世界初 企業内のバラバラで大量のデータを自由自在に検索 新時代を創るマスタ統合ソフトウェア「AGRA」α版リリースの発表
[08/11/19]
提供元:@Press
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アグラ株式会社(代表取締役社長:丹下 博詞、本社:東京都渋谷区)は、世界初の検索方式を採用したメタデータ・オントロジー(概念の情報化表現)管理による新世代のデータ統合、検索システムである「AGRA」α版のリリースを発表します。またリリースを記念して2008年12月末申込限定で、ライセンス無償提供を実施します。
インターネットやファイルなど文章検索の分野では、さまざまな検索ソフトウェアが存在していますが、情報システムデータの検索に関しては、マスタが分散している、同じ単語でもデータの意味が違う、データ連携プログラムが複雑であるなどさまざまな要因から、ユーザが本当に必要としている情報だけを簡単かつ的確に得られるソフトウェアが存在しません。AGRAは最新のオントロジーエンジンを使い、データの意味の違いを吸収し、普段使用している言葉を使いながら情報システムデータを自由に検索する次世代の技術を実現しました。(特許出願中 2008-256994)
AGRAには、以下のような技術的特徴があります。
1.AGRAは普段ビジネスで使っている言葉でデータを検索します。それが外国語であってもその言葉で検索します。
2.AGRAの検索先は、企業内の文章データではなく、情報システムの中の構造化されたデータです。企業内の文書データやファイルの検索エンジンとは一線を画します。
3.AGRAは、ノンプログラムでデータ統合を実現するため、その上で稼働するアプリケーションは、自由度の高いアドホックな検索が可能です。
4.AGRAによりマスタは仮想的に統合された状態(連邦的な意味統合)となり、N対Nで全てのマスタが他のマスタと連携可能になっています。そのため、一般的なマスタ検索と違い、複数のマスタから部品のスペック検索といった複雑な検索を自由に行うことが可能になります。
5.AGRAは高度なメタデータのオントロジー管理エンジンによりデータの意味の違いを吸収します。これは、部門間の用語の意味の違いはもとより、言語、度量衡、単位の違いも認識します。
6.AGRAのデータ統合はノンプログラミングで実現するため統合マスタのメンテナンスが容易になります。一般的なデータ統合ツールは、データソースとデータターゲットの組み合わせの数だけプログラムもしくは処理定義を要します。このプログラムや処理定義の量と複雑性は、時間とともに拡大し、メンテナンスが難しくなるため、新たなマスタの追加・変更は困難になります。AGRAはオントロジーでモノの本質からモデルを構築するため、既存のモデルに新たな追加・変更をした場合でもほとんど影響をうけません。
7.AGRAは、上記の特徴から、システムの管理コストを大幅に削減し、生産効率をあげることを可能にします。
利用シーンとしては、以下のような状況があります。
■SOA(*1)のエントリーポイントとしてのAGRA
SOAはサービスコンポーネントの組み合わせというイメージが強くありますが、実際には、それぞれのデータの意味の違いが認識されたマスタ統合を前提にしないと、スムーズな活用が実現できません。AGRAはSOA実現のための前提となるデータ基盤を作ります。 *1: システムをサービスの集まりとして構築する手法
■BI(*2)ツールのデータ基盤としてのAGRA
AGRAは複数のマスタから検索できるだけでなく、アドホックな検索に強いため、BIのデータ基盤として使うことにより、多様な切り口からの検索が可能です。
AGRAは、経営者、マーケティングマネージャーからのさまざまな要望に、その場で対応することが可能になります。 *2: データを分析、加工して意思決定に活用する手法
■M&A対策としてのAGRA
M&Aでは、業種を問わずさまざまな巨大なマスタの統合が行われます。文化が異なる組織のマスタは、そのデータの構造と意味が違うのに加えて規模が大きいため、統合には多大な労力を必要とし、ほとんどの場合、その労力にかかる時間がマスタの変化するスピードに追い付かず、統合作業は困難を極めます。AGRAは、物理的な統合を必要としないだけでなく、一度作ったオントロジーのモデルが半永久的に使えるため変化に強く、マスタ統合を円滑に進めます。
■レガシーからの新システムへのマイグレーション
