セラク 国内第2位の青果卸R&Cホールディングスと青果流通におけるスマート農業の活用に関する業務提携について合意
[20/05/26]
提供元:@Press
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株式会社セラク(東京都新宿区、代表取締役:宮崎 龍己、東証一部 証券コード 6199、以下 当社)は、売上高国内第2位(※)の青果卸である株式会社R&Cホールディングス(長野県長野市、代表取締役社長:堀雄一、以下R&Cホールディングス)と、スマート農業によって収集されたデータを青果流通領域にて活用するプラットフォームの構築を目的とした業務提携について合意したことをお知らせいたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213737/LL_img_213737_1.jpg
スマート農業を用いた農業経営モデル
■業務提携の背景
当社が提供している「みどりクラウド」は、全国2,000箇所以上での導入実績を持つ国内有数の農業ITサービスです。
みどりクラウドで収集したデータは、収量拡大や損失の回避など各生産者が生産性を高めるために利用されていますが、このようなデータは、収量予測・作況予測、需給マッチングなどの青果流通にも有益な情報として活用できることから、当社は今後の成長領域としてこれらのデータを流通させることで食農バリューチェーンをデジタル化する、食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」の構築に取り組んでいます。
R&Cホールディングスは、長野県連合青果株式会社、株式会社長印など長野県を中心とした青果卸6社や、青果加工を行う株式会社フレッシュベジ加工、物流を行う株式会社R&C物流などで構成される企業グループであり、売上高国内第2位の青果卸です。
2020年6月に施行される市場法改正や、食品等事業者におけるHACCP対応の義務化などに伴う環境の変化の中で、生産者との連携強化や安定的な青果調達ルートの確保に取り組んでいます。
今回の業務提携は、セラクが持つスマート農業の技術と、R&Cホールディングスが持つ青果流通のノウハウ・実績を組み合わせることで次世代の農業経営モデルを構築することと、スマート農業による青果流通の最適化を図ることを目的とするものです。
■提携による取り組み
(1)スマート農業を用いた農業経営モデルの構築と普及
スマート農業を活用した栽培技術、みどりクラウドの実績データに基づく金融機関からの資金提供、及びR&Cホールディングスが持つ多様な販路の3つを組み合わせ、新規就農者にとって魅力的な農業経営モデルを構築します。
これによりR&Cホールディングスの安定的な青果調達を実現するとともに、長野県内の金融機関や自治体への働きかけを行うことでモデルの普及・拡大を図り、両社のプレゼンスを高めます。
また、当社にとってはモデルを導入する就農者に対するみどりクラウドの普及拡大が期待できます。
(2)スマート農業による加工用青果流通の最適化
R&Cホールディングスでは、傘下の株式会社フレッシュベジ加工において青果加工事業に取り組んでいますが、事業を拡大し、次世代の柱にしていくビジョンを掲げています。
青果加工の強化を行うためには、安定した量・品質・価格での調達が不可欠であり、そのためには、生産者との情報共有や生産物の情報について提供を受ける仕組みが必要となります。
当社は、食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」が正にこの仕組みを実現できることから、一般に先駆けて同社にプラットフォームを提供し、加工用青果流通の最適化に取り組むとともに、「みどりマーケット」の正式サービス化に向けた知見を収集します。
当社は今回の提携により、青果流通に知見と実績をもつR&Cホールディングスの協力のもと、農業IT領域の次世代サービスである食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」の開発を進め、更なる事業拡大と食農バリューチェーンのデジタル化を進めてまいります。
※日本農業新聞2019年8月23日記事より
■「みどりクラウド」について
「みどりクラウド」は、農業をデータ化することで、農業生産の可視化や省力化を実現し、さらに付加価値の高い食農バリューチェーンを構築することで、収益性の高い農業を実現する農業ITプラットフォームです。
圃場へ設置する農業IoTゲートウェイの「みどりボックス」、スマートフォンやパソコンで取得したデータを閲覧・分析する「みどりモニタ」、自動環境制御を行うオプションや、収集したデータを分析するサービスに加え、農作業計画・記録を手軽に行える農作業記録サービス「みどりノート」や、流通販売を支援する「みどりマーケット」、「営農支援アプリ」の企画・開発・運営を行っています。
■株式会社セラクについて
