GfK Japan調べ:2015年上半期の玩具の販売動向 女児玩具や基礎玩具が大きく伸長し、金額ベースで前年比9%増
[15/08/04]
提供元:@Press
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ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、全国の家電量販店、GMS、インターネット販売における2015年上半期の玩具の販売動向(*)を発表した。
【概要】
・基幹の男児玩具に加え、女児玩具、基礎玩具が大きく伸長し、上半期の玩具販売額は前年比9%増。
・キャラクター別販売金額トップは妖怪ウォッチ。注目のSTAR WARSは金額前年比71%増と大幅伸長。
【2015年上半期の大分類別販売動向】
2015年上半期の玩具市場は、金額ベースで前年比9%増となった。玩具市場全体で約40%の金額構成比を占める男児玩具は、「妖怪ウォッチ」関連商品の販売好調が続いたことから金額前年比6%増となった。昨年停滞していた女児玩具は、「シルバニアファミリー」「メルちゃん」「リカちゃん」といった定番キャラクターに加え、「ファンルーム」や「アクアビーズ」に代表される女児ホビーが同74%増と記録的な成長を遂げたことで、女児玩具全体としても同9%増に達した。また基礎玩具では「アンパンマン」関連商品が堅調に推移したことに加え、ブロックが引き続き拡大したことで同24%増となった。そしてゲームでは、不振に陥っていたシミュレーション・カードゲームにおいて「遊戯王」や「デュエル・マスターズ」など一部キャラクターで販売回復が見られたこと、またジグソーパズルや「ウノ」「ジェンガ」などパーティー・ジョーク関連商品が好調であったことから、同1%増と僅かながら前年同期を上回った。(図1) なお前年に実施された消費増税の純玩具における影響は限定的であり、前年対比でも3月が幾分落ち込んだ以外に影響は殆ど見られなかった。
図1. 2015年上半期 大分類別販売金額前年同期比
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_1.png
【2015年上半期のキャラクター別販売動向】
キャラクター別の販売動向を見ると、2015年上半期の販売金額ランキングのトップは昨年下半期より人気が沸騰した「妖怪ウォッチ」であった(表1)。上位のランキングでは順位の変動こそあれ、新たな顔ぶれは見られなかった。
次に販売金額が前年同期から1.5倍以上伸長したキャラクターを見てみると(図2)、先の「妖怪ウォッチ」に加え、『アナと雪の女王』に代表される「ディズニープリンセス」やシリーズ1周年の「プリパラ」が大きく伸びたことが分かる。さらにはガンプラ35周年の「ガンダム」、年末公開予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で話題が高まる「STAR WARS」、昨年30周年を迎えた「トランスフォーマー」など大人向けキャラクターも大きな伸びを示した。
表1. 2015年上半期キャラクター別販売金額ランキング
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_2.png
図2. 2015年上半期主要キャラクター別販売金額前年比
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_3.png
(*)テレビゲーム関連商品、ホビー関連商品(プラモデル、フィギュアなど)、雑貨等を除いた純玩具
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社、GfKの一員です。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。
URL: http://www.gfk.com/jp
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
【概要】
・基幹の男児玩具に加え、女児玩具、基礎玩具が大きく伸長し、上半期の玩具販売額は前年比9%増。
・キャラクター別販売金額トップは妖怪ウォッチ。注目のSTAR WARSは金額前年比71%増と大幅伸長。
【2015年上半期の大分類別販売動向】
2015年上半期の玩具市場は、金額ベースで前年比9%増となった。玩具市場全体で約40%の金額構成比を占める男児玩具は、「妖怪ウォッチ」関連商品の販売好調が続いたことから金額前年比6%増となった。昨年停滞していた女児玩具は、「シルバニアファミリー」「メルちゃん」「リカちゃん」といった定番キャラクターに加え、「ファンルーム」や「アクアビーズ」に代表される女児ホビーが同74%増と記録的な成長を遂げたことで、女児玩具全体としても同9%増に達した。また基礎玩具では「アンパンマン」関連商品が堅調に推移したことに加え、ブロックが引き続き拡大したことで同24%増となった。そしてゲームでは、不振に陥っていたシミュレーション・カードゲームにおいて「遊戯王」や「デュエル・マスターズ」など一部キャラクターで販売回復が見られたこと、またジグソーパズルや「ウノ」「ジェンガ」などパーティー・ジョーク関連商品が好調であったことから、同1%増と僅かながら前年同期を上回った。(図1) なお前年に実施された消費増税の純玩具における影響は限定的であり、前年対比でも3月が幾分落ち込んだ以外に影響は殆ど見られなかった。
図1. 2015年上半期 大分類別販売金額前年同期比
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_1.png
【2015年上半期のキャラクター別販売動向】
キャラクター別の販売動向を見ると、2015年上半期の販売金額ランキングのトップは昨年下半期より人気が沸騰した「妖怪ウォッチ」であった(表1)。上位のランキングでは順位の変動こそあれ、新たな顔ぶれは見られなかった。
次に販売金額が前年同期から1.5倍以上伸長したキャラクターを見てみると(図2)、先の「妖怪ウォッチ」に加え、『アナと雪の女王』に代表される「ディズニープリンセス」やシリーズ1周年の「プリパラ」が大きく伸びたことが分かる。さらにはガンプラ35周年の「ガンダム」、年末公開予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で話題が高まる「STAR WARS」、昨年30周年を迎えた「トランスフォーマー」など大人向けキャラクターも大きな伸びを示した。
表1. 2015年上半期キャラクター別販売金額ランキング
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_2.png
図2. 2015年上半期主要キャラクター別販売金額前年比
https://www.atpress.ne.jp/releases/69573/img_69573_3.png
(*)テレビゲーム関連商品、ホビー関連商品(プラモデル、フィギュアなど)、雑貨等を除いた純玩具
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社、GfKの一員です。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。
URL: http://www.gfk.com/jp
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。