通常、レガシーマイグレーションで最も大きな課題の1つはマスタ統合です。AGRAをレガシーマイグレーションのデータ統合基盤に使用すると、移行前のマスタデータを意味変換し、新システムでも旧データがそのまま使えるため、移行期でも、新・旧両システムを有効に稼働させることができます。また、移行後はオントロジーでデータが意味統合されているため、その後の運用効率を大幅に向上させます。
■グローバルな流通在庫の見える化
多くの労力をかけ国内でのコードを統一化できていたとしても、グローバルで見た場合、コードが地域別、商品別にバラバラである場合があります。
AGRAは違う言語同士の意味互換機能によりそれらの差を吸収しリアルタイムでグローバルな状況把握を可能にし、経営者を力強くサポートします。
■データライフサイクルでのデータ品質の向上
すべてのシステムを単一のERPで構築している企業はほとんどありません。それはさまざまな制約があり現実的ではないからです。そのため、本来のERPの目的であるデータの一元化は実現されていません。AGRAは、データライフサイクルのそれぞれの段階や部門間での意味の違いを吸収し、データを自分たちの言葉で結びつけることができます。また、データの入口を統一しハブ機能としてAGRAを使用すれば、データの品質管理が飛躍的に向上し、企業全体のデータ品質の精度を上げ、管理コストを削減します。
■内部統制対応としてのAGRA
内部統制に対応してアプリケーションの運用方法を強化しても、データの信頼性が落ちれば、すべてが水泡に帰します。AGRAは類義語検索だけではなく、データを明確に指し示す正確性をあわせもち、マスタのデータ品質を向上させます。
■無限の活用方法
その他にも金融、公共、流通、医療、製造等業種を問わずデータ統合での様々な活用が可能です。AGRAはデータ基盤の常識を変えます。
なお、12月末までの申込み限定でライセンス無料にて提供するプログラムを実施します。また再販、VAR、コンサルティング、システムインテグレーション等の協業を一緒にやっていただけるパートナー様にも12月末限定で、特別プログラムを用意しております。
ライセンス無償プログラムに関してのお問い合わせURL
https://ssl.agra-japan.com/news/form.html
【会社概要】
会社名 : アグラ株式会社
本社 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-3 渋谷安田ビル6F
代表者 : 代表取締役社長 丹下 博詞
設立 : 2008年3月
資本金 : 1,645万円
事業内容 : パッケージソフトウェアの開発、販売、教育、保守、コンサルティング
インターネットやファイルなど文章検索の分野では、さまざまな検索ソフトウェアが存在していますが、情報システムデータの検索に関しては、マスタが分散している、同じ単語でもデータの意味が違う、データ連携プログラムが複雑であるなどさまざまな要因から、ユーザが本当に必要としている情報だけを簡単かつ的確に得られるソフトウェアが存在しません。AGRAは最新のオントロジーエンジンを使い、データの意味の違いを吸収し、普段使用している言葉を使いながら情報システムデータを自由に検索する次世代の技術を実現しました。(特許出願中 2008-256994)
AGRAには、以下のような技術的特徴があります。
1.AGRAは普段ビジネスで使っている言葉でデータを検索します。それが外国語であってもその言葉で検索します。
2.AGRAの検索先は、企業内の文章データではなく、情報システムの中の構造化されたデータです。企業内の文書データやファイルの検索エンジンとは一線を画します。
3.AGRAは、ノンプログラムでデータ統合を実現するため、その上で稼働するアプリケーションは、自由度の高いアドホックな検索が可能です。
4.AGRAによりマスタは仮想的に統合された状態(連邦的な意味統合)となり、N対Nで全てのマスタが他のマスタと連携可能になっています。そのため、一般的なマスタ検索と違い、複数のマスタから部品のスペック検索といった複雑な検索を自由に行うことが可能になります。
5.AGRAは高度なメタデータのオントロジー管理エンジンによりデータの意味の違いを吸収します。これは、部門間の用語の意味の違いはもとより、言語、度量衡、単位の違いも認識します。
6.AGRAのデータ統合はノンプログラミングで実現するため統合マスタのメンテナンスが容易になります。一般的なデータ統合ツールは、データソースとデータターゲットの組み合わせの数だけプログラムもしくは処理定義を要します。このプログラムや処理定義の量と複雑性は、時間とともに拡大し、メンテナンスが難しくなるため、新たなマスタの追加・変更は困難になります。AGRAはオントロジーでモノの本質からモデルを構築するため、既存のモデルに新たな追加・変更をした場合でもほとんど影響をうけません。
