『LINK OF LIFE 2017 まわれ右脳!展』オープニングイベント開催アートは人を美しくできるのか?
[17/10/30]
提供元:@Press
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画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/141851/img_141851_1.png
資生堂は、10月26日(木)から11月10日(金)まで、東京・銀座の「資生堂ギャラリー」において、資生堂の研究員や社員と外部のアーティストが出会い(リンクし)、“新しい美”の創造に取り組む企画展『LINKOF LIFE 2017 まわれ右脳!展』を開催します。
『LINK OF LIFE』は、2015年からクリエイティブディレクター藤原大さんのコーチングのもと、資生堂の研究員や社員が異分野のクリエイターや企業・団体とリンクして新たな価値創造の可能性を探り、展覧会という形式でその成果を公開してきました。3度目となる今年度は、アートの力とサイエンスの知見を融合させ、『感性(右脳)を刺激することによって、人間が本来持つ美しさを引きだすアート作品』の制作に挑戦しています。
そして、2017年10月26日(木)にオープニングイベントを報道関係者向けにワード資生堂ホールにて開催いたしました。当日は代表取締役執行役員 副社長 岩井 恒彦よりご挨拶と、企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー 益井澄子より、本企画展のご紹介をいたしました。さらに、今回の企画展に出展しているアーティスト 長谷川 愛さん、演出家/クリエイティブディレクター 古屋遙さん、アーティスト/研究者 清水 陽子さんが、「アートは人を美しくするのか」をテーマにトークセッションを行いました。
■「100年先も輝き続ける企業」となるため「ESCG」に注力
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/141851/img_141851_2.png
副社長の岩井は、時代とともに“新しい美”を生みだし、社会に提案し続けてきた資生堂の今後の戦略として、中長期戦略「VISION 2020」のもと、100年先も輝き続ける企業となる原型をつくる活動をしていることを語りました。そして、長期的な企業成長のために必要な観点としてESG(Environment(環境)、Society(社会)、Governance(ガバナンス))の取り組みに加え、カルチャーの“C”を加えた資生堂独自の「ESCG」に注力していることも発表しました。2015年から実施している『LINK OF LIFE』に関しても、資生堂社員がこのような取り組みで美意識や感性を磨き続けることは、研究開発やマーケティングだけでなく、あらゆる領域で差別化を図っていくものになると語りました。
そして、これらの取り組みは、日本発の「グローバルビューティカンパニー」としての競争力の源泉になるとの考えを発表。また、『LINK OF LIFE』はその象徴的な活動としてさらに発展させていきたいと強い思いを語りました。
■サイエンスに基づいた、感性を刺激するためのアート作品「感性美容アート」に挑戦
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/141851/img_141851_3.png
次に、企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー 益井より、“感性を刺激することによって美”を引き出す研究「感性美容理論」に資生堂が取り組んでいることを発表しました。「感性美容理論」とは、心で感じた「感情」は、肌に「生理反応」として現れ、肌をイキイキと美しくすることができるという知見から、五感を刺激する活動そのものが「第2のスキンケア」と言えるのではないかという理論です。この理論に基づき、スキンケアでもなく、メイクアップでもない、感性を刺激するためのサイエンスに基づいたアート作品「感性美容アート」で「人を美しくする」ことに挑戦、実践している活動が『LINK OF LIFE』です。
そして、益井からは、今後2019年にオープンを予定しているGlobal Innovation Center にこれらの展示を拡げ、母娘・中高生へ、より広い世代に届けていくという展望を語りました。そして2020年までに、「感性美容アート」に触れる機会をグローバルに拡げることで、世界中の「美しい生活文化の創造」に貢献していきたいと語りました。
■長谷川愛さん、古屋 遙さん、清水 陽子さんによるトークイベント
「アートは人を美しくできるのか?」
