文化芸術立国、地方創生のかなめ。文化芸術資源を活かすアート・ベンチャー、株式会社アートローグ(ARTLOGUE)設立のご案内
[17/07/07]
提供元:DreamNews
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ご挨拶
この度、2017年7月7日に株式会社アートローグ(ARTLOGUE)(代表取締役CEO 鈴木大輔)を設立いたしましたことをご報告させて頂きます。
ARTLOGUEの前身であるCURATORSTV プロジェクトは、2010 年、大阪市立大学都市研究プラザにおける、文部科学省の国際的に卓越した研究拠点の形成を目的としたグローバルCOEプログラム「社会的包摂と文化創造に向けた都市の再構築」の一環として始まりました。その後、2 年間の準備期間と1 年間の実施を経て、2013 年4 月に一般社団法人WORLD ART DIALOGUE(ARTLOGUE)を設立いたしました。
大学の研究プロジェクトから、一般社団法人としての社会実験期間を経て、当初からの理念を実現すべく、アートへのアクセシビリティの向上や理解の促進に寄与し、社会的課題を解決しつつ、持続可能で自活出来る組織を目指し、ソーシャル・アート・カンパニーとしての株式会社アートローグ(ARTLOGUE)を設立しました。
ARTLOGUE 設立の背景
近年、日本の未来は人口減少、超高齢化社会など暗い話題がとかくささやかれております。2065年には2015年の1億2709万人から3,901万人減少し8,808万人になると推計されておりますが、これは、2015年の東北地方、北陸地方、中国地方、四国、九州の人口を足した3,859万人と同程度の人口が将来減少するということです。
残念ながら、現在、各地域で行われている地方創生や補助金などの施策だけに頼って、地方の人口増加、活性化を期待することは難しい状態にあります。
一方、日本の各地域には素晴らしい文化芸術資源が数多くあります。地域ごとにある美術館には郷土作家をはじめ、素晴らしい作品が収集、保存されています。また、脈々と受け継がれてきた神社仏閣の文化財、伝統芸能や工芸の数々など、過去から現代に亘って表現者達は私たちの予想をはるかに越えるようなクリエイティブな制作や活動を続けています。とはいえ、それらを維持、支援するためには多大なお金と労力がかかります。
2040年までに全国の自治体の半数近くが消滅するとも予想されているこの日本で、これら文化芸術やアートが今までのように存在出来るのでしょうか。
未来へ向けて
しかし、まだ諦める訳にはいきません。
我々ARTLOGUEのミッションは、豊かで持続可能な文化芸術立国を目指し、文化芸術やアートを守るために、それらを活かしたビジネスを担うことです。
炭鉱があればそこに雇用が生まれ、人が集い、街は潤います。しかし、炭鉱は生活様式の変化や産業構造の移り変わり、また石炭の枯渇などで役割を終える可能性があります。一方、文化芸術資源は消耗させずうまく利活用すれば、年を追うごとに、そして永続的に価値は増していきます。それを鑑みて、今後は文化芸術の分野においても、インターネットやテクノロジーを活用しつつ、投下された予算にレバレッジを効かせ、ビジネスとして拡大させていく必要があります。
文化芸術は人々の生活を豊かにするだけではなく、人を思いやる想像力と、見えない課題を解決する創造力を育みます。加えて、文化芸術を価値共有することでコミュニティを形成する核ともなり得ます。
未来社会において、日本が文化芸術立国として持続可能な社会を実現させるためにも、文化芸術資源および美術館や文化施設を利活用した、新たなサービスやコンテンツを開発することは必須であり、それら資源を活かしたビジネスの担い手である起業家(アーツアントレプレナー)の育成と、アーツアントレプレナーの活躍出来るプラットフォームの構築、マーケットの創造は必要不可欠です。
そうして地方にも新しいアートビジネスが立ち上がれば、再び人が集い、活気があふれると信じています。
今後は、メディア事業を中心に上場も視野に入れビジネスを展開してまいります。徐々に新しいサービスや商品なども発表いたしますので、乞うご期待ください。
また、エンジニアやITベンチャー、美術館・文化施設、ギャラリー、アーティストや表現者、企業や自治体とも共働しビジネスを拡大していきたく存じます。ご興味のある方はお気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
ARTLOGUEの名前はART(アート)とDIALOGUE(ダイアローグ、対話)をかけ合わせた造語です。これまでの一般社団法人 WORLD ART DIALOGUEでは、より一層公益性の高い事業に集中し、新設する株式会社アートローグでは、社会的企業としてしっかりとビジネスを運営つつ、アートと社会の対話を、また、アートで社会の対話を生み出し、平和な世界の実現へ寄与できる組織を目指してまいりますので、今後ともARTLOGUEを、末永く宜しくお願い申し上げます。
株式会社アートローグ
代表取締役CEO
鈴木大輔
◯ 本件に関するお問い合わせ
株式会社アートローグ(ARTLOGUE)
住所:531-0071 大阪府大阪市北区中津3-25-2 北梅田パークレジデンス302