株式会社セラクは、IT技術教育(人材育成)によりビジネスを想像し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業(DX事業)、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業(SI事業)と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/213737/LL_img_213737_1.jpg
スマート農業を用いた農業経営モデル
■業務提携の背景
当社が提供している「みどりクラウド」は、全国2,000箇所以上での導入実績を持つ国内有数の農業ITサービスです。
みどりクラウドで収集したデータは、収量拡大や損失の回避など各生産者が生産性を高めるために利用されていますが、このようなデータは、収量予測・作況予測、需給マッチングなどの青果流通にも有益な情報として活用できることから、当社は今後の成長領域としてこれらのデータを流通させることで食農バリューチェーンをデジタル化する、食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」の構築に取り組んでいます。
R&Cホールディングスは、長野県連合青果株式会社、株式会社長印など長野県を中心とした青果卸6社や、青果加工を行う株式会社フレッシュベジ加工、物流を行う株式会社R&C物流などで構成される企業グループであり、売上高国内第2位の青果卸です。
2020年6月に施行される市場法改正や、食品等事業者におけるHACCP対応の義務化などに伴う環境の変化の中で、生産者との連携強化や安定的な青果調達ルートの確保に取り組んでいます。
今回の業務提携は、セラクが持つスマート農業の技術と、R&Cホールディングスが持つ青果流通のノウハウ・実績を組み合わせることで次世代の農業経営モデルを構築することと、スマート農業による青果流通の最適化を図ることを目的とするものです。
■提携による取り組み
(1)スマート農業を用いた農業経営モデルの構築と普及
スマート農業を活用した栽培技術、みどりクラウドの実績データに基づく金融機関からの資金提供、及びR&Cホールディングスが持つ多様な販路の3つを組み合わせ、新規就農者にとって魅力的な農業経営モデルを構築します。
これによりR&Cホールディングスの安定的な青果調達を実現するとともに、長野県内の金融機関や自治体への働きかけを行うことでモデルの普及・拡大を図り、両社のプレゼンスを高めます。
また、当社にとってはモデルを導入する就農者に対するみどりクラウドの普及拡大が期待できます。
(2)スマート農業による加工用青果流通の最適化
R&Cホールディングスでは、傘下の株式会社フレッシュベジ加工において青果加工事業に取り組んでいますが、事業を拡大し、次世代の柱にしていくビジョンを掲げています。
青果加工の強化を行うためには、安定した量・品質・価格での調達が不可欠であり、そのためには、生産者との情報共有や生産物の情報について提供を受ける仕組みが必要となります。
当社は、食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」が正にこの仕組みを実現できることから、一般に先駆けて同社にプラットフォームを提供し、加工用青果流通の最適化に取り組むとともに、「みどりマーケット」の正式サービス化に向けた知見を収集します。
当社は今回の提携により、青果流通に知見と実績をもつR&Cホールディングスの協力のもと、農業IT領域の次世代サービスである食農データ流通プラットフォーム「みどりマーケット」の開発を進め、更なる事業拡大と食農バリューチェーンのデジタル化を進めてまいります。
※日本農業新聞2019年8月23日記事より
■「みどりクラウド」について
「みどりクラウド」は、農業をデータ化することで、農業生産の可視化や省力化を実現し、さらに付加価値の高い食農バリューチェーンを構築することで、収益性の高い農業を実現する農業ITプラットフォームです。
圃場へ設置する農業IoTゲートウェイの「みどりボックス」、スマートフォンやパソコンで取得したデータを閲覧・分析する「みどりモニタ」、自動環境制御を行うオプションや、収集したデータを分析するサービスに加え、農作業計画・記録を手軽に行える農作業記録サービス「みどりノート」や、流通販売を支援する「みどりマーケット」、「営農支援アプリ」の企画・開発・運営を行っています。
■株式会社セラクについて
株式会社セラクは、IT技術教育(人材育成)によりビジネスを想像し、社会の発展に貢献するIT企業です。IoT/AI/サイバーセキュリティ/RPAなどの先進技術で企業のデジタル化を支援するデジタルトランスフォーメーション事業(DX事業)、企業のITインフラやITシステムを支えるシステムインテグレーション事業(SI事業)と、農業IoTサービス「みどりクラウド」を提供しています。