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マザーズ指数は続落、地合い睨みで売り広がる、一部材料株や直近IPO銘柄に物色

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、米株高や日経平均の反発スタートに連れて買いが先行した。
しかし、日経平均が後場にマイナスへ転じると利益確定売りが広がった。足元の値動きの悪さも手仕舞いの動きに拍車を掛けたようで、マザーズ指数は引けにかけて一段安となった。一部の材料株や直近IPO銘柄は活況となったが、資金の逃げ足の速さから値動きの荒さも目立った。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1411.90億円。騰落数は、値上がり83銘柄、値下がり148銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、インフォテリ<3853>、サイバーS<3810>、ドリコム<3793>などが下落し、ソレイジア<4597>やアクセルマーク<3624>は小幅安となった。利益確定売りが強まったアンジェス<4563>、パス<3840>は10%を超える下落となり、REMIX<3825>やGameWith<6552>も下げが目立った。GameWithは通期決算発表を受けて材料出尽くし感が広がったようだ。一方、上場2日目のソウルドアウト<6553>がマザーズ売買代金トップで一時急伸。ただ、引けにかけて上げ幅を縮めた。その他では、イグニス<3689>、アカツキ<
3932>、ミクシィ<2121>などが上昇。JAL<9201>との連携を発表した農業総合研究所<3541>はストップ高比例配分。第1四半期決算や株式分割が好感されたスタジオアタオ<3550>もストップ高まで買われた。また、UNITED<2497>やアトラエ<6194>が急伸したが、UNITEDは投資先企業の上場観測報道が材料視されたようだ。


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