Mail:press@artlogue.org Tel:06-6147-6977 Fax:020-4665-9667
この度、2017年7月7日に株式会社アートローグ(ARTLOGUE)(代表取締役CEO 鈴木大輔)を設立いたしましたことをご報告させて頂きます。
ARTLOGUEの前身であるCURATORSTV プロジェクトは、2010 年、大阪市立大学都市研究プラザにおける、文部科学省の国際的に卓越した研究拠点の形成を目的としたグローバルCOEプログラム「社会的包摂と文化創造に向けた都市の再構築」の一環として始まりました。その後、2 年間の準備期間と1 年間の実施を経て、2013 年4 月に一般社団法人WORLD ART DIALOGUE(ARTLOGUE)を設立いたしました。
大学の研究プロジェクトから、一般社団法人としての社会実験期間を経て、当初からの理念を実現すべく、アートへのアクセシビリティの向上や理解の促進に寄与し、社会的課題を解決しつつ、持続可能で自活出来る組織を目指し、ソーシャル・アート・カンパニーとしての株式会社アートローグ(ARTLOGUE)を設立しました。
ARTLOGUE 設立の背景
近年、日本の未来は人口減少、超高齢化社会など暗い話題がとかくささやかれております。2065年には2015年の1億2709万人から3,901万人減少し8,808万人になると推計されておりますが、これは、2015年の東北地方、北陸地方、中国地方、四国、九州の人口を足した3,859万人と同程度の人口が将来減少するということです。
残念ながら、現在、各地域で行われている地方創生や補助金などの施策だけに頼って、地方の人口増加、活性化を期待することは難しい状態にあります。
一方、日本の各地域には素晴らしい文化芸術資源が数多くあります。地域ごとにある美術館には郷土作家をはじめ、素晴らしい作品が収集、保存されています。また、脈々と受け継がれてきた神社仏閣の文化財、伝統芸能や工芸の数々など、過去から現代に亘って表現者達は私たちの予想をはるかに越えるようなクリエイティブな制作や活動を続けています。とはいえ、それらを維持、支援するためには多大なお金と労力がかかります。
2040年までに全国の自治体の半数近くが消滅するとも予想されているこの日本で、これら文化芸術やアートが今までのように存在出来るのでしょうか。
未来へ向けて
しかし、まだ諦める訳にはいきません。
我々ARTLOGUEのミッションは、豊かで持続可能な文化芸術立国を目指し、文化芸術やアートを守るために、それらを活かしたビジネスを担うことです。
炭鉱があればそこに雇用が生まれ、人が集い、街は潤います。しかし、炭鉱は生活様式の変化や産業構造の移り変わり、また石炭の枯渇などで役割を終える可能性があります。一方、文化芸術資源は消耗させずうまく利活用すれば、年を追うごとに、そして永続的に価値は増していきます。それを鑑みて、今後は文化芸術の分野においても、インターネットやテクノロジーを活用しつつ、投下された予算にレバレッジを効かせ、ビジネスとして拡大させていく必要があります。
文化芸術は人々の生活を豊かにするだけではなく、人を思いやる想像力と、見えない課題を解決する創造力を育みます。加えて、文化芸術を価値共有することでコミュニティを形成する核ともなり得ます。
未来社会において、日本が文化芸術立国として持続可能な社会を実現させるためにも、文化芸術資源および美術館や文化施設を利活用した、新たなサービスやコンテンツを開発することは必須であり、それら資源を活かしたビジネスの担い手である起業家(アーツアントレプレナー)の育成と、アーツアントレプレナーの活躍出来るプラットフォームの構築、マーケットの創造は必要不可欠です。
そうして地方にも新しいアートビジネスが立ち上がれば、再び人が集い、活気があふれると信じています。
今後は、メディア事業を中心に上場も視野に入れビジネスを展開してまいります。徐々に新しいサービスや商品なども発表いたしますので、乞うご期待ください。
また、エンジニアやITベンチャー、美術館・文化施設、ギャラリー、アーティストや表現者、企業や自治体とも共働しビジネスを拡大していきたく存じます。ご興味のある方はお気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
ARTLOGUEの名前はART(アート)とDIALOGUE(ダイアローグ、対話)をかけ合わせた造語です。これまでの一般社団法人 WORLD ART DIALOGUEでは、より一層公益性の高い事業に集中し、新設する株式会社アートローグでは、社会的企業としてしっかりとビジネスを運営つつ、アートと社会の対話を、また、アートで社会の対話を生み出し、平和な世界の実現へ寄与できる組織を目指してまいりますので、今後ともARTLOGUEを、末永く宜しくお願い申し上げます。
株式会社アートローグ
代表取締役CEO
鈴木大輔
◯ 本件に関するお問い合わせ
株式会社アートローグ(ARTLOGUE)
住所:531-0071 大阪府大阪市北区中津3-25-2 北梅田パークレジデンス302
Mail:press@artlogue.org Tel:06-6147-6977 Fax:020-4665-9667