バイオアートやスペキュラティブ・デザインに特化しているデザイナーの長谷川愛さんは、「美とは見た目だけでなく、メンタルや肉体ともつながっているので、すべてを万遍なく刺激することが重要だと思います。今回のような体験型アートは、すべてを万遍なく刺激できる良い機会なのではないかと思います。また、アートを通じて、別の視点を持つという体験ができます。違った視点が持てる思慮深い人は人間として魅力的であると思います。ですので、アートは人を美しくできるか?という質問にはイエスと答えたいです。」と答えました。
さらに、現在放送中の、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のオープニング映像のアートディレクションや、公共空間の演出などを担当している古屋遙さんは、「今回の参加型企画展の空間と、美というものを考えたとき、異なる背景や、異なる肉体を持つお客様たちが参加し、心の中に持っているそれぞれの価値観を認める行為、それ自体が、実はすごく美しいことなのではないかなと感じます。今回の企画展でも、それぞれが心の中に持っていることを認めるような体験になれば、アートで人は美しくなるというのは成立すると思います。」と『LINK OF LIFE』の取り組みも絡めて、意見を述べました。
また、国際放送局でのパーソナリティや、メディアを通じた活動で活躍しているアーティスト・研究者の清水陽子さんは「もちろんアートによって美は活性化されると思います。最近のインスタレーションアートなどは特に五感全体を使います。五感を使えば脳は活性化されます。女性としては、いつまでも美しくありたい、活性化されていたいと願っていると思いますが、そのためには五感を使って楽しいことをどんどん体験するのがいいと思います。新しいことを五感全部を使って体験することが、いつまでも美しくあることにつながってくるのではないかと思います。」と今回の企画展示にもつながる五感と美のつながりを語りました。
<「LINK OF LIFE」オープニングイベント 開催概要>
【日 時】2017年10月26日(木)
オープニングイベント:13:00〜14:00 (12:30受付開始)
【会 場】ワード資生堂ホール(東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル9階)
【ゲスト】アーティスト 長谷川 愛さん
演出家/クリエイティブディレクター 古屋 遙さん
アーティスト/研究者 清水 陽子さん
クリエイティブディレクター/デザイナー/アーティスト 藤原大さん
【登壇者】株式会社 資生堂 代表取締役 執行役員 副社長
岩井 恒彦(いわい つねひこ)
企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー
益井 澄子(ますい すみこ)
【内 容】ご挨拶/「LINKOF LIFE」概要紹介/トークセッション/
フォトセッション/展示内覧
資生堂は、10月26日(木)から11月10日(金)まで、東京・銀座の「資生堂ギャラリー」において、資生堂の研究員や社員と外部のアーティストが出会い(リンクし)、“新しい美”の創造に取り組む企画展『LINKOF LIFE 2017 まわれ右脳!展』を開催します。
『LINK OF LIFE』は、2015年からクリエイティブディレクター藤原大さんのコーチングのもと、資生堂の研究員や社員が異分野のクリエイターや企業・団体とリンクして新たな価値創造の可能性を探り、展覧会という形式でその成果を公開してきました。3度目となる今年度は、アートの力とサイエンスの知見を融合させ、『感性(右脳)を刺激することによって、人間が本来持つ美しさを引きだすアート作品』の制作に挑戦しています。
そして、2017年10月26日(木)にオープニングイベントを報道関係者向けにワード資生堂ホールにて開催いたしました。当日は代表取締役執行役員 副社長 岩井 恒彦よりご挨拶と、企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー 益井澄子より、本企画展のご紹介をいたしました。さらに、今回の企画展に出展しているアーティスト 長谷川 愛さん、演出家/クリエイティブディレクター 古屋遙さん、アーティスト/研究者 清水 陽子さんが、「アートは人を美しくするのか」をテーマにトークセッションを行いました。
■「100年先も輝き続ける企業」となるため「ESCG」に注力
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/141851/img_141851_2.png
副社長の岩井は、時代とともに“新しい美”を生みだし、社会に提案し続けてきた資生堂の今後の戦略として、中長期戦略「VISION 2020」のもと、100年先も輝き続ける企業となる原型をつくる活動をしていることを語りました。そして、長期的な企業成長のために必要な観点としてESG(Environment(環境)、Society(社会)、Governance(ガバナンス))の取り組みに加え、カルチャーの“C”を加えた資生堂独自の「ESCG」に注力していることも発表しました。2015年から実施している『LINK OF LIFE』に関しても、資生堂社員がこのような取り組みで美意識や感性を磨き続けることは、研究開発やマーケティングだけでなく、あらゆる領域で差別化を図っていくものになると語りました。
