アジア5カ国の現代の信仰や死生観をテーマとしたアートのミニフェスが11月4日からオンライン・オンサイト同時開催
[22/09/30]
提供元:@Press
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新型コロナウイルスの世界的な流行とともに始まった新時代の国際協働プロジェクト「テラジア|隔離の時代を旅する演劇」は、お寺で上演するための演劇『テラ』を基に、アジア各地で現代の信仰や死生観をテーマとした様々な創作活動を展開しています。
2022年11月4日から、作品やトーク映像をオンラインで連続公開する10日間のミニフェス「テラジア オンラインウィーク2022」を開催します。
さらに、日本・タイ・ベトナム・ミャンマー・インドネシア各地で、テラジアのアーティストたちに直接出会えるオンサイトイベントも同時開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_1.jpg
テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト
■開催概要
【1】「テラジア オンラインウィーク2022」
会期 : 2022年11月4日(金)〜13日(日)
会場 : テラジア オンラインウィーク2022 特設サイト
( https://terasia.net/event/onlineweek2022/ )
主催 : 合同会社UPN
助成 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
コンセプト: TERASIA
【2】「テラジア オンサイト2022 in 東京」
会期 : 2022年11月8日(火)〜13日(日)
会場 : PARA
( https://paratheater.com/1d3f6a80cd40450aacb2afc80a83a52f )
主催 : 合同会社UPN
共催 : PARA
コンセプト : TERASIA
お問い合わせ: terasia.info@gmail.com
■Transit -主催者メッセージ-
誰も予想しなかった形で突如はじまった隔離の時代は、今や様変わりしました。政治・経済・社会の至るところに深い爪痕を残しながらも、新型コロナウイルス感染症による世界全体の死者数は低い水準になり、国境を越えるフィジカルな移動が再開されました。
2022年9月、テラジアはインドネシアのジャカルタで、プロジェクト開始以来初となる対面のミーティングを行いました。新たな仲間も加わり、来年開催予定の芸術祭「Sua TERASIA 2023」の準備を始めています。「Sua」はインドネシアの言葉で《集い・出会い》を意味します。文字通り全メンバーが一堂に会するプロジェクトの最終地点を、今、私たちは見据えています。
「テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト」は、この旅の最後のトランジット(一時寄港地)です。多彩な作品と、その創作に至る思考と試行が詰まった特設ウェブサイトは、自由に回遊し、ひらめきを得ることができる空間として開かれます。また、アジア各地に、実際に足を運ぶことができる会場も設けました。そこを訪れる方には、遠隔からは覗き見ることができない特別な体験が待っています。国境を超えてつながり、鑑賞し、おもしろがる10日間。みなさんにお会いできることを楽しみにしています!
■テラジアとは? 国境をまたがずにアジアを旅するTERA×ASIA
2018年に東京で初演された演劇作品『テラ』。現代の信仰や死生観をあぶり出したこの作品は、アジア各地のアーティストたちの共感を呼びました。
そして2020年、コロナウイルスの影響下で、地域ごとに独自の解釈・改変を加えた多彩な作品を創作する試み「テラジア|隔離の時代を旅する演劇」が始まりました。
2022年現在、日本、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシアから、それぞれの国に根差すアーティストたちが参加しています。
各地の作品は共通して、死について、また神仏や霊魂といった不可視の存在について、詩、話芸、音楽や空間の力を借りながら、鑑賞者一人ひとりの価値観に照らして問いかけます。
-わたしたちは何者か。
-何を信じ、どこに向かうのか。
-生きるとは、死ぬとは?
