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「イマドキシニア」に向けた新サービス開発と地域活性化を目指すプロジェクト 5月24日始動

全国324拠点*で高齢者介護事業を展開する株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦)は、「イマドキシニア」に向けた新サービス開発と、地域活性化を目指すプロジェクトを2021年5月24日より始動します。

まずは第一弾として、千葉県船橋市をホームタウンとするプロバスケットボールBリーグ「千葉ジェッツふなばし」と協業を開始し、スポーツ事業に参入をいたします。(詳細は後述の「3. 協業概要」参照)

* 2021年4月1日時点

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/259683/LL_img_259683_1.jpg
「イマドキシニア」プロジェクト<イメージビジュアル>


1. プロジェクトの背景
当社の示す「イマドキシニア」とは、主に1950年代生まれの高齢者で、高度経済成長期における豊かな生活のなか、テレビなどの娯楽、スポーツなどが身近な存在となり、個性豊かな価値観をもちながら過ごしてきた世代を指します。当社ではかねて、この「イマドキシニア」に対し、これまでの介護保険サービスに加え、未来社会を見据えた人生・生活背景にフィットする多様性のあるサービスを開発する必要性があると考えていました。今回のプロジェクトは、その事業展開計画の一環となります。

2. スポーツ事業参入について
高度経済成長期における家族レジャーの浸透や、大学進学率上昇を背景に、部活・サークル活動などで多くの「イマドキシニア」が慣れ親しんできたスポーツに着目しました。スポーツは、エンターテインメントとしての魅力はもちろん、健康づくりやフレイル予防としても期待が持てます。こうしたスポーツの有する力を最大限に活用し、シニアサービスのプロとしてスポーツ事業に本格参入いたします。

スポーツ事業参入における当プロジェクトは、当社と地元に根差したプロスポーツチームおよび選手の双方にとってメリットがあるよう、当社の経営資産を生かしたサポート活動を行います。これにより、「イマドキシニア」並びに当社が運営する高齢者介護事業「そよ風」利用者に向けたサービス開発と、持続可能な地域の活性化を目指します。なお、当社からの提供内容はいずれも各スポーツチームおよび選手へ事前にヒアリングを行い、日常感じている困りごとに対しサポートを行うものです。

3. 協業概要
「千葉ジェッツふなばし」と当社の協業概要は以下のとおりです。
(1) 管理栄養士が監修した夕食をアカデミー生に提供
(2) 自重トレーニングスペースの貸し出し
(3) 機能訓練プログラムの共同開発およびアカデミー生との共同実施

(1) プロスポーツ選手の身体づくりにおいて重要となる食事は、「そよ風」の強みの一つです。約320拠点以上ある施設の厨房直営率が約90%と高く、管理栄養士や栄養士、厨房職員といった多くの職員が勤務しています。高齢者介護施設としては大変珍しいことです。
この強みを活かし、未来のプロバスケットボール界を担うアカデミー生(中学生)への栄養支援として、「幕張ケアセンターそよ風」で、当社の管理栄養士が監修した栄養バランスに優れた夕食の提供をいたします。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/259683/LL_img_259683_2.jpg
「そよ風」の食事イメージ

(2) 「幕張ケアセンターそよ風」の施設内リハビリスペースを、デイサービスで使用しない夜間や休日に、自分の体重だけで負荷をかけて行う自重トレーニングスペースとして貸し出しします。このスペースは、チーム選手のみならず、ユースのトレーニングや勉強、チアリーディングなどの練習での利用も可能です。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/259683/LL_img_259683_3.jpg
機能訓練室イメージ

(3) クラブのサポートにより「幕張ケアセンターそよ風」利用者用の機能訓練プログラムを開発。加えて、アカデミー生などと共同での実施もイベントとして行う予定です。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/259683/LL_img_259683_4.jpg
幕張ケアセンターそよ風<外観>

なお、施設への来館や機能訓練の共同実施、スタジアム観戦のイベントについては、新型コロナウイルス感染拡大防止を含む各状況により実施時期を決定する予定です。


4. 期待できる4つの効果
・「そよ風」利用者に対して、刺激、応援や観戦などの楽しみといった新しい価値を提供
・プロスポーツチームおよび選手に対して、新しいファン層の獲得
・栄養支援を通じてアカデミー生の心身の成長をバックアップ
・「そよ風」利用者やご家族、施設スタッフ、アカデミー生における多世代の地域交流を推進

日常的にアカデミー生が来館し、食事や共同開発した機能訓練プログラムを行うなど、他の高齢者施設にはない特徴となります。これにより、「そよ風」利用者に対しては、元気いっぱいのアカデミー生との交流による刺激や、選手およびクラブを応援するという楽しみなど新しい価値が生まれます。また「そよ風」利用者のご家族にも『「そよ風」に行くと元気になって帰ってきてくれる』と感じていただけるようなサービスになると期待しています。

また、スポーツ選手にとって重要な栄養バランスに優れた食事やトレーニングスペースの確保などの課題解決のみならず、地元ファンが大きな資産となるプロスポーツチーム、選手にとって、現状20〜30代の若い世代が中心となるファンに加えて、シニアまでのファン層の拡大につながるメリットがあります。

そして、「そよ風」利用者や当社職員が一丸となり、地元チームや選手を応援し、世代を超えた交流による、持続可能な地域活性化につなげてまいります。


5. 今後の予定
今後は、プロスポーツ選手へのヒアリングの際にあげられた日常的な困りごとに対してのサポートの幅をさらに広げていく予定です。一例として、短日数勤務での雇用を考えております。練習や大会以外の隙間時間に、「そよ風」の施設で働くことで、収入を増やすことが可能となります。
また、引退後も施設での雇用はもちろん、プロスポーツ選手としての経験をいかした本社での業務を創設するなど、現役選手のサポートのみならず、引退後のサポートもおこなっていく計画です。

実施内容は現時点での予定となります。各スポーツチームおよび選手へのヒアリングや、その時々の状況により、随時見直しを行います。また今後の活動内容は、各チームや選手との締結ごとに順次発表してまいります。


6. プロジェクト始動に際して専門部署を新設
この度の「イマドキシニア」プロジェクトを開始するにあたり、社内に専門部署「未来ビジネス開発部」を新設いたしました。今後は、「イマドキシニア」プロジェクトをはじめ、多世代に向けて“健康でいられる仕組みづくり”の開発を進める計画です。そのため、医療機関や企業、団体、個人などとのアライアンスを積極的に行ってまいります。


<参考>
■「千葉ジェッツふなばし」について
「千葉県をバスケットボール王国にする」をビジョンに千葉県船橋市をホームタウンとして、国内男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」B1に所属。天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会で3連覇を達成。バスケットボール男子日本代表選手を輩出している。Bリーグ3年連続試合観客動員数1位を記録するプロバスケットボールチームでもあります。(URL: https://chibajets.jp/ )


≪会社概要≫
商号 : 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ
代表者 : 代表取締役社長 中川 清彦
所在地 : 東京都港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル
設立 : 1975年6月
URL : https://corp.unimat-rc.co.jp/
事業内容: 【介護事業】全国で高齢者介護事業を「そよ風」のブランドで展開
【飲食事業】レストラン事業、コーヒー豆加工販売・カフェ事業、
洋菓子の製造・販売事業
【ホテル事業】ホテル事業、フィットネス事業等
【その他事業】不動産賃貸事業、有料職業紹介事業、宅食事業
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