佐渡ヶ島の歴史的な繋がりを表現したアート作品『状景を紡ぐ』を公開
[21/07/30]
提供元:@Press
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小岩金網株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役:西村 康志)は、早稲田大学 古谷誠章・藤井由理研究室との共同研究成果として、佐渡ヶ島における山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるアート作品『状景を紡ぐ』を、さどの島銀河芸術祭に出典致します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/268684/LL_img_268684_1.jpg
状景を紡ぐ
【展示詳細】
■山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるアート作品
大間港にかつて存在し生産システムを繋げていたレール、佐渡金山のシルエット、それら2つを繋げるように佐渡金山で使われていた揚水機のイメージから螺旋状のオブジェクトを提案します。
このオブジェクトがあることで、大間港に残る遺構すべてが一つの作品と見えることを想定しています。
訪れる人は大間港の風景を眺め、その歴史的な繋がりを想像されることかと存じます。
■旧 大間港跡
佐渡金山から大間港まで、金の採掘から発展していった相川町では、400年に亘る先人たちの営み、鉱山技術や生産システムの変遷など、歴史的価値の高い貴重な遺産群が多く残されています。
特に、大島高任らによる佐渡金山の開発によって、近代化したかつての風景を今も尚、感じることができます。歴史的に佐渡ヶ島と本土をつなぐ玄関口であった大間港は、芸術祭において佐渡ヶ島に訪れる人と佐渡ヶ島の人との接点になりうる場所と考えられます。
大間港は、鉱山の資材搬入が行われ、現在においてはその近代産業の遺構が残るサイトスペシフィックな場所です。一方で、鉱山資材を運んでいたレールや資材を持ち上げるクレーンがなく、金山までの生産システムを繋げていた部分が欠けてしまったと見ることができます。そこで、鉱山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるオブジェクトを考えます。
■オブジェ
生産システムを繋げていたレール群、佐渡金山のシルエット、大間港と佐渡金山を繋げるように使われていた用水機の三点をモチーフとし、大間港に張り巡らされたレールを金網のフレームを用いることで表現し、レールが巻き付くようなシルエットを遠くから見ることで佐渡金山を彷彿させ、生産システムのトップとボトムを繋げた用水機のイメージから、螺旋状の平面形をオブジェクトとして取り上げました。
■ダブルベンチ
オブジェの切れ端のコンセプトで作られたダブルベンチは金網の蛇籠に、ソーシャルディスタンスを保ちながら2つの木製の座面を設置しました。間の空間には、ソーラーパネルを設置し、夜には日中に発電した電力で灯りを灯します。
■制作過程
縦線と横線の間隔を設計図どおりに配置し接点を丁寧に溶接します。
■さどの島銀河芸術祭
佐渡の自然や歴史、その中で育まれた民話や伝承、この地で暮らす人々の魅力を、島内外のアーティスト達が媒介となり再発見していきます。(公式から引用)
■過去と未来の帰港地
佐渡ヶ島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘りおこし、島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的に、「さどの島銀河芸術祭2021」を開催いたします。島内各地で、作品展示やアートイベントを行います。島内の寺、県指定有形民俗文化財である大膳神社能舞台、舟小屋、世界農業遺産(GIAHS)に登録された象徴される岩首地区の棚田、国の重要文化財、史跡、近代化産業遺産に指定されている北沢浮遊選鉱場など、既知の観光地とは異なるスポットを訪ねてもらうことで、来場者に佐渡についてより深く知ってもらう一助になればと考えています。(公式から引用)
