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日経平均は小幅続落、利益確定売り強まるが底堅い展開に

相場概況
日経平均は小幅続落。前週末10日の米国株式市場が上昇したことなどを受けて、日経平均株価は朝方に19975.66円(前週末比68.03円高)まで上昇する場面があった。ただ、ドル・円の円安進行が一服していたことに加え、直近の急ピッチの上昇による短期的な過熱警戒感などもあり、その後マイナスに転じた。一時19825.69円(同81.94円安)まで下落した後は押し目買いから下げ幅を縮小する展開となり、後場には改めてプラス圏に浮上する場面があった。

大引けの日経平均は前週末比2.17円安の19905.46円となった。東証1部の売買高は17億247万株、売買代金は2兆1398億円だった。業種別では、保険業、電気・ガス業、陸運業が下落率上位だった。一方、その他製品、鉱業、証券が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、OLC<4661>、ファナック<6954>などが軟調。売買代金上位では、ホンダ<7267>が2.5%安と下げが目立った。また、DCM<3050>、トレファク<3093>、江崎グリコ<2206>などが東証1部下落率上位となった。一方、ソフトバンク<9984>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、三井住友<8316>などが堅調。任天堂<7974>は4.5%の上昇。また、日電硝子<5214>がストップ高で東証1部上昇率トップとなったほか、システムインテ<3826>、グランディ<8999>などが上昇率上位となった。

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