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エヌ・アンド・シー調べ 新国立競技場でコンサートを楽しみたいアーティストは? 男性が選ぶ1位は「サザン」、女性が選ぶ1位は「嵐」

建設業界に特化した技術系人材派遣・人材紹介サービス「Construction Engineering(コンストラクションエンジニアリング)」を行っている株式会社エヌ・アンド・シー(http://www.nandc.co.jp/)(本社:東京都港区、代表取締役社長 長田 健)は、2015年8月24日〜8月27日の4日間、関東に住む20歳〜59歳の男女ビジネスパーソンを対象に、「2020年東京五輪関連施設の建設に関する意識調査」をインターネットリサーチにより実施し、2,000名の有効サンプルを集計しました。


(2020年東京五輪開催に期待すること)
◆東京五輪効果 期待度1位「経済効果」、4人に3人が期待
◆ビジネスパーソンの3割が「都心・湾岸エリアの開発進展や交通網拡充」を期待、2013年より順位上昇
◆交通インフラの整備・拡充計画 ビジネスパーソンの希望度が高いのは?
トップは「羽田空港アクセス線」で6割が実現を希望

関東に住む20歳〜59歳の男女ビジネスパーソン2,000名(全回答者)に、2020年に開催される東京オリンピックに期待する『日本への効果』を聞いたところ、最も多かったのは「経済効果」で75.6%と際立って高く、次いで、「スポーツ振興」39.7%、「都心・湾岸エリアの開発の進展や交通網拡充」29.7%、「バリアフリー社会の進展」18.2%、「東日本大震災被災地復興の加速化」16.8%が続きました。
2013年に行った「2020五輪開催による経済効果と都心・湾岸開発に関する意識調査」(10月実施、11月発表http://www.nandc.co.jp/company/ishikichosa.html )でも同じ質問をしており、その結果と今回の結果を順位で比較すると、「都心・湾岸エリアの開発の進展や交通網拡充」(2013年4位→2015年3位)や「バリアフリー社会の進展」(2013年6位→2015年4位)では順位が上がった一方、「東日本大震災被災地復興の加速化」(2013年3位→2015年5位)では順位が下がる結果となりました。

また、東京五輪開催に向けて、交通インフラの整備・拡充計画がいくつも浮上していますが、全回答者(2,000名)に、交通インフラ整備・拡充計画について実現を希望するかどうか聞いたところ、希望するビジネスパーソンの割合が最も高かったのは「『新宿駅-羽田空港』『東京駅-羽田空港』『新木場駅-羽田空港』を結ぶ羽田空港アクセス線」で59.7%、次いで、「首都圏三環状道路(首都高速中央環状線、東京外かく環状道路、首都圏中央連絡自動車道)の整備」が54.6%で続きました。


(2020年東京五輪関連施設の建設に対する心配)
◆東京五輪関連施設の建設についての心配は?
「計画の迷走」と「コストの増加」は8割半のビジネスパーソンが心配と回答
◆「開催までに整備が間に合わなくなること」は7割半、「建設業界の人材不足」は6割半が心配

東京五輪関連施設の建設については、コストの問題や建設業界の人材不足などを不安視する声があがっています。
そこで、全回答者(2,000名)に、東京五輪関連施設の建設について、計画の迷走、コストの増加、建設業界の人材不足、開催までに間に合わなくなることの4項目がどの程度心配か聞いたところ、≪整備計画が迷走すること≫や≪当初の計画よりコストが増加すること≫では半数以上(51.4%と55.1%)が「非常に心配」と回答し、「やや心配」も合計した割合(心配 計)は、≪整備計画が迷走すること≫は85.9%、≪当初の計画よりコストが増加すること≫は84.7%となりました。計画の迷走やコストの増加を心配しているビジネスパーソンは非常に多いようです。
また、≪五輪開催までに整備が間に合わなくなること≫を心配しているビジネスパーソンは75.3%(心配 計、以下同様)、≪工事に関わる建設業界の人手不足≫を心配しているビジネスパーソンは63.4%となり、いずれの内容についても多くのビジネスパーソンが心配していることがわかりました。


(五輪後の選手村について)
◆五輪後に住宅への転用が見込まれる選手村 どのように整備して欲しい?
1位「災害に強い街」 2位「環境に配慮された街」
◆ビジネスウーマンの3人に1人が「保育サービスが充実した街」「バリアフリーな街」が望ましいと回答
◆ビジネスパーソンの6人に1人が望ましいと回答したのは「ICTを活かした街」