早稲田大学 古谷誠章・藤井由理研究室との産学協同研究
2016年度より、早稲田大学 古谷誠章・藤井由理研究室と産学協同研究を開始。
建築の「資材」として考えられている金網を「素材」として見直し、多様な種類と特性を理解することで、金網に対する考え方を拡張し、その価値を再検討、再発見することを目的とし活動中。
金網を用いて、家具から建築までの間の身体スケールでの新しい空間デザインについての研究・提案を行っています。
■なぜ佐渡なのか
大島高任
文政9年5月11日(1826年6月16日)、盛岡仁王小路にて盛岡藩侍医・大島周意の長男として生まれる。天保13年(1842年)17歳で留学、江戸で蘭方医の箕作阮甫や坪井信道に師事し、長崎では採鉱術を学ぶ。その後数々の事業に携わり、近代製鉄の父と呼ばれる。
佐渡金山の開発方針を決め、近代化を進めた立役者である大島高任は、日本人初による鉱山の火薬による採掘法に着手や、新技術で小坂・阿仁・佐渡などの鉱山を開拓し、金・銀・銅の精錬にも画期的な成果を収めるなど日本近代製鉄業の父と称されています。
その大島高任と縁が深い岩手県釡石市には、鉄鉱石製錬による出銑に成功した洋式高炉が存在し、近代製鉄産業発祥の地となっています。
以上より、大島高任を介した佐渡と釡石市など日本の近代産業の発展の歴史から本芸術祭出展を行うオブジェクトは芸術祭のみに止まらず、地域を超え近代産業を支えた遺産・歴史を紡ぐような作品の制作が多く行われています。
■特設サイト
サイト名 : 『状景を紡ぐ』特設サイト
運営会社名: 小岩金網株式会社
所在地 : 〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目20番14号
営業時間 : 10:00 - 18:00
サイトURL : https://www.koiwa.co.jp/sado-art
■会場情報
展示会場 :さどの島銀河芸術祭
展示期間 :2021年8月8日〜10月2日
開催地 :相川地区 大間港(佐渡市相川柴町16)
備考 :駐車場:相川体育館裏(徒歩約5分)※大間港構内は私有地ですので、車両は無断で侵入・駐車しないようお気をつけください。
【会社概要】
社名 : 小岩金網株式会社
代表者: 代表取締役 西村 康志
所在地: (本社)
〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目20番14号
URL : https://www.koiwa.co.jp/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/268684/LL_img_268684_1.jpg
状景を紡ぐ
【展示詳細】
■山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるアート作品
大間港にかつて存在し生産システムを繋げていたレール、佐渡金山のシルエット、それら2つを繋げるように佐渡金山で使われていた揚水機のイメージから螺旋状のオブジェクトを提案します。
このオブジェクトがあることで、大間港に残る遺構すべてが一つの作品と見えることを想定しています。
訪れる人は大間港の風景を眺め、その歴史的な繋がりを想像されることかと存じます。
■旧 大間港跡
佐渡金山から大間港まで、金の採掘から発展していった相川町では、400年に亘る先人たちの営み、鉱山技術や生産システムの変遷など、歴史的価値の高い貴重な遺産群が多く残されています。
特に、大島高任らによる佐渡金山の開発によって、近代化したかつての風景を今も尚、感じることができます。歴史的に佐渡ヶ島と本土をつなぐ玄関口であった大間港は、芸術祭において佐渡ヶ島に訪れる人と佐渡ヶ島の人との接点になりうる場所と考えられます。
大間港は、鉱山の資材搬入が行われ、現在においてはその近代産業の遺構が残るサイトスペシフィックな場所です。一方で、鉱山資材を運んでいたレールや資材を持ち上げるクレーンがなく、金山までの生産システムを繋げていた部分が欠けてしまったと見ることができます。そこで、鉱山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるオブジェクトを考えます。