「テラジア」は土着の思想をあえて色濃く反映させ、互いを尊重し、連帯し、創造する姿勢を貫いてきました。そして、他に類を見ない自由な広がりを続けています。
>>さらに詳しく読む https://terasia.net/about/
■主なプログラム
【作品映像】
○インドネシア 音楽セッション
日本・タイ・インドネシアの3人の音楽家が、ジャカルタ滞在中に行なった即興のセッションの記録映像を公開。
音楽:田中教順、グリット・レカクン、ラウェ・サマガハ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_3.jpg
インドネシア 音楽セッション /写真:冨田了平
○ミャンマー 演劇作品『Markings of the Cartwheel 轍』
ミャンマーの若い世代とのワークショップを通じ、観客と共に「善行と悪行」「現世と来世」について考えるフォーラム・シアター型の新作を創作する。上演映像と、アーティストによるビデオメッセージを公開する。
アーティスト:ズン・エイ・ピュー、ティラ・ミン、ソウ・モウ・トゥ、ニャン・ジー、スー・ミャッ・ノウ・ウー、ズィン・ピェー・ピェー・ピョー
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_5.jpeg
ミャンマー 演劇作品『Markings of the Cartwheel 轍』
○タイ『TERA Tera(テラ・テラ)』(2020)
2020年10月にタイ・チェンマイのパーラート寺院で上演された演劇作品を日本語字幕付きで公開。タイ仏教やチベット仏教、北タイの伝統文化や音楽、神話、哲学、瞑想、舞踏、児童文学など死生観にまつわる多様な要素を織り込んだ作品。
演出:ナルモン・タマプルックサー/出演:ソノコ・プロウ、グラム・タム/音楽:グリット・レカクン、トーポン・サメージャイ/映像:スパモーク・シラーラック
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_8.png
タイ 演劇作品『TERA Tera』
○日本『テラ 京都編』(2021)
2021年3月に京都の臨済宗 興聖寺で上演された演劇作品。東京の浄土宗 西方寺で始まった『テラ』から、2つの地域と2つの宗派のはざまを3年かけて旅し、辿り着いた日本チームの第2作。
演出:坂田ゆかり/出演:稲継美保/音楽:田中教順/ドラマトゥルク:渡辺真帆
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_7.jpg
日本 演劇作品『テラ 京都編』 /写真:北川啓太
○ミャンマー『Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす』(2022) 3Dアーカイブ
ミャンマー出身のカミズは2021年2月のクーデター勃発以降、犠牲になった人々の顔をかたどった紙製のマスクを制作。2022年5月に東京で開催された展覧会では、100点の実物のマスクを、そのモデルになった故人の情報とともに世界初公開した。現在、東京藝術大学デジタルツイン( https://dt.geidai.ac.jp/ )で公開中の3Dアーカイブを紹介。
アーティスト:カミズ/キュレーター:居原田遥/アーカイブ制作協力:東京藝大アートDX
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_10.jpeg
ミャンマー インスタレーション「Masking/Unmasking Death 」 /写真:冨田了平
【トーク】
○オープニング:トランジット 旅の軌跡
2022年9月、各地からメンバー7名がインドネシア・ジャカルタに集合。来年開催される芸術祭「Sua TERASIA 2023」に向けた準備を開始した。オープニングトークでは、インドネシアの滞在報告を交えながら、「テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト」の見どころを紹介する。
登壇:渡辺真帆、ナルモン・タマプルックサー、ズン・エイ・ピュー、グエン・ハイ・イェン、ディンドン W.S.
○ベトナム『Tangerine Womb』作品構想プレゼンテーション
映像作家レッドの出身地であるベトナム北東部ランソン省にある洞窟の寺やみかん農園などを舞台に、現在制作進行中のパフォーマンス映像作品『Tangerine Womb』に関するプレゼンテーション動画を公開する。
登壇:グエン・ハイ・イェン(レッド)、渡辺真帆
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_9.jpg
ベトナム パフォーマンス映像作品『Tangerine Womb』 /写真:山畑俊樹
※追加のプログラム情報は、特設サイト( https://terasia.net/event/onlineweek2022/ )にて随時更新されます。
■同時開催「テラジア オンサイト2022 in 東京」
東京・神保町の劇場PARA( https://paratheater.com/ )にて、テラジアをより深く知り楽しめるオンサイトイベントを開催!
