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マザーズ指数は3日ぶり反落、朝高後に失速、直近IPOのMマートなど売り優勢

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、朝方こそ米株高を好感した買いが先行したものの、その後マザーズ指数はマイナスに転じた。値がさハイテク株を中心とした大型株優位の相場展開になったうえ、マザーズ指数が25日線に迫ったことも目先の利益を確定する売りを誘ったようだ。ただ、材料株やテーマ株を中心に商いは活発だった。なお、マザーズ指数は3日ぶり反落、売買代金は概算で1109.67億円。売買代金は今月7日以来、約3週間ぶりに1000億円台を回復した。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり153銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、前日に初値を付けたMマート<4380>がマザーズ売買代金トップ。上値を試す場面も見られたが、引けにかけて下落した。明日はジェイテックコーポレーションの上場が控えており、手仕舞い売りがかさんだようだ。その他、すららネット<3998>、ブライトパス<4594>、ドリコム<3793>などが下落し、マネーフォワード<3994>も小幅安となった。
また、ALBERT<3906>などがマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、ASJ<2351>、SOSEI<4565>などが上昇。メタップス<6172>やアイリッジ<3917>は後場急伸する場面があった。3メガバンクがQRコード決済参入と報じられ、決済関連銘柄に物色が向かったようだ。株式分割実施を発表したエンカレッジ<3682>は大幅続伸。また、メディアS<4824>やBS<3623>はストップ高水準で本日の取引を終えた。


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