■オブジェ
生産システムを繋げていたレール群、佐渡金山のシルエット、大間港と佐渡金山を繋げるように使われていた用水機の三点をモチーフとし、大間港に張り巡らされたレールを金網のフレームを用いることで表現し、レールが巻き付くようなシルエットを遠くから見ることで佐渡金山を彷彿させ、生産システムのトップとボトムを繋げた用水機のイメージから、螺旋状の平面形をオブジェクトとして取り上げました。
■ダブルベンチ
オブジェの切れ端のコンセプトで作られたダブルベンチは金網の蛇籠に、ソーシャルディスタンスを保ちながら2つの木製の座面を設置しました。間の空間には、ソーラーパネルを設置し、夜には日中に発電した電力で灯りを灯します。
■制作過程
縦線と横線の間隔を設計図どおりに配置し接点を丁寧に溶接します。
■さどの島銀河芸術祭
佐渡の自然や歴史、その中で育まれた民話や伝承、この地で暮らす人々の魅力を、島内外のアーティスト達が媒介となり再発見していきます。(公式から引用)
■過去と未来の帰港地
佐渡ヶ島の自然や歴史、点在する民話や伝承を掘りおこし、島内外からの刺激とともに新しい創造空間をつくり出し、「銀河」のようなきらめきや美的価値観を創造していくことを目的に、「さどの島銀河芸術祭2021」を開催いたします。島内各地で、作品展示やアートイベントを行います。島内の寺、県指定有形民俗文化財である大膳神社能舞台、舟小屋、世界農業遺産(GIAHS)に登録された象徴される岩首地区の棚田、国の重要文化財、史跡、近代化産業遺産に指定されている北沢浮遊選鉱場など、既知の観光地とは異なるスポットを訪ねてもらうことで、来場者に佐渡についてより深く知ってもらう一助になればと考えています。(公式から引用)
早稲田大学 古谷誠章・藤井由理研究室との産学協同研究
2016年度より、早稲田大学 古谷誠章・藤井由理研究室と産学協同研究を開始。
建築の「資材」として考えられている金網を「素材」として見直し、多様な種類と特性を理解することで、金網に対する考え方を拡張し、その価値を再検討、再発見することを目的とし活動中。
金網を用いて、家具から建築までの間の身体スケールでの新しい空間デザインについての研究・提案を行っています。
■なぜ佐渡なのか
大島高任
文政9年5月11日(1826年6月16日)、盛岡仁王小路にて盛岡藩侍医・大島周意の長男として生まれる。天保13年(1842年)17歳で留学、江戸で蘭方医の箕作阮甫や坪井信道に師事し、長崎では採鉱術を学ぶ。その後数々の事業に携わり、近代製鉄の父と呼ばれる。
佐渡金山の開発方針を決め、近代化を進めた立役者である大島高任は、日本人初による鉱山の火薬による採掘法に着手や、新技術で小坂・阿仁・佐渡などの鉱山を開拓し、金・銀・銅の精錬にも画期的な成果を収めるなど日本近代製鉄業の父と称されています。
その大島高任と縁が深い岩手県釡石市には、鉄鉱石製錬による出銑に成功した洋式高炉が存在し、近代製鉄産業発祥の地となっています。
以上より、大島高任を介した佐渡と釡石市など日本の近代産業の発展の歴史から本芸術祭出展を行うオブジェクトは芸術祭のみに止まらず、地域を超え近代産業を支えた遺産・歴史を紡ぐような作品の制作が多く行われています。
■特設サイト
サイト名 : 『状景を紡ぐ』特設サイト
運営会社名: 小岩金網株式会社
所在地 : 〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目20番14号
営業時間 : 10:00 - 18:00
サイトURL : https://www.koiwa.co.jp/sado-art
■会場情報
展示会場 :さどの島銀河芸術祭
展示期間 :2021年8月8日〜10月2日
開催地 :相川地区 大間港(佐渡市相川柴町16)
備考 :駐車場:相川体育館裏(徒歩約5分)※大間港構内は私有地ですので、車両は無断で侵入・駐車しないようお気をつけください。
【会社概要】
社名 : 小岩金網株式会社
代表者: 代表取締役 西村 康志
所在地: (本社)
〒111-0035 東京都台東区西浅草3丁目20番14号
URL : https://www.koiwa.co.jp/