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アイドック、電子書籍リーダー向けの著作権保護開発キット 「KeyringPDF/SDK version 2.0」を提供開始 〜第一弾として米国Foxit社の電子ペーパー電子書籍リーダー 「eSlick(イースリック)」にKeyringPDFを搭載〜

デジタルコンテンツの著作権保護(DRM)ソリューションを開発・販売するアイドック式会社は、KeyringPDF形式の電子書籍を電子書籍リーダーでも閲覧できるようにするための開発キット「KeyringPDF/SDK version 2.0」の提供を開始しました。
デジタルコンテンツの著作権保護(DRM)ソリューションを開発・販売するアイドック式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:成井秀樹 以下、アイドック)は、電子ペーパーや液晶ディスプレイを使った電子書籍リーダー向けに、PDFコンテンツの著作権保護ソリューションとしては国内最大のシェアーを持つKeyringPDF(キーリングPDF)形式の電子書籍を通信機能やPDF機能を持たない電子書籍リーダーでも閲覧できるようにするための開発キット「KeyringPDF/SDK version 2.0」の提供を開始しました。また同時に、「KeyringPDF/SDK version 2.0」が、株式会社FoxitJapanの電子書籍リーダー「eSlick(イースリック)」に搭載されていることを発表しました。

■製品の概要
「KeyringPDF/SDK version 2.0」はKeyringPDF形式の電子書籍をPCで購入してそれぞれの電子書籍リーダーに合わせて必要な変換を行い、電子書籍リーダーでKeyringPDF形式の電子書籍を閲覧できるようにするものです。通信機能またはPDF閲覧機能をもたない電子書籍リーダーやPDAや電子辞書などの電子端末でもKeyringPDF形式の電子書籍を閲覧することを可能にします。DRMを保持しつつそれぞれの電子書籍リーダーのフォーマットに合わせてフォーマット変換をします。Foxit社のeSlickはPDF閲覧機能はあるものの、通信機能を持たないため直接DRM処理を外部のサーバーと取ることが出来ませんでしたが、 KeyringPDF/SDK version 2.0を利用することでPC経由でDRMを保持したまま電子書籍を閲覧することができるようになりました。

■開発の背景
アメリカでは2007年にアマゾンが電子ペーパー読書端末「Kindle(キンドル)」を販売開始し、現在では多く のKindle向け電子書籍が販売されています。また昨年から今年にかけて多くの電子書籍端末が発表されています。1月にはアップルがiPadを発表してますます電子書籍端末の市場は活発に動いています。
これまで電子書籍はPCで読むものか、あるいは携帯電話で読む特殊な形式のものという印象がありましたが、KindleやiPadのような携帯型の端末が普及することにより、紙の書籍に近い利用ができるようになろうとしています。読書端末向けにコンテンツの品揃えを充実させるためには、著作権者の了解を得るためにコンテンツの著作権保護は必須の課題です。そこで、日本の出版界でPDF書籍向けDRMとして業界標準に
なっているアイドックの「KeyringPDF」の読書端末への搭載が期待されています。アップルのiPodとiTunesの例を見るまでもなく、こうしたメディアプレイヤーを販売する場合、既存のコンテンツの取り込みによる品揃えの充実が最重要の課題です。アマゾンのKindleの場合でも発売にあたって既存の電子書籍フォーマットをサポートしたことが短期間に市場を作ることができた理由です。
アイドックの「KeyringPDF」は、2004年のサービス開始から6年以上市場での実績があり、電子書籍販売サイト、大手出版社、教材会社など70社以上で採用された結果、15万点以上のコンテンツが流通しています。「KeyringPDF/SDK」を用いて「KeyringPDF」を電子端末に搭載することで、70社以上から販売されている15万点以上の電子書籍コンテンツを読むことができるようになります。

■ 製品仕様
「KeyringPDF/SDK version 2.0」は、PDF形式の電子コンテンツ(書籍、コミック、小説、雑誌、新聞など)の二次利用や再配布を防止するSaaS※型DRMソリューション「KeyringPDF」を、あらゆる電子端末に組み込むための開発キットです。通信機能やPDF閲覧機能を持たない電子端末でもKeyringPDF形式の電子書籍を閲覧することができるようになります。
※ Software-as-a-Service: コンピュータ・システムで使うソフトをインターネットを通じて貸し出すサービスのこと。ユーザーは必要な機能だけを必要なときに利用でき、利用した分だけの料金を支払う。
1 【対応OS】Linux、Windows Mobile、Windows CE、Androidなど
2 【対応ビューア】それぞれの端末のビュアーに対応してフォーマット変換します。

■価格
初期開発費と台数・端末価格に応じた端末当たりのロイヤリティ

■主な対象ユーザー
電子書籍リーダーほか、携帯端末の開発メーカーなど

■「KEYRING.NETTM」について http://www.keyring.net/
コンテンツ流通の基盤技術として、デジタル著作権管理(DRM)を提供するソリューションブランド。PDF, Flashなどのオープンフォーマットによるコンテンツ販売に必要なDRM機能をSaaS(Software-as-a-Service)で提供する。ユーザーの使いやすさに配慮した設計で、コンテンツの購入意欲を削ぐことなく安全なコンテンツ配信ができることが特徴。PDFコンテンツ分野では2005年以来、70社以上の実績があり、実質的な業界標準ソリューションとなっている。

■アイドック株式会社 概要 http://www.idoc.co.jp/
商号: アイドック株式会社 代表者: 代表取締役 成井 秀樹
設立年月日:1999年7月 資本金: 3,000万円
本社所在地: 東京都品川区西五反田7-13-6 SDI五反田ビル10F (〒141-0031)
主な業務内容:デジタルコンテンツ向け著作権管理システムの開発と販売及びSaaSによる提供
主要取引先:キヤノン株式会社、シャープ株式会社、セイコーエプソン株式会社、ソニー株式会社、日本電気株式会社、富士通フロンテック株式会社、株式会社パピレス、株式会社インプレスジャパン、株式会社ビットウェイ、アスペクトデジタルメディア株式会社ほか
KEYRING.NET導入サイト: 70サイト以上

■「Foxit eBook Reader」についてhttp://www.foxitsoftware.com/japan/ebook/FoxiteBookReader.php
Foxit eSlickで、お気に入りの小説、雑誌、ほとんどすべての文書や画像をPDFファイルに変換して読むことができます。電子ブックデバイスは、お客様の手の平サイズでまた、パームトップと同じような厚さで、128Mバイトの内部メモリを持ち、2GBのSDカードが付属しています(最大サポート4 GB)。解像度600 × 800ピクセルです。黒と白の画面が鮮明に見えるように画期的な電子ペーパーディスプレイ技術本です。液晶画面のように目を緊張させずとても読み易いです。また、PDFファイルリフロー機能により、快適で読み易い環境を提供しています。また、MP3 プレーヤーを内蔵し、無料のFoxitReaer Proパック、イヤホンが提供しています。

■株式会社Foxit Japan 概要 http://www.foxitsoftware.com/japan/
商号: 株式会社Foxit Japan 代表者: 最高業務執行責任者 森真一
設立年月日:2009年6月 資本金: 1,000万円
本社所在地:東京都港区海岸1丁目2番20号(〒105-0022)

■製品の画面掲載などのコピーライト表記は、下記のとおりお願いします。 Copyright(C) iDOC K.K.
アイドック株式会社 広報担当:加集
TEL: 03-5759-2055 FAX:03-3495-7191 e-mail:info@keyring.net
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