日替わりで行われるプログラム内容は、展示、映像上映、トーク、ライブパフォーマンスなど。
プログラム詳細: 10月16日(日) 公開
チケット発売 : 10月25日(火)20:00 開始予定
チケットはPARAイベントページにて、お求めください。
https://paratheater.com/1d3f6a80cd40450aacb2afc80a83a52f
2022年11月4日から、作品やトーク映像をオンラインで連続公開する10日間のミニフェス「テラジア オンラインウィーク2022」を開催します。
さらに、日本・タイ・ベトナム・ミャンマー・インドネシア各地で、テラジアのアーティストたちに直接出会えるオンサイトイベントも同時開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_1.jpg
テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト
■開催概要
【1】「テラジア オンラインウィーク2022」
会期 : 2022年11月4日(金)〜13日(日)
会場 : テラジア オンラインウィーク2022 特設サイト
( https://terasia.net/event/onlineweek2022/ )
主催 : 合同会社UPN
助成 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
コンセプト: TERASIA
【2】「テラジア オンサイト2022 in 東京」
会期 : 2022年11月8日(火)〜13日(日)
会場 : PARA
( https://paratheater.com/1d3f6a80cd40450aacb2afc80a83a52f )
主催 : 合同会社UPN
共催 : PARA
コンセプト : TERASIA
お問い合わせ: terasia.info@gmail.com
■Transit -主催者メッセージ-
誰も予想しなかった形で突如はじまった隔離の時代は、今や様変わりしました。政治・経済・社会の至るところに深い爪痕を残しながらも、新型コロナウイルス感染症による世界全体の死者数は低い水準になり、国境を越えるフィジカルな移動が再開されました。
2022年9月、テラジアはインドネシアのジャカルタで、プロジェクト開始以来初となる対面のミーティングを行いました。新たな仲間も加わり、来年開催予定の芸術祭「Sua TERASIA 2023」の準備を始めています。「Sua」はインドネシアの言葉で《集い・出会い》を意味します。文字通り全メンバーが一堂に会するプロジェクトの最終地点を、今、私たちは見据えています。
「テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト」は、この旅の最後のトランジット(一時寄港地)です。多彩な作品と、その創作に至る思考と試行が詰まった特設ウェブサイトは、自由に回遊し、ひらめきを得ることができる空間として開かれます。また、アジア各地に、実際に足を運ぶことができる会場も設けました。そこを訪れる方には、遠隔からは覗き見ることができない特別な体験が待っています。国境を超えてつながり、鑑賞し、おもしろがる10日間。みなさんにお会いできることを楽しみにしています!
■テラジアとは? 国境をまたがずにアジアを旅するTERA×ASIA
2018年に東京で初演された演劇作品『テラ』。現代の信仰や死生観をあぶり出したこの作品は、アジア各地のアーティストたちの共感を呼びました。
そして2020年、コロナウイルスの影響下で、地域ごとに独自の解釈・改変を加えた多彩な作品を創作する試み「テラジア|隔離の時代を旅する演劇」が始まりました。
2022年現在、日本、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシアから、それぞれの国に根差すアーティストたちが参加しています。
各地の作品は共通して、死について、また神仏や霊魂といった不可視の存在について、詩、話芸、音楽や空間の力を借りながら、鑑賞者一人ひとりの価値観に照らして問いかけます。
-わたしたちは何者か。
-何を信じ、どこに向かうのか。
-生きるとは、死ぬとは?