そして、これらの取り組みは、日本発の「グローバルビューティカンパニー」としての競争力の源泉になるとの考えを発表。また、『LINK OF LIFE』はその象徴的な活動としてさらに発展させていきたいと強い思いを語りました。
■サイエンスに基づいた、感性を刺激するためのアート作品「感性美容アート」に挑戦
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/141851/img_141851_3.png
次に、企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー 益井より、“感性を刺激することによって美”を引き出す研究「感性美容理論」に資生堂が取り組んでいることを発表しました。「感性美容理論」とは、心で感じた「感情」は、肌に「生理反応」として現れ、肌をイキイキと美しくすることができるという知見から、五感を刺激する活動そのものが「第2のスキンケア」と言えるのではないかという理論です。この理論に基づき、スキンケアでもなく、メイクアップでもない、感性を刺激するためのサイエンスに基づいたアート作品「感性美容アート」で「人を美しくする」ことに挑戦、実践している活動が『LINK OF LIFE』です。
そして、益井からは、今後2019年にオープンを予定しているGlobal Innovation Center にこれらの展示を拡げ、母娘・中高生へ、より広い世代に届けていくという展望を語りました。そして2020年までに、「感性美容アート」に触れる機会をグローバルに拡げることで、世界中の「美しい生活文化の創造」に貢献していきたいと語りました。
■長谷川愛さん、古屋 遙さん、清水 陽子さんによるトークイベント
「アートは人を美しくできるのか?」
バイオアートやスペキュラティブ・デザインに特化しているデザイナーの長谷川愛さんは、「美とは見た目だけでなく、メンタルや肉体ともつながっているので、すべてを万遍なく刺激することが重要だと思います。今回のような体験型アートは、すべてを万遍なく刺激できる良い機会なのではないかと思います。また、アートを通じて、別の視点を持つという体験ができます。違った視点が持てる思慮深い人は人間として魅力的であると思います。ですので、アートは人を美しくできるか?という質問にはイエスと答えたいです。」と答えました。
さらに、現在放送中の、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のオープニング映像のアートディレクションや、公共空間の演出などを担当している古屋遙さんは、「今回の参加型企画展の空間と、美というものを考えたとき、異なる背景や、異なる肉体を持つお客様たちが参加し、心の中に持っているそれぞれの価値観を認める行為、それ自体が、実はすごく美しいことなのではないかなと感じます。今回の企画展でも、それぞれが心の中に持っていることを認めるような体験になれば、アートで人は美しくなるというのは成立すると思います。」と『LINK OF LIFE』の取り組みも絡めて、意見を述べました。
また、国際放送局でのパーソナリティや、メディアを通じた活動で活躍しているアーティスト・研究者の清水陽子さんは「もちろんアートによって美は活性化されると思います。最近のインスタレーションアートなどは特に五感全体を使います。五感を使えば脳は活性化されます。女性としては、いつまでも美しくありたい、活性化されていたいと願っていると思いますが、そのためには五感を使って楽しいことをどんどん体験するのがいいと思います。新しいことを五感全部を使って体験することが、いつまでも美しくあることにつながってくるのではないかと思います。」と今回の企画展示にもつながる五感と美のつながりを語りました。
<「LINK OF LIFE」オープニングイベント 開催概要>
【日 時】2017年10月26日(木)
オープニングイベント:13:00〜14:00 (12:30受付開始)
【会 場】ワード資生堂ホール(東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル9階)
【ゲスト】アーティスト 長谷川 愛さん
演出家/クリエイティブディレクター 古屋 遙さん
アーティスト/研究者 清水 陽子さん
クリエイティブディレクター/デザイナー/アーティスト 藤原大さん
【登壇者】株式会社 資生堂 代表取締役 執行役員 副社長
岩井 恒彦(いわい つねひこ)
企業文化部 LINK OF LIFEチーフプロデューサー
益井 澄子(ますい すみこ)
【内 容】ご挨拶/「LINKOF LIFE」概要紹介/トークセッション/
フォトセッション/展示内覧