7.AGRAは、上記の特徴から、システムの管理コストを大幅に削減し、生産効率をあげることを可能にします。
利用シーンとしては、以下のような状況があります。
■SOA(*1)のエントリーポイントとしてのAGRA
SOAはサービスコンポーネントの組み合わせというイメージが強くありますが、実際には、それぞれのデータの意味の違いが認識されたマスタ統合を前提にしないと、スムーズな活用が実現できません。AGRAはSOA実現のための前提となるデータ基盤を作ります。 *1: システムをサービスの集まりとして構築する手法
■BI(*2)ツールのデータ基盤としてのAGRA
AGRAは複数のマスタから検索できるだけでなく、アドホックな検索に強いため、BIのデータ基盤として使うことにより、多様な切り口からの検索が可能です。
AGRAは、経営者、マーケティングマネージャーからのさまざまな要望に、その場で対応することが可能になります。 *2: データを分析、加工して意思決定に活用する手法
■M&A対策としてのAGRA
M&Aでは、業種を問わずさまざまな巨大なマスタの統合が行われます。文化が異なる組織のマスタは、そのデータの構造と意味が違うのに加えて規模が大きいため、統合には多大な労力を必要とし、ほとんどの場合、その労力にかかる時間がマスタの変化するスピードに追い付かず、統合作業は困難を極めます。AGRAは、物理的な統合を必要としないだけでなく、一度作ったオントロジーのモデルが半永久的に使えるため変化に強く、マスタ統合を円滑に進めます。
■レガシーからの新システムへのマイグレーション
通常、レガシーマイグレーションで最も大きな課題の1つはマスタ統合です。AGRAをレガシーマイグレーションのデータ統合基盤に使用すると、移行前のマスタデータを意味変換し、新システムでも旧データがそのまま使えるため、移行期でも、新・旧両システムを有効に稼働させることができます。また、移行後はオントロジーでデータが意味統合されているため、その後の運用効率を大幅に向上させます。
■グローバルな流通在庫の見える化
多くの労力をかけ国内でのコードを統一化できていたとしても、グローバルで見た場合、コードが地域別、商品別にバラバラである場合があります。
AGRAは違う言語同士の意味互換機能によりそれらの差を吸収しリアルタイムでグローバルな状況把握を可能にし、経営者を力強くサポートします。
■データライフサイクルでのデータ品質の向上
すべてのシステムを単一のERPで構築している企業はほとんどありません。それはさまざまな制約があり現実的ではないからです。そのため、本来のERPの目的であるデータの一元化は実現されていません。AGRAは、データライフサイクルのそれぞれの段階や部門間での意味の違いを吸収し、データを自分たちの言葉で結びつけることができます。また、データの入口を統一しハブ機能としてAGRAを使用すれば、データの品質管理が飛躍的に向上し、企業全体のデータ品質の精度を上げ、管理コストを削減します。
■内部統制対応としてのAGRA
内部統制に対応してアプリケーションの運用方法を強化しても、データの信頼性が落ちれば、すべてが水泡に帰します。AGRAは類義語検索だけではなく、データを明確に指し示す正確性をあわせもち、マスタのデータ品質を向上させます。
■無限の活用方法
その他にも金融、公共、流通、医療、製造等業種を問わずデータ統合での様々な活用が可能です。AGRAはデータ基盤の常識を変えます。
なお、12月末までの申込み限定でライセンス無料にて提供するプログラムを実施します。また再販、VAR、コンサルティング、システムインテグレーション等の協業を一緒にやっていただけるパートナー様にも12月末限定で、特別プログラムを用意しております。
ライセンス無償プログラムに関してのお問い合わせURL
https://ssl.agra-japan.com/news/form.html
【会社概要】
会社名 : アグラ株式会社
本社 : 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-8-3 渋谷安田ビル6F
代表者 : 代表取締役社長 丹下 博詞
設立 : 2008年3月
資本金 : 1,645万円
事業内容 : パッケージソフトウェアの開発、販売、教育、保守、コンサルティング