2020年東京五輪では、東京・銀座から約3キロの距離にある晴海地区に選手村が建設され、大会後には民間住宅として転用される予定となっています。
そこで、全回答者(2,000名)に、選手村になったエリアを大会後にどのような街に整備することが望ましいと思うか聞いたところ、最も多かったのは「災害に強い街」で52.3%、次いで、「環境に配慮された街(省エネなど)」45.8%が続きました。災害に強く、環境にやさしい街が望ましいと考えるビジネスパーソンが多いようです。
「保育サービスが充実した街」(31.7%)や「教育施設が充実した街」(28.9%)、「バリアフリーな街」(29.0%)も上位となり、子育てしやすい街、高齢者や障害者が暮らしやすい街が望ましいと考えるビジネスパーソンも多いことがわかりました。子育てしやすい街、高齢者や障害者が暮らしやすい街は、特にビジネスウーマンが望ましいと考えている傾向にあり、「保育サービスが充実した街」は36.3%で男性(27.0%)より9.3ポイント高く、「バリアフリーな街」は36.0%で男性(21.9%)より14.1ポイント高くなりました。
また、「ICTを活かした街(交通管理システムや住民の健康管理など)」は全体で16.9%と6人に1人の割合となりました。


(新国立競技場の建設について)
◆新国立競技場の見直し計画で重視すべき点とは?
1位「予算」 2位「競技者の使いやすさ」、「デザイン」は1割未満に

◆妥当だと思う建設費は? 「500億円」が最多回答、平均は673億円
男性の平均(744億円)が女性の平均(602億円)を上回る
年齢が上がるにつれ妥当だと思う建設費も上がる傾向 50代の平均は790億円に
◆東京都民の考え 東京都で負担してもいいと思う建設費 「0円」が最多
全体平均は62億円、女性の平均37億円に対し男性の平均は91億円

◆将来的に新国立競技場に誘致して欲しいイベント
1位「サッカーワールドカップ」 2位「ライブ・コンサート」 3位「世界陸上」
◆新国立競技場で楽しみたいと思うコンサート アーティスト・ランキング 1位「嵐」 2位「サザン」 3位「ミスチル」
男性が選ぶ1位は「サザン」、女性が選ぶ1位は「嵐」

新国立競技場の建設計画が見直されることになりましたが、ビジネスパーソンは、見直し計画において、どのようなことを重視して欲しいと思っているのでしょうか。
全回答者(2,000名)に、新国立競技場の見直し計画では、どのようなことを重視して欲しいと思うか聞いたところ、「予算(できるだけ低予算)」55.2%が最も多く、「競技者の使いやすさ」37.8%、「維持管理のしやすさ」35.7%、「工期(間に合わせられること)」35.1%が続きました。また、「デザイン」は7.3%と1割未満という結果になりました。

次に、全回答者(2,000名)に、新国立競技場の建設費について、いくらぐらいが妥当だと思うか聞いたところ(※)、「500億円」との回答が最も多く22.0%となり、平均は673億円となりました。
男女別に平均をみると、男性は744億円、女性は602億円と男性平均が女性平均を上回る結果となりました。また、年代別にみると、20代629億円、30代641億円、40代681億円、50代790億円と、年齢が上がるにつれ平均が高くなる傾向がみられました。
※参考として、「2008年北京五輪メインスタジアムの建設費(400億円台〜500億円台)」、「2012年ロンドン五輪メインスタジアムの建設費(500億円台後半〜600億円台)」、「新国立 当初予算(1300億円)」を提示して聴取

国は東京都に整備費の負担を求めていますが、東京都に住むビジネスパーソン(730名)に、いくらぐらいなら東京都で負担してもいいと思うか聞いたところ、「0円(負担しない)」が最も多く42.7%、「5億円」が15.1%、「50億円」が8.8%、「100億円」が10.0%となり、0円との回答者も含めた平均は62億円でした。
男女別にみると、どちらも「0円(負担しない)」(男性43.0%、女性42.5%)が最も高くなりましたが、平均では違いがみられ、男性の平均は91億円、女性の平均は37億円でした。

また、全回答者(2,000名)に、五輪後に、新国立競技場では、どのような大会やイベントを行って欲しいと思うか聞いたところ、最も多かったのは「サッカーワールドカップ」で60.2%、次いで、「ライブ・コンサート」43.8%、「世界陸上」42.8%、「サッカー日本代表戦」39.2%が続きました。

そして、全回答者(2,000名)に、新国立競技場で、ライブ・コンサートが行われるとしたら、誰のライブ・コンサートを楽しみたいと思うか聞いたところ、1位は「嵐」(230人)、2位「サザンオールスターズ」(138人)、3位「Mr.Children」(76人)、4位「AKB48」(63人)、5位「SMAP」(60人)という順位になりました。
男女別にみると、男性では、1位は「サザンオールスターズ」(98人)となり、2位「AKB48」(54人)、3位「嵐」(43人)、4位「Mr.Children」(42人)、5位「B'z」(34人)が続き、女性では、1位は「嵐」(187人)、2位「SMAP」(41人)、3位「サザンオールスターズ」(40人)、4位「DREAMS COME TRUE」(35人)、5位「Mr.Children」(34人)となりました。
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