAまたは独特のDSTC(Descriptor System Data Transfer Controller)回路のどちらか一方を使用することで、CPUを介さずに実現します。
最大2MBフラッシュメモリと256 KBのSRAMメモリ:スパンションのフラッシュメモリは、業界最先端の72 MHzというアクセス速度を誇ります。フラッシュメモリは、2つの独立したセクションを有するため、一方がコードを実行している間にもう一方の消去およびプログラミングが可能です。この高密度RAMは、OSが必要とする大容量のメモリをサポートし、音声情報またはイーサネットトラフィックのバッファリングにも大きく貢献します。
十数種類以上の各種通信およびメモリインターフェースのサポート:Spansion S6E2CCシリーズMCUは、以下のインターフェースに対応します。
- イーサネット - 高速でのデータ一括転送向け
- CANおよびCAN-FD - 車載および産業用タイムクリティカルなネットワーク向け。CAN-FDは、フレキシブルなデータレートとパケットサイズの拡張が可能という点から、産業用IoTに最適
- NORフラッシュ、NANDフラッシュ、SDRAM、SRAMメモリデバイス
- Secure Digital Input Output(SDIO)- デジタルカメラ、GPSナビゲーションデバイスまたは携帯型コンソールなどの高速Wi-Fiチップセットやポータブル機器向け
- フルスピードのユニバーサル・シリアル・バス(USB)- ホストとデバイスの両方のモードをサポート
- IC間サウンド(I2S)- デジタルオーディオのためのインターフェース規格で、デジタルオーディオデバイス同士を接続するために使用
- HDMI-CEC(High Definition Multimedia Interface - Consumer Electronics Control )- AVコンポーネント間の連携動作が可能
- 汎用シリアルインターフェース - UART、SPI、I2CまたはLIN通信の最大16チャネルまでの組み合わせ。ユーザが各チャネルに割り当てる機能を指定
モータ制御機能:
-スパンションは3つの高速A/Dコンバータと3つの複雑なタイマブロックを活用することでモータ制御機能を強化しました。
産業用および安全性が重要視されるアプリケーションは、メモリ検証、フラッシュのエラー訂正(ECC)、クロック監視、デュアルウオッチドックタイマなどのプログラム可能な巡回冗長検査の恩恵を受けることができます。
サンプル価格および出荷時期:
Spansion S6E2CxシリーズMCUは、現在サンプルを出荷中で、2015年第1四半期に量産を開始する予定です。1,500個オーダー時の単価は$10.00です。
リソース:
- Spansion S6E2CCデータシート:http://www.spansion.com/downloads/S6E2CC_DS709-00009-J.pdf
- Spansionニュースルーム:http://news.spansion.com
- Spansionデジタルマガジン「Core & Code」:http://core.spansion.com
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