「テラジア」は土着の思想をあえて色濃く反映させ、互いを尊重し、連帯し、創造する姿勢を貫いてきました。そして、他に類を見ない自由な広がりを続けています。
>>さらに詳しく読む https://terasia.net/about/
■主なプログラム
【作品映像】
○インドネシア 音楽セッション
日本・タイ・インドネシアの3人の音楽家が、ジャカルタ滞在中に行なった即興のセッションの記録映像を公開。
音楽:田中教順、グリット・レカクン、ラウェ・サマガハ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_3.jpg
インドネシア 音楽セッション /写真:冨田了平
○ミャンマー 演劇作品『Markings of the Cartwheel 轍』
ミャンマーの若い世代とのワークショップを通じ、観客と共に「善行と悪行」「現世と来世」について考えるフォーラム・シアター型の新作を創作する。上演映像と、アーティストによるビデオメッセージを公開する。
アーティスト:ズン・エイ・ピュー、ティラ・ミン、ソウ・モウ・トゥ、ニャン・ジー、スー・ミャッ・ノウ・ウー、ズィン・ピェー・ピェー・ピョー
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_5.jpeg
ミャンマー 演劇作品『Markings of the Cartwheel 轍』
○タイ『TERA Tera(テラ・テラ)』(2020)
2020年10月にタイ・チェンマイのパーラート寺院で上演された演劇作品を日本語字幕付きで公開。タイ仏教やチベット仏教、北タイの伝統文化や音楽、神話、哲学、瞑想、舞踏、児童文学など死生観にまつわる多様な要素を織り込んだ作品。
演出:ナルモン・タマプルックサー/出演:ソノコ・プロウ、グラム・タム/音楽:グリット・レカクン、トーポン・サメージャイ/映像:スパモーク・シラーラック
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_8.png
タイ 演劇作品『TERA Tera』
○日本『テラ 京都編』(2021)
2021年3月に京都の臨済宗 興聖寺で上演された演劇作品。東京の浄土宗 西方寺で始まった『テラ』から、2つの地域と2つの宗派のはざまを3年かけて旅し、辿り着いた日本チームの第2作。
演出:坂田ゆかり/出演:稲継美保/音楽:田中教順/ドラマトゥルク:渡辺真帆
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_7.jpg
日本 演劇作品『テラ 京都編』 /写真:北川啓太
○ミャンマー『Masking/Unmasking Death 死をマスクする/仮面を剥がす』(2022) 3Dアーカイブ
ミャンマー出身のカミズは2021年2月のクーデター勃発以降、犠牲になった人々の顔をかたどった紙製のマスクを制作。2022年5月に東京で開催された展覧会では、100点の実物のマスクを、そのモデルになった故人の情報とともに世界初公開した。現在、東京藝術大学デジタルツイン( https://dt.geidai.ac.jp/ )で公開中の3Dアーカイブを紹介。
アーティスト:カミズ/キュレーター:居原田遥/アーカイブ制作協力:東京藝大アートDX
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_10.jpeg
ミャンマー インスタレーション「Masking/Unmasking Death 」 /写真:冨田了平
【トーク】
○オープニング:トランジット 旅の軌跡
2022年9月、各地からメンバー7名がインドネシア・ジャカルタに集合。来年開催される芸術祭「Sua TERASIA 2023」に向けた準備を開始した。オープニングトークでは、インドネシアの滞在報告を交えながら、「テラジア オンラインウィーク2022+オンサイト」の見どころを紹介する。
登壇:渡辺真帆、ナルモン・タマプルックサー、ズン・エイ・ピュー、グエン・ハイ・イェン、ディンドン W.S.
○ベトナム『Tangerine Womb』作品構想プレゼンテーション
映像作家レッドの出身地であるベトナム北東部ランソン省にある洞窟の寺やみかん農園などを舞台に、現在制作進行中のパフォーマンス映像作品『Tangerine Womb』に関するプレゼンテーション動画を公開する。
登壇:グエン・ハイ・イェン(レッド)、渡辺真帆
画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/328180/LL_img_328180_9.jpg
ベトナム パフォーマンス映像作品『Tangerine Womb』 /写真:山畑俊樹
※追加のプログラム情報は、特設サイト( https://terasia.net/event/onlineweek2022/ )にて随時更新されます。
■同時開催「テラジア オンサイト2022 in 東京」
東京・神保町の劇場PARA( https://paratheater.com/ )にて、テラジアをより深く知り楽しめるオンサイトイベントを開催!
日替わりで行われるプログラム内容は、展示、映像上映、トーク、ライブパフォーマンスなど。
プログラム詳細: 10月16日(日) 公開
チケット発売 : 10月25日(火)20:00 開始予定
チケットはPARAイベントページにて、お求めください。
https://paratheater.com/1d3f6a80cd40450aacb2afc80a83a52f