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エーピーコミュニケーションズ、レッドハットと協業し、自律支援型ネットワーク運用自動化サービスの提供を開始

株式会社エーピーコミュニケーションズは、このたびレッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月 弘一、以下:レッドハット)と、Ansible Acceleration Partner Program契約を締結いたしました。今回の契約を機に、「自律支援型ネットワーク 運用自動化サービス」を2019年8月中旬より開始いたします。

近年、働き方改革・デジタルトランスフォーメーションなど、組織規模での構造変革が急務となると共にデジタルビジネスの競争も激化しており、ITインフラに求められるスピードと規模は増大傾向にあります。このような背景から、ITシステムを運用するチームは迅速な対応が求められるだけでなく、複雑化したIT環境を管理し、新たなテクノロジーを導入しながら事業組織を横断した綿密な連携を期待されています。そういった組織における課題を解消し、ITシステム運用の抜本的な効率化を推進できる「自動化 2.0」が注目を集めています。

今回の協業を受け、当社では長年培ったネットワークインテグレータとしての技術力とレッドハット様が提供するRed Hat Ansible Automation[1]を組み合わせ、自動化導入サービスとトレーニングをセットとした「自律支援型ネットワーク運用自動化サービス」の提供を開始いたします。


■ソリューション概要
ネットワーク機器のオペレーションの自動化を実現します。サービス適用後、お客様にて自律的に自動化を推進していただけるように、コンサルティング、導入からトレーニングを行います。

<自律支援型ネットワーク運用自動化サービス>
本サービスは、導入サービスからトレーニングまでを一貫してご提案しています。導入サービスのみ、またはトレーニングのみのご提供も可能です。

1. ネットワーク運用自動化導入サービス
組織で自動化を推進するためにRed Hat Ansible Tower[2]の導入をサポートします。Red Hat Ansible Towerの導入は以下の3ステップで進めます。

- Phase1. 業務プロセスのコンサルテーション
一連の業務プロセスを分解・選択し、自動化を前提としたプロセスへ変換します。自動化されにくい業務は見直しを行い、自動化に適したプロセスを目指します。

- Phase2. Red Hat Ansible Engine[3]の導入
変換したプロセス内の手順をAnsibleでPlaybook化すると共に、自動化導入後にお客様がご自身で作成されるAnsible Playbookの品質が維持される仕組みを構築します。あわせてGitLabサーバを導入することでConfigおよびAnsible Playbookをバージョン管理し、「いつ」「誰が」「何を」変更したかを記録します。

- Phase3. Red Hat Ansible Towerの導入
ワークフロー機能を用いてPhase2で作成したAnsibleのPlaybookを取り込み、一連の業務プロセスの自動化を実現します。セルフサービスポータルのように利用可能なGUIや権限管理、実行履歴管理を実装し、エンタープライズに最適な自動化ソリューションを提供します。

Phase1で複数ある業務プロセスから優先度が高いプロセスを選択し、Phase2、Phase3を回します。Phase3が完了したら再度Phase1に戻り、別の業務プロセスを選択して同様のフローを回す流れとなっています。

2. ネットワーク運用自動化トレーニング
本サービス適用後もネットワーク運用の自動化は継続的に実施することが必要となります。そこで、お客様が自律的にネットワーク運用自動化を進めていただけるよう、Red Hat Ansible Engine、Red Hat Ansible Tower、GitLabに関するトレーニングを実施いたします。トレーニング単体のご提供も可能です。


■レッドハット株式会社 製品統括・事業戦略 担当本部長 岡下 浩明
エーピーコミュニケーションズ様の「自律支援型ネットワーク運用自動化サービス」提供開始を心より歓迎いたします。Red Hat Ansible Automationは、サーバのみならず、クラウド、ネットワークなど自動化を支援するソリューションです。今回のソリューション提供により、ネットワークの世界でもより多くの組織において自動化が実践されると確信しております。


■関連サイト
サービスサイト: https://www.ap-com.co.jp/network-automation
レッドハット様のサイトでも当社のサービスをご掲載いただいております。
Get Started〜はじめてみよう、Ansible〜: https://www.redhat.com/ja/explore/ansible


注:
[1] Red Hat Ansible Automationは、IT環境およびプロセスのあらゆる側面を自動化できる何百ものモジュールを備えた実行エンジンであるRed Hat Ansible Engineと、他のサービスと統合できる管理インターフェースであるRed Hat Ansible Towerを搭載した自動化ソフトウェアです。
[2] Red Hat Ansible Towerは、大規模なIT自動化における利用、複雑なデプロイメントの管理、生産性の向上を支援します。 ビジュアルダッシュボード、ロールベースのアクセス制御、ジョブスケジューリング、統合通知、およびグラフィカル在庫管理を使用して、ITインフラストラクチャを一元管理します。
[3] Red Hat Ansible Engineは、シンプルで強力な、エージェントレスのオープンソースIT自動化エンジンです。

**Red HatおよびAnsibleは、国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。


【株式会社エーピーコミュニケーションズ 会社概要】
当社は、最新技術に精通し、「お客様が満足すればするほど、我々もベネフィットを得ることができる構図」を創出することが出来る「NeoSIer(ネオエスアイヤー)」として日本のSI業界を活気に満ちた面白い業界にすることを目指す、マルチエンジニア集団です。

会社名 : 株式会社エーピーコミュニケーションズ
代表者 : 代表取締役社長 内田 武志
所在地 : 東京都千代田区鍛冶町2-9-12 神田徳力ビル 3F
設立 : 平成7年11月
事業内容: 一次請け・レベニューシェアでの請負によるシステムの提案、開発、
保守、ECサイト構築・運営、新規サービスの企画・開発、
キャリア・ISP・DC向けSI・BPOサービス
URL : https://www.ap-com.co.jp/


【商標名称等に関する表示】
*エーピーコミュニケーションズ及び「APCommunications」ロゴは株式会社エーピーコミュニケーションズの商標または登録商標です。
*記載されている会社名及び商品名/サービス名は、各社の商標または